令和8年度改定 投与時閉鎖式接続器具使用加算150点の完全ガイド|抗がん剤ばく露対策と算定要件

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July 14, 26

スライド概要

令和8年度診療報酬改定で新設される「投与時閉鎖式接続器具使用加算(150点)」を図解で解説。抗がん剤のばく露対策として、調製時に続き投与時のCSTD使用が初めて評価されます。対象患者・算定要件・施設基準の3条件から、算定可否の判定フローまで実務目線で整理しました。

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【令和8年度改定】投与時閉鎖式接続器具使用加算150点を徹底解説
https://www.daitoku0110.news/p/closed-system-device-cancer-drug

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病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用

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1.

令和8年度診療報酬改定 実務対策ガイド 「投与時閉鎖式接続器具使用加算」 150点の完全解剖 抗がん剤ばく露対策と新しい収益構造の構築 医療安全・経営研究所

2.

抗がん剤の「見えない脅威」と国の問題意識 抗がん剤の強力な細胞増殖抑制作用は、患者だけでなく、飛散した薬剤へ意図せずばく露する医療従事者にも重大な健康被害をもたらす。 調製時 投与時 国内の疫学調査による裏づけ 厚生労働省は、薬剤師(調製時)および看護師(投与時)の双方における ばく露リスクと環境汚染の報告を重く視し、今回の新設評価を決定した。

3.

閉鎖式接続器具(CSTD)の物理的遮断機構 加圧 従来のシリンジ:差圧による薬剤の飛散・漏出リスク CSTD:差圧調節機構による完全閉鎖 バイアル内外の差圧を調節する機構により、薬剤の飛散を物理的に防止。医療従事者へのばく露と作業環境の汚染を同時に抑え込む。

4.

令和8年度改定における評価範囲のパラダイ パラダイムシフト 従来 令和8年度改定 評価対象プロセス 無菌製剤処理(調製)のみ 調製+患者への投与 診療報酬 投与段階の評価なし 新設:投与時閉鎖式接続器具使用加算 150点 保護される対象 主に薬剤師 薬剤師、看護師、および院内環境 調製時に続く「投与時のばく露対策」が初めて診療報酬として明文化された。

5.

算定の絶対条件:調製から投与までの「連続した閉鎖」 薬剤部 無菌製剤処理料1 のイを実施 CSTD 連続した閉鎖環境 病棟/外来 患者への投与 CSTD 【注意】調製時だけ、あるいは投与時だけの単独使用では算定不可。 新加算(150点)は、無菌製剤処理料1に上乗せされる。調製プロセスと投与プロ セスの両方で閉鎖式接続器具を用いることが算定の前提となる。

6.

150点獲得のための3つの厳格な要件 対象患者 無菌製剤処理料 1の「イ」 今回の加算は、この「イ」 の対象患者に投与する場 合に限って算定可能。 算定要件 調製+投与の ダブル使用 調製時と投与時の2つ の場面の両方でCSTD を使用すること。 施設基準 外来腫瘍化学 療法診療料1 同診療料1に係る届出 を行っている保険医療 機関であること。 投与時閉鎖式接続器具使用加算(150点)算定基盤

7.

実務向け:算定可否判定ロジックツリー 無菌製剤処理料1の「イ」の対象患者か? YES 外来腫瘍化学療法診療料1の届出を行っているか? YES 調製時(製剤処理時)にCSTDを使用したか? YES 投与時にも連続してCSTDを使用したか? YES 投与時閉鎖式接続器具使用加算(150点)算定完了 NO 算定不可 NO 算定不可 NO 算定不可 NO 算定不可

8.

医療安全と病院経営の完全な一致 医療従事者の ばく露防止 薬剤師・看護師の保護 環境汚染の 低減 院内環境のクリーン化 令和8年度 投与時CSTD加算 診療報酬の獲得 新たな収益機会 抗がん剤を扱う医療機関は、直ちにこの3条件を確認し、 コンプライアンスとスタッフの安全を守る新体制へ移行すべきである。