AgileJapan2023登壇資料

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November 17, 23

スライド概要

Agile Japan2023で登壇した際の資料となります。

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Insurtechラボで作成しているスライドです

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関連スライド

各ページのテキスト
2.

1.Agile Japanと私 2.自己紹介 3.出島組織の設立と実施したこと 4.もがき 5.希望の兆し 6.過去と未来に向けてのエール 1

3.

Agile Japanと私 1.Agile Japanと私 2

4.

Agile Japanと私 世の中には こんな世界もあるのか!! ただ、自分には 関係ないかな・・・ それから半年後、お客様にアジャイルやりたいと直訴 3

5.

Agile Japanと私 自分達もアジャイルに 取り組んでるけど 登壇とかは自分には 関係ないかな・・・ それから1年後、Agile Japan 登壇 4

6.

Agile Japanと私 本日のラーニングアウトカム ・アジャイルやってない方がやってみよう、登壇に興味が ない方が登壇してみようかなと思える ・ウォーターフォールが中心の中でも、アジャイル型 組織運営を始める進め方を理解できる 5

7.

自己紹介 2.自己紹介 6

8.

自己紹介 小泉 岳人 X(Twitter):@koitake_ ニッセイ情報テクノロジー株式会社 保険インフラ事業部 Insurtech推進室 室長 趣味:コントラバス ・生命保険会社のシステム開発のPM (プロジェクトマネージャ)を10数年 7

9.

自己紹介 会社紹介 「保険・共済」「年金」「ヘルスケア」といっ た社会保障領域のマーケットに対して、ITサー ビスやコンサルティングなどを提供していま す。社会や生活の基盤となるプラットフォー マーを目指し、新たな価値の創造に取り組んで います。 会社名 設立 事業内容 従業員数 売上高 ニッセイ情報テクノロジー株式会社 1999年7月 保険・金融に関するシステム事業等 2,480名 (2023年4月1日 現在) 784.41億円 (2023年3月期) 8

10.

自己紹介 9

11.

出島組織の設立 3.出島組織の設立と実施したこと 10

12.

出島組織の設立 11

13.

出島組織の設立 12

14.

出島組織の設立 13

15.

出島組織の設立 本日はReBuild(再構築)がテーマのため、 ウォーターフォール中心の組織に アジャイルを広げていく(?) 事例を紹介します 14

16.

もがき 4.もがき 15

17.

もがき 社内でガイドを作成し、アジャイルコミュニティを作り、 アジャイル勉強会を続ける 初心者向けガイド プレイブック 社内アジャイル コミュニティ 週次社内勉強会 60回 16

18.

もがき 各社での社内勉強会の 知見をまとめ、勉強会 を継続中!! https://www.docswell.com/s/Insurtech-lab/5M1XR6-2023-04-29-094714 17

19.

もがき 社内でガイドを作成し、アジャイルコミュニティを作り、 アジャイル勉強会を続ける 初心者向けガイド プレイブック 継続はするも 社内アジャイル コミュニティ 週次社内勉強会 60回 社内で広がっていかない 18

20.

もがき 他部署のふりかえりや目標設定のワークショップを支援 ワークショップの 支援 20回以上 事業部の上長 含めた合宿 19

21.

もがき 他部署のふりかえりや目標設定のワークショップを支援 単発では評価が高いものの、 ワークショップの 事業部の上長 支援 含めた合宿 20回以上 続かない 20

22.

もがき お客様や他事業部と共にビジネスできないか、共創を模索 21

23.

もがき お客様や他事業部と共にビジネスできないか、共創を模索 総論は賛成なるも、 いざ実施となると相手との 探り合いとなり、 思ったように進まない 22

24.

はじめに 時々、砂漠で水をまいているような気がしてしまう・・・ 2

25.

伝わらないのは、みんな自分の仕事が忙しいから はじめに 2

26.

もがき 緊急度が高い仕事でいつでも溢れている 25

27.

もがき 緊急度ではなく、重要な仕事に注力する でも、重要度って どう決めれば? 26

28.

はじめに 重要度はGOAL、ミッションに 合っているかで選ぶ! 2

29.

もがき GOAL、ミッションを設定する機能が、失われている 市谷 聡啓 組織を芯からアジャイルにする MVPエディション https://www.docswell.com/s/papanda/ZM1WPE-shin-agile 28

30.

もがき 失われているGOALを探すため、価値を探索する練習が必要 プロダクトの価値 チームの価値 自分の価値 インセプション デッキ 仮説キャンバス スプリント ゴール ゴールデン サークル 29

31.

もがき 仮説キャンバス 書いてみる 整合させる 想いを乗せる 砥いでいく 練習する 毎 週 1 個 ペ ース で 作成して練習中 市谷 聡啓 著 ビー・エヌ・エヌ新社 (2019.6) 30

32.

もがき GCLT(ゴールデンサークルライトニングトーク) 四半期に1回、メンバーでゴールデンサークルとふりかえりを表明しあう。 31

33.

もがき 合宿 一人でなく、チームでゴールを見つけに行く 「合宿をしなさい」 「合宿をし、一緒に飯を食い、泊まって徹底的に話をする。 そうすると、形式知は脱ぎ捨てられ、自分の主観で話をするように なる。そこで、なぜこのプロジェクトに自分が参加しているのか、 という根源的な問いまでたどり着けるだろう。そこから始めて、一 つの共通理解が生み出される。この過程をみんなで踏みなさい」 平鍋健児、野中郁次郎 及部 敬雄 著 翔泳社 第2版 (2021.4) 32

34.

もがき SECIモデル 個人が蓄積した知識や経験を組織で形式知化し、 新たな発見を得るための知識創造プロセス 暗黙知 暗 黙 知 暗 黙 知 創発場 実践場 共同化 暗黙知 表出化 内面化 連結化 形式知 形式知 対話場 システム 形 式 知 形 式 知 33

35.

もがき SECIモデル 個人が蓄積した知識や経験を組織で形式知化し、 新たな発見を得るための知識創造プロセス ・SECIモデルは「共同 暗黙知 暗黙知 化」(一緒に経験して暗 対話場 創発場 黙知を暗黙知として経験 暗 形 する)から始まる 共同化 表出化 黙 式 知 暗 黙 知 知 実践場 内面化 形式知 ・合宿で普段と違う環境 でゴール設定を行う経験 形 式 連結化 が大事! 知 システム 形式知 34

36.

もがき 組織へのアジャイル浸透が難しいバッドループ 35

37.

もがき ゴール設定やチーム学習をアジャイルに習得していく 36

38.

希望の兆し 5.希望の兆し 37

39.

希望の兆し 1.大規模ウォーターフォールのプロジェクトの 全体事務局をアジャイルで実施 2.共創先よりもミッション・ビジョンを強く持つ 3.社外で取り組むことで社内に逆流させる 38

40.

希望の兆し 大規模ウォーターフォールのプロジェクトの全体事務局を アジャイルで実施 ユーザー2名,弊社3名,別ベンダー2名 <案件概要> ・開発期間1.5年、数10億円規模 ・複数会社が共同で開発 WF開発 設計 アジャイル で運営 全体事務局 実装 テスト 39

41.

希望の兆し 大規模ウォーターフォールのプロジェクトの全体事務局を アジャイルで実施 <実施内容> ・1週間スクラム (プランニング⇒デイリースクラム⇒ふりかえり) ・モブワークでのタスク履行 ・MiroやSlack等のツール導入 ・感謝のプラクティス,ワークショップ 40

42.

希望の兆し <現在までの成果> ・プロジェクトとしてGOAL設定 ・チームの代表が全体の場でそれぞれ感謝を表明 ・会社横断で進めやすい空気に ⇒ 大規模なWFを滑らかに動かす潤滑油として機能発揮 41

43.

希望の兆し 社内外の共創先とのやり取り対して自分たちのコアを持つ 自分たちの目的とお客様の ビジョンを整合させる お客様のビジョンについて お客様以上に語る 42

44.

希望の兆し 参考:今回の登壇の仮説キャンバス 43

45.

希望の兆し 社外の取り組みから社内へ逆流させる 1.他社との共同登壇 MoneyForward さんとの共同登壇 2.他社との共同ソリューション 3.外部発信 44

46.

希望の兆し 一緒にやる 共創 暗 黙 知 創発場 暗黙知 共同化 登壇 暗黙知記事書く 表出化 対話場 形 式 知 SECIモデルを回しに行く! 暗 黙 知 自分で やってみる 内面化 実践場 形式知 形 式 知 連結化 システム 他の登壇や記 形式知 事とつながる 45

47.

過去と未来に向けてのエール 6.過去と未来に向けてのエール 46

48.

過去と未来に向けてのエール 自分1人で 試してみた チームで 試してみた ステークホルダー と試してみた 47

49.

過去と未来に向けてのエール 経験と勇気がレバレッジとなり、次の段階を引き寄せる 失敗しても1段階戻れる安心が、勇気を持続させる 自分1人で 試してみた チームで 試してみた ステークホルダー と試してみた 48

50.

過去と未来に向けてのエール 経験とは行動を起こした人にのみ与えられる報酬 自分を勇気づけられるのは、自分自身の新たな一歩に ほかならない。 その一歩は、たぶん組織にとっても初の試みだろう。 きみは、組織初の経験を得た人物ということになる。 市谷 聡啓 著 、技術評論社 (2023.6) Fin 2