M365テナントにおけるDataverse for Teams環境の制約

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September 20, 25

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1.

M365テナントにおけるDataverse for Teams環境の制約 ビリビリ☆Power Apps 同好会 登壇大会#5 作成者:Kohhey

2.

自己紹介 Kohhey 24歳 保有資格:PL-200,AZ-900 業務: Power Platformでの開発・個別環境管理 たまーにAzure Functionsとか色々… ドクセル:Kohheyプロフィール | ドクセル ブログ:kohheyの備忘録

3.

アジェンダ ・Dataverse for Teamsについてざっくり概要解説 ・M365テナントにおける制約とは? ・制約事項を回避するための手段

4.

Dataverse for Teamsについてざっくり概要解説

5.

Dataverse for Teamsとは? Dataverse for Teamsは、Microsoft Teams内で動作する専用の ローコードデータベース環境です。 環境は、Teamsのチームと紐づいています。 主な特徴 Teamsが利用可能なM365ライセンスがあれば利用可能 Teamsのチーム上でアプリを利用可能

6.

1環境単位の制限や仕様 ・ストレージ容量 データベース+ファイル容量:2GB (最大レコード数:100万行) ・セキュリティロール チームの権限に紐づいて、Dataverse for Teamsのセキュリティロールが割り当てられている。 ・コントロールの制限 バーコードコントロールやカメラコントロールなど、一部サポートされていないコントロールがある。 参考資料 Microsoft Dataverse for Teams 環境について - Power Platform | Microsoft Learn Teams でのコントロールの制限

7.

M365テナントにおける制約とは?

8.

M365テナントにおける制限とライセンス数の関係 テナント内のM365ライセンス数に応じて、作成可能な環境の数に上限が存在する。 テナント全体の容量:最大19.5TB テナントレベルの環境数制限 M365ライセンス数 利用可能な環境数 基本5環境 + (M365ライセンス数 ÷ 20)の追加環境 100ライセンス 5 + (100÷20) = 10環境 例:200ライセンス= 5 + (200÷20) = 15環境 500ライセンス 5 + (500÷20) = 30環境 1,000ライセンス 5 + (1,000÷20) = 55環境 5,000ライセンス 5 + (5,000÷20) = 255環境 10,000ライセンス 5 + (10,000÷20) = 505環境 50,000ライセンス 5 + (50,000÷20) = 2,505環境 Microsoft Dataverse for Teams 環境について - Power Platform | Microsoft Learn

9.

制約事項を回避するための手段

10.

どのように制御するのか デフォルトでは、自由にDataverse for Teams環境を作成可能な状態。 Dataverse for Teamsを利用可能にする範囲を限定する。

11.

Teams管理センターから制限をかける Power Appsで検索

12.

Teams管理センターから制限をかける