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April 10, 24
スライド概要
[第4回大阪sas勉強会]
SAS言語を中心として,解析業務担当者・プログラマなのコミュニティを活性化したいです
PHREG プロシジャでカスタムHRを出す方法
よくあること Time to event型のエンドポイント試験において「投与群と因子の交互作用もみてくれない?」とよく聞 かれる 交互作用を考慮したハザード比はphregプロシジャのデフォルトではでてこない
CONTRAST STATEMENTを使い解決 因子がカテゴリ変数だった場合を想定(数値でも応用可) まず、SASがカテゴリ変数をどうコーディングするか確認する 例: TRTP (A=Active, P=Placebo) SEX (F=Female , M=Male) SAS内部で0,1のダミー変数(design variable)を作ってくれる Classステートメントはアルファベットなら後、数字なら大きいものを参照レベルにする(0とする) ClassステートメントでRef=オプションを使うことで参照レベルを指定することもできる
SAS内部でDESIGN MATRIXを作ってくれる すべての水準を0,1で表すとTRTP(2水準)×SEX(2水準)の4パターンがある Design matrixの行と行を引くことでカスタムHRを出せる 水準が3ある場合のDesign matrix statement # TRTP SEX β(trtp) β(sex) β(trtp)*β(sex) 1A M 1 0 0 2P M 0 0 0 3A F 1 1 1 4P F 0 1 0
カスタムHR CASE 1 男性被験者においてACTIVEとPLACEBOを比べる まず比べたい行を特定する。今回の場合Statement#1と2を比べる 行1 - 行2すると(1, 0, 0)となる カスタムHRとp値がでる statement # TRTP SEX β(trtp) β(sex) β(trtp)*β(sex) 1A M 1 0 0 2P M 0 0 0 3A F 1 1 1 4P F 0 1 0
カスタムHR CASE 2 ACTIVE群内で男女の比較をする 比べたい行を特定する。今回の場合Statement#1と3を比べる 行3 - 行1すると(0, 1, 1)となる カスタムHRとp値がでる statement # TRTP SEX β(trtp) β(sex) β(trtp)*β(sex) 1A M 1 0 0 2P M 0 0 0 3A F 1 1 1 4P F 0 1 0
カスタムHR CASE 2 チェック ACTIVE群内で男女の比較をする