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March 19, 22
スライド概要
統合失調症で使用される抗精神病薬であるパリペリドン(商品名インヴェガ、ゼプリオン)についてYouTubeなどで使用した資料です。レクチャーでの使用OKです。
精神科医、大学教員かつYouTuberです。資料は講義での使用OKです。 私がYouTubeで使用している資料につき公開をご希望の方がいたら、該当する動画のコメント欄でお知らせください。
パリペリドン徐放錠 インヴェガ®
リスペリドンが肝臓で代謝されて パリペリドン生じてもいる
リスペリドン と パリペリドン この2つは似てる
パリペリドンは リスペリドンと 違うの?
まずは 肝臓での代謝の話から
基本的に薬は 肝臓で代謝される
パリペリドンは 肝臓での代謝を受けない
肝の代謝の個人差
だから、少量から徐々に増やす そして、効果と副作用を確認する のが一般的
パリペリドンなら個人差が少ない
血中濃度の変動は問題 副作用や ドパミン過感受性 治療効果が 不十分
OROS 薬 水分で 膨らむ 薬
パリペリドン徐放錠インヴェガ® なら血中濃度が安定 副作用やドパミン過感受性なく 十分な治療効果が得られ続ける
薬が出たあとの殻は 便と一緒に出てくる
リスペリドン3mgなら パリペリドン6mgが目安
プロラクチンは 上がりやすい 体重増加傾向は あまり強くないほう 鎮静は少ない
この薬でうまくいく人なら 持効性注射剤ゼプリオン® への移行が可能