>100 Views
December 29, 25
スライド概要
YouTubeで公開した動画に使用した投影資料の共有です(2025/12/29公開)。
■動画の内容
2027年にM&Aの税金が上がります。
そこで増税前の2026年に会社を売りたいところですが、それには独特のリスクがあります。
2026年のM&Aの落し穴と対応策をご紹介します。
■動画URL
増税前のM&Aは要注意!2026年に会社を売る6つのリスクを解説(24分3秒)
https://youtu.be/EzNeIUOPRdk
■出演者
古旗淳一(公認会計士・税理士)
株式会社STRコンサルティング代表取締役
買い手企業担当者としてのバックグラウンドを生かし、独立後は数多くのM&Aの相談に対応。
専門家としての知識と現実的な実務経験、最新の現場情報を踏まえてわかりやすく解説します。
【動画内容の要約】
税制改正により、2027年以降は中小企業M&Aの税金が多くの売り手にとって非常に重くなります 。2026年は増税前の駆け込み売却が急増することが予想されますが、焦りには無視できないリスクやデメリットが伴います 。
本動画では、公認会計士・税理士の古旗が、2027年からの新税制のポイントと、2026年のM&Aで絶対に回避すべき「6つの落とし穴」と対応策を徹底解説します 。
■ 2027年からM&Aの税金はどう変わる?
2026年までの現行税制と、2027年以降の新税制では、手残りの金額が億単位で変わる可能性があります 。
・増税の基準:譲渡所得が現在の約10億円から、約3.3億円(売値目安3.5億円)へと大幅に引き下げられます 。
・増税後の税率:基準を超えた部分に対して、約35.6%という高い税率が課されます 。
・期限の定義:2026年12月31日までに株式の所有権が法的に買い手へ移転(売買成立)している必要があります 。
■ 2026年M&Aの「6つの落とし穴」
増税前には、通常のM&Aでは起こりにくい独特のリスクが発生します 。
買い手のキャパオーバー:売り案件の急増により、買い手が対応しきれず自社が埋没するリスク 。
有能な担当者の不足:優秀な仲介・FAのキャパが早々に埋まり、経験の浅い担当者に当たるリスク 。
スケジュール管理のミス:会社分割などの複雑な手続きやイレギュラー対応が年末に間に合わないリスク 。
交渉で足元を見られる:年内成約を焦る売り手の心理を突かれ、不利な条件を飲まされるリスク 。
資料の質の低下:準備時間不足でスカスカな資料が氾濫し、会社の価値が正しく伝わらないリスク 。
吸血M&Aの再来:焦りから買い手への警戒心が薄れ、詐欺的な買収事件に巻き込まれるリスク 。
■ 失敗しないための2つの対応策
なるべく早めに開始する:遅くとも2026年4月までには動き出すのが理想です 。7月以降の開始は無理に年内を狙わず、2027年に高値で売る方が手残りが増える可能性が高いです。
複数の買い手を競わせる:買い手によるスケジュールの引き延ばしを防ぎ、バックアップを確保するために必須の戦略です 。
公認会計士・税理士が中小企業M&Aのセカンドオピニオンサービスを提供するコンサルティング会社です。 普段はYouTubeでM&Aの基礎知識やノウハウを発信しています。 https://www.youtube.com/@STR-MA
2026年のM&Aの落とし穴 増税前の会社売却のリスクを紹介
2026年度税制改正発表! 令和8年度税制改正大綱 令和7年12月19日 自由民主党 日本維新の会 2027年以降 中小企業M&Aの税金が 非常に重くなります!
M&Aの税金はこうなる おおむね3.5億円以上のM&Aから 一部に対し約35.6%の税率に!
2026年は「駆け込み」が増えそう 急いで売らなきゃ損しちゃう!! 今すぐ売らないと大損ですよ!! 売り手 M&A業者
否定はしませんけど・・・ 確かに大きな増税なので、 タイミングを急ぐことは悪くないと思います。でも・・・
否定はしませんけど・・・ 確かに大きな増税なので、 タイミングを急ぐことは悪くないと思います。でも・・・ 2026年中に売ることには 無視できないリスクやデメリットもある!! ※仲介業者は教えてくれません!
今回の動画のテーマ 増税前に駆け込みで売りたい売り手必見! 2026年のM&Aの落とし穴と対応策
動画の内容① 2027年以降のM&A税制はどう変わる? 現行税制との境目は?
動画の内容② 2026年の駆け込みM&Aの 6つの落とし穴
動画の内容③ 2026年の落とし穴を回避する 対応策2選
ちょっと難しいと感じたら・・・ 2025年改正反映版 M&Aの税金 専門税理士がわかりやすく解説!! 所得税 法人税 【2026年迄】 M&Aで売り手が払う税金を専門税理士が整理して解説! ※現行税制を解説しています
ざっくり把握! 2027年からの M&A税制の大枠
株式の譲渡所得税が大きく変わります! M&Aスキーム ・個人株主が株式を売る場合 (単純な株式売買、ヨコの会社分割) ・法人が株式や事業を売る場合 (法人株主の株式売買、事業譲渡など) こちらが大きく変更になります ※以降イメージで解説します
2026年までの株式譲渡所得等 ※イメージ 現行税制 株式譲渡の所得(利益) 約10億円を超える部分 約28% 増税基準額 10億円 約10億円までの部分 約20%
株式譲渡所得の計算方法 所得 = 株式の売り値 + 株式の原価 - 売るための経費 実際に要した額 or 売り値の5% ※有利選択
増税基準額は人によって若干異なる 現行税制 給与収入が800万円の人 譲渡所得 9億82百万円から税率UP 給与収入が3,000万円の人 譲渡所得 10億53百万円から税率UP
変更① 増税基準額が下がります! 2026年まで 2027年以降 高税率 増税基準額 約10億円 低税率 高税率 低税率 増税基準額 約3.3億円
変更② 増税部分の税率も変わります! 「増税基準額」を超えた部分に対して・・・ 35.63%
比較するとこんな感じ 2026年 2027年 約28% 約20% 約10億円 約35.6% 約20% 約3.3億円
計算例① 給与年収 800万円(期の途中で退任するため当年収入は400万円) 株式売却価格 5億円 退職金は考慮外 株式取得原価は売価の5% 仲介手数料等の経費は考慮外 【改正前】2026年に売却 【改正後】2027年に売却 約96百万円 → 約1億19百万円 23百万円増 ※株式売却により増加する税額
計算例② 給与年収 1,800万円(期の途中で退任するため当年収入は900万円) 株式売却価格 15億円 退職金は考慮外 株式取得原価は売価の5% 仲介手数料等の経費は考慮外 【改正前】2026年に売却 【改正後】2027年に売却 約3億23百万円 → 約4億58百万円 1億35百万円増 ※株式売却により増加する税額
新税制は2027年1月から! 2026年12月31日までに売買成立 ➡ 現行税制が適用 2027年1月1日以降に売買成立 ➡ 新税制が適用
成立=所有権の移転 2026年に契約締結 2027年に株式引き渡し ➡ ❌ 2026年に代金決済 2027年に株式引き渡し ➡ ❌
会社分割は特に要注意! 2026年 12/31 デューデリジェンス 契約書交渉 成立準備 会社分割手続 臨機応変に スケジューリングしないとな・・・
2026年のM&A 6つの落とし穴
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その①
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その① 売り案件の数が急増することで 買い手が対応しきれない リスク
買い手が買収できる数には限りがある! 買い手 買収検討めちゃくちゃ忙しい!! また売り案件?! もう手一杯だよ!!
売り手と買い手のバランスが崩れます! 売り手 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 売りたい 買い手 あなたの会社が埋没する リスクがあります
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その②
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その② 仲介・FAの有能な担当者に 依頼できない リスク
優秀な仲介・FA業者にはキャパがある 優秀な 仲介・FA業者 今年は依頼が盛りだくさん これ以上の案件は 抱えきれないっす。。。 ド素人の 仲介・FA業者 ボクには全然依頼がないので 余裕があります!!
優秀な業者も早いもの勝ちになるでしょう ド素人の 仲介・FA業者 ボク、大手の仲介会社なので 安心してください! ※実際は役に立ちません
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その③
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その③ 業者が スケジュールの策定や管理で ミスをするリスク
想定外が想定されます 売り手 高く売りたい! 表明保証は軽く! DD業者 今月は忙しいっす 1カ月後なら。。 買い手 安く買いたい! 表明保証を重く! 弁護士 今忙しいので 返信は5日後です!
手続きを熟知したコントロールが必要 会社分割の前提となる 債権者保護手続き開始は1カ月前 じゃあ官報公告の申し込みはいつまで? いつまでに売り手・買い手の コンセンサスを取ればいい?? ※会社分割しなくても こういうことはたくさんあります
素人業者は、たぶんミスをします DD業者 必要な準備が1つ漏れていて もう年末に間に合いません! サーセンww
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その④
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その④ 交渉で買い手から 足元を見られる リスク
2026年は売り手の交渉力が弱くなります 何が何でも 年内に売りたい!! 売り手 うちは別に来年 でもいいよ 他にも案件 はあるし 買い手
買い手の「引き延ばし」に要警戒! 年内に間に合うなら、 少し安くてもいい!! 売り手 その言葉を 待ってました♪ 時間稼ぎ作戦 大成功♪ 買い手
年末に近づくほど売り手は不利になります! 買い手 デューデリジェンスに もうちょっと時間が かかりそうですね〜 年内は難しいかも〜 売り手 早くしてよ〜
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その⑤
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その⑤ やっつけ仕事の資料で 買い手に価値が伝わらない リスク
決算書では読み取れない魅力を感じてもらうためには… インフォメーションメモランダム (企業概要書) ※買い手に配る説明資料 買い手に「会社の価値」を 理解してもらうには 会社の事業や財務を 丁寧に説明する資料 が不可欠です
資料作成には相応の時間がかかります 仲介・FA業者 時間がないから こんなもんでいいっしょ! 買い手 会社の特徴が さっぱりわからん!
2026年のM&Aの最大の問題点 例年以上に 買い手に魅力を伝える 良い資料の準備が必要 例年に比べて 準備の時間が少ない!
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その⑥
増税前の2026年に会社を売ることの落とし穴その⑥ 吸血M&Aの事件が 再び増加するリスク
吸血M&A = 現金を引っこ抜くM&A手口 ルシアンHD事件 ルシアンホールディングス事件 なぜ有名M&A仲介会社は 詐欺の片棒を担いだのか? 被害に遭わないポイントも解説 【ルシアンHD事件】M&A詐欺の衝撃 手口!仲介の責任は?どうしたら防げ た?徹底考察 マイスHD事件 ルシアンを超える激震事件 大手仲介会社が 吸血M&Aを推奨?! トラブルを起こした 買い手社長が衝撃の証言 【マイスHD事件】悪質なM&Aは大手 仲介が提案した?ルシアン以上の激震 かも 買収後に対象会社の現金を引っこ抜き 倒産させてしまう事件が多発
警戒感が薄れないか心配 なんか変だけど まぁきっと大丈夫だろう それより早く売りたい 売り手 なんか変だけど まぁ売り手の希望を叶えるには この買い手しかないしなぁ 仲介・FA業者
焦って売らないようにしてください! 吸血目的の買い手の特徴 ・検討がとてもスピーディー ・同時に何件も買収する ⬇ 2026年後半はこんな買い手 ばっかりになるかも(?)
2026年のM&A 2つの対応策
意識してほしい対応策① 増税前に売ってしまいたい焦りや不安 ➡買い手による引き延ばしにも要警戒
意識してほしい対応策① 増税前に売ってしまいたい焦りや不安 ➡買い手による引き延ばしにも要警戒 なるべく早めにM&Aプロセスを開始する!
早く始めてじっくり時間を取ろう 開始を素早くできれば 準備や交渉に たっぷり時間を使える! ※優秀な業者も見つかりやすい
遅くとも「4月開始」が目途 早ければ早いほどいいですが、 遅くても4月開始 が目途 5~6月だと拙速になる可能性大
7月以降なら「年内は諦める」 7月以降スタートなら もう「年内成立」は 諦めたほうがいいです 確実に拙速になり、 買い手との交渉も極めて不利です。 じっくり準備して2027年に高く売りましょう。
この時期営業している人って・・・ M&A業者 なんかヒマなんで 営業しに来ました♪
年後半は「買い手からのお誘い」が増える? 仲介・FA業者 XYZファンドさんから M&Aのお誘いが届いています! 今すぐ交渉を始めれば ギリギリ年内に売れますよ! ※マトモな価格かは別問題
意識してほしい対応策②
意識してほしい対応策② 必ず複数の買い手を競わせること!
「引き延ばし」に対する最大の対処法! 早く進められないなら 他社に売りますわ 売り手 下手に駆け引きすると 買えなくなってしまう! 買い手
ウソつきM&A業者に御用心 複数の買い手を 連れてきますよ! 仲介・FA業者 ウソだけどね(笑) そんな非効率なこと やってられるかよ(笑) 組織的に競争入札を 禁止している会社もあります
2026年は特に「入札」が必須! 2026年のM&Aは 例以上に 競争入札 が成功の鍵になります
2026年前半は特別プログラムで対応します! 90日間M&Aスタート戦略講座 • M&Aの基礎学習 • ビジネス分析と財務分析 • M&A戦略の策定 • 会社説明資料の作成 • マッチング業者選定支援 • セカンドオピニオン 詳しくは説明欄のリンクをご覧ください