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June 27, 26
スライド概要
主に勉強会の資料を公開しています。
SCUGJ 第51回勉強会 ロゴ作成中 2026/06/20 Windows Server and Cloud User Group Japan 後藤 諭史(Satoshi GOTO)
ロゴ作成中 後藤 諭史( Satoshi GOTO ) 国内ディストリビューターで、 Microsoft製品中心なソリューションアーキテクトやっています Microsoft MVP - Cloud and Datacenter Management (Jul.2012 - Jun.2026) Microsoft MVP – Microsoft Azure(Jul.2024 - Jun.2026) noteはじめました https://note.com/wind06106 2
ロゴ作成中 本セッション資料ですが、所属会社の環境を一部借用していますが、個人的に実施した検証/結果を基に記載 しています。 あくまで個人の意見/見解であり、所属する会社の正式な回答/見解ではない事に留意してください。 3
ロゴ作成中 Microsoft SDN v2については、 こちらの書籍をご確認ください 2019/06/24発売で、若干のアップデートが 必要ですが、今でも現役で通用します(まじで) Azureのネットワークの概念を知りたい場合にも ぜひ 4
ロゴ作成中 書籍に書いていない、Windows Server 2019で実装されていた機能 ◦ 仮想ネットワークでのIPv6サポート ◦ Windows Container on Microsoft SDN v2 (いろいろと苦労はしましたが、一応動きました……) Windows Server 2025で実装された機能 ◦ https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/get-started/whats-new-windows-server-2025#software-defined-networking ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ NC on FC(フェールオーバークラスターのリソースとしてのNC) タグベースのセグメント化 Windows Server 2025での既定のネットワークポリシー SDNマルチサイト L3接続のゲートウェイのパフォーマンス向上 (おそらく)ドキュメントに記述のない「SLBMUXのL2 Forwardingモード」 5
ロゴ作成中 従来まで仮想マシン+サービスファブリックアプリケーションの実装 だったネットワークコントローラーがフェールオーバークラスタリングの クラスターアプリケーションとして実装 ◦ クラスターノード上でサービスが稼働 ◦ データベースは共有フォルダかCSV(クラスター共有ボリューム)上に格納 ◦ 仮想マシンのリソース不要で全体として軽量化 6
ロゴ作成中 セキュリティータグを作成し、タグに仮想マシンやネットワークセキュリ ティグループを紐づけて、セキュリティ設定を簡素化 ◦ 仮想マシン、仮想ネットワーク、論理ネットワークにタグを設定可能 7
ロゴ作成中 デフォルトで、いくつかのセキュリティ ルールが準備されており、 簡単にセキュリティ設定が可能になった 設定した内容はネットワークセキュリティ グループとして保存 自動作成されたNSG 8
ロゴ作成中 RDPだけを許可した場合、以下のようなNSGが作成される TCP通信をすべて拒否する ルールまで作成 9
ロゴ作成中 仮想化されたワークロードに対して、異なる物理的な場所でネイティブ レイヤー2 とレイヤー3 の接続が可能になる 複数のサイトで1つの仮想ネットワークが構築可能となり、サイト間での シームレスな仮想ネットワーク構築が可能に ◦ ◦ ◦ Azureの可用性ゾーンみたいなもの 東京と大阪にサイトを持った場合、仮想ネットワークとしてサイトを跨いだL2ネットワークが 構築可能 DRなどに最適 現状においては、以下の制約アリ ◦ ◦ ◦ ◦ 2つのサイト間でのみサポート サイト間接続はGREトンネルのため、非暗号化通信となる 内部ロードバランサーはローカルサイトのみ NC on FCの場合はPowerShellでのみ展開/管理可能 10
ロゴ作成中 より高いスループットとCPU負荷の削減に貢献 既定で有効 11
ロゴ作成中 (2026/05末時点)ドキュメント化されていない機能 ◦ ◦ SDNExpress.ps1のコンフィグファイルで「BgpLessMux」として存在を示唆 コンフィグ設定として「IsL2ForwardingEnabled」を「1」に設定することでモード変更 SLBMUXによるNATを利用する場合、外部ネットワークとSLBMUX間で BGPによる経路交換が必要だった ◦ 次ページ図参照 L2 Forwardingモードを使用すると、NAT用のPublic IPのMACアドレスを SLBMUXが持つため、L2接続になるのでBGP接続が不要になる ◦ Public IP用のVLANとL3ルーティングが必要(Static RouteでOK) 12
ロゴ作成中 従来のモード エッジルーターとBGPによる 経路交換 ルーティングテーブルに従っ て、NATアドレス宛ての通信 はエッジルーターから SLBMUXにルーティング Public IPは実態は存在せず、 いわゆるVirtual IPの扱い L2 Forwardingモード 論理ネットワークとして Public IPのサブネット (VLAN)を設定 NATアドレスのARPを SLBMUXが送出することで、 エッジルーターはARPテーブ ルに従ってNATアドレス宛ての L2フレームをSLBMUXへ転送 13
ロゴ作成中 14
ロゴ作成中 15
ロゴ作成中 エッジルーターのARPテーブルに Public IPとMACアドレスが乗ってくる SLBMUXのMACアドレスと同じ 16
ロゴ作成中 「ipconfig /allcompartments /all」コマンドで 確認すると、SLBMUXがPublic IPアドレスと MACアドレスを保持していることがわかる 17
ロゴ作成中 Gatewayでネットワーク接続をしなければ、BGP全廃可能です Gateway接続では、まだBGPが必要です コンフィグファイルにもBGP設定が残っています 18
ロゴ作成中 SDNExpress.ps1で環境を作るのが一番簡単 コンフィグファイルで「IsL2ForwardingEnabled」を「1」に設定 → 「Sample - Software Load Balancer BgpLessMux.psd1」をベースに コンフィグファイルを作成 作成したコンフィグファイルでSDN環境を展開 19
ロゴ作成中 L2 Forwardingモードを含む、Windows Server 2025で実装された機能は、 SDNExpress.ps1の実行環境もWindows Server 2025で作るのが無難 → Windows Server 2022上でSDNExpress.ps1を実行した場合、 NC on FC環境は作れたものの、L2 Forwardingモードはエラーで 止まりました 2025/09の累積アップデートで、指定可能なBGP ASがプライベートAS番号 のみに限定された模様 → AS64512からAS65534が使用可能 → グローバルASを指定すると、SLBMUXの展開は成功するものの、 SLBMUXが不明なエラーでまともに動かない 20
ロゴ作成中 Windows Server 2025で、Microsoft SDN v2は地味に進化しています L2 Forwardingモードは、BGP不要で簡単に仮想ネットワークが構築できます Azure LocalでもSDN機能を利用する場合、ハイパーコンバージドデプロイメントでは Microsoft SDN v2での実装になりますので、継続的にキャッチアップしてみてください 21
ロゴ作成中 22