システム思考入門_Rose_Deck.pptx

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July 19, 26

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はじめまして、yukikoと申します。 IT教育支援や、DX推進が可能です。 ◆ スキル LPIC レベル2 AI / Python Splunk BI(データ可視化・分析) ◆ その他 新卒・未経験の学生向けに、エンジニア転職を応援する資料を趣味で作成しています。 もしよろしければご活用ください。

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各ページのテキスト
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Rose Deck Series システム思考入門 「出来事」の裏にある構造を見抜き、根本から効く一手を見つける考え方 氷山モデル/ストックとフロー/フィードバックループ/レバレッジポイント うさうさ研修工房 |

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はじめに このスライドで学ぶこと システム思考を理解するために必要な 5つのテーマ 01 02 03 04 05 システム思考とは 線形思考との違いと、なぜ今必要とされるのか 氷山モデル 出来事の裏にある構造・メンタルモデルを見る ストックとフロー システムの「たまり」と「流れ」という基本要素 フィードバックループ 5つのテーマで 構造を見る力を養う 強化ループとバランスループの仕組み レバレッジポイント どこに介入すれば効果的に変化を生めるか うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 2

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基礎概念 システム思考とは? 要素の「関係性」と「相互作用」に目を向ける考え方 ● システム思考とは、物事を個別バラバラの要素としてではなく、要素同士の関係性・相互作用 が生み出す「全体のふるまい」としてとらえる考え方。 ● 線形思考との違い ● 線形思考:「Aが原因でBが起きた」と一方向で原因を特定する。 ● システム思考:AとBが円環的に影響し合う「フィードバック」に着目し、全体の構造を見る。 ● 代表的な提唱者 ● ドネラ・メドウズ(システムダイナミクスの研究者)、ピーター・センゲ(『学習する組織』著者) うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 点ではなく つながりで見る 3

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構造を見る視点 氷山モデル( Iceberg Model) 見えている「出来事」は、氷山のごく一部にすぎない ● 私たちが普段目にするのは、氷山の水面above に出ている「出来事」だけ。その下には見え にくい階層が積み重なっている。 ● 4つの階層 ● 出来事:目に見える個別の事象(例:システム障害が発生した) 出来事 Events パターン Patterns ● パターン:出来事の繰り返しや傾向(例:月末に障害が増える) ● 構造:パターンを生み出す仕組み(例:月末リリースの体制・プロセス) ● メンタルモデル:構造を支える価値観・思い込み(例:「今回も大丈夫だろう」) 構造 Structures メンタルモデル Mental Models ↑ 上ほど目に見えやすい/下ほど根本的な原因に近い うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 4

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システムの基本要素 ストックとフロー システムは「たまり」と「流れ」でできている ● ストック( Stock) ● ある時点でシステムに「たまっている量」のこと。例:貯水池の水量、組織の在籍人数、未 処理チケットの件数。 ● フロー( Flow) ● ストックを増減させる「流れ」のこと。ストックを増やすインフロー(流入)と、減らすアウトフ ロー(流出)がある。 ● 身近な例 ● バスタブモデル:蛇口(インフロー)と排水口(アウトフロー)の差し引きで、たまった水(ス トック)の量が決まる。 たまりと流れで 状態の変化を捉える ● IT現場の例:未処理チケット数(ストック)=新規発生(インフロー)-解決件数(アウトフ ロー)。 うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 5

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循環する影響 フィードバックループ 「増幅させる」か「一定に保とうとする」か ● 強化ループ( Reinforcing Loop) ● 変化がさらに同じ方向の変化を生み出す、雪だるま式に増幅していくループ。 ● 例:人気が人気を呼ぶ好循環、対応が後手に回るほど積み上がる技術的負債。 強化ループ 変化を増幅させる ● バランスループ( Balancing Loop) ● 目標値との差を検知し、それを縮めようとする自己調整のループ。 ● 例:室温を一定に保つサーモスタット、在庫が減ったら自動的に補充する仕組み。 バランスループ 一定の状態に近づける うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 6

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システムの落とし穴 遅れ(ディレイ)と非線形性 「すぐに結果が見えない」ことが判断を誤らせる ● ディレイ(遅れ) ● 原因が起きてから結果が現れるまでには、時間差があることが多い。 ● 対策の効果がすぐに見えないため、「効いていない」と焦って対策を打ち増やし、後で効果 が重なって行き過ぎ(オーバーシュート)が起きやすい。 ● 非線形性 ● 原因の大きさと結果の大きさが必ずしも比例しない。小さな変化が大きな結果を生むことも あれば、大きな努力が小さな結果しか生まないこともある。 焦って動く前に 「時間差」を疑う うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 7

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介入の設計 レバレッジポイント 同じ労力でも、介入する場所で効果は大きく変わる ● ドネラ・メドウズの論文『Leverage Points』(1999)では、システムへの介入ポイントには効果 の高低があることを示している。 ● 効果が比較的小さい介入 ● 数値パラメータの調整(例:人員を1人増やす、予算を少し増やす) ● 効果が大きい介入 ● ルール・評価制度・権限構造を変える(例:評価指標そのものを見直す) ● 前提となるパラダイム(考え方・思い込み)そのものを変える うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 どこを押すかで 結果が変わる 8

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現場での活用 ビジネス・ IT現場での活用例 「対症療法」から「構造への対処」へ ● 障害の根本原因分析 ● 「なぜなぜ分析」と氷山モデルを組み合わせ、出来事の奥にある構造やメンタルモデルま で掘り下げる。 ● 組織のボトルネック特定 ● 離職やナレッジ共有の停滞を強化ループ・バランスループで可視化し、悪循環の発生源を 見つける。 ● プロジェクト遅延の分析 ● スコープクリープやリソース不足の連鎖を構造として捉え、場当たり的な対応を避ける。 うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 現象ではなく 仕組みに向き合う 9

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実践ステップ 因果ループ図( CLD)を描いてみる 要素と矢印で、システムの構造を可視化する 5ステップ ①要素を洗い出す ②矢印でつなぐ ③ループを見つける ④遅れに印をつける ⑤介入点を考える 関係しそうな要素(人・数値・状 態)を書き出す 要素間の影響を+/-の矢印 で結ぶ 強化ループかバランスループか を見極める 効果が出るまで時間差がある箇 所を明示する 全体を俯瞰し、効果の高い介入 点を探す うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 10

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まとめ 学んだキーワードの整理 8つのキーワードで、今日の内容を振り返る システム思考 氷山モデル ストック フロー 強化ループ バランスループ レバレッジポイント 因果ループ図 うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門 11

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参考:公式サイト・一次情報リンク集 クリックすると各公式ページに直接アクセスできます ドネラ・メドウズ・インスティテュート 公式サイト https://donellameadows.org/ Leverage Points 論文(ドネラ・メドウズ , 1999) https://donellameadows.org/archives/leverage-points-places-to-intervene-in-a -system/ MIT Sloan System Dynamics Group 公式サイト https://mitsloan.mit.edu/faculty/academic-groups/system-dynamics/about-us ピーター・センゲ MIT Sloan 教員紹介ページ https://mitsloan.mit.edu/faculty/directory/peter-m-senge Society for Organizational Learning(SoL)公式 https://www.solonline.org/peter-senge/ The Systems Thinker(実践記事アーカイブ) https://thesystemsthinker.com/ うさうさ研修工房 | Rose Deck Series - システム思考入門