Azure Stack HCI のCSVのファイルシステム 23H2対応版

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January 01, 25

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関連スライド

各ページのテキスト
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SCUGJ 第43回勉強会 ロゴ作成中 2024/12/14 Windows Server and Cloud User Group Japan 後藤 諭史(Satoshi GOTO)

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ロゴ作成中 後藤 諭史( Satoshi GOTO )  国内SIerでプリセールスやっています  仮想化製品が主な専門分野です。 が、基本的には雑用係   Microsoft MVP - Cloud and Datacenter Management (Jul.2012 - Jun.2025) Microsoft MVP – Microsoft Azure(Jul.2024 - Jun.2025) 2

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ロゴ作成中 本セッション資料ですが、個人で準備した環境において、個人的に実施した検証/結果を基に記載しています。 あくまで個人の意見/見解であり、所属する会社の正式な回答/見解ではない事に留意してください。 3

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ロゴ作成中 クラウドサービスを取り扱っているため、セッション当日(2024/12/14)時点の情報となります。 セッション終了直後、いきなり仕様が変更される場合もありますのでご了承ください。 4

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ロゴ作成中 Azure Stack HCI Azure Local https://techcommunity.microsoft.com/blog/azurearcblog/introducing-azure-local-cloud-infrastructure-for-distributed-locations-enabled-b/4296017 5

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ロゴ作成中  Azure Stack HCI は、Azure Local の一部になりました。同じ機能が新しい名前で引き続き 提供されます ◦ つまるところ、Azure Stack HCIからAzure Localにブランドが変わっただけ  新機能が追加 ◦ Ver.2411からAzure Localとなり、すでにGA ◦ エッジシナリオでの「低スペック」「低コスト」なハードウェアでの動作サポート → 現時点ではプレビュー → データ用SSDを追加したシングルノード構成だそうです ◦ Active Directory不要なローカルIDオプション → 現時点ではプレビュー → ローカルアカウントと証明書で、AD参加時と同等の機能を提供 ◦ ディスクコネクテッドシナリオ → 現時点ではプレビュー → 要件はあるものの、Azureに接続できない環境でも動作可能に 6

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ロゴ作成中 7

8.

ロゴ作成中 Azure Stack HubとAzure Stack Edgeは? Microsoft は、分散した場所でインフラストラクチャが必要なほとんどの状況で Azure Local を推奨して います。低スペックのハードウェア (プレビュー) とディスコネクテッド (プレビュー) が一般提供される と、Azure Local は以前の Azure Stack 製品と同じ機能を提供します。これらの機能が一般提供される まで、Azure Stack Hub と Azure Stack Edge に変更はありません。これらは、Azure Local とは別のス タンドアロン製品として引き続き利用できます。 8

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SCUGJ 第43回勉強会 ロゴ作成中 2024/12/14 Windows Server and Cloud User Group Japan 後藤 諭史(Satoshi GOTO)

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ロゴ作成中  クラスター共有ボリューム(CSV)は自動的にReFSとなる ◦ 22H2も同様  ReFSのバージョンは「3.10」 ◦ 22H2は3.7 (Windows Server 2022と同じ) ◦ Windows 11 22H2はReFS 3.9 ◦ Windows Server 2025は3.14  ReFS 3.9で以下の機能をサポート ◦ 圧縮機能 ◦ 圧縮アルゴリズムはLZ4とZSTD ◦ どちらかを選択して設定 10

11.

ロゴ作成中  Azure Local 22H2でも使用可能  ジョブ実行形式。稼働中の仮想ディスクに対しても実行可能  初回はフルスキャンだが、2回目以降は新しいデータもしくは変更された データのみ重複除去を実施 ◦ 2回目以降のシステムパフォーマンスへの影響を最低限にする設計  データブロックレベルで動作 ◦ ファイル構造ではなくブロック構造を見るので、ファイル形式問わず 11

12.

ロゴ作成中  ReFS3.9にてサポート  重複除去同様、稼働中の仮想ディスクに対しても実行可能  圧縮アルゴリズムが2つ用意され、初回圧縮時に指定 ◦ LZ4:圧縮と展開の速さに焦点を当てたアルゴリズム。展開速度がZSTDよりも速い (らしい) ◦ ZSTD:LZ4より新しいアルゴリズム  詳細なドキュメントを探しているので、見つかり次第共有します ◦ テストしてみてどうよ? 的なとことアリ… … 12

13.

ロゴ作成中  指針※によると、以下のワークロードは重複除去が有効 ◦ ファイルサーバー(同じようなファイルがたくさん) ◦ VDIホスト(同じような仮想ディスクがたくさん) ◦ DPM等のバックアップホスト(同じようなバックアップデータがたくさん)  それ以外のワークロードは重複除去が効くか怪しい ◦ 仮想化基盤(Hyper-Vホスト)(いろいろなOS、アプリの仮想マシンがあるので) ◦ SQL ServerとかのDB(いろいろなデータがあるので) ◦ ファイルシステム的に共通点を見出すことが難しいもの全般  ただし、この指針はWindowsデータ重複除去のドキュメントであり、ReFSの重複除去に適 用できるかは微妙 ◦ 原理原則を考えると、正しいとは思われる ※ https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/data-deduplication/install-enable 13

14.

ロゴ作成中  ReFSの重複除去/圧縮に関するドキュメントは調査中  Nested環境なので、正確なパフォーマンス評価は無理。アバウトな感じで傾向をみる感じ でのデータは掲載 (ハードウェア実装で検証してみたい……) 14

15.

ロゴ作成中  PowerShell、もしくはWindows Admin Centerから有効化可能  PowerShellからであれば「Dedup(重複除去のみ)」「DedupAndCompress(重複除去と 圧縮)」「Compress(圧縮のみ)」の3つから設定可能。 WACからは「DedupAndCompress(重複除去と圧縮)」 のみ  WACからは右図の設定から、PowerShellは以下の コマンドレットで実施。PowerShellからの場合は、 ディスクの所有権を持っているホストから 実施すること Enable-ReFSDedup -Volume <パス> -Type <使用する方式> 15

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ロゴ作成中 所有者確認 コマンドレット実行 方式は「重複除去と圧縮」 設定確認 「重複除去と圧縮」が有効に なっている 16

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ロゴ作成中 Start-ReFSDedupJob -Volume "C:\ClusterStorage\UserStorage_2" -Duration $Duration -CompressionFormat ZSTD  ジョブは即時実行される  圧縮形式は「-CompressionFormat 」オプションで指定(LZ4/ZSTD) 無指定時(デフォルト)はLZ4  進行状況は「Get-ReFSDedupStatus」コマンドレットで確認可能 17

18.

ロゴ作成中  Nested Hyper-VなAzure Local 23H2 2node構成  回復性は双方向ミラー  プロビジョニングは200GBの固定  容量可変ディスク(14.7GB/127GB)の 仮想マシンを10台展開して試行  圧縮はデフォルトのLZ4を指定 18

19.

ロゴ作成中  ベンチマーク用にテストファイルを作成した場合「そのファイルは重複除去の対象では ない」 → 巨大ファイルを書き込み、重複除去/圧縮を行い、そののちの読み取り速度を 見ないと正確なパフォーマンスは計測できない → ベンチマークの取得方法をちょっと検討… …  重複除去ジョブ実行時にはホストのストレージ負荷が上昇していたため、ジョブ実行タ イミングは注意が必要 19

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ロゴ作成中 CPU/Memリソースに注意 ちょっと古いCPUですが…… 20

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ロゴ作成中  処理前 21

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ロゴ作成中  処理後 処理前 処理後 削減率 150GiB 41.5GiB 76% 22

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ロゴ作成中  30GBの固定ディスクにOSをインストール  内容量的には18.6GB程度使用。空きは10.6GB  ストレージの都合上、6台並べて実行  圧縮は、デフォルトのLZ4を指定 23

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ロゴ作成中  処理前(圧縮は前のジョブの残骸なので無視してください) 24

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ロゴ作成中  処理後(驚くほど、重複排除が効かない) 処理前 処理後 削減率 187GiB 168GiB 10.1% 25

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ロゴ作成中  重複排除+圧縮と同じシナリオで実施 26

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ロゴ作成中  処理後 処理前 処理後 削減率 183GiB 154GiB 16% 27

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ロゴ作成中  処理後 処理前 処理後 削減率 183GiB 182GiB 0.4% 28

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ロゴ作成中  あまりにもあまりにもなので、重ね掛け 処理前 処理後 削減率 183GiB 171GiB 6.5% 29

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ロゴ作成中  容量可変ディスクにはガチで効きます。VDIのようなテンプレートのような同じ仮想 ディスクを使用した場合には、ベストケースで相当の数字がでそう  容量固定ディスクでは重複除去の効果はかなり疑問。容量可変ディスクと同じと思っ ているとアウト。圧縮のみのほうが削減効果が高そう。 もう少し掘り下げが必要か  ホストではかなりのパフォーマンス影響がありそうなので、ジョブ実行時間には注意 が必要か(物理環境での評価が必要)。 仮想マシン上でのパフォーマンスについては検証方法の検討から必要  ReFS重複除去を活用して、よい Azure Stack HCI Azure Local ライフを! 30

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ロゴ作成中  Azure Local のドキュメント https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-local/  Azure Local での ReFS 重複除去と圧縮を使用してストレージを最適化する https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-local/manage/refs-deduplication-andcompression?tabs=windowsadmincenter  データ重複除去のインストールと有効化 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/data-deduplication/install-enable ※ただし、Windows Serverでのデータ重複除去のドキュメントのため、参考として 31

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ロゴ作成中 32