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April 04, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定で介護支援等連携指導料が2区分に再編されます。新設の指導料2(500点)は、入退院支援加算1の届出病棟において、入退院支援部門の担当者が平時から連携しているケアマネジャー等と共同指導を行った場合に算定可能です。従来の指導料1(400点)との3つの要件の違い、併算定の制限、病院経営層向けのアクションプランをスライドで解説します。
メルマガ『【令和8年度改定】介護支援等連携指導料が2区分に再編|新設の「指導料2」は500点』:https://www.daitoku0110.news/p/kaigo-shien-renkei-2-categories
チャットでの質問はこちら:https://notebooklm.google.com/notebook/264bc64a-69dd-4fd0-afaf-160eecb86f67
病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用
【令和8年度改定】 介護支援等連携指導料の 再編と戦略的対応 新設「指導料2(500点)」獲得に向けた 平時からの病診・病介連携の要点 病院経営層・入退院支援部門・ MSW向け解説資料
令和8年度改定の核心:3つの重要ポイント 2区分への再編 従来の400点が「指導料1」へ 移行し、新たに上位区分として 「指導料2(500点)」が新設。 「入退院支援加算1」が鍵 新設の500点は、入退院支援加 算1の届出病棟に入院中の患者の みが対象。 「平時からの連携」の評価 入院後ではなく、事前に関係性 を構築しているケアマネジャーと の共同指導が必須条件に。
見直しの背景:なぜ「入院前」からの連携が求められるのか? 現状の課題:事後対応の限界 [入院] [連携開始] [退院直前の調整] 「入院してから介護支援専門員と連携を開始するのでは遅い」という現場の課題。 退院後のケアプラン策定に遅れが生じるリスク。 改定の狙い:平時連携によるシームレスな移行 [平時からの関係構築] [入院] [即時の情報共有] [円滑な退院] 入退院支援部門が事前にネットワークを構築。 市町村の「入退院支援ルール」と連動し、より実効性の高い医療・介護連携へ。
報酬体系の再編:単一区分から「2層構造」へ 従来(令和6年度まで) 介護支援等連携指導料 (400点) 現行維持 介護支援等連携指導料1 (400点) 算定上限:入院中2回まで 【新設】上位区分 介護支援等連携指導料2 (500点) 算定上限:入院中2回まで
指導料1と指導料2の比較:3つの決定的な要件の違い 介護支援等連携指導料1 (400点) 介護支援等連携指導料2 (500点) 1. 対象病棟 限定なし (全て対象) 入退院支援加算1の届出を 行っている病棟に限定 2. 指導担当者 医師、または指示を受けた 看護師・社会福祉士等 入退院支援及び地域連携業務 を担う部門の担当者 3. ケアマネとの 関係性 事前の関係性要件なし (その都度の連携) 平時から連携体制を構築してい る介護支援専門員等との共同
500点算定の鍵:「平時からの連携体制」の可視化 医療機関:入退院支援部門 地域・介護:居宅介護支援事業所等 平時からの連携 ・一般病棟の看護師ではなく、専門部門の 担当者が直接関与すること。 ・患者の入院前から、地域のケアマネジャーと の情報共有ルートが確立されていること。 ・市町村の「入退院支援ルール」に基づく 地域ネットワークの活用。
算定上の注意点:厳格な併算定・同日算定の制限 同一入院中の併算定不可 1回の入院において、指導料1と指導料2を 両方算定することはできず、いずれか一方 のみの算定となる。 退院時共同指導料2との同日算定不可 B005の注3に掲げる「介護支援専門員等と共 同して指導を行った場合の加算」と同一日に は算定できない(※従来ルールを踏襲)。
病院経営層への示唆:次期改定に向けたアクションプラン 貴院は 「入退院支援加算1」を 届出しているか? いいえ はい まずは現行の「指導料1(400点)」 の確実な算定と、院内の入退院支援 体制の底上げに注力。 「指導料2(500点)」の算定が 戦略的ターゲットに。 入退院支援部門を核とし、地域の介護支援専門員との「顔の見える関係」を平時から システム化することが、上位区分獲得とシームレスな病床回転の絶対条件となる。