Supabaseで LINEボット構築した話

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May 21, 25

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組織論 ラインミニアプリ

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1.

Supabase × LINEボット 大学ゼミ活動での活用とその可能性 【第3回】シナマケミートアップLT会 2025年5月21日 Tappuriz

2.

Tappuriz 大阪経済大学経営学部教授 本間利通 担当科目:経営組織論 2025年3月 生成AIでプログラミングに手を出す + Cursor 2025年4月 LINEミニアプリ開発 2025年5月 LINEミニアプリ認証

3.

内容 大学生のゼミ運営で気を遣っていることを紹介 cursorを利用してあれこれ生成 → LINEBOT改良 上手く行っていること 上手く行っていないこと 新人との付き合い方の探索的検討に応用可能?

4.

問題意識 組織論ゼミ アンケート調査をして報告書を作成する 3グループで作業を分割 グループワークにおけるコミュニケーション問題 教員の指示が基本的に分かりくいから伝わらない 簡単な作法さえクリアできればなんでもいいんだが LINEミニアプリを活用する! → LINEボットも活用する!

5.

LINEミニアプリは効果あり? 大学ゼミ 定員14名 課題の自動採点・コメント 遊び心をいれてみる(反応あり) ルーレット MBTIグループ分け Open AI API

6.

LINEボット施策はだいたい無反応 語尾が「かしら?」と「の?」で終わる場合スタンプを返す 誰も試そうとしない 不要な遊び心かも 使いどころが無い?

7.

メッセージ数のカウント 全体のラインは活性化しない ボットの設定 「お嬢様キャラ」が気に食わないのか? 教員が入らないグループを3つ作成 ボットだけいれてカウントさせる 内容分析 プライバシー・ポリシー作成

8.

LINEボット改善 GASからSupabaseに乗り換え PostgreSQL RDMS!! LINEトークの内容分析 ろくでもないことをしていると感じる 貢献度をAIに評価させる 必要悪

9.

発見 発言傾向 普段から発言する学生/しない学生 少人数グループでも傾向は変わらない →知ってた速報 ファシリテーター 予想できなかった →意外な発見

10.

形から入ることを推奨してきました みうらじゅん(2007)『親孝行プレイ』KADOKAWA. 最初は偽善でもかまわない。まずは行動。 ”プレイ”と思えば照れずにできる。 心は後からついてくる。 グループワーク・就活も同じと説明

11.

これまでの手応え ランダムスタンプ返信 → 反応無し ルーレット → 利用実績あり MBTIチーム分け → たぶん盛り上がってる メッセージカウント → 活性化には影響してない 貢献度評価 → 今後の課題・改善の余地あり 採用の問題が大きいのかも。

12.

大問題 RDBMS (Relational Database Management System)を さほど活かせていない GASでよかったじゃないの…

13.

現時点のPostgreSQLの活用度合い かなり低い ストアドプロシージャ経由でちょっとだけ活用 発言回数ランキングの算出 履歴をまるごとGemini 2.0 Flash-Liteに投げて会話分析 最大入力トークン: 1,048,576 最大出力トークン: 8,192 Supabaseであれこれ処理しなくても、まだ全文いける

14.

今後の課題 AIへの過度な期待 LINE会話履歴にトピックをAIに付けさせる トピックに基づく会話分類とUesrIDのクロス集計 得意な話題や話し合われていない話題をあぶり出す オフライン(ゼミ)の会話をテキスト化 その後のグループライン会話に影響を与えているかを検証する オフライン運営の振り返り

15.

まとめ なにかと遊び心をいれると、たまに上手く行く気がする 人徳のなさ 直接的のやりとりは求められていないことを受け入れる →とりあえずAIを挟もう。 このままAI任せで突き進むしかない