#72 ACE Tokyo_Miroによる合意形成とJira_Confluenceでのナレッジ管理_20250513

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May 13, 25

スライド概要

下記イベントの登壇資料です。
#72 ACE Tokyo MeetUp - Miro x Atlassian 複数SaaSの利用&管理Tips at MoneyForward / 2025年05月13日(火)

イベントURL:
https://ace.atlassian.com/events/details/atlassian-tokyo-presents-72-ace-tokyo-meetup-miro-x-atlassian-fu-shu-saasnoli-yong-ampguan-li-tips/

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クラウドサービスをぽちぽちしてるインフラ(ネットワーク)エンジニア。 ※本アカウントの発信内容、その他は所属する組織の見解ではありません。

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各ページのテキスト
1.

#72 ACE Tokyo MeetUp - Miro x Atlassian 複数SaaSの利用&管理Tips Miroによる合意形成とJira/Confluenceでのナレッジ管理 複数ツールを利用したチームワークファシリテーション事例 岡崎 文哉 IT本部IT戦略部システム基盤G 株式会社ディー・エヌ・エー © DeNA Co., Ltd. 1

2.

目次 1 自己&会社紹介 2 チームビルディングの背景 3 ワークショップ(主にmiro) 4 目的、タスク、ナレッジ管理(miro → Jira / Confluence) 5 複数ツールの連携活用(まとめ) © DeNA Co., Ltd. 2

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自己紹介 - © DeNA Co., Ltd. 登壇者プロフィール 所属会社の紹介 3

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登壇者プロフィール X(旧:Twitter) @okgng ● 氏名:岡崎 文哉 ● 現所属:株式会社ディー・エヌ・エー IT本部IT戦略部システム基盤グループ ● ● ○ 情報システム部門(コーポレートエンジニア) = 約50名の組織 ○ エンジニア向けツール担当チーム ○ PM 属性:インフラエンジニア ○ ネットワーク&情報セキュリティスペシャリスト&Microsoft製品 略歴 ○ データセンター事業を行うSIerの情報システム部門 チームの立ち上げ支援 © DeNA Co., Ltd. 4

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登壇者プロフィール ACE Tokyo” チームワーク分科会”の企画・運営サポート X(旧:Twitter) @okgng 引用:https://www.atlassian.com/ja/blog/ace-tokyo-71-report © DeNA Co., Ltd. 5

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登壇者プロフィール ACE Tokyo” チームワーク分科会”の企画・運営サポート X(旧:Twitter) @okgng ディスカッション/意見交換の比重多め 引用:https://www.atlassian.com/ja/blog/ace-tokyo-71-report © DeNA Co., Ltd. 6

7.

登壇者プロフィール ACE Tokyo” チームワーク分科会”の企画・運営サポート X(旧:Twitter) @okgng ディスカッション/意見交換の比重多め 引用:https://www.atlassian.com/ja/blog/ace-tokyo-71-report © DeNA Co., Ltd. ファシリテーション お手伝い 7

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BUSINESS PORTFOLIO [ 事業ポートフォリオ ] ゲーム スポーツ・スマートシティ © DeNA Co., Ltd. ライブコミュニティ ヘルスケア・メディカル 新領域・その他 8

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チームビルディングの背景 © DeNA Co., Ltd. 9

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旧オフィスのワークショップ © DeNA Co., Ltd. 10

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旧オフィスのワークショップ ファシリテーション: © DeNA Co., Ltd. - 付箋 - イーゼルパッド(or Whiteboard) - マーカーペン - ipad - タイマー - 大型モニター - 広めの会議室 11

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旧オフィスのワークショップ ファシリテーション: - 付箋 - イーゼルパッド(or Whiteboard) - マーカーペン - タイマー - 大型モニター - 広めの会議室 COVID-19&オフィス移転 - ipad © DeNA Co., Ltd. 12

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本社移転 2021年8月に本社移転 © DeNA Co., Ltd. 13

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本社移転 2021年8月に本社移転 - リモートワークとオフィスワークの「組合せ」活用 © DeNA Co., Ltd. 14

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本社移転 2021年8月に本社移転 - リモートワークとオフィスワークの「組合せ」活用 - 組織やチームの状況に合わせた「様々な集い方」を叶える場所 © DeNA Co., Ltd. 15

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本社移転 2021年8月に本社移転 - リモートワークとオフィスワークの「組合せ」活用 - 組織やチームの状況に合わせた「様々な集い方」を叶える場所 リモート前提でのワークショップが必要 © DeNA Co., Ltd. 16

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本社移転:(参考)工事写真 © DeNA Co., Ltd. 17

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もう一つの背景 ”チーム化” © DeNA Co., Ltd. 18

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号令:チームを分割しようぜ! © DeNA Co., Ltd. 19

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なぜチームを分割する必要がある? © DeNA Co., Ltd. 20

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なぜチームを分割する必要がある? 課題:チーム分割について賛否がある状態 © DeNA Co., Ltd. 21

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© DeNA Co., Ltd. 22

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miroを使ってワークショップだ! © DeNA Co., Ltd. 23

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オンラインのワークショップ miro活用 © DeNA Co., Ltd. 24

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テーマ ”チーム” © DeNA Co., Ltd. 25

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2回に分けて 実施 © DeNA Co., Ltd. 26

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1.発散フェーズ © DeNA Co., Ltd. 27

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ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 実施するワーク ショップについて 説明。 ※マインドマップ © DeNA Co., Ltd. 28

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ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 実施するワーク ショップについて 説明。 ※マインドマップ © DeNA Co., Ltd. 10分 各自が”チーム”に ついてマインド マップを作る個人 ワークを実施。 29

30.

ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 実施するワーク ショップについて 説明。 ※マインドマップ © DeNA Co., Ltd. 10分 10分 各自が”チーム”に 各自一人ずつ、 ついてマインド 自分が作成したマ マップを作る個人 インドマップの意 ワークを実施。 図を口頭説明。 30

31.

ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 実施するワーク ショップについて 説明。 ※マインドマップ © DeNA Co., Ltd. 10分 10分 5分 各自が”チーム”に 各自一人ずつ、 ついてマインド 自分が作成したマ 第二回の頭出し。 マップを作る個人 インドマップの意 ワークを実施。 図を口頭説明。 31

32.

2.収束フェーズ © DeNA Co., Ltd. 32

33.

ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 事前に各自作成し たマインドマップ を一つにマージ。 口頭説明。 © DeNA Co., Ltd. 33

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ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 15分 事前に各自作成し たマインドマップ ディスカッション を一つにマージ。 タイム。 口頭説明。 © DeNA Co., Ltd. 34

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ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 15分 5分 事前に各自作成し たマインドマップ ディスカッション 振り返り実施 を一つにマージ。 タイム。 口頭説明。 © DeNA Co., Ltd. 35

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ワークショップ:miro活用 時間:30分 5分 15分 5分 事前に各自作成し たマインドマップ ディスカッション 振り返り実施 を一つにマージ。 タイム。 口頭説明。 © DeNA Co., Ltd. 5分 ”チーム化”に向け ての合意形成 36

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ワークショップ:miro活用:(参考-個人ワーク) 1.発散フェーズ © DeNA Co., Ltd. 37

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ワークショップ:miro活用:(参考-個人ワーク) Aさん Cさん 1.発散フェーズ Dさん Bさん Eさん © DeNA Co., Ltd. 38

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ワークショップ:miro活用:(参考-マージ) 2.収束フェーズ © DeNA Co., Ltd. 39

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ワークショップ:miro活用:(参考-マージ) 全員 2.収束フェーズ © DeNA Co., Ltd. 40

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ワークショップ:miro活用 リモートワークショップのポイント © DeNA Co., Ltd. 1. 発散ワークショップと収束ワークショップは別の機会に分ける。 2. 発散ワークショップは短時間集中の個人ワークとする。 3. 必ず一人ひとりに自分の作った個人ワーク成果物の口頭説明時間を取る。 4. ”チーム化”を言い出した役職者もメンバーとして参加。 5. 途中参加、どちらか1回だけ参加はNG。 41

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ワークショップ:miro活用 リモートワークショップのポイント 1. 発散ワークショップと収束ワークショップは別の機会に分ける。 2. 発散ワークショップは短時間集中の個人ワークとする。 3. 必ず一人ひとりに自分の作った個人ワーク成果物の口頭説明時間を取る。 4. ”チーム化”を言い出した役職者もメンバーとして参加。 5. 途中参加、どちらか1回だけ参加はNG。 参加者の合意形成が強固になる。 © DeNA Co., Ltd. 42

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チームを分ける理由は合意できた! © DeNA Co., Ltd. 43

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目的とタスク管理 miro → Confluence / Jira活用 © DeNA Co., Ltd. 44

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エンジニア向けツールチーム リーダー就任 © DeNA Co., Ltd. 45

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© DeNA Co., Ltd. 46

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”チーム”としての存在意義。 © DeNA Co., Ltd. 47

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目的 ”我々は何故ここにいるのか?” © DeNA Co., Ltd. 48

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目的とタスク管理 ゴールデン・サークル - Why - How - What © DeNA Co., Ltd. 49

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目的とタスク管理 ゴールデン・サークル - Why - How - What - ITで事業と経営に「デライト」を届けるため - DeNAは”モノづくり”、”技術の会社” - 多様な事業領域 © DeNA Co., Ltd. 50

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しかし、 © DeNA Co., Ltd. 51

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メンバー以外 この は何? © DeNA Co., Ltd. 52

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メンバー以外 この は何? ワークショップに参加者していない人は 理解しにくい情報 © DeNA Co., Ltd. 53

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© DeNA Co., Ltd. 54

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Confluenceに簡潔にまとめよう! © DeNA Co., Ltd. 55

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© DeNA Co., Ltd. 56

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”エレベーターピッチ” © DeNA Co., Ltd. 57

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DeNAグループのエンジニア 向けにツール活用をサポートする Craftman-Catalystというチームは、IT戦略部のサブチーム です。 このチームはIT戦略部提供する標準ツールのうち Jira,Confluence,GitHub,を主軸として高度な知見 を有し、 エンジニアのツール導入、導入したツールのライフサイクル管理支援 が でき、各事業部門内でのツール導入支援活動 とは違って、IT戦略部内 の、オフィス系ツールチーム、端末管理チーム、購買チームと連携すること により ツール単体の機能だけでなく Google WorkspaceやSlack,miroなども 含めたツール間インテグレーションによる利活用を推進する ことが可能 で、 テクニカル面だけでなくバックオフィスの交渉・手続きについて支援を行 う組織機能 が備わっています。 © DeNA Co., Ltd. 58

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© DeNA Co., Ltd. 59

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に簡潔に示す © DeNA Co., Ltd. 60

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© DeNA Co., Ltd. 61

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検討過程 ページに © DeNA Co., Ltd. 埋め込む 62

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© DeNA Co., Ltd. 63

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チームの目的を示すことができた! © DeNA Co., Ltd. 64

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目的 ”チーム始動” © DeNA Co., Ltd. 65

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© DeNA Co., Ltd. 66

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目的に繋がる活動に専念でき無い © DeNA Co., Ltd. 67

68.

なにが起きている? © DeNA Co., Ltd. 68

69.

Desirability:必要性 Viability:持続可能性 Feasibility:実現可能性 © DeNA Co., Ltd. 69

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チームの目的! Desirability:必要性 Viability:持続可能性 Feasibility:実現可能性 © DeNA Co., Ltd. 70

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チームの目的! Desirability:必要性 Viability:持続可能性 Feasibility:実現可能性 © DeNA Co., Ltd. 71

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Desirability:必要性 Viability:持続可能性 Feasibility:実現可能性 チームの工数不足。 © DeNA Co., Ltd. 72

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メンバーは兼務状態 © DeNA Co., Ltd. 73

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メンバーは兼務状態 課題:取組み優先度を後回しにされがち。 © DeNA Co., Ltd. 74

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© DeNA Co., Ltd. 75

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miroを1on1で活用しよう! © DeNA Co., Ltd. 76

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タスクのInput / Output可視化 © DeNA Co., Ltd. 77

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© DeNA Co., Ltd. 78

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Aさん Linux/デバイス周り有識者。 DM相談で手が取られる Cさん ヘルプデスクからのエスカレーショ ン相談が多め。重いチケットを担当 することも。 過去の経緯で会計、HRの組織変更も 担当。 Bさん 比較的、社歴が長い。 数多くのツールの契約を担当 分社化やM&Aの定例mtg参加も多い。 © DeNA Co., Ltd. 79

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目的とタスク管理 リモート1on1のポイント © DeNA Co., Ltd. 1. 各メンバーと1on1を週次30min+メンバー全員参加のチームMtg 2. 他チームメンバーの状況も一つのボードに記載して共有。 3. 画面共有をしながら一緒に合意を得ながら記載。1on1以外の時間で勝手に編集はしない。 4. 雑談の中で話しながらEpic以上のレベルで付箋を集約しつつ記載していく。 5. タグを付ける。 ○ 発生頻度 ○ 重さ ○ 優先度(緊急度) ○ コミュニケーションパス ○ どうやってToDoを管理しているのか 80

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実現可能性の解像度Up! © DeNA Co., Ltd. 81

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具体的なタスク期日(Due)は・・・? © DeNA Co., Ltd. 82

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具体的なタスク期日(Due)は・・・? タスク詳細についてボードでは把握しにくい © DeNA Co., Ltd. 83

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© DeNA Co., Ltd. 84

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Jiraで期日(Due)管理をしよう! © DeNA Co., Ltd. 85

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目的とタスク管理 Jiraプロジェク トを新設し、 権限設定 © DeNA Co., Ltd. 86

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目的とタスク管理 Jiraプロジェク トを新設し、 権限設定 © DeNA Co., Ltd. 期日(Due)を必 須フィールドに 決定 87

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目的とタスク管理 Jiraプロジェク トを新設し、 権限設定 © DeNA Co., Ltd. 期日(Due)を必 須フィールドに 決定 期日(Due)当日の チケットを Slack通知実装 (Jira Automation) 88

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目的とタスク管理 Jiraプロジェク トを新設し、 権限設定 © DeNA Co., Ltd. 期日(Due)を必 須フィールドに 決定 期日(Due)当日の チケットを Slack通知実装 (Jira Automation) ロードマップ 活用 89

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© DeNA Co., Ltd. 90

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期日(Due)管理を徹底 © DeNA Co., Ltd. 91

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© DeNA Co., Ltd. 92

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実現可能性を可視化できた! © DeNA Co., Ltd. 93

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複数ツールの連携活用 まとめ © DeNA Co., Ltd. 94

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複数ツールの連携活用(まとめ) © DeNA Co., Ltd. 95

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複数ツールの連携活用(まとめ) 過程 © DeNA Co., Ltd. 結果 96

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複数ツールの連携活用(まとめ) 過程 © DeNA Co., Ltd. 連携 結果 97

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課題 © DeNA Co., Ltd. 98

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課題 コスト / ROI © DeNA Co., Ltd. 99

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複数のツールを利用すると便利? © DeNA Co., Ltd. 100

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複数のツールを利用すると便利? 特性を理解し、 状況に応じて 使いこなすから便利! © DeNA Co., Ltd. 101

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複数のツールを利用すると便利? 特性を理解し、 状況に応じて 使いこなすから便利! 組織規模?組織のフェーズ?組織の文化?コラボレーションorナレッジ管理?同期or非同期 © DeNA Co., Ltd. 102

103.

機能を理解する。 © DeNA Co., Ltd. 103

104.

機能を理解する。 組み合わせながら使ってみる。 © DeNA Co., Ltd. 104

105.

機能を理解する。 組み合わせながら使ってみる。 使いこなして成功体験を繋いでいく。 © DeNA Co., Ltd. 105

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機能を理解する。 組み合わせながら使ってみる。 使いこなして成功体験を繋いでいく。 ROIの最大化 © DeNA Co., Ltd. 106

107.

今後、ツール提供側、ユーザーの 相互理解が更に重要になると考えます。 ユーザーとして サービス理解を深め、試行錯誤しつつ 継続してフィード・バックを実施します。 © DeNA Co., Ltd. 107

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© DeNA Co., Ltd. 108