社内勉強会をゼロ負荷で実施するために2_20の作戦

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April 29, 23

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社内勉強会を実施するための20の作戦集です。

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Page.0 社内勉強会をゼロ負荷で実施するために ~組織の芯に社内勉強会を宿す新20の作戦~ 0

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目次 Page.1 1.はじめに 2.組織の芯に社内勉強会を宿す20の作戦 3.実践してみた中での報告 4.今後に向けて 1

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Page.2 1.はじめに (講演者紹介・当コミュニティの目的・インセプションデッキ) 2

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1.はじめに(講演者の紹介) Page.3 こいずみたけひと 大規模な金融系のシステムエンジニア、プロジェク トマネジメントを20年弱経験。アジャイルについて はまだ3年くらいしか経験していない初心者だがウ ォータフォール一色の社内にアジャイルを広げるべ く奮闘中。 趣味はコントラバス。 ささきなおと 通信系SI会社で大小さまざまな受託開発の案件を 経験してきました。最近はアジャイルなマインドに 触れることを楽しみに過ごしています。 勉強会に限らず、新たな気付きを得て学ぶ場が大切 だと思う今日このごろです。 3

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Page.4 1.はじめに(コミュニティの紹介) シンアジャイル・コミュニティとは アジャイルな個人、チーム、組織を増やすことで、 組織を芯からアジャイルにするためのコミュニティ。 「今」のアジャイルを創る=シンアジャイル 伸 新 目指すは日本を 真 芯 心 進 深 からアジャイルに! 4

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1.はじめに(コミュニティの紹介) Page.5 コミュニティとしてやること それぞれの持ち場(個人、チーム、現場、組織)の アジャイルが進むように学び、知見を得る場を作る 文脈を分ける ➡ 現場、課題、業界ごとに分ける 文脈を繋げる ➡ 文脈を越えて交わる 実践知を残す ➡ 各文脈の知識を再利用可能にする 5

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Page.6 1.はじめに(コミュニティの紹介) 現在の文脈 プラクテ ィス 系 組織 アジャイ ル シンアジャイル じゃない アジャイ ル (非 IT/製 造業) 勉強 アジャイルの文脈で 勉強って何? 6

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Page.7 1.はじめに(インセプションデッキ_我々は何故ここにいるのか?) アジャイルを社内に広めていきたいと思っているが・・・・ 〇 アジャイルは「手段:Do Agile」の部分と「目的:Be Agile」の部分があり、 理解/実践が難しい。 〇 開発への適用、組織への適用など、どこかのベストプラクティスを導入すれば うまくいくわけでもなく、自社の環境に合わせて適応しつづけなければならない 〇 ゆえに社内で『学習ー適応』のサイクルが必要。いきなりの業務で実験することは 難しい場合もあるため、アジャイルの知見を共有する社内勉強会が必要 〇 ただ、社内勉強会は躓きやすい 〇 社内で勉強会/コミュニティを実施しアジャイルを適用しているメンバーの 経験/知見を集め、それぞれの勉強会を高度化させる。 7

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Page.8 1.はじめに(インセプションデッキ_エレベータピッチ) ・アジャイルを社内に広めたいと思っているが、広がらずに悩んでいる ・チェンジエージェント向きの ・シンアジャイル 社内勉強会コミュニティは ・アジャイルの社内勉強会をつなげていくコミュニティです。 ・これは、アジャイルだけでなく、社内メンバーを巻き込む うえでの、勉強会やコミュニティ運営自体のノウハウを共有でき、 ・単なる勉強会コミュニティと違って ・「社内では上手くいかないから、社外でやろう」ということではなく、 あくまでも各会社毎の社内勉強会をグロース、連鎖させ、組織アジャイルを 回すギアとなることを目的としています 参加者募集中!!!!! 8

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Page.9 1.はじめに(本日の講演の内容と目的) 【本日の内容】 ・(アジャイルだけではなく)社内勉強会を 挫けず実施する上での戦術共有 ※DevLoveの社内勉強会勉強会の内容をサマリーした14個の作戦について、 今までのディスカッションや自身の社内勉強会での経験を踏まえ20個の作戦に アップデート。またこいずみ・ささきの実際の作成を意識した成功/失敗体験をお伝えします!! 2022/10/14 2023/2/8 2023/4/29

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Page.10 2.組織の芯に社内勉強会を宿す20の作戦 10

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Page.11 組織の芯に社内勉強会を宿す20の作戦 〇 社内勉強会を実施する上では下記「1.立ち上げ」→「2.巻き込み」→「3.運営自動化」で勉強会を進めていく 1.立ち上げ 2.巻き込み 3.運営自動化 ①.一人で始め る、続ける ⑥.コアな人た ちから広げてい く ⑭.定例で実施 されるよう仕組 み化 ②.実施の 負荷を下 げる ③.コンテン ツの難易度 を下げる ⑦.社内コ ミュニテ ィを作る ⑩.Whyを 明確化す る ⑪.社内へ アピール する ④.参加の ハードル を低く ⑧.社外コ ミュニテ ィを活用 ⑫.上位層 の後ろ盾 ⑤.参加の 準備運動 をする ⑨.社外の 有識者を 活用する ⑬.業務に する ⑮.ネタ集 めを運営 化 ⑯.いろん な参加者 ⑰.勉強会 運営を改 善 ⑱.実施す る時間の コツ ⑳.勉強会 自体の有 用性評価 ⑲.メンバー 間コミュニ ケーション 11

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Page.12 組織の芯に社内勉強会を宿す20の作戦 № 表題 内容 ① 1-1.一人で始める、続ける 始めるのはぼっちだが、勇気をもって発信し続ければ、仲間と自然と出会える ② 1-2.実施の負荷を下げる ゼロコスト運営を意識。開催頻度を多くする必要があるため、なるべく楽に ③ 1-3.コンテンツの難易度を下げる 準備は大変という先入観を払拭させる(YouTube/技術記事見るだけ) ④ 1-4.参加のハードルを低く ルールを作ってハードル上げない。聞き専でもOK ⑤ 1-5.参加の準備運動をする 勉強会での良い「ふるまい」を最初に練習してから始める ⑥ 2-1.コアな人たちから広げていく 何をやるのかの前に、誰とやるのかを決める。参加者を指名で呼ぶ ⑦ 2-2.社内コミュニティを作る 勉強会運営を頑張りすぎず、コミュニティ作りに重きを置く ⑧ 2-3.社外コミュニティを活用 勉強会の悩みを社外のコミュニティで相談する。 ⑨ 2-4.社外の有識者を活用する 外部の有識者は、Tweet1つくらいで意外と来てくれる ⑩ 2-5.Whyの明確化 何のための勉強会なのか明確にする ⑪ 2-6.社内へアピールする 宣伝について楽に継続的に実施。外からでも雰囲気が分かるようにする ⑫ 2-7.上位層の後ろ盾 偉い人を巻き込んで、みんな参加しなよ!の空気を作る ⑬ 2-8.業務にする 業務の一環として勉強会をやる/テーマを業務の内容と絡める ⑭ 3-1.定例で実施されるよう仕組み化 定期的に集まる。(まず集まるを重きに置く)ふりかえり⇒勉強会を定例化 ⑮ 3-2.ネタ集めを運営化 毎週、勉強会のテーマを上げ、常に勉強会テーマのネタをストックしておく ⑯ 3-3.いろんな参加者 段階的変容を意識した、複数のレベルの参加者が長く続く秘訣 ⑰ 3-4.勉強会運営を改善 アンケートやふりかえりで勉強会自体をカイゼン ⑱ 3-5.時間帯を調整 昼ご飯前、夕方がねらい目。テーマによっては60分だが、30分も ⑲ 3-6.メンバーと一緒 勉強会がコミュニケーションが取れる場になると良い、 ⑳ 3-7.勉強会自体の有用性評価 勉強会参加が本業に有用な点を評価する 12

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Page.13 立ち上げにおける5つの作戦 1.立ち上げ ①.一人で始め る、続ける 1.立ち上げ ②.実施の 負荷を下 げる ③.コンテン ツの難易度 を下げる ④.参加の ハードル を低く ⑤.参加の 準備運動 をする 13

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Page.14 ①.ひとりではじめる 続ける(1-1) 〇 始めるのはぼっちだが、勇気をもって情報発信し続ければ、仲間と自然と出会える 組織に話を通そうと、人事部あるいは品質管理部 をノックする必要はない。腹をくくってマネージ ャーや部長に改まって話をつける必要もない。 あなたがいるグループ、チーム、プロジェクトだ けではじめられたらそれでよい。 1人で始めて、失うものより得るものがはるかに ある。それは「経験」だ。経験とは最初の行動を 起こした者のみ支払われる「報酬」なのだ 行動を変え、新たな一歩を踏み出すのに「遅すぎ る」ということはない。行動を始めるべきだと気 づいたそのときが、その人にとっての最速のタイ ミングだ。 14

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Page.15 ②.勉強会実施の負荷を下げる(1-2) 〇 ゼロコスト運営を意識。開催頻度を多くする必要があるため、なるべく楽に ・先人が作ってくれた資料を流用する ・ネタをストックしておく 15

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Page.16 ③.コンテンツの難易度を下げる(1-3) 〇 準備は大変という先入観を払拭させる(YouTubeを皆で見る、カンファレンスの記事、技術記事を見るだけ) 食べながらYouTubeの見るだけ、技術記事読むだけ 16

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Page.17 ④.参加のハードルを低くする(1-4) 〇 ルールを作ってハードル上げない。聞き専でもOK。 ・開催時に目的、グランドルールを設定 ・初心者歓迎。参加するメリットをわかりやすく 17

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Page.18 ⑤.参加の準備運動をする(1-5) 〇勉強会での良い「ふるまい」を最初に練習してから始める ・行動しやすいツールを整理する ・最初に書き込む練習をする 18

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Page.19 巻き込みにおける8つの作戦 2.巻き込み ⑥.コアな人た ちから広げてい く 2.巻き込み ⑦.社内コ ミュニテ ィを作る ⑩.Whyを 明確化す る ⑪.社内へ アピール する ⑧.社外コ ミュニテ ィを活用 ⑫.上位層 の後ろ盾 ⑨.社外の 有識者を 活用する ⑬.業務に する 19

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Page.20 ⑥.コアな人たちから広げていく(2-1) 何をやるのかの前に、 誰とやるのかを決める。 参加してくれる人を 指名で呼ぶ 20

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Page.21 ⑦.社内コミュニティを作る(2-2) 〇勉強会運営を頑張りすぎず、コミュニティ作りに重きを置く ・少人数からでも作ってみる ・ゆるくてもOK! 21

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Page.22 ⑧.社外コミュニティを活用(2-3) 〇 社内勉強会は躓きやすいため、勉強会の悩みを社外のコミュニティで相談する。 22

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Page.23 ⑨.社外の有識者を活用する(2-4) 〇 外部の有識者は、Tweet1つくらいで意外と来てくれる ・ Tweet1つくらいで意外と来てくれる 23

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Page.24 ⑩.Whyを明確化する(2-5) 〇 何のための勉強会なのか明確にする 参加で得られるOUTCOME 実施者/運営者としての目的 参加すると何が得られるのか? 社内で勉強会を実施する中で何を目指すのか? 24

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Page.25 ⑪.社内へアピールする(2-6) 〇 宣伝について楽に継続的に実施。外からでも雰囲気が分かるようにする 社内報での宣伝 ブログや資料共有での 勉強会の様子の共有 社内へ案内したり、勉強会実施の様子を伝えることで 勉強会に参加しやすい空気を醸成する (案内の負荷をなるべく下げるようなツールを選ぶ) 25

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Page.26 ⑫.上司の後ろ盾を得る(2-7) 〇 偉い人を巻き込んで、みんな参加しなよ!の空気を作る 勉強会に参加することが日常の空気となるように、 徐々に仕立てていく 26

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Page.27 ⑬.業務にする(2-8) 〇 業務の一環として勉強会をやる/テーマを業務の内容と絡める ・ 業務の一環で勉強会 27

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Page.28 運営自動化における7つの作戦 3.運営自動化 ⑭.定例で実施 されるよう仕組 み化 3.運営自動化 ⑮.ネタ集 めを運営 化 ⑯.いろん な参加者 ⑰.勉強会 運営を改 善 ⑱.実施す る時間の コツ ⑳.勉強会 自体の有 用性評価 ⑲.メンバー 間コミュニ ケーション 28

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Page.29 ⑭.定例で実施されるよう仕組み化(3-1) 〇 定期的に集まる。(まず集まるを重きに置く)案件のふりかえり⇒勉強会を定例化 ・何はなくとも集まる ・前回の内容を忘れていたとしても…集まる! 29

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Page.30 ⑮.ネタ集めを運営化(3-2) 〇 毎週、勉強会のテーマを上げ、常に勉強会テーマのネタをストックしておく 勉強会時間 勉強会本体 ネタストック 次(々)回の ネタ決定 勉強会の中でネタをストックする 時間を構えておく 30

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Page.31 ⑯.いろんな参加者(3-3) 〇 段階的変容を意識した、複数のレベルの参加者が長く続く秘訣 毎回参加。質問 も毎回実施 参加して気にな ったら質問する わりと参加。特 段アクションは せず 勉強会にあまり 参加しないが、 外から様子は確 認 勉強会にあまり 興味がない この層だけをスコープにしない 長く続けるのであれば、全体を意識して勉強会を行う 31

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Page.32 ⑰.勉強会運営を改善(3-4) 〇 アンケートやふりかえりで勉強会の運営自体をカイゼン 仮説 Fun 学習 Done 検証 Learn 32

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Page.33 ⑱.実施する時間のコツ(3-5) 〇 昼ご飯前、夕方がねらい目。テーマによっては60分だが、30分も ・やってみて都合が悪ければ変えてみる 33

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Page.34 ⑲.メンバー間コミュニケーション(3-6) 〇 勉強会がコミュニケーションが取れる場になると良い。 一緒にやる ワークショップ型 動画鑑賞 読書会 アクティブ・ブック・ダイアローグ 記事紹介 34

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Page.35 ⑳.勉強会自体の有用性評価(3-7) 〇 勉強会参加が本業に有用な点を評価する 次回に向けて 検討中 実施前後の業績比較? 成果 他者や他社による評価? 行動 学習 反応 スキルチェック、テスト? アンケートで調査? https://www.amazon.co.jp/dp/4478115532 ・勉強会を評価して、次のサイクルに向けて フィードバックする(これからの取り組みます!) 35

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Page.36 まとめ 〇 以上、勉強会立ち上げ~運営自動化までの20個の作戦でした 1.立ち上げ 2.巻き込み 3.運営自動化 ①.一人で始め る、続ける ⑥.コアな人た ちから広げてい く ⑭.定例で実施 されるよう仕組 み化 ②.実施の 負荷を下 げる ③.コンテン ツの難易度 を下げる ⑦.社内コ ミュニテ ィを作る ⑩.Whyを 明確化す る ⑪.社内へ アピール する ④.参加の ハードル を低く ⑧.社外コ ミュニテ ィを活用 ⑫.上位層 の後ろ盾 ⑤.参加の 準備運動 をする ⑨.社外の 有識者を 活用する ⑬.業務に する ⑮.ネタ集 めを運営 化 ⑯.いろん な参加者 ⑰.勉強会 運営を改 善 ⑱.実施す る時間の コツ ⑳.勉強会 自体の有 用性評価 ⑲.メンバー 間コミュニ ケーション 36

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Page.37 3.実践してみた中での報告 37

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Page.38 ささき_コンテキスト 〇 通信系のSier 〇 長きに渡り、品質重視と生産性向上に重きを置く大小のウォーターフォール開 発を実施。内製開発、QA推進、プロジェクトマネジメント、組織運営など。 アジャイル開発は数年前から。 〇 組織運営にアジャイルな要素を取り込む(取り込みたい)。 4月からトライし始めたところ。 2000年台 品質重視、重厚長大な ウォーターフォール開発… 力技で立ち向かう日々。 2010年台 2020年台 品質重視、生産性向上を極めるべく ウォーターフォール開発… 身の回りにアジャイル開発が増加。 手探り状態からの取り組みを加速。 アジャイルのプラクティスとマイン ドを散りばめてあらがう日々。 開発の進め方、考え方の知見を得てカイゼンを… ⇒DevLOVE、XP祭り、オブラブなどに参加 ▲シンアジャ に参加 集いに通い続ける… ▲こいずみさん との出会い ▲シンアジャ イベント それぞれ数名 ~10数名 ▲組 織内でアジャイル の座談会を開始 ▲社内に緩いアジャイル コミュニティを立ち上げ 38

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Page.39 ささき成功事例_⑥コアな人たちから広げていく 最初はアジャイルに関する情報交換、意見交換を2人から。 2人の取り組みに興味をもって くれた人や、個別に声掛けした 人も加わり座談会へ。 39

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Page.40 ささき成功事例_⑫上司の後ろ盾を得る 周りの人たち全般にアナウンスして、勉強会の参加者を募っても・・・ 参加者増えず。。 40

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Page.41 ささき成功事例_⑫上司の後ろ盾を得る 別組織の偉い人に声掛け。勉強会の目的や参加するメリットも説明。 参加者2~3倍! 41

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Page.42 ささき失敗事例_なかなか広まらない 組織内のブログやチャット、LTイベントや周知の場で案内、アジャイルな話題が 出たときに紹介、などをしてもなかなか広まらない。そもそもブログサイト全体の ページビューやイベント参加者数が少ない…。 皆それぞれの都合があって忙しい。 興味があることは、別にある。 ⑯いろんな参加者がいて良い。 いろんな参加者がいることが良い。 自分にも相手にも、ひとそれぞれの【物語】がある。 “今”がその時でないのならば、「①.ひとりではじめる・続ける」も良し。 42

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Page.43 こいずみ_コンテキスト 〇 金融系(生命保険)のユーザー系Sier 〇 大規模PJTが事業の中心でウォーターフォールで計画/監視/コントロールをいかに 上手く実施するかがどちらかというと重要。 〇 アジャイル開発が一部プロジェクトで始まってきているものの、全社ではレア。 全社も『新技術』や『働き方変革』を検討しているため、会社としても探索/適応の 考え方が重要と思い、アジャイル勉強会を週次で実施。 (2021年度:チームに対して実施。2022年度~:全社向けに実施) 2021年度 2022年度 プロフィット部門の開発PJTでアジャイル開 発 チームでアジャ イル勉強会 2023年度 R&D部門で自社ソリューション開発を実施 全社でアジャイル勉強会 勉強会数 :現在43回 コミュニティメン バー :39名 ★:社内アジャイルコミュニティ ★:運営が2人になる ★:DevLoveイベント ★:シンアジャイベント ※勉強会には10人から40人程度参加 43

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Page.44 こいずみ成功事例_⑤参加の準備運動をする 「勉強会で何か質問・感想あればチャットで コメント下さい」 44

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Page.45 こいずみ成功事例_⑤参加の準備運動をする 〇 身体の動かし方を練習する!! チャットにスタンプ いれてみて! チャット盛り上がる 😊 早書きクイズ 3つのヒントから連想される物を 答えてください ・F ・B ・HB 45

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Page.46 こいずみ成功事例_⑭定例で実施されるよう仕組み化 〇 定例実施が一番の宣伝!!来なくなった人も定例だと覚えていられる ネタがなければ、動画鑑賞 (③.コンテンツの難易度を下げる) TV番組のように毎週この時間 は勉強会とメンバーに刷り込 むためには毎週必ずや る!!! 動画だと講師も一緒に参加できる (⑲.メンバー間コミュニケーション) 46

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Page.47 こいずみ失敗事例_新しい人が中々来てくれない・・・ 社内アナウンス 社内HPの目立つ位置にカルーセル配置 有識者イベント 社外有識者イベントの実施 個別スカウト作戦 個別に説得 新人引き込み作戦 新人研修でビラ配り 宣伝しても 同じ人で増減 47

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Page.48 こいずみ失敗事例_新しい人が中々来てくれない・・・ 〇 勉強会でもキャズムの壁。。。 今勉強会に来てくれる人達 本当は来てほしい人々 イノベーター アーリー アダプター レイト アーリー マジョリティー マジョリティー 34% 13.5% ラガード 34% 16% 2.5% 48

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Page.49 こいずみ失敗事例_新しい人が中々来てくれない・・・ 〇 アーリーマジョリティーに対しては攻め方が違う(予想) アーリーアダ プター 情報にも敏感 自分がこれが良いと思えば飛びつく アーリーマジ ョリティ 信頼できる情報を使う 実用的だとわかったら飛びつく ⑫.上司の後ろ盾を得て ⑪.社内に正式案内 偉い人を巻き込ん で推進 ⑬.業務にする 業務と関連する内容(業 務課題を用いたワークシ ョップ等) これらの取り 組みが必要 49

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Page.50 4.今後に向けて 50

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Page.51 勉強会参加の心を折る上司の声 心を折る上司の声 「またお勉強会??」 (それで成果あがるの??) この声を打ち破りたい!! 51

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Page.52 アンケートで果たして勉強会参加の価値を表せるか?? 「この勉強会、アンケート で皆、学習になった。満足 したって言ってます。 効果ありました!!!」 ⇒ 効果あった??? 52

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Page.53 アンケートで果たして勉強会参加の価値を表せるか?? 研修満足度は操作しやすいため、研修講師に とっても都合がいい評価方法です。 研修の最後に 「皆さん、この2日間良く学びましたね」と 学んだ内容をふりかえった後、「学んだ内容 をグループごとにシェアしてください。話し 終えたら、大きな拍手で、みんなの健闘をた たえ合いましょう」その後、間髪いれずにア ンケートを配布するのです 53

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Page.54 勉強会の評価 では、勉強会(研修)の評価って?? 54

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Page.55 勉強会の評価 企業における研修(勉強会)評価は、 「日々の経営・現場に インパクトを与えること」 55

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Page.56 勉強会の評価 「探索と適用」のアジャイル 20の作戦 (「参加の準備運動」 「コミュニティ」等の新しい働き方) あれっ・・・どちらも『経営と現場』にイン パクト与える内容だ!!! この評価ができれば・・・ すごい事なんじゃ??? 56

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Page.57 勉強会の評価 そのことによって・・・ 勉強会参加での アジャイル知識の理解 勉強会を受けたメンバーが 日々の業務でイキイキと 機能発揮 そのことによって・・・ 勉強会(コミュニティ)を 企画運営していく コミュニティ運営自体が、 会社の働き方に影響を与え る 経 営 ・ 現 を場 与に えイ るン パ ク ト ここを評価 打ち破る!! 57

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Page.58 勉強会の評価 という事で、次回に向けて勉強会コミュニティは『評 価』にも向き合って進めていきたいと思います!! To Be Continued 58

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Page.59 勉強会の評価 更なる未来・・・ A社 勉強会 業務への影響を評価 業務 社内勉強会の効果を 評価。 そのノウハウをコミ ュニティで共有 コミュニティ 【インセプションデッキ】 B社 業務への影響を評価 勉強会 業務 各会社毎の社内勉強 会をグロース、連鎖 させ、組織アジャイ ルを回すギアとなる 59

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Page.60 終わりに 社内勉強会を共に 踏み出そう!! 社内勉強会をゼロ負荷で実施するために ~組織の芯に社内勉強会を宿す新20の作戦~ 60