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July 05, 25
スライド概要
台形や平行四辺形、ひし形の性質や面積についてのスライドです。
面積は中学受験の花形ですね。相似と比が出てきてからが本番ですが、
そこまでにできることをしっかり解けるようにすることが大事かと思います。
日本特有の1枚にギッシリ詰め込んだPowerPoint(通称・ポンチ絵)で、小学生〜高校生のための講義ノートやSEのための技術紹介資料を作ってます。
中学受験 算数 [VI] 平⾯図形 04. 四⾓形 2025/10/4 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa
z 四⾓形 – 1.四⾓形の種類 2025/10/4改定 l 台形は向かい合う1組の辺が平⾏な四⾓形で、平⾏四辺形は2組の辺が平⾏である四⾓形 l ひし形は4本の辺の⻑さが等しい四⾓形で、平⾏四辺形の特別な場合 (1)四⾓形の分類 Ø 台形︓向かい合う1組の辺が平⾏な四⾓形 種類 Ø 平⾏四辺形︓向かい合う2組の辺が平⾏ 内⾓の和 Ø ひし形︓4本の辺の⻑さが等しい四⾓形 定義 Ø 正⽅形︓4本の辺の⻑さが等しい⻑⽅形 ≫ 180° 向かい合う⾓度は同じ 真ん中で交わる ー ⻑⽅形 ー ー = 種類 もう1組の辺も平⾏ 全4辺、同じ⻑さ = 特徴なし (バラバラ) = 辺の⻑さ 向かい合う2辺が 同じ⻑さ = = ≫ 等脚台形 真ん中で垂直に交わる 中⼼ = ≫ ひし形 同則内⾓は180° 対⾓線 ー 台形 四⾓形 + 特徴なし ≫ 平⾏でない 2辺が同じ⻑さ 平⾏四辺形 360° 同則内⾓は180° ⾓度 Ø ⻑⽅形︓4つの⾓が全て直⾓の四⾓形 1組の辺が 平⾏ 台形 向いあう2辺が平⾏ = 平⾏四辺形 > > ひし形 4つの⾓が 全て直⾓ ⾓度 正⽅形 全部90° 対⾓線 中⼼ 辺の⻑さ 正⽅形 たこ形 360° 真ん中で交わる = = = = = = たこ形 ≫ 内⾓の和 4辺が 同じ⻑さ = ≫ 4辺が 同じ⻑さ ≫ ⻑⽅形 = ー 4つの⾓が 全て直⾓ 4辺の同じ⻑さ = ー = 2025/10/4 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa 4辺が 同じ⻑さ ー = ≫ ー > > > ー ≫ > = ー = となり合った 2辺の⻑さが 同じ 全て直⾓ ≫ 向かい合う2辺が 同じ⻑さ 特徴なし 真ん中で 垂直に交わる 垂直に交わる 中⼼ 全4辺、同じ⻑さ となり合った 2辺の⻑さが同じ 1
z 四⾓形 – 2.四⾓形の⾯積 l 平⾏四辺形の⾯積は 底辺×⾼さ。正⽅形・⻑⽅形の⾯積は たて×横 l 台形の⾯積は 上底 + 下底 ×⾼さ ÷ 𝟐 l ひし形・正⽅形など、対⾓線同⼠が直⾓に交わる四⾓形の⾯積は 対⾓線×対⾓線 ÷ 𝟐でも利⽤可能 (1)四⾓形の⾯積 対象 平⾏四辺形 (ひし形、⻑⽅形、正⽅形) 台形 ひし形、たこ形 (正⽅形) パターン 辺の⻑さを使う 2つくっつけて計算して、 後から2でわる 対⾓線を使う 底辺×⾼さ 上底 + 下底 ×⾼さ ÷ 𝟐 対⾓線×対⾓線 ÷ 𝟐 上底 ⾼さ 公式 底辺 10/4/25 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa 【理由】 底辺に垂直に線を引いて、 できた三⾓形を右に移すと、 横が「底辺」、たてが「⾼さ」の ⻑⽅形になる 下底 対 ⾓ 線 ⾼さ 下底 上底 【理由】 上下をひっくり返して横につけると、 底辺が「上底+下底」の平⾏四辺形 になる。 平⾏四辺形の⾯積を2でわると、 元の台形の⾯積が求められる 同じ⾯積 ◎ ○ ○ ◎ △ □ △ □ 対⾓線 【理由】 対⾓線の⻑さに合わせて、⻑⽅形を 作ると、元の四⾓形の⾯積は、 できた⻑⽅形の⾯積を2でわった値 2
z 四⾓形 – 3.台形 l 台形とは向かい合う1組の辺が平⾏の四⾓形で、平⾏同⼠の辺をそれぞれ上底、下底という l 台形の⾯積の公式は 上底 + 下底 ×⾼さ ÷ 𝟐 l 等脚台形とは平⾏ではない2辺の⻑さが同じ台形で、両端の⾓度も等しく、線対称な図形 (1)台形の定義 (3)台形の⾯積 上底 【定義(最初に決めた出発点)】 【公式】 ≫ 台形︓ 向かい合う1組の辺が 平⾏の四⾓形 (4)等脚台形 ≫ ※平⾏同⼠の辺のうち、⼀⽅を 上底、もう⼀⽅を下底という 台の形をしてなくても、 1辺が平⾏だったら台形︕ 台形の⾯積 = 上底 + 下底 ×⾼さ ÷ 𝟐 下底 【定義(最初に決めた出発点)】 等脚台形︓ 平⾏ではない向かい合う 辺の⻑さが同じ台形 上底 ≫ ≫ 下底 ① 同則内⾓の和は180° ⾓A + ⾓B = 180° ⾓C + ⾓D = 180° 2025/10/4 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa 辺AD ∥ 辺BC ならば A ≫ D A ≫ 合計 180° B ≫ C ー ー ≫ (5)等脚台形の性質 (2)台形の性質 台形ABCD ≫ B D ①台形の性質は全て当てはまる 辺AD ∥ 辺BC かつ AB = CD ならば ② となり合う⾓は同じ⼤きさ ⾓A = ⾓D、⾓B = ⾓C A 合計 180° ≫ 等脚台形ABCD C ≫ ー B ≫ ③ 2本の対⾓線がOで交わると、 AO = DO、 BO = CO D A ー 合計 180° ー C B D ≫ O ≫ ー C 3
z 四⾓形 – 4.平⾏四辺形 l 平⾏四辺形とは向かい合う2組の辺が平⾏の四⾓形のことで、向かい合う辺の⻑さは同じ性質がある l 平⾏四辺形の⾯積の公式は底辺×⾼さ。 (1)平⾏四辺形の定義 (3)平⾏四辺形の⾯積 A 【定義(最初に決めた出発点)】 > ≫ B C ⾼さ (2)平⾏四辺形の性質 平⾏四辺形ABCD 台形とちがい、 たて・横 両⽅向に 同則内⾓がある ① 向かい合う⾓は同じ⼤きさ ⾓A = ⾓C、⾓B = ⾓D 底辺 ② 同則内⾓の合計は180° ü 底辺と⾼さは必ず垂直 ⾓A + ⾓B = 180° ⾓A + ⾓D = 180° ⾓C + ⾓B = 180° ⾓C + ⾓D = 180° 辺AB ∥ 辺CD かつ 辺AD ∥ 辺BC ならば 【公式】 平⾏四辺形の⾯積 = 底辺×⾼さ > 平⾏四辺形︓ 向かい合う2組の辺が 平⾏の四⾓形 D ≫ 底辺 ⾼さ ü 底辺はどちらの辺でも良い どの辺を底辺にするか、⾊んな⾒⽅を試す︕ ③ 向かい合う辺の⻑さは同じ AB = CD、 AD = BC > > B D ≫ ≫ C A 合計180° 合計 ー 180° B D = A O = 10/4/25 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa ④2本の対⾓線はたがいの 中点Oで交わる AO = CO、 BO = DO 合計180° ー C 合計 180° 4
z 四⾓形 – 5.ひし形 l ひし形は4辺の⻑さがすべて等しい四⾓形で、平⾏四辺形の特別な場合 l ひし形の⾯積は、平⾏四辺形と同じ求め⽅の他に、対⾓線×対⾓線 ÷ 𝟐でも求めることができる (3)ひし形の⾯積 【定義(最初に決めた出発点)】 【公式】 = = (1)ひし形の定義 ①平⾏四辺形と同じ求め⽅ = = ひし形(菱形)︓ 4辺が⻑さがすべて等しい四⾓形 ひし形の⾯積 = 底辺×⾼さ ②対⾓線を利⽤する求め⽅(正⽅形でも可) (2)ひし形の性質 ひし形ABCD ひし形の⾯積 = 対⾓線×対⾓線 ÷ 𝟐 ①平⾏四辺形の性質は 全て当てはまる ① ② 対⾓線 向かい合う2辺は平⾏ 辺AB ∥ 辺CD 辺AD ∥ 辺BC 底辺 ⾼さ 対⾓線 向かい合う⾓は同じ⼤きさ ⾓A = ⾓C、⾓B = ⾓D AB=BC=CD=DA ならば 2本の対⾓線はたがいの 中点Oで交わる AO = CO、 BO = DO A A = C D = O = = C B = = D = B = 2025/10/4 Copyright (C) 2025 MATSUDA Takahisa ②2本の対⾓線は垂直に 交わる 5