20250910_テレワークについてのディスカッションワークショップ

>100 Views

September 12, 25

スライド概要

社内のワークショップで最初に勉強会を実施した資料です。
(テレワークの課題や自分達のチームで実施している取組について説明している資料です)

profile-image

Insurtechラボで作成しているスライドです

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

ダウンロード

関連スライド

各ページのテキスト
1.

テレワークについて

2.

目次 1.テレワークの課題 2.我々の組織での対応について 3.ワークショップについて 2

3.

1.テレワークの課題 区分(大項目) コミュニケー ション 生産性・人材育 成 マネジメント・ 評価 課題の内容 対策の事例 非同期偏重が増える中で、決定者が不明瞭となり、意思決定 「誰が決めるか」を明示(DACI/RACI)、決定は短い同 が滞る 期枠で 部門間の偶発的接点が消え重複作業が発生。会議が乱立する 見える化を推進するツール導入 リモートが中心になる中でレビューが属人化・滞留 レビューSLA、PRテンプレ、小粒化、ペア/モブの定期枠 で即時フィードバック 非同期依頼が増え作業が散らばり、マルチタスク化が進む モブワーク、WIP制限 共同での作業が減り、暗黙知の継承が難しい。(離職/異動で オンボーディングの計画、1on1 ノウハウが失われる) 在宅で努力が見えず評価に関して不公平感がある 成果・アウトカム指標で評価、OKR導入 共有時間等が減って、目標が人/チーム/組織でズレる OKRと組織、個人ゴールの整合 出社しても、各自バラバラで会えず、対面の価値が薄い “同日出社”を設定 労務・働き方 家事/業務が混在しダラダラ残業し長時間化・仕事と仕事の境 コアタイム/“ノー会議帯”設定、打刻のアラート運用 界が崩壊する セキュリティ・ 運用 在宅での画面共有/録画等の漏えいリスク 背景ぼかし、録画の保管/閲覧権限を厳格化 回線・停電・災害時等、家庭インフラ依存で中断が発生 代替回線、サテライト出社等 ウェルビーイン グ(組織施策) 孤立/評価不満でエンゲージ低下する 月次パルスサーベイ、1on1の定例化 現場系だけ出社負担が蓄積等、在宅可否の不公平感がでる 手当/ローテ再設計、ロール替えの機会提供 プライベート連 動(最小限) 育児/介護等中抜けが発生 中抜け制度化・宣言のしやすさ 住環境由来の集中阻害(専用席不足・騒音等) 備品貸与、会議ブース補助、機微会議は出社or個室 3

4.

1.テレワークの課題 区分(大項目) コミュニケー ション 課題の内容 非同期偏重が増える中で、決定者が不明瞭となり、意思決定 「誰が決めるか」を明示(DACI/RACI)、決定は短い同 が滞る 期枠で ② 部門間の偶発的接点が消え重複作業が発生。会議が乱立する 見える化を推進するツール導入 ① リモートが中心になる中でレビューが属人化・滞留 レビューSLA、PRテンプレ、小粒化、ペア/モブの定期枠 で即時フィードバック ① 非同期依頼が増え作業が散らばり、マルチタスク化が進む モブワーク、WIP制限 ② 課題の原因は概ね4点 生産性・人材育 成 対策の事例 共同での作業が減り、暗黙知の継承が難しい。(離職/異動で オンボーディングの計画、1on1 ノウハウが失われる) ①.オンラインの環境整備ができていない 在宅で努力が見えず評価に関して不公平感がある 成果・アウトカム指標で評価、OKR導入 マネジメント・ ②.共通のコミュニケーションルールが整理されていない 評価 共有時間等が減って、目標が人/チーム/組織でズレる OKRと組織、個人ゴールの整合 ③.透明性も低く、知識移転が進まない 出社しても、各自バラバラで会えず、対面の価値が薄い “同日出社”を設定 ④.目標や評価等が腹落ちしていない。(フィードバックが弱い) 労務・働き方 家事/業務が混在しダラダラ残業し長時間化・仕事と仕事の境 ③ ④ ④ ② コアタイム/“ノー会議帯”設定、打刻のアラート運用 ① 背景ぼかし、録画の保管/閲覧権限を厳格化 ※①はオンライン独自の問題だが、②~④はオンラインに閉じた問 回線・停電・災害時等、家庭インフラ依存で中断が発生 代替回線、サテライト出社等 題でなく、継続的に取り扱っていく必要がある。 孤立/評価不満でエンゲージ低下する 月次パルスサーベイ、1on1の定例化 ウェルビーイン ① グ(組織施策) 現場系だけ出社負担が蓄積等、在宅可否の不公平感がでる 手当/ローテ再設計、ロール替えの機会提供 ① プライベート連 動(最小限) 育児/介護等中抜けが発生 中抜け制度化・宣言のしやすさ ① 住環境由来の集中阻害(専用席不足・騒音等) 備品貸与、会議ブース補助、機微会議は出社or個室 ① 界が崩壊する セキュリティ・ 運用 在宅での画面共有/録画等の漏えいリスク ① ④ 4

5.

2.我々の組織での対応について 『技術的課題』とだけ捉えず、『適応課題』としても捉える 技術的課題 適応課題 すでに分かっている知識や方法で解決 できる課題 正解がなく、人や組織の考え方や行動の変 化が求められる課題 例:テレワークに備えて、バーチャル オフィスを導入する 例:自分達に合っているか観察する、実験 結果から適応させる 解き方 既存のベストプラクティス適用、専門 家が処置 解き方 当事者が学習しながら行動を変える(対 話・実験) 5

6.

2.我々の組織での対応について 課題 オンラインの環境整備ができてい ない 対応方針の事例 オンラインSaaSツールの適用 (ホワイトボードツール/チャット,バー チャルオフィス/タスク管理ツール等) ② 共通のコミュニケーションルール が整理されていない Scrumでのチーム運営強化 ③ 透明性も低く、知識移転が進まな い SECIモデルを意識した取組 (ふりかえり/ブログ/勉強会) ④ 目標や評価等が腹落ちしていない。 組織/個々のミッション共有 (フィードバックが弱い) (Golden Cercle Lightning Talk) ① 6

7.

2ー1.オンラインSaaSツールの適用 オンラインホワイト ボードツール ・MIRO ・Mural ・FigJam 等 チャットツール ・Slack ・Chatwork ・Teams 等 バーチャルオフィス ・Gather ・oVice ・Metalife 等 タスク管理ツール ・Redmine ・Backlog ・Jira 等 7

8.

2ー2. Scrumでのチーム運営強化 ・日々のコミュニケー ションのやり取りにつ いて、Scrumというフ レームワークで一定規 定されている ・また、チームの自己 組織化を進めるための スクラムマスターとい う専門の職種がいる 8

9.

2ー3. SECIモデルを意識した取組(1/2) SECIモデル(個人が蓄積した知識や経験を組織で形式知化し、 新たな発見を得るための知識創造プロセス) 9

10.

2ー3. SECIモデルを意識した取組(1/2) SECIモデル(個人が蓄積した知識や経験を組織で形式知化し、 新たな発見を得るための知識創造プロセス) ①SCRUMの中でチームで 一緒に活動 ②ブログや登壇等発信を大 事に! ④内省、個人での目標設定 ③発信した内容をみんなで 視聴。ワークショップ 10

11.

2ー3. SECIモデルを意識した取組(2/2) スクフェス金沢2025 asatoさん クロスファンクショナルチームになるための壁崩しのお作法より (https://www.docswell.com/s/at_946/KEXDQ6-2025-05-10-101709#p1)^ 11

12.

2ー4.組織ミッションと個人ミッションの共有 四半期に一度、個人のゴールデンサークルを共有し、ふりかえり や目標を共有する(ゴールデンサークルライトニングトーク) 自身の ゴールデンサークル 組織の6つの ビジョンから3つ選んで 自身の目標を表明 12

13.

3.ワークショップについて ①.山・岩・温泉 ・自身のチームでの「テレワーク」がうまく進んだ姿を想像しよう どういった状態が理想か、キーワードを「山」に書いてみる ・上記目標に対する障害を「岩」に書いてみる ・山につながる(かもしれない)癒しについて「温泉」に書いてみる ※テレワーク等の問題に対して、『技術的課題』と『適応課題』両方で捉えよう (テレワークに縛られすぎずともOKです) ②.(時間があれば)施策の洗い出し ・①を踏まえてゴールや癒しに関する施策、障害を減らすための施策として、 具体施策を洗い出そう 13