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February 18, 25
スライド概要
レッドジャーニー(https://redjourney.jp/) 所属のアジャイルコーチ 元ギルドワークス 所属 様々な規模のSIerでのシステム開発を経て今に至り、約10年で40の組織、80のチームを支援している。 「ええと思うなら、やったらよろしいやん」を口癖に、社内のみならず社外のチームがより良くなるお手伝いなど日々活動中。 ・認定プロフェッショナルスクラムマスター(CSP-SM) ・認定プロダクトオーナー(CSPO) ブログ:サウスポーなエンジニアの独り言
役割/分担を明確にする RACIチャートの紹介 中村 洋(@yohhatu) https://unsplash.com/photos/TSgwbumanuE
今日得られるもの ✔ ある役割やタスクを円滑に進ませる ために責任分担を見える化するやり方 (=RACI チャート)
RACIチャートとは? https://visualhunt.com/photo/251934/
RACIチャート 役割/分担を明確にするためのフレームワーク。 RACIとは以下の4つの頭文字とった言葉。 ・Responsible(実行責任者) ・Accountable(説明責任者) ・Consult(相談先) ・Informed(報告先) RACIを定義することで、円滑にものごとが進む ことを期待する。
RACIチャート ・Responsible(実行責任者):タスクを実行する 人。複数人いる場合もある。 ・Accountable(説明責任者):タスクの成果に 責任を持つ人。承認者。通常は1人。 ・Consult(相談先):タスクに対して知識などが あり要請に応じてアドバイスなど協力する。 ・Informed(報告先):結果などについて報告を 受ける ※CとIは事前と事後と位置づける解釈もある。
RACIチャートがあると嬉しいこと https://visualhunt.com/photo/117184/
RACIチャートがあると嬉しいこと ✔ 役割分担が明確になるので判断しや すくなり物事が円滑に進む。 ✔ 権限譲渡を促しやすくなる。
RACIチャートがないと困ること https://visualhunt.com/photo/103635/
RACIチャートがないと困ること ✔ 役割分担が不明確で手戻りやお見合 いが起きやすくなる。 ✔ チームの自己組織化が進みにくい。
RACIチャートの例 https://visualhunt.com/f2/photo/14452546222/d820d2d7d8/
RACIチャートの例1 PO SM Dev マネージャ ー A/R I I I A/R C C I ふりかえり R C A/R I 予算の確保 A/R I I R I C R A プロダクトの ゴール バックログ の手入れ チームメンバ ーの採用
RACIチャートの例2
RACIチャートの使いどころ Copyright (c) 2014 Guild Works Inc. https://unsplash.com/photos/5M2ssEi-7UM
RACIチャートの使いどころ ✔ プロジェクトが始まる時。インセプ ションデッキなどと同じタイミング。 ✔ 組織の構造が変わる時。特に新しい 肩書きや役割ができた時。 ✔ しばらく同じチームで仕事をした時
RACIチャートの考察例 https://visualhunt.com/photo/129773/
RACIチャートの考察例 ✔ A、R がいないタスク → 責任者や実行者 不在 ✔ R が多すぎる →A のコミュニケーション が大変かもしれない ✔ 1 つの役割に A が偏っている → ボトル ネックになりがち ✔ RACI のどれも当てはまらない役割があ る → この PJ に不要な役割かもしれない
RACIチャートを 作ってみる Copyright (c) 2014 Guild Works Inc. https://visualhunt.com/photo/191403/
RACIチャート ・Responsible(実行責任者):タスクを実行する 人。複数人いる場合もある。 ・Accountable(説明責任者):タスクの成果に 責任を持つ人。承認者。通常は1人。 ・Consult(相談先):タスクに対して知識などが あり要請に応じてアドバイスなど協力する。 ・Informed(報告先):結果などについて報告を 受ける ※CとIは事前と事後と位置づける解釈もある。
RACIチャートの活用例 https://visualhunt.com/photo/5055/street-in-city/
RACIチャートの活用例 ✔ 現在と 3 ヶ月後の RACI チャートの差分 を見て、差分を埋めるためにやることのア イデアを出し活動していく。
参考資料 fl Copyright (c) 2014 Guild Works Inc. https://www. ickr.com/photos/stompy/4719355
参考資料 エンジニア組織の責任範囲の透明性を RACI図で高めてみた https://hackerslab.aktsk.jp/2018/12/22/000000 RACIマトリクスを使ってスクラムプ ロジェクトの責任分担を見える化する https://www.ryuzee.com/contents/blog/7076
ふりかえり https://visualhunt.com/f2/photo/9508192115/33dc84cb7d/
ふりかえり 1:やってみて思ったこと、わかった こと 2:やってみての質問など