⑤【公開】傾聴・支援カウンセリング実践フレームワーク & ロールプレイ練習_20260625修正済み.pptx

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June 25, 26

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傾聴・支援カウンセリング 実践フレームワーク & ロールプレイ練習 根拠: Rogers(1957)/ Hill(2014)/ Elliott et al.(2018)/ Horvath & Symonds(1991) うさうさ先生 ©2026 査読論文ベース

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全体フレームワーク Rogers(1957)Core Conditions → Hill(2014)3段階モデル → 実践スキル ① Core Conditions(前提) 共感的理解 無条件の肯定的配慮 自己一致 ② 3段階プロセス( Hill 2014) 探索 Exploration 洞察 Insight → 開かれた質問・反映・明確化 行動 Action → 挑戦・解釈・即時性 情報提供・意思決定支援 ③ 主要スキル 言い換え ⚠ NG: 感情の反映 明確化 要約 即時性 早急なアドバイス / 「なぜ」連発 / 過度な同一化(「私も同じ」) Rogers, C.R. (1957). Necessary and sufficient conditions. J. Consulting Psychology, 21(2), 95-103. | Hill, C.E. (2014). Helping Skills (4th ed.). 沈黙

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主要傾聴スキル 6つ 実践での使い方と効果 言い換え Paraphrase 感情の反映 Reflection 明確化 Clarification 内容を自分の言葉で返す 例:「つまり、〜ということですね?」 ✓ 理解の確認・安心感の提供 感情にラベルを貼る 例:「〜と感じているのですね」 ✓ Elliott et al.(2018) 効果量 r=.36 曖昧な部分を具体化する 例:「それはいつ頃から?」 ✓ 相手の思考整理にもなる 要約 Summarizing 即時性 Immediacy 沈黙の活用 Silence セッション中盤に整理する 例:「これまでの話をまとめると …」 ✓ 方向感・区切りを提供 今ここの関係を使う 例:「今、少し距離を感じます」 ✓ 関係の深化に有効 処理時間として尊重する 目安:20〜30秒は待てる ✓ 急かさないことが信頼を生む Elliott, R. et al. (2018). Empathy in psychotherapy: A meta-analysis. J. Counseling Psychology, 65(1), 7-18.

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会話例 ①:探索フェーズ 開かれた質問・言い換え・感情の反映を使う 👤 相談者 最近、仕事がうまくいっていなくて …なんか、疲れちゃったというか。 󰳖 支援者 【感情の反映】「疲れた」という感じが続いているんですね。もう少し、どんなことが大変なのか聞かせてもらえますか? 👤 相談者 上司との関係が難しくて、毎日ミーティングのたびに緊張するんです。 󰳖 支援者 【言い換え+開かれた質問】ミーティングのたびに緊張を感じているんですね。その緊張は、どんな場面で特に強くなりますか? 👤 相談者 自分の意見を否定されるかもと思うと …なかなか発言できなくて。 Hill(2014)Exploration Stage — 感情反映 + 開かれた質問 + 明確化の組み合わせ実例

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会話例 ②:洞察 → 行動フェーズ パターンの発見・意思決定支援・宿題の設定 󰳖 支援者 【要約】「上司に否定されることへの不安が、発言を妨げているパターンがある」ということでしたね。過去にも似た経験はありましたか? 👤 相談者 (少し考えて) …そういえば、学生時代も発表のたびに同じ感じでした。 󰳖 支援者 【解釈の提示】もしかすると、「否定される=自分の価値が下がる」という思い込みが昔からあるかもしれません。どう思いますか? 👤 相談者 …確かに。そう言われると、ちょっと心当たりがあります。 󰳖 支援者 【行動支援・宿題】今週の会議で、小さなことでも一つ発言してみるのはいかがでしょう?結果より、発言できたこと自体に注目してみてく ださい。 Hill(2014)Insight & Action Stage — 解釈・パターン同定・行動宿題の設定

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ロールプレイ練習カード 2人1組:支援者役 / 相談者役 ── 5分×3ラウンド ROUND 1:感情の反映 状況 相談者:「最近、なんかやる気が出なくて、何をしても楽しくないんです…」 支援者の練習ポイント ① まず感情にラベルを貼る(「無気力・楽しくない」) ② 「〜と感じているんですね」の形で返す ③ 次の開かれた質問へつなぐ ROUND 2:言い換え+明確化 状況 相談者:「職場の雰囲気が悪くて、チームとうまくやれていないかもって思います」 支援者の練習ポイント ① 内容を自分の言葉で言い換える ② 「うまくやれていない」の具体化を促す ③ 判断・アドバイスはまだしない(探索段階) ROUND 3:要約+行動支援 状況 5分間の自由対話の後、セッション後半として実施する 支援者の練習ポイント ① これまでの会話を2〜3文で要約する ② パターンや気づきを一緒に探る ③ 小さな行動目標を本人と決める 練習後:振り返りシート記入 ── ①うまくできた技法 ②難しかった点 ③次回試したいこと

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NG vs OK 比較表 やりがちなミスと改善例 ❌ NG ✅ OK 「なぜそう思うんですか?」(尋問的な「なぜ」) 「どんなときにそう感じましたか?」(開かれた質問) 「大丈夫ですよ、きっとうまくいきます!」(早期の励まし) 「今、とても不安なんですね」(感情を受け取る) 「私も同じ経験がありました。だから〜」(自己開示の転用) 「それは大変でしたね。もう少し聞かせてください」 「じゃあ、こうすればいいですよ」(探索前のアドバイス) 「どうしたいか、一緒に考えてみましょう」(行動支援) (相手が話しているのに頷かず無言でメモをとる) アイコンタクト・頷き・「ええ」などの最小限の励まし Weger Jr., H. et al. (2014). The relative effectiveness of active listening. Int. J. Listening, 28(1), 13-31.

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エビデンスベース:査読論文 このスライドの科学的根拠 01 Rogers, C.R. (1957) Necessary and sufficient conditions of therapeutic personality change Journal of Consulting Psychology, 21(2), 95-103 共感・受容・一致の 3条件を治療変化の必要十分条件として提唱。人間中心療法の根幹。 02 Horvath, A.O. & Symonds, B.D. (1991) Relation between working alliance and outcome in psychotherapy Journal of Counseling Psychology, 38(2), 139-149 治療同盟と成果の関係をメタ分析( r=.26)。技法より関係の質が成果を予測する。 03 Elliott, R. et al. (2018) Empathy in individual and group psychotherapy: A meta-analysis Journal of Counseling Psychology, 65(1), 7-18 82研究のメタ分析。共感と治療成果の相関( r=.36)を確認。 04 Hill, C.E. (2014) Helping Skills: Facilitating Exploration, Insight, and Action (4th ed.) American Psychological Association 探索・洞察・行動の 3段階モデル。カウンセリングスキル訓練の標準的テキスト。 全論文はPubMed / APA PsycNET / Google Scholar でDOI検索可能

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まとめ:今日から使える 3ポイント 1 まず感情を受け取る 内容より先に感情にラベルを貼る。「〜と感じているんですね」の一言が信頼の土台を作る。 2 探索なしにアドバイスしない 3段階(探索→洞察→行動)の順を守る。相手が「聴かれた」と感じてから初めて行動支援が機能する。 3 沈黙を恐れない 20〜30秒の沈黙は相手の処理時間。急かさないことが深い洞察を引き出す。 うさうさ先生 ©2026 All slides evidence-based.