AI駆動開発_講師養成

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August 23, 26

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はじめまして、yukikoと申します。 IT教育支援や、DX推進が可能です。 ◆ スキル LPIC レベル2 AI / Python Splunk BI(データ可視化・分析) ◆ その他 新卒・未経験の学生向けに、エンジニア転職を応援する資料を趣味で作成しています。 もしよろしければご活用ください。

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各ページのテキスト
1.

TRAIN THE TRAINER AI駆動開発ワークショップ 講師養成 この研修でいちばん難しいのは、講師が完璧な顔をしないことです。 うさうさ研修工房 / 全6回シリーズを担当する講師向け

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WHY IT'S DIFFERENT この研修は、普通の技術研修と違います 普通の技術研修 この研修 扱うもの 知識と技能 苦しさと、その扱い方 講師の立場 分かっている人 同じく苦しんでいる人 成功の形 できるようになる できていないことに気づく 失敗の扱い 減らすべきもの 出させるべきもの 最大の敵 理解不足 本音が出ないこと 「教える」より「引き出す」研修です。知識を持っていることより、場を開けることのほうが重要になります。 2

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PRINCIPLES 講師の3原則 完璧な顔をしない 1 苦しんでいない人が「苦しいですよね」と言っても、誰も本音を出しません 答えを先に言わない 2 演習は気づかせるための設計。正解を渡すと気づきの機会を奪います AIを否定も礼賛もしない 3 推進派と懐疑派が混ざります。どちらにも寄らないでください 3つとも、経験のある講師ほど破りやすい原則です。教えられる立場に慣れているためです。 3

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PRINCIPLES 原則1 完璧な顔をしない 第1回の冒頭で、自分の失敗を1つ話してください。これをやらないと付箋が出ません。 「私もこのツールを作ったとき、AIが書いたコードに欠陥が3つありました。動作確認では全部通っていました。破壊試験を書いていなかったら、そのま ま納品していたはずです。」 ✕ 場が閉じる話し方 ○ 場が開く話し方 私も苦労しました ¥NaNの見積書を、危うく送るところでした 最初は誰でも難しいものです 3か月間、生成物を読まずに使っていました 慣れれば大丈夫ですよ いまも⑤の苦しさは、正直あります 抽象的な共感は伝わりません。具体的な失敗が1つあれば、場が開きます。自分の失敗がなければ、教材の実例を自分の言葉で語ってください。 4

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PRINCIPLES 原則2 答えを先に言わない 場面 やってしまいがち 代わりにこう言う 受講生が黙っている ヒントを出す 5分は待つ。その後「困っていることは何ですか」 明らかに間違っている 訂正する 「そう考えた理由を教えてください」 正解に近い 褒めて終わる 「それで第三者が作れますか」と一段深める 早く終わって暇そう 次の課題を渡す 「これで見積れますか」と粒度を問う 5分は待つ。これが最も難しく、最も効きます。 沈黙は失敗ではありません。考えている時間です。講師が耐えられずに口を開くと、受講生は「待っていれば答えが来る」と学習します。 5

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CRITICAL 苦しさ⑤が出たときの扱い 「自分の価値が分からない」──この付箋が出たら、必ず全体で読み上げてください。 やること 全体に向けて読み上げる。自分も同じ時期があったと話す やること 能力の問題ではなく、役割の再定義が追いついていない状態だと説明する やること 第6回で正面から扱うと予告する やらないこと 誰が書いたかを探る。目線で探すのも含めて やらないこと 「大丈夫ですよ」と励ます。軽く扱われたと感じさせる やらないこと その場で解決策を示す。第1回では名前をつけるだけ 6

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RUNBOOK 各回で講師がやること(要点) 回 主題 講師の要点 1 苦しさに名前をつける 自分の失敗を話す。付箋を自分も1枚書く。解決策を教えたくなるのを我慢する 2 読む力を取り戻す 正解を配らない。「読めなかった」と言った人をその場で褒める 3 壊しに行く 冒頭で「許可のないシステムへの攻撃は犯罪」と言い切る。見つからないのも成果 4 先に決めてから頼む 完璧な設計を目指させない。差が出なかった班も正しい発見として扱う 5 工程に組み込む マネージャーを必ず参加させる。管理職から先に発言させない 6 人に渡す 引き継げなかった事実を責めない空気を作る。⑤への回答をここで示す 詳細は『講師用進行台本』に分単位で書いてあります。この表は直前の確認用です。 7

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SUB-FACILITATOR サブ講師は、手の動きを見る 見えるもの 意味 対応 ペンが止まって5分 何を書けばよいか分からない 「困っていることは何ですか」から聞く 消しては書く 完璧に書こうとしている 「下書きでいいです」と許可する 隣を覗く 判断基準が分からない 判定基準を口頭で再提示する 早く終わる 粒度が粗い可能性 「これで第三者が作れますか」と問う 腕を組んで黙る 納得していない 休憩時に個別に聞く。全体では触れない 報告の型:事実と所感を分ける(30秒) 「3班のAさん、演習2で8分間ペンが止まっていました(事実)。担当業務が定型作業で、課題が見つけにくいのかもしれません(所感)」 8

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TROUBLE よくあるトラブルと対応 起きたこと 対応 付箋が出ない 講師がもう2枚書いて貼る。それでも出なければ「困っていないなら、それも書いてください」 議論が特定の人に偏る 「他の班はどうでしたか」と指名で回す。反論はさせない AI否定論が始まる 否定せず「どこで使えなかったか」を具体で聞き、第3回の予告につなげる 管理職の前で本音が出ない 班を分ける。管理職だけの班を作ってよい 教材が動かない 1台で投影し講師が代表操作。班は指示を出す役に回る 時間が足りない 講義後半 → 共有人数 → 演習件数 の順に削る 絶対に削らないもの:第1回の付箋/第2回のふりがな/第3回の壊しに行く/第6回の振り返り 9

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PREPARATION 講師自身の事前準備 □ 受講者のペルソナを事前アンケートで把握する 2週間前 □ 第5回にマネージャーが参加できるか人事に確認 □ 教材が受講者環境のブラウザで動くか確認 □ ワークシートを人数分+予備3部 前日 □ 付箋を1人10枚以上、7分類用の模造紙 □ 破壊試験カタログを班の数だけ印刷 □ 7分類の見出しを壁に貼る(第1回) 当日朝 □ 後方から文字が読めるか歩いて確認 □ 自分の失敗談を1つ、声に出して練習する 最後の項目が抜けがちです。失敗談はその場で作ると抽象的になります。必ず声に出して練習してください。 10

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PITFALLS 経験のある講師ほど陥る罠 罠 罠 罠 罠 罠 教えたくなる 知識があるので、つい解決策を先に渡す。気づきの機会が消える 沈黙に耐えられない 5分待てず口を開く。受講生は「待てば答えが来る」と学習する きれいにまとめたくなる 付箋を講師が分類する。「正解を当てる作業」に変わってしまう 成功事例を語りたくなる うまくいった話をすると、場が閉じる。失敗の話のほうが開く 受講生を安心させたくなる 5つとも「善意から出る」行動です。だから気づきにくく、やめにくい。 「大丈夫ですよ」は、軽く扱われたと感じさせることがある 11

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EXERCISE この養成研修の演習(90分) 個人 10分 自分の失敗を1つ書き出す。具体的で、抽象的な教訓を含まないもの ペア 15分 失敗談を実際に声に出して話す。聞き手は「具体的か」だけを見る 全体 15分 5分間の沈黙に耐える練習。講師役が問いを出し、実際に5分待つ ペア 20分 介入のロールプレイ。「黙っている」「間違っている」「早く終わった」の3場面 全体 20分 ⑤の付箋が出た場面の再現。読み上げから予告までを通しでやる 個人 10分 初回で自分が陥りそうな罠を1つ選び、対策を書く 3番目の「5分待つ練習」を必ず入れてください。頭で分かっていても、体が耐えられません。 12

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SUMMARY まとめ 完璧な顔をしない 具体的な失敗を1つ話す。抽象的な共感は伝わらない 答えを先に言わない 5分は待つ。沈黙は失敗ではなく、考えている時間 どちらにも寄らない AIを否定も礼賛もしない。推進派と懐疑派の両方がいる ⑤を丁寧に扱う 読み上げる。誰が書いたかは探らない。第6回で回収する あなたが苦しんでいることを、隠さないでください。それが最大の教材です。 面白きこともなき世を面白く うさうさ研修工房 13