[XP祭り2026]AIが開発を速くするほど、検証は難しくなる ─エクストリームなものづくりを支えるPMO・PdMOの再定義

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September 05, 26

スライド概要

[XP祭り2026]AIが開発を速くするほど、検証は難しくなる ─エクストリームなものづくりを支えるPMO・PdMOの再定義 より

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大手SIerでの開発/運用、大規模プロジェクトマネジメントを経験した後、ミドルベンチャーでCTO、通信系事業会社でエンジニアリングマネージャー、国立大学で非常勤講師などを歴任。プロダクト開発や組織づくりに造詣が深い。 2003年からアジャイルを実践しており、社内外問わずいくつものチーム、組織の支援を行ってきた。現在は、株式会社レッドジャーニーで認定スクラムプロフェッショナルとしてDX支援、組織変革に邁進している。 日本XPユーザグループスタッフ BIT VALLEY -INSIDE-ファウンダー 保険xアジャイルコミュニティ「.insurance」オーガナイザー 人材ビジネスxアジャイルコミュニティ オーガナイザー Agile Tour Yokohama実行委員 SWise株式会社、Pluslab株式会社外部顧問 ゼロからはじめるチームプロジェクトマネジメント著者

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各ページのテキスト
1.

AIが開発を速くするほど、検証は難しくなる —エクストリームなものづくりを支えるPMO・PdMOの再定義 Speaker: @samuraiRed Event: XP祭り2026

2.

samuraiRed バーチャルシステムデザイナー 株式会社パソナグループ 複数社の外部顧問 / 筑波大非常勤講師 日本XPユーザグループ 各種アジャイルコミュニティ運営 CSP-SM, CSP-PO, CAL 1等 ▼LINEスタンプ好評発売中!

3.

生成AIによる「現場」の超高速化 エンジニアがコードを書かない時代 AI加速 HYPER-ACCELERATION 要件ベースの自動生成・自動実行 テスト・CI/CDの超短縮サイクル

4.

ものづくり「だけ」が速くなった世界 他の歯車のスピードが変わらないため、システム全体に歪みが生じる 経営 事業・組織 プロダクト 現場・プロジェクト

5.

歪みがもたらす3つの症状 予算の枯渇 KPIや予算確保のサイクルが追いつかない レビューの停滞 デリバリー判断・確認会が開催されない ゴミの量産 求められている以上のものを作りすぎる

6.

スクラムマスターの進化論 チームの障害排除(過去) ビジネス・業務のコンフリクト解決(現在) 全体を俯瞰する「サーヴァントなPM」(未来) ものづくりの定性・定量状況を一番知る「センサー」へ

7.

第一の手:PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の再定義 HYPER-FAST PROJECT Project A HYPER-FAST PROJECT Project B HYPER-FAST PROJEC C PMO (CoE) HYPER-FAST PROJECT Project C HYPER-FAST PROJECT 2 HYPER-FAST PROJECT 1 作る状況の「組織的な可視化」 横断的な課題のトレースと意思合わせ PMOは「どう作るか (HOW)」の最前線センサーとなる

8.

開発が速すぎると「検証」が壊れる 色味、フォント、体裁の同時変更 何が結果に影響したか判定不能 同時多発的に手をいれるバックログは、検証のノイズになる

9.

パラダイムシフト:計画の起点を変える 「開発計画」ベース 開発スピードがボトルネックという前提 ベロシティに合わせて細かく刻む 「検証計画」ベース 何を・いつまでに検証したいかが前提 検証サイクルをコントロールする

10.

意思決定の分散と「PO」の限界 マーケティング連携 データ整備・活用 同時多発的な意思決定 POは1人では足りない。 プロダクトの意思決定はかつてなく分散する。

11.

第二の手:PdMO(プロダクトマネジメントオフィス) PdMO (CoE) 機能1 プロダクト全体の「横断的な意思決定」 機能2 分散したPO間の課題解決ハブ PdMOは「何を作るか (WHAT)」の司令塔となる

12.

2つの輪によるケイデンスの同期 PdMO (WHAT) - プロダクトの回転 PMO (HOW) - 現場 (プロジェクト) の回転 この2輪に集約させ、組織の意思決定スピードを最大化する

13.

余談:品質管理のパラダイムシフト (QMO) できたものに対する「検査」 品質を保証する「アーキテクチャの構築と防御」 開発プロセスの進化に合わせ、最速・柔軟な品質管理を横展開する組織 (QMO)

14.

まとめ:エクストリームなものづくりの新構造 1. AIによる開発の超高速化がもたらす組織の「歪み」を認識する 2. PMO(HOW)とPdMO(WHAT)の2輪で意思決定のケイデンスを合わせる 3. 検査ではなく「アーキテクチャ」で品質を守るQMOを構築する PMO PdMO QMO

15.

対話を続けましょう 本日の内容は私の現場実績に基づく私見です。皆様の持つ異なる課題感やアプローチについても、ぜひ意見交換させてください。 @samuraiRed