【Tableauユーザー向け】ITサービス Meet up: Tableau Case Study of Eureka

Tableau Case Study of Eureka 2024.04.15 【Tableau ユーザー向け】ITサービス Meet up © 2024 Eureka, Inc.

はじめに © 2024 Eureka, Inc.

About me one year later Profile - kazuya.araki | Tableau Public © 2024 Eureka, Inc. HUNTER×HUNTERの念能力 6系統で喩えるデータ分析スキル

• https://public.tableau.com/app/profile/kazuya.araki
• https://public.tableau.com/views/HUNTERHUNTER6/HUNTERHUNTER6?:language=en-US&:display_count=n&:origin=viz_share_link

出典： MMD研究所「 2023年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」

ペアーズは Match Groupの一員 Pairs okcupid Hinge BLK Tinder Plenty of Fish Hakuna league match Chispa meetic azar and more…

☕弊社はTableau歴7年目 © 2024 Eureka, Inc.

☕Creator : Explorer : Viewer ≒ 1 : 1 : 8 © 2024 Eureka, Inc.

運用フェーズとしては円熟期 (10 -> 50ないし50 -> 100の段階) 0 -> 1 Tableau導入直後の状態 Prototype Dashboardや Ad hoc Reportが主流の状況。 © 2024 Eureka, Inc. 1 -> 10 10 -> 100 業務利用の拡大期 高度化、高効率化運用期 パワーユーザーの牽引により、 公式ダッシュボードの提供が加速して いる状況。 変化の激しいビジネス要件に 対して柔軟に対応できる状況。

運用フェーズとしては円熟期 (10 -> 50ないし50 -> 100の段階) 0 -> 1 Tableau導入直後の状態 Prototype Dashboardや Ad hoc Reportが主流の状況。 © 2024 Eureka, Inc. 1 -> 10 10 -> 100 業務利用の拡大期 高度化、高効率化運用期 パワーユーザーの牽引により、 公式ダッシュボードの提供が加速して いる状況。 変化の激しいビジネス要件に 対して柔軟に対応できる状況。

やっていること (業務内) BigQueryの白魔術師が dbtという最強クラスの触媒を用いていい感じに世界を救う方法 © 2024 Eureka, Inc.

• https://medium.com/@kazuya.araki/bigquery-white-magician-a718e5dc8818

やっていること (業務外) 『最強のデータ分析環境』を構築して ビジネスを加速させろ！！ 今更解説する動き出すデータドリブン組織のつくりかた 章別攻略編 - 2章 アジャイル性 動き出すデータドリブン組織のつくりかた Tableau Blueprintに学ぶ実践的アプローチ © 2024 Eureka, Inc. Best of Tableau Web 2023年10月号 データドリブンな組織を実現する実践的手法をご紹介

• https://amzn.to/3J1egVj
• https://www.salesforce.com/jp/blog/jp-best-of-tableau-web-202310/
• https://note.com/jedi_trickstar/n/n15f25dad3ca7

Agenda 1. Recap: デザインシステムを用いたDashboardの作成 2. Data Enablingの紹介と今後の展望 3. Tableauの今後に期待すること © 2024 Eureka, Inc.

Recap: デザインシステムを用いた Dashboardの作成 © 2024 Eureka, Inc.

Recap: 前回のIssue 潜在的な課題 - Tableau事例紹介 & 課題共有 © 2024 Eureka, Inc.

• https://speakerdeck.com/kazuya_araki_tokyo/tableaushi-li-shao-jie-and-ke-ti-gong-you?slide=8

Recap: 前回のSolution 今日はここを語ります - Tableau事例紹介 & 課題共有 Dashboard Design - Tableau事例紹介 & 課題共有 © 2024 Eureka, Inc.

• https://speakerdeck.com/kazuya_araki_tokyo/tableaushi-li-shao-jie-and-ke-ti-gong-you?slide=14
• https://speakerdeck.com/kazuya_araki_tokyo/tableaushi-li-shao-jie-and-ke-ti-gong-you?slide=10

After one year… © 2024 Eureka, Inc.

Summary 部分最適化 -> 解消 情報の分散、拡散 -> 解消 認知負荷の高い Visualization -> デザインシステムの Pros / Cons © 2024 Eureka, Inc.

Keep: "部分最適化 "、"情報の分散、拡散 "の解消 Executive Dashboard Marketing Insights Product Monitoring ※連携先はイメージです。実際と内容が異なります。 © 2024 Eureka, Inc.

Keep: "有用な" Report / Dashboardが増えてきた 見せられなくて ごめんなさい。 © 2024 Eureka, Inc.

Problem: デザインシステムの運用はうまく定着しなかった デザインシステム運用の問題点と気付き 工数の問題 ● ● ● 高品質を担保するために、まとまった工数が必要 。 Projectで工数確保すれば可能。片手間での業務では不可能。 デザイナーの時間が割けない。 スキルの問題 ● ● ● 非デザイナーがFigmaを使いこなす障壁を考慮しなければならない。 Figma -> Tableauに落とし込む難易度が高い。 ref. 書式設定のツラミ - Tableau事例紹介 & 課題共有 適切なスキルトランスファーを行わないと 属人化が進む 。 BIツールの問題 ● ● ● © 2024 Eureka, Inc. デザインテンプレート機能がない BIツールはデザインシステムに向かない。 書式設定の制約が強いツールほど、デザイン設計の幅が狭まる。 手数が多いとその分工数がかかる ため、デザインシステムを採用しにくくなる。

• https://speakerdeck.com/kazuya_araki_tokyo/tableaushi-li-shao-jie-and-ke-ti-gong-you?slide=18

まとめ 部分最適化 -> 解消 👍 👍 公式Report / Dashboard化を促進。 事業で見るべきものをPortalで一つに集約、統一した。 情報の分散、拡散 -> 解消 👍 👍 redashを公式管理から廃止。 Tableauの検索機能では探せないユーザーのためにPortalを作成し、動線を確保した。 認知負荷の高い Visualization -> デザインシステムの Pros / Cons 👍 😢 © 2024 Eureka, Inc. デザインシステムにより、Report / Dashboardの魅せ方が変化した。 ○ Creatorのデザイン意識が全体的に向上。 ○ 高品質なReport / Dashboardが増え、認知負荷の対策となった。 デザインシステムの運用は定着しなかった。 ○ Figmaの運用工数が高いため、適切に運用できなかった。 ○ デザインを担うメンバーが限られ、属人化が進んでしまった。

Data Enablingの紹介と今後の展望 © 2024 Eureka, Inc.

What is "Data Enabling" ? Data Enablementは組織がデータ資産の可能性を最大限に活用できるようにする戦略的なプロセスです。 これには、データに簡単にアクセスでき、適切に管理され、意思決定とイノベーションを促進するために効果的に使用される環境を構築することが含まれま す。 atran: Data Enablement: What is It & How to Get Started? Data Enablementは組織内のユーザーが簡単にアクセスして実行できるようにデータを整理および管理する実践を指します。 これにはデータ ソースの一元化、データの検証と分類から、データ変更に関するリアルタイムの更新の提供まで、幅広い活動が含まれます。 Secoda: What is Data Enablement? Data Enablementにより、チームは技術的な専門知識に関係なく、データを理解し、その可能性を最大限に活用できるようになります。 ワークフローを改善し、プロセスを強化しながら、チームが組織内の知識を発見、文書化、共有するためのツールを提供します。 Michelle Hunt: What is Data Enablement? © 2024 Eureka, Inc.

• https://atlan.com/data-enablement/
• https://www.secoda.co/learn/what-is-data-enablement
• https://www.linkedin.com/pulse/what-data-enablement-michelle-hunt

我々が目指すべき Data Enablingの世界観 Mission: Eurekaに対してなすべきこと Eurekaがデータに基づいた価値ある意思決定をできるようにする。 Vision: 目指すべき姿 価値あるものを正しく行う。 Value: 具体的にやるべきこと QCDS*を当たり前に体現する集団であること。 * QCDS = Quality, Cost, Delivery, Service © 2024 Eureka, Inc.

Tableau Blueprintに例えると、以下を重点的に対応中 Tableau Blueprint Assessment | Start your data journey © 2024 Eureka, Inc.

• https://www.tableau.com/blueprint-assessment

直近の(Tableau問わず)BIツールの課題感 Report / Dashboardの不透明性が払拭できていない ● ● ● 定常的、潜在的に大量のReport / Dashboardを抱えており、それらすべてを管理できていない。 部分最適化はある程度解消したが、本当に重要なReport / Dashboardなのか定量判断ができない。 カスタムSQLを使用したReport / Dashboardが存在する。 Report / Dashboardの作成コストが高い ● ● ● Report / Dashboardを作成する余裕がない。 質の高いReport / Dashboardのニーズが高まっている。 デザインの統一ができないので作成に時間がかかる。 Report / Dashboardの履歴管理が難しい ● ● ● © 2024 Eureka, Inc. 複数人の同時編集で上書き事故が発生しやすい。 変更箇所がわからない。 GitHubで構成管理したいが、GitHubと連携できるBIツールが限られる。

Tableauだけでは解決しない課題も多い Data Warehouse、ELT(dbt)との連携が薄い ● ● ● Data Managementを導入できていないので内製で取り組む必要がある。 Data MartとBIツールの関係性を管理できていない。 廃止したいアイテムの調査に時間がかかってしまう。 データ関連のドキュメント整備が追いついていない ● ● ● © 2024 Eureka, Inc. 重要指標の定義がわからない。 新しいデータモデルを作成した際の情報共有が不足している。 総じて、属人的になり、不安定な運用となっている。

• https://www.tableau.com/ja-jp/products/add-ons/data-management

他のソリューションも駆使して解決に導く ✓ dbt Exposuresの整備 ✓ Data Catalogの導入 ✓ ドキュメント整備 (Metrics Store) © 2024 Eureka, Inc.

dbt Exposures staging data intermediate / mart data Report / Dashboard Add Exposures to your DAG | dbt Developer Hub © 2024 Eureka, Inc.

• https://docs.getdbt.com/docs/build/exposures

dbt Exposures Data MartとReport / Dashboardの 関係性を管理 & 可視化したい。 が、自動生成できないのが悩み (後述) Add Exposures to your DAG | dbt Developer Hub © 2024 Eureka, Inc.

• https://docs.getdbt.com/docs/build/exposures

Metadata Management Metadata Management: Benefits, Automation & Use Cases © 2024 Eureka, Inc.

• https://atlan.com/metadata-management-101/

Metadata Management データにまつわるあらゆる情報をメタデータとして一元管理する。 Data Catalogを軸に、不足した箇所はドキュメントツールで補う。 Metadata Management: Benefits, Automation & Use Cases © 2024 Eureka, Inc.

• https://atlan.com/metadata-management-101/

Tableauの今後に期待すること © 2024 Eureka, Inc.

今回のテーマ一覧 ● Tableau Pulse ● Tableau AI ● Slack Integration ● その他、 Ideasよりピックアップ © 2024 Eureka, Inc.

© 2024 Eureka, Inc. Tableau Pulse

• https://www.tableau.com/products/tableau-pulse

MetricsもといPulseは期待値が高い機能 How Tableau Pulse powered by Tableau AI is Reimagining the Data Experience © 2024 Eureka, Inc.

• https://www.tableau.com/ja-jp/blog/tableau-pulse-and-tableau-ai

しかし、 Pulseが提供する Metrics Layerだけだと足りない How Tableau Pulse powered by Tableau AI is Reimagining the Data Experience © 2024 Eureka, Inc.

• https://www.tableau.com/ja-jp/blog/tableau-pulse-and-tableau-ai

Metrics Storeに該当する機能が不可欠 Metrics Store - Modern Data Stack © 2024 Eureka, Inc.

• https://www.moderndatastack.xyz/category/metrics-store

Metrics Storeに該当する機能が不可欠 ● ● ● ● KGI/KPI 各指標の定義 インサイトの共有 など 一貫して安定供給可能な環境と、 継続して整備する運用戦略が必要。 Metrics Store - Modern Data Stack © 2024 Eureka, Inc.

• https://www.moderndatastack.xyz/category/metrics-store

Metrics Storeが整備されていないと発生しうる例 © 2024 Eureka, Inc.

Metrics Storeが整備されていないと発生しうる例 各部門のMAU(Monthly Active Users)の値が 微妙にずれている 🤔 © 2024 Eureka, Inc.

Metrics Storeが整備されていないと発生しうる例 原因 日数は考慮しなくてもいい (辞書的な意味でのMAU) 30日で平準化したい 月によって日数は異なる © 2024 Eureka, Inc. 28日で平準化したい (日数の少ない2月に合わせたい)

Metrics Storeが整備されていないと発生しうる例 Tableauで指標の計算を行っていれば、計算ロジックは参照可能。 (Tableau CatalogであればWebからも確認できる ) しかし、Howがわかっても Whyの情報がない ので、データ利用者同士 の目線が合わないケースが発生し得る。 ● なぜ、この計算ロジックなのか？ ● 一般的なMAUの定義と異なるのははぜか？ ● なぜ、この定義なのか？意図はあるのか？ ● etc... 指標に関するあらゆる情報を一元集約する環境 © 2024 Eureka, Inc. が必要

• https://www.tableau.com/ja-jp/products/add-ons/catalog

© 2024 Eureka, Inc. AI + Analytics | Tableau

• https://www.tableau.com/products/tableau-ai

個人的に感じる AI関連(Einstein Copilot for Tableau)の懸念 日本語の懸念 ● ● ● 英語対応優先なのは仕方がない。 (本件に限らず)日本語対応自体がそもそも難易度が高いのでリリース時期は遅いのでは？ Ask Dataのリリース状況、および撤退を鑑みても、慎重に判断しなければならない。 Trust & Safetyの懸念 ● ● ● クリティカルデータ(個人情報、営業機密など)をTableauに渡すリスクを考慮しなければならない。 結果に対して信用に値するかの判断がとても難しい。 Tableau Cloudのみのリリース(Tableau Serverのリリース発表はなかったはず )。 Tableauを用いたAI業務を行うべきかの判断 ● ● ● © 2024 Eureka, Inc. AI Promptを使いこなすスキルを要するため、使い方によっては誤った結果を生み出す可能性を秘めている。 Python他プログラミング言語や、各種 Cloud Platformで行っているデータサイエンス業務を代替できるのか。 本来のTableauで行ってきた業務がどのように刷新されるのか。

© 2024 Eureka, Inc. Tableau + Slack

• https://www.tableau.com/ja-jp/solutions/slack

Repeat: Slack連携のリクエスト Slack連携強化 - Tableau事例紹介 & 課題共有 © 2024 Eureka, Inc.

• https://speakerdeck.com/kazuya_araki_tokyo/tableaushi-li-shao-jie-and-ke-ti-gong-you?slide=26

チャンネル宛の送受信が必須 Idea: Slack integration by channel © 2024 Eureka, Inc.

• https://community.tableau.com/s/idea/0874T0000000O1FQAU/detail

© 2024 Eureka, Inc. https://twitter.com/tableau/status/1723031116041294127

• https://twitter.com/tableau/status/1723031116041294127

dbt連携機能 (あるいは dbt連携に必要な API) dbtのモデルと Tableau上で使われている Workbookの依存関係を exposureで表現して、データ管理を効率的に行なおう - yasuhisa's blog Idea: dbt lineage models and meta data © 2024 Eureka, Inc.

• https://community.tableau.com/s/idea/0874T0000000O0HQAU/detail
• https://www.yasuhisay.info/entry/2023/10/08/001623

デザインテンプレート機能 Idea: Alter Default Formats / Save as Style Template Idea: Template Dashboards That Have Default Images & Text (Example: Company Logo, Bord © 2024 Eureka, Inc.

• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000H9nKQAS/detail
• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000H9rBQAS/detail

書式関連の機能強化と充実 Idea: Conditional Formatting of Measure Names/Measure Values Idea: Customise the default font permanently Idea: Formatting legends: wrapping texts Idea: Ability to drag Layout Containers into Layout Heirarchy and more… © 2024 Eureka, Inc.

• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HBNMQA4/detail
• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HC4NQAW/detail
• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HAZUQA4/detail
• https://community.tableau.com/s/idea/0874T000000HAD8QAO/detail

さいごに © 2024 Eureka, Inc.

引き続き、 Ideasの追加、および Voteをお願いします 🙇 https://community.tableau.com/s/ideas © 2024 Eureka, Inc.

• https://community.tableau.com/s/ideas

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使用素材一覧 ダ鳥獣戯画 https://chojugiga.com/ unDraw https://undraw.co/illustrations Adobe Express QRコード作成 https://new.express.adobe.com/tools/generate-qr-code © 2024 Eureka, Inc.

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URL集 Speaker Deckではハイパーリンクが無効なので、ハイパーリンクのリストを以下にまとめました。 https://note.com/jedi_trickstar/n/n94e68e7df042 © 2024 Eureka, Inc.

• https://note.com/jedi_trickstar/n/n94e68e7df042