-- Views
May 29, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定で新設された「迅速フィブリノゲン測定加算」150点を図解でわかりやすく解説。対象患者・測定目的・実施場所という算定3要件と、フィブリノゲン製剤の適正使用というねらいを、図表でまとめました。
▼ メルマガ記事(テキスト版)はこちら
【令和8年度診療報酬改定】迅速フィブリノゲン測定加算150点を徹底解説
https://www.daitoku0110.news/p/rapid-fibrinogen-measurement-fee-2026
病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用
【令和8年度診療報酬改定】 迅速フィブリノゲン測定加算の完全解説 手術室での迅速な測定を評価する「150点」の新設とその算定要件 +150点 (1,500円相当)
既存の出血・凝固検査 + 手術室等での迅速測定 = 迅速フィブリノゲン測定加算 +150点 令和8年度改定で初めて新設された項目であり、所定点数に対して150点(1,500円相当)が上乗せされます。
加算対象となる2つのベース検査 フィブリノゲン半定量 フィブリノゲンのおおよその量を測定する検査。 フィブリノゲン定量 フィブリノゲンの正確な量を測定する検査。 ※これらの検査を迅速に行った場合に、加算の対象となります。
大量出血進行 A 手術中 中央検査室への検体搬送・分析 致命的なタイムロス 投与判断 B 手術室等での迅速測定 フィブリノゲン値の把握は製剤投与判断の出発点ですが、検査室での分析を待つ『待ち時間』が大量出血時の大きな課題でした。
従来フロー 令和8年度新フロー 実施場所 中央検査室 手術室等 スピード 結果待ちによる遅延 その場での即時判断 診療報酬 所定点数のみ 所定点数 + 150点
1 対象患者 後天性低フィブリノゲン血症 大量出血などによって後天的に不足した状態。 2 測定目的 フィブリノゲン製剤の適応の可否の判断 3 実施場所 手術室等 その場で測定する「迅速性」の担保。 +150点 算定のための3要件:これらすべてを同時に満たす必要があります。
起点 手術室での迅速測定 判断 タイムロスなき的確な投与判断 実行 必要な患者に、必要なタイミングで、過不足なく投与 【フィブリノゲン製剤の適正使用】 150点の加算は単なる経済的評価ではありません。 迅速な測定を後押しすることで、限りある血液製剤の『適正使用』を実現するためのシステム的な設計です。
令和8年度新設: 迅速フィブリノゲン測定加算 +150点 対象検査: ☒ フィブリノゲン半定量 ☒ フィブリノゲン定量 算定要件(すべて満たすこと) □ 患者要件:後天性低フィブリノゲン血症 □ 目的要件:フィブリノゲン製剤の適応可否判断 □ 場所要件:手術室等 制度のねらい:フィブリノゲン製剤の適正使用の推進