公開天文台基礎調査について-今を見つめ直す-

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December 15, 24

スライド概要

日本公開天文台協会「第18回全国大会(東京大会)」にて発表したスライドです。
※一部削除している項目があります。

発表内容は報告者個人の見解に基づくものであり、発表者が所属する組織の公式見解ではございません。
また、内容に誤りがある可能性があります。ご了承の上閲覧ください。

発表について
https://www.koukaitenmondai.jp/convention/2024_tokyo/tokyo2024.html

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各ページのテキスト
1.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 公開天文台基礎調査について -今を見つめ直す米澤 樹(みさと天文台) 澤田 幸輝(和歌山大学大学院観光学研究科) 日本公開天文台協会 調査研究委員会

2.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 米澤 樹(よねざわ たつき) • • • • 2021年4月-みさと天文台にて勤務 2022年1月 JAPOSへ入会 2022年 公開天文台白書2018 編集 2023年8月 JAPOS 理事 • • • • • • 調査研究委員会 サーバー維持管理委員会 公開天文台100周年記念事業委員会 公開天文台100周年調査・編纂WG 公式ロゴマーク制作委員会 2024年4月和歌山大学大学院 観光学研究科(専門職)観光地域マネジメント専攻

3.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 公開天文台に関する調査について

4.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 各種調査の目的 より良い公開天文台となるように、現状を知ることで、 今後の施策・行動の指針/意思決定の材料となるような資料を作る。 公開天文台の 全体像を知る 各天文台での 比較資料 各種研究の 基礎資料 活用例)大規模施策、企業の提案資料 活用例)稟議資料、意思決定補助資料 活用例)論文、研究、調査

5.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 使用例の想定 • マスコミへ情報提供 • 博物館等の展示資料作成 • 白書や書籍執筆の参考資料 • 学術研究

6.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 各種調査の棲み分け 白書 • • • • 最も網羅的に実施す る調査 要覧や基礎調査での 設問も含む 5年ごとの調査を目 指す 設問数が多く、回答、 集計、分析にコスト がかかる 要覧 • • • 基本情報をまとめ たデータベース的な 資料 公開天文台一覧 「公開天文台とは何 か」が付きまとう 基礎調査 • • 毎年継続して行う ため経年変化を知 る資料 継続のため最低限 の調査項目

7.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 公開天文台に関する調査 実施年 対象数 回答数 名前 発行・報告年 1991 27 23 - 1991 1991 120 110 公共天文台要覧1992年版 1992 1993 124 公共天文台要覧1993年度版 1993 1997 208 146 公共天文台要覧1997年度版 1998 2006 412 256 公開天文台白書2006 2007 2018 360 198 公開天文台白書2018 2023 2023 - 41 公開天文台要覧2024年度版(仮) 2024 2023 - 65 公開天文台基礎調査2024 2024

8.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 『公開天文台基礎調査2024』について

9.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 調査概要 目的:公開天文台全体の経年推移を調査するため 実施:JAPOS 調査研究委員会 期間:2024年4月15日-5月15日 方法:WEBフォームを使用 調査方針: • 事務コストを軽減し、持続可能な調査を実施する • 回答数を増やすため、最低限の項目に絞る

10.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり スケジュール 分析 調査項目 検討 結果 まとめ 調査 JAPOS 総会 発表 公開 発表資料 公開資料作成 2月-3月 4月 5月 6月

11.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 基礎調査2024結果

12.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 集計結果 • 有効回答数 62館が回答 • 回答率 31% ※白書2018を100%とする • • • 郵送等で再調査が必要 回答できなかった理由を探る 必要がある(時期?設問?) 来年度までに改善 回答施設の施設種別(n=62)

13.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 観望会の実施頻度 週1回以上実施は57% 白書2018(n=160) 週1回以上実施 35% 白書2006(n=171) 週1回以上実施 49% 実施頻度の高いところが回 答をしている可能性が高い 観望会の実施頻度(n=62)

14.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 施設での観望会の年間参加人数 最大 14,516人 最小 147人 外れ値を除く 平均 2,616人 中央値 1,138人 合計 162,429人 小規模館が多い 5,000人以下が86% 施設の夜間観望会の年間参加人数(n=61)

15.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 観望会参加者数の推移 白書2006、2018、調査2024 すべて回答している34館 中央値は上がり続けている =>参加者の少ない一部の館が かんばっている!! 2006 2018 2023 中央値 1,340 1,460 1,668 平均値 2,551 3,152 3,036 最大値 11,000 13,954 14,516 最小値 総数 210 195 0 86,744 107,166 103,211 夜間観望会の年間参加人数の推移(n=34)

16.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 今後について

17.

チーン1:4分前 チーン2:2分前 チーン3:終わり 今後について 公開天文台白書 資料収集・公開 改訂版のための調査を実 施したい。 • • 調査対象の選定が必要 • • 要覧をもとに選定 • 各種入手資料をWEB公 開を進める 各種調査・研究 • 来年も基礎調査を実施 • 調査方法を回答者負担 と集計者負担を踏まえ 改善 • 調査した内容を基に研 究を行っていく スキャンを実施していく 予定 「公開天文台とは何か」を決 めないと調査対象も決まら ない 今後とも皆様のご助言、ご指導、ご活用をお待ちしております!!