(きのこカンファレンス2026)「もう​今さら」から​始めて​続けられる、​小さな​変化の​つくりかた

6.4K Views

June 28, 26

スライド概要

20206.6.28実施のきのこカンファレンス
https://kinoko-conf.dev/index.html

で発表した内容です。

profile-image

Insurtechラボで作成しているスライドです

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

ダウンロード

関連スライド

各ページのテキスト
1.

「もう今さら」から始めて続けられる 小さな変化のつくりかた 2026年6月28日 きのこカンファレンス2026

2.

目次 0.はじめに Ⅰ.もう今さらの正体 Ⅱ.衝動に気づき手元から試す Ⅲ.花より根 Ⅳ.今始めるのが一番早い #きのこ2026 #き のこ2026 2

3.

0.はじめに #きのこ2026 #き のこ2026 3

4.

自己紹介 小泉 岳人 X(Twitter):@koitake_ ニッセイ情報テクノロジー(株) 保険プロダクト・サービス事業部 主席スペシャリスト 趣味:コントラバス スクリーンショット・写真撮影・SNS共有 大歓迎! #きのこ2026 #き のこ2026 4

5.

Ⅰ.もう今さらの正体 #きのこ2026 #き のこ2026 5

6.

2000年代初頭若かりし頃 NHKエンタープ ライズ スティーブン・レビー 著、松田 信子,古橋 芳 恵 訳 工学社(1987.2) スティーブ・ジョブズや ビル・ゲイツ等、天才的 なハッカーたちの生活を 描いた本 #きのこ2026 #き のこ2026 製品開発プロジェクトなどが 直面した難問を、どのように 克服し成功に至ったかを紹介 するドキュメンタリー 6

7.

2000年代初頭若かりし頃 おじさん、かっこいい!!!! いつか、こんな風な仕事がしたい スティーブン・レビー 著、松田 信子,古橋 芳 恵 訳 工学社(1987.2) スティーブジョブスやビル ゲイツ等、天才的なハッ カーたちの生活を描いた本 #きのこ2026 #き のこ2026 NHKエンタープ ライズ 製品開発プロジェクトなどが直面し た難問を、どのように克服し成功に 至ったかを紹介するドキュメント 7

8.

2000年代初頭若かりし頃 そして20年後 スティーブン・レビー 著、松田 信子,古橋 芳 恵 訳 工学社(1987.2) スティーブジョブスやビル ゲイツ等、天才的なハッ カーたちの生活を描いた本 #きのこ2026 #き のこ2026 NHKエンタープ ライズ 製品開発プロジェクトなどが直面し た難問を、どのように克服し成功に 至ったかを紹介するドキュメント 8

9.

あっという間に40代 気づいたら、あっという間に20年過ぎて40代になっていた・・・・ 仕事 プライベート 大規模プロジェクトの管理 (中間管理職・仕事はそこそこ楽しい) プライベートもまぁまぁ 責任ある仕事を任せてもらい、 やりがいもある 家族との時間も大切に あっという間の 20年 #きのこ2026 #き のこ2026 9

10.

あっという間に40代 ただ、未来が閉じていき、昔描いた未来には繋がらない感覚があった →「いつか」 なんて来ない #きのこ2026 #き のこ2026 10

11.

2020年、新しい案件が舞い込んできた システムを保守している事業会社からDX関連の案件が舞い込んできた Webダイレクトで 保険を申し込むシステムを クラウドで構築したいんだけど ぜひ、やらせてください! #きのこ2026 #き のこ2026 11

12.

2020年、新しい案件が舞い込んできた スタートアップに取られて、まさかの失注 開発は、クラウドやアジャイルが得意な 会社にお願いすることにしました。 御社はバックの計算処理をサポートして ください。 →既存ドメイン知識には価値がある一方、 新しい領域では選ばれなかった。 「いつかなんて来ない」という感覚が、 現実になった。 #きのこ2026 #き のこ2026 12

13.

もう今さらの正体 1 2 3 4 閉塞感 外との比較 焦り もう今さら 得意領域の外に 出づらい 外の変化が 速く見える 成果が出ないと 不安になる でも、本当はまだ何かをやってみたい衝動が残っていた。 #きのこ2026 #き のこ2026 13

14.

Ⅱ.衝動に気づき手元から試す #きのこ2026 #き のこ2026 14

15.

ちょっとずつやってみた 選ばれなかった後、手元から動いた 1 2 3 観察する 学ぶ つながる スタートアップの進め方を 見て、成功に向けて手伝う アジャイル/仮説検証/マー ケティング/AWSを学ぶ 外部コミュニティに出て、 詳しい人に教えてもらう スタートアップ社 #きのこ2026 #き のこ2026 15

16.

ちょっとずつやってみた 選ばれなかった後、手元から動いた 1 2 3 観察する 学ぶ つながる スタートアップの進め方を 見て、成功に向けて手伝う アジャイル/仮説検証/マー ケティング/AWSを学ぶ 外部コミュニティに出て、 詳しい人に教えてもらう スタートアップ社 #きのこ2026 #き のこ2026 ⇒ プロジェクト途中で開発が難航し、自分たちに声がか かった。学習していたことが実を結び、キャッチアップ。 返り咲き 16

17.

「できるかできないか」ではなく「やるかやらないか」 できるかできないか やるかやらないか ⚫失敗したらどうしよう ⚫まず小さく始める ⚫準備が足りない ⚫誰かをまねてみる ⚫まだ自信がない ⚫変化を見て学ぶ ⇒ やってみたら、変化があった。 できる人が始めるのではなく、やった人が少しずつできるようになる。 #きのこ2026 #き のこ2026 17

18.

自分たちの変化に向き合った どこかにあるはずの正解(青い鳥)を探し続けることよりも、 “今ここから始めること”に集中できるようになった <変化したマインドセット> 今ココに集中する 仮説として試す 人と対話を重視 遠くの正解を探すより、今こ こで起きている変化を見る 正解/不正解ではなく、実験 として試す 人と話すことで、正解が一 つの見方に変わる #きのこ2026 #き のこ2026 18

19.

社外に出ると、見える世界が広がった 尊敬できる友達ができ、外で得た学びを社内に戻す中で、社内の物差し以外の視 点も得ることができ、見ている世界が広がった <社外コミュニティに参加する中で得たもの> 40超えて友達ができた 学びを持ち帰った 物差しが増えた 会社・年齢・立場は違って も探究できる仲間・尊敬で きる人に出会えた。 外で見た実践を、社内で試 し、言語化して、また共有 した。 社内評価だけでなく、自分 が何に惹かれるかで考えら れるようになった。 #きのこ2026 #き のこ2026 19

20.

“もう今さら”は衝動を押し殺している言葉かもしれない 「自分たちの変化を見ること」「社外に出て世界が広がること」 その両方によって、押し殺していた衝動に少しずつ気づけるようになった。 表に出る感情 内側で起きていること ⚫今さら学んでも遅い ⚫自分でも試したいことがある ⚫失敗したら恥ずかしい ⚫自分の中にある違和感をなかっ たことにしたくない ⚫自分の役割ではない気がする ⚫外の世界ともつながりたい ⇒ 本当にどうでもよければ「もう今さら」とすら思わない。「もう今さら」は、 諦めの言葉に見えて、まだ残っている衝動の裏返しだったのかもしれない #きのこ2026 #き のこ2026 20

21.

Ⅲ.花より根 #きのこ2026 #き のこ2026 21

22.

衝動を見えなくするフォース 衝動は、正解・成果・自己理解・同調に回収されると見えにくくなる ー参考ー 衝動を隠す4つのフォース 1 正解・テンプレ回収 世間に通りやすい 答えに寄せる 3 早すぎる自己理解 谷川 嘉浩 (著) 筑摩書房(2024.4) #きのこ2026 #き のこ2026 わかりやすい形で 言語化して満足する 2 成果・アテンション 役立つか・成果に なるかで判断する 4 忖度・摩擦回避 周囲に合わせて 自分を回収する 22

23.

花より根 「興味のタネ」から「探究の根」が伸びその結 果が「表現の花」として表に出てくる 普段見ている「表現の花」よりむしろ地下深く に様々な方向に延びた探究の根が本質である 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 末永 幸歩 (著) #きのこ2026 #き のこ2026 23

24.

花より根 花に着目 ・正解通りと評価されたい 根に着目 ・考えていること、やったことを 言語化して棚卸したい ・バズりたい! ・関係性を築きたい ・周りから褒められたい ・スキルを高めたい 「花」ではなく「根」に注目することで自身の衝動に向き合うヒントになる #きのこ2026 #き のこ2026 24

25.

私が5年間でやってきたこと 実践を言語化し、次の実験につなげることを意識した発信活動が増え ていった。発信は根を育てるための行為だった。 #きのこ2026 #き のこ2026 25

26.

数字で見る変化 2021年までは何一つ発信していなかったが、ほぼ毎日何かしらの発信を継続する ようになった 2021 2022 2023 2024 2025 0 66 360 227 256 社外発信 社外登壇 0 0 14 16 13 音声発信 0 0 0 0 148 勉強会 0 50 100 150 150 社内記事 0 2 2 2 2 ブログ 社内発信 #きのこ2026 #き のこ2026 26

27.

数字の話ではなく、根を育てる話 見えやすいもの 大事なこと ブログ年間256記事 毎月カンファレンス登壇 Podcastを年間150回放送 自分やチームの変化を見る 6/20:ScrumFest金沢 6/28:きのこカンファレンス 7/11:ScrumFest仙台 7/20:PHPConference 言語化してみる 実験し、学びを循環させる 年間150回の社内勉強会 数字は結果として残ったもの。大事なのは“根”を見続ける姿勢 #きのこ2026 #き のこ2026 27

28.

どの程度変化したか? 発信を繰り返しても バズるわけではない 発信 社内 勉強会 #きのこ2026 #き のこ2026 毎日やっても 参加者は増えない 28

29.

どの程度変化したか? 花に着目 根に着目 発信を繰り返しても バズるわけではない 発信した内容を 実際に試してみたと実践者からの フィードバックが返ってくる 毎日やっても 参加者は増えない 毎日続け、運営できる 仲間が増えた 発信 社内 勉強会 花だけを見ると小さく見える。 #きのこ2026 #き のこ2026 でも、根を見ると確かな変化が起きていた。 29

30.

Ⅳ.今始めるのが一番早い #きのこ2026 #き のこ2026 30

31.

憧れていたのは、成果よりも姿だった 「ハッカーズ」や「プロジェクトX」に惹かれたのは、 成果そのものより、何かに突き動かされている人の姿だった。 見えていたもの #きのこ2026 #き のこ2026 本当に惹かれていたもの ⚫大きな成果 ⚫何かに突き動かされる ⚫社会へのインパクト ⚫面白さに没頭する ⚫外から認められる ⚫衝動で動く 31

32.

今始めるのが一番早い 市谷 聡啓,新井 剛 (著) 翔泳社 (2018.2) ”たしかに10代でしか出来ない こともあるが勉強は今からだっ て出来るし、コードは今からで も書けるので遅いということは ない。今始めるのがいつだって 一番早いんだ。” “行動を変え、新たな一歩を踏み 出すのに「遅すぎる」ということ はない。行動を始めるべきだと気 づいたそのときが、その人にとっ ての最速のタイミングだ。” https://x.com/soudai1025/status/118934 5949165993984?s=20 #きのこ2026 #き のこ2026 32

33.

今始めるのが一番早い (遅く始めるメリットもある) 40代からの学びはレバレッジが効きやすい。動いてみると1年の密度が濃い 20代の学び 初めての強さ すべてが新鮮で、吸収が 速い 40代の学び 学びの接続先が多い 今までの価値観などとつながりやすい 経験や関係性を活かせる 実践の場や協力者が既にいる 勢いがある 時間も体力もある 期待/失望もそこそこに 実験を続けられる 完璧を目指さず、試して改善できる #きのこ2026 #き のこ2026 33

34.

まとめ ⚫ “もう今さら”は、まだ残っている衝動の裏返し かもしれない ⚫ 花だけを見て、自分を諦めない。 根を見ると、自分やチームの変化に気づける ⚫ いつだって今始めるのが一番早い ※本日は“衝動”の話を伝えたい衝動が産まれ、発信に関するノウハウ、コミュニティと の付き合い方はカットしましたが、興味があれば下記スライドをご覧ください ありのままは決断から始まる_40代からの探究の始め方 https://www.docswell.com/s/Insurtechlab/53JG48-2026-04-09-213735 #きのこ2026 #き のこ2026 ↑フィードバック お願いします (ネガティブフィードバック大歓迎) 34