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September 15, 23
スライド概要
2023/9/15 Google CXO Leaders Meetup LT
メディア・エンタメ業界一筋のPM。DevSumiコンテンツ委員なども少々。 ▼ X https://twitter.com/PassionateHachi ▼ note https://note.com/hiroki_hachisuka
Lightning Talk ビジネス映像メディア「PIVOT」のAIとの向き合い方 PIVOT 株式会社 Product Manager Hiroki Hachisuka
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2023年8月にシリーズA 資金調達 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
PIVOTとは ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
自己紹介 蜂須賀 大貴 Hiroki Hachisuka 1989年神奈川出身。2012年株式会社IMAGICA入社(現・株式会社 IMAGICA Lab.)、フリーランス(複業)、株式会社サイカを経て現職。 キー局、映画会社、VOD事業者などメディア企業のプロジェクトを 担当。また、主にアジャイル開発やプロダクトマネージメントの領域 での講演、ワークショップの実施、書籍や記事への寄稿を行う。 フリーランス ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
今日お話すること “AI”をどう解釈し 活用しているか ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
私の考え AIの活用は2つに分類できる ① コストの削減装置 ②コア価値の増幅器 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
私の考え コストの削減 目的 従来との変化 実現方法 適した企業 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved. コア価値の増幅 AIを使って既存の仕事を効率化する AIで自社サービスの付加価値を向上させる RPAの進化 機能開発の選択肢の追加 ChatGPTなどAIサービスの運用導入 自社LLMの開発や組み込み 業務改善の余地がある 現場のコスト意識が高い 運用導入のキーマンがいる 開発組織が存在する 投資の余地がある デジタルプロダクトが商材
私の考え コストの削減 目的 従来との変化 実現方法 適した企業 コア価値の増幅 AIを使って既存の仕事を効率化する AIで自社サービスの付加価値を向上させる RPAの進化 機能開発の選択肢の追加 ChatGPTなどAIサービスの運用導入 自社LLMの開発や組み込み 業務改善の余地がある 現場のコスト意識が高い 運用導入のキーマンがいる 開発組織が存在する 投資の余地がある デジタルプロダクトが商材 どちらが良し悪しではなく、企業による相性がある。PIVOTでは、両方を実践中 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
AIを自社サービスに組み込むときの考え方 顧客が感じるコアの価値がAIなのか、別にあるのかで戦略は異なる 別の価値 AI AI 別の 価値 例:AIチャットくん、notta(AI文字起こし) ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved. 例:メルカリ(AI検索)、バクラク(AI-OCR)
AIを自社サービスに組み込むときの考え方 顧客が感じるコアの価値がAIなのか、別にあるのかで戦略は異なる PIVOTはこちら 別の価値 AI AI 別の 価値 例:AIチャットくん、notta(AI文字起こし) 例:メルカリ(AI検索)、バクラク(AI-OCR) 他社より早く、圧倒的に市場を取る必要がある コアの価値が確立していれば、他社に真似されてもよい ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
PIVOTの取り組み コストの削減 自社LLM 自社との部分連携 3rd Partyの単体活用 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
PIVOTの取り組み コストの削減 【計画 + 妄想中】 ● 自社LLM ● ● ● 自社との部分連携 3rd Partyの単体活用 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved. 字幕元データからコンテンツ解析。自動タグ付け コンテンツの説明文の自動生成 SNS投稿文の下書き作成 広告コンテンツの視聴履歴から営業リストの作成
PIVOTの取り組み コア価値の増幅 自社LLM 自社との部分連携 3rd Partyの単体活用 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved. 【メンバーがnote執筆中】 ・BigQueryを活用した分析基盤構築
PIVOTの取り組み コストの削減 【計画 + 妄想中】 ● 自社LLM ● ● 自社との部分連携 3rd Partyの単体活用 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved. 「あなたへのおすすめ」などレコメンド機能 a. まずは「協調フィルタリング」 b. 次に「内容フィルタリング」 対話型の検索 ユーザーごとの学習記録とゼロパーティーデータを 活用したユーザーの行動支援
まとめ AIの活用は2つに分類できる ① コストの削減装置 ②コア価値の増幅器 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
まとめ コストの削減は、 3rd Partyの活用でも 簡単にできる ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
まとめ コア価値は真似できない 焦らず、価値をAIで増幅 ©︎ PIVOT Inc. All Right Reserved.
ありがとうございました!