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April 16, 26
スライド概要
YukikoIshiguro
はじめまして、yukikoと申します。 DX推進のお力になれれば嬉しいです! 気軽にLinkedinなどでお声がけくださいね! ★スキル LPICレベル2取得者 AI、Python、Splunk、BIが得意領域です。
2026/04/16 LPIC101 第1章 午前 受講生向け資料 🌱 LPIC101 第1章 システムアーキテクチャ|受講生ノート > 🗓 研修日:2026/04/15 > ⏰ 所要時間:~2.5H(150分) > 🎯 学習目標で午前のゴール:**Linuxの起動の流れを、講師に説明できる ようになる事、小豆本の第1章の問題を解いて正解率8割を取得すること** > 📖 対応教材:小豆本 第1章 # --## 📋 今日やること ``` ┌─────────────────────────────────────────┐ │ 0:00 オープニング・ゴール確認 │ │ 0:05 Part1 ハードウェアの基礎 │ │ 0:30 Part2 BIOS / UEFI │ │ 0:50 Part3 デバイスファイル・udev │ │ │ │ │ 1:00 1:10 1:25 1:40 Part4 /proc ディレクトリ ☕ 休憩(15分) Part5 デバイス情報コマンド Part6 デバイスドライバ │ │ │ │ 1:50 2:00 2:10 2:20 Part7 ★ システム起動の流れ ★ Part8 ランレベル Part9 systemd & systemctl Part10 シャットダウン │ │ │ │ │ │ │ │ │ 2:25 まとめ・振り返りクイズ │ └─────────────────────────────────────────┘ ----------------- 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 1
**学習プロセス(Step形式)** **Step 1|インプット(理解形成)** 📖 小豆本 第1章を講師と一緒に勉強する(※一部新人向けに石黒で補足資料 を共有予定) * 目的:各コマンドの「WHY WHAT HOW」を一言で説明できる状態にする * 成果物:コマンドごとの要点メモ(1行定義) --**Step 2|実践(理解深化)** 実際にコマンドを実行し、挙動を確認する 💻 * 目的:コマンドの動作(HOW)を体験的に理解する * 注意:禁止コマンドは実行しないこと * 成果物:実行ログ/気づきメモ(差分・結果) --**Step 3|アウトプット(定着)** ✍ 小豆本 第1章の問題を解答する * 目的:理解内容の定着および弱点の可視化 * 成果物:解答用紙 --**Step 4|相互レビュー(客観評価)** 隣の受講者と解答を交換し、採点を実施 🔁 * 目的:他者視点での理解確認・認識ズレの修正・不正防止 * 成果物:採点済み解答用紙(フィードバック記入) --**Step 5|提出(一次確認)** 石黒へ解答を提出 📄 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 2
* 目的:進捗管理および全体品質の確認 * 成果物:提出済み解答 --**Step 6|口頭レビュー(理解検証)** 石黒または他講師へ口頭説明を実施し、一次レビューを依頼 🗣 * 評価基準: * WHY:なぜそのコマンドが必要か * WHAT:何をするコマンドか * HOW:どのように使うか * 成果物:口頭説明(質疑応答含む) --**Step 7|完了判定(Completion)** 講師レビューにて「PASS」を取得した時点で完了 ✅ * 判定基準:WHY / WHAT / HOW の一貫した説明が可能であること * ステータス:Complete ----------------``` ① 📖 インプット(WHAT) 小豆本の第1章を読む ※一部新人向けに補足資料を用いて解説いたします。 講師に以下の要件、形式で説明が出来る状態の理解を目指すこと。 WHY:なぜそのコマンドが必要か WHAT:何をするコマンドか HOW:どう使うか 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 3
--# 🏷 用語まとめ --## 🏷 Term 1:ハードウェア ### ① 図解イメージ ``` ┌──────────── パソコンの中身 ────────────┐ │ │ │ │ │ │ 🧠 CPU = 頭脳(計算する) │ 📋 メモリ = 作業机(一時置き場) │ 📦 ストレージ = 本棚(長期保存) │ ⌨️入力装置 = 口・手(情報を入れる)│ 🖥️ 出力装置 = 目・耳(結果を出す) │ │ │ │ └─────────────────────────────────────────┘ ``` ### ② 簡単に書くよ - ハードウェアとは「**目に見える・触れる**」コンピュータの部品 - スマホで例えると… カメラ → 入力装置 📷 - 🔋 バッテリー → 電源装置 - 📱 画面 → 出力装置 - 反対の「ソフトウェア」は目に見えないプログラムのこと ### ③ 詳しく書くよ #### ● CPU(Central Processing Unit) - プログラムの命令を実行する「頭脳」 - 情報を確認するコマンド → `lscpu` または `cat /proc/cpuinfo` 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 4
#### ● メモリ(主記憶装置) - データを一時的に保存。電源を切ると消える - 情報を確認 → `cat /proc/meminfo` #### ● ストレージ(補助記憶装置) - HDD / SSD / USBメモリなど。電源を切っても消えない - メモリより遅いけど大容量 ### ④ 一言でまとめるよ! **ハードウェア = 「触れる部品」。CPU・メモリ・ストレージが三本柱!* * --- 🏷 Term 2:BIOS / UEFI ## ### ① 図解イメージ ``` 電源ボタン ポチッ! ↓ ┌─────────────────┐ │ BIOS / UEFI │ ← ★ここが最初に動く! │ │ "目覚まし係" │ │ ・ハードの初期化 │ │ │ ・起動先を探す │ └───────┬─────────┘ ↓ OS が起動する ``` ### ② 簡単に書くよ - BIOS / UEFI は「**電源を入れたら最初に動くプログラム**」 - 家で例えると… - 朝、目覚まし時計(BIOS)が鳴る → 身支度する(初期化)→ 学校に 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 5
行く(OS起動) - BIOS = 昔のやつ - UEFI = 新しいやつ(今のPCはほぼこれ) ### ③ 詳しく書くよ #### ● BIOS(Basic Input/Output System) - 従来型のファームウェア(ハード上のプログラム) - 電源ON → ハードウェア初期化 → ブートデバイス検出 → OS起動 #### ● UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) - BIOSの後継。セキュリティ機能・ネットワーク対応など高機能 - 設定画面には起動直後に F2 / F12 / Delete キーで入れる #### ● 設定できること - 日付・時刻 / デバイスの設定 / 電源管理 / 起動ドライブの順序 ### ④ 一言でまとめるよ! **BIOS/UEFI = 「電源ONで最初に起きる目覚まし係」!** --## 🏷 Term 3:デバイスファイル & udev ### ① 図解イメージ ``` USBメモリを挿す ↓ ┌───────────┐ │ │ カーネル (検知!) 🔌 ┌──────────────┐ │ ──→ │ udev │ │ (ルール参照) └───────────┘ │ │ └──────┬───────┘ ↓ /dev/sdb ファイル作成! ↓ 使えるようになる ✅ 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 6
``` ### ② 簡単に書くよ - **デバイスファイル** = ハードウェアを「ファイル」として扱う仕組み - プリンタ → `/dev/lp0` - ハードディスク → `/dev/sda` - 全部 **`/dev`** の下にある! - **udev** = USBなどを挿したときに自動でデバイスファイルを作ってく れる仕組み - スマホで例えると… イヤホンを挿したら自動で音が切り替わるのと似 てる ### ③ 詳しく書くよ #### ● デバイスファイルの場所 - **`/dev`** ディレクトリ配下 #### ● udev のルールファイル | パス | 用途 | |------|------| | `/lib/udev/rules.d/` | 標準のルール(触らない) | | `/etc/udev/rules.d/` | カスタムルール(自分で追加) | #### ● D-Bus(Desktop Bus) - udev がアプリに「デバイスが来たよ!」と通知する仕組み - 名前だけ覚えればOK ### ④ 一言でまとめるよ! **デバイスファイル = 「ハードを /dev のファイルで操作する」。udev が自動で作ってくれる!** --## 🏷 Term 4:/proc ディレクトリ ### ① 図解イメージ 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 7
``` ┌──────── /proc = PCの健康診断書 ────────┐ │ │ │ │ 📄 /proc/cpuinfo → CPU の情報 📄 /proc/meminfo → メモリの情報 📄 /proc/ioports → I/Oアドレス │ 📄 /proc/interrupts → 割り込み情報 │ 📄 /proc/dma → DMAチャネル │ │ │ │ │ │ │ │ │ ※ 実際のファイルではない! │ │ ※ カーネルがリアルタイムに生成する情報 │ └──────────────────────────────────────────┘ ``` ### ② 簡単に書くよ - `/proc` は **PCの健康診断書が置いてあるフォルダ** - ただし普通のフォルダとは違って、**ディスクの上にはない** - カーネル(Linuxの本体)が「今の状態」をリアルタイムに見せてくれる ### ③ 詳しく書くよ | ファイル | 内容 | コマンド | |----------|------|----------| | `/proc/cpuinfo` | CPUの詳細 | `cat /proc/cpuinfo` | | `/proc/meminfo` | メモリの詳細 | `cat /proc/meminfo` | | `/proc/ioports` | I/Oアドレス | `cat /proc/ioports` | | `/proc/interrupts` | 割り込み番号 | `cat /proc/interrupts` | | `/proc/dma` | DMAチャネル | `cat /proc/dma` | ### ④ 一言でまとめるよ! **`/proc` = 「カーネルが見せてくれるPCの健康診断書」!** --- 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 8
## 🏷 Term 5:デバイス情報コマンド ### ① 図解イメージ ``` ls = list(一覧表示) ↓ ls + pci = lspci ls + usb = lsusb ls + cpu = lscpu → PCIデバイスの一覧 → USBデバイスの一覧 → CPUの情報 ls + mod = lsmod ``` → ドライバの一覧 ### ② 簡単に書くよ - **`ls○○`** で「○○の一覧を見る」 - 全部 **ls(一覧)+ 見たいもの** の組み合わせ! ### ③ 詳しく書くよ | コマンド | 何を見る? | よく使うオプション | |----------|-----------|-------------------| | `lspci` | PCIデバイス | `-v`(詳細)`-vv`(もっと詳細)`-s [I D]`(指定デバイス) | | `lsusb` | USBデバイス | `-v`(詳細)`-d [ID]`(指定デバイス) | | `lscpu` | CPU情報 | そのまま実行でOK | | `lsmod` | ロード済みドライバ | そのまま実行でOK | ### ④ 一言でまとめるよ! **`ls○○` = 「一覧表示」の仲間たち! pci / usb / cpu / mod を覚 えよう!** --## 🏷 Term 6:デバイスドライバ & modprobe 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 9
### ① 図解イメージ ``` ハードウェア「動きたい!」 ↓ ┌─────────────────┐ │ デバイスドライバ │ ← ハードを動かすプログラム │(カーネルの一部) │ └─────────────────┘ ↓ 確認:lsmod 追加:modprobe [ドライバ名] 削除:modprobe -r [ドライバ名] ``` ### ② 簡単に書くよ - デバイスドライバ = ハードウェアの「**通訳さん**」 - プリンタは日本語しか話せない → ドライバが英語に通訳してカーネ ルに伝える(イメージ) - 普段は**自動で入る**。手動でやるときだけ `modprobe` ### ③ 詳しく書くよ | やりたいこと | コマンド | |-------------|---------| | 今のドライバ一覧を見る | `lsmod` | | ドライバを追加する | `modprobe [ドライバ名]` | | ドライバを削除する | `modprobe -r [ドライバ名]` | ### ④ 一言でまとめるよ! **デバイスドライバ = 「ハードの通訳さん」。確認は lsmod、操作は mo dprobe!** --## 🏷 Term 7:★ システム起動の流れ ★(最重要!) 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 10
### ① 図解イメージ ``` ① 電源 ON ⚡ ↓ 🔧 ② BIOS/UEFI 起動 (ハードの初期化・チェック) ↓ ③ ブートローダー読込 📦 (LinuxOSを読み込むプログラム) ↓ ④ カーネル起動 🐧 (Linuxの本体が目覚める!) ↓ ⑤ 初期プロセス実行 ⚙️ (必要なサービスを順番に起動) ↓ ⑥ 起動完了! ログイン画面 ``` 🎉 ### ② 簡単に書くよ - お風呂で唱えよう:「**でんげん → バイオス → ブート → カーネル → イニット → ログイン!**」 - 家で例えると… 1. 目覚まし(電源ON) 2. 身支度チェック(BIOS) 3. 通学バスが来る(ブートローダー) 4. 学校に着いた(カーネル起動) 5. 授業の準備(初期プロセス) 6. 授業開始!(ログイン画面) ### ③ 詳しく書くよ #### ● ブートローダー - 代表的なもの:**GRUB2**(Grand Unified Bootloader) - ハードディスクやUSBに入っている 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 11
#### ● カーネル - Linuxの本体。ハードウェアの制御やプロセス管理を行う #### ● 初期プロセス(init) - カーネルが最初に起動するプロセス。全プロセスの「親」 - 3つの種類がある(次のTermで解説) #### ● 起動ログの確認 ```bash dmesg ``` - ログファイル:`/var/log/messages`、`/var/log/boot.log` ### ④ 一言でまとめるよ! **起動の流れ = 「電源 → BIOS → ブートローダ → カーネル → init → ログイン」の6ステップ!** --## 🏷 Term 8:初期プロセス(SysVinit / Upstart / systemd) ### ① 図解イメージ ``` 【進化の歴史】 SysVinit(昔) 1つずつ順番に起動 遅い /etc/inittab ンド ``` 🐢 Upstart(中間) イベントで並列起動 まあまあ速い /etc/event.d 🐇 systemd(今!) Unitで超高速起動 超速い systemctlコマ 🚀 ### ② 簡単に書くよ 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 12
- 初期プロセス = カーネルの次に動く「**段取り係**」 - 3世代ある: - **SysVinit**(おじいちゃん)… 1つずつゆっくり起動 - **Upstart**(お父さん)… イベントで並列起動、ちょっと速い - **systemd**(今の主役)… Unit単位で管理、超速い ### ③ 詳しく書くよ #### ● ランレベル(SysVinit の概念) | レベル | 動作 | 覚え方 | |--------|------|--------| | **0** | 停止 | ゼロ = 何もない = 停止 | | **1 / S** | シングルユーザー | 修理モード | | **3** | テキストモード | サーバーはコレ! | 🔴 🖥️ 💻 🔧 | **5** | GUIモード | デスクトップ | | **6** | 再起動 | ぐるっと回る | 🔄 **必須暗記 → 0, 1, 3, 5, 6 の5つ!** #### ● 関連コマンド | やりたいこと | コマンド | |-------------|---------| | 今のランレベル確認 | `runlevel` | | ランレベル変更 | `init [番号]` / `telinit [番号]` | | デフォルト設定 | `/etc/inittab` | ### ④ 一言でまとめるよ! **初期プロセス = 「段取り係」。SysVinit→Upstart→systemd と進化。 ランレベル0,1,3,5,6は必須!** --## 🏷 Term 9:systemd & systemctl ### ① 図解イメージ 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 13
``` systemd の世界 ┌─────────┐ ┌─────────┐ ┌─────────┐ │ .service │ │ .device │ │ .target │ │ サービス │ │ デバイス │ │ グループ │ └─────────┘ └─────────┘ └─────────┘ ↑ systemctl コマンドで操作する systemctl [やりたいこと] [Unit名] ``` ### ② 簡単に書くよ - **systemd** = 今のLinuxのサービス管理の仕組み - **Unit** = 管理する単位(.service, .device, .mount, .targe t) - **systemctl** = Unit を操作するコマンド - レストランで例えると… - systemd = 店長 - Unit = 各スタッフ(調理担当、接客担当…) - systemctl = 店長が出す指示(「出勤して」「退勤して」「状況報 告して」) ### ③ 詳しく書くよ #### ● systemctl コマンド一覧(★超頻出★) | サブコマンド | 意味 | 例 | |-------------|------|-----| | `start` | 今すぐ起動 | `systemctl start httpd` | | `stop` | 今すぐ停止 | `systemctl stop httpd` | | `restart` | 再起動 | `systemctl restart httpd` | | `reload` | 設定だけ再読込 | `systemctl reload httpd` | | `status` | 状態を確認 | `systemctl status httpd` | | `enable` | 自動起動ON | `systemctl enable httpd` | | `disable` | 自動起動OFF | `systemctl disable httpd` | 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 14
💡 > **start と enable の違い** > - `start` → 「今すぐ出勤して!」 > - `enable` → 「明日から毎日出勤してね」 ### ④ 一言でまとめるよ! **systemctl = 「サービスへの指示書」。start/stop/enable/status が4大コマンド!** --## 🏷 Term 10:シャットダウン ### ① 図解イメージ ``` shutdown [オプション] [時間] [メッセージ] -h now -h +5 -r now 🔴 ⏰ 🔄 → 今すぐ停止 → 5分後に停止 → 今すぐ再起動 💬 -k now "〜" → メッセージだけ(実際は止まらない) ``` ### ② 簡単に書くよ - `shutdown` = パソコンを止めるコマンド - `-h` = halt(止める) - `-r` = reboot(再起動) - `-k` = 嘘シャットダウン(メッセージだけ送る) ### ③ 詳しく書くよ | コマンド | 動作 | |---------|------| | `shutdown -h now` | 今すぐ停止 | | `shutdown -h +5` | 5分後に停止 | 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 15
| `shutdown -r now` | 今すぐ再起動 | | `shutdown -k now "メンテナンス"` | メッセージだけ | | `halt` | システム停止 | | `poweroff` | 電源OFF | | `reboot` | 再起動 | ### ④ 一言でまとめるよ! **shutdown = 「-h で止める、-r で再起動」。サーバーでは +5 で予告 がマナー!** --- 💻 コマンド早見表 ## ✅ 試していいコマンド(安全!どんどん打とう) # > これらは「**見るだけ**」のコマンドです。 > システムを壊す心配はありません。安心して試してください! | コマンド | 何がわかる? | メモ | |---------|------------|------| | `ls /dev` | デバイスファイルの一覧 | たくさん出るけど大丈夫 | | `ls /lib/udev/rules.d` | udevルール一覧 | 眺めるだけでOK | | `cat /proc/cpuinfo` | CPUの詳細情報 | 長いので `\| head -20` つけてもOK | | `cat /proc/meminfo` | メモリの詳細情報 | MemTotal を見てみよ う | | `cat /proc/ioports` | I/Oアドレス | 眺めるだけでOK | | `cat /proc/interrupts` | 割り込み情報 | 眺めるだけでOK | | `cat /proc/dma` | DMAチャネル | 眺めるだけでOK | | `lspci` | PCIデバイス一覧 | `-v` で詳細も見てみよう | | `lspci -v` | PCI詳細情報 | 情報量が多くなる | | `lsusb` | USBデバイス一覧 | 接続中のUSBが見える | | `lscpu` | CPU情報 | cpuinfo よりスッキリ表示 | | `lsmod` | ドライバ一覧 | 今ロードされてるもの | | `runlevel` | 現在のランレベル | 「N 3」のように表示 | | `dmesg \| head -30` | 起動ログ(先頭30行) | BIOSのログが見え 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 16
る | | `uname -a` | OS情報の表示 | カーネルバージョンがわかる | | `uptime` | 稼働時間の確認 | いつから動いてるか | | `whoami` | 今のユーザー名 | 自分が誰か確認 | | `pwd` | 今いる場所 | 迷ったらこれ | --## ⚠️試したらダメ!なコマンド(研修中は禁止) > これらは「**システムを変更する**」コマンドです。 > 研修環境が壊れる・他の人に影響が出る可能性があります。 > **講師の指示があるまで打たないでください!** | コマンド | なぜダメ? | 危険度 | |---------|----------|--------| | `shutdown -h now` | **PCが止まる!** 復旧に時間がかかる | | | `reboot` | **PCが再起動する!** 作業中のデータが消える | | | `halt` / `poweroff` | shutdown と同じ。PCが止まる | | 🔴🔴🔴 🔴🔴 🔴🔴🔴 🔴 🔴🔴🔴 | `init 0` | ランレベル0 = 停止。PCが止まる | | | `init 6` | ランレベル6 = 再起動 | | | `init 1` | シングルユーザーモードに入る。他の人が切断される | | | `modprobe -r [名前]` | ドライバを削除。デバイスが使えなくなるか も | | | `rm -rf /` | **絶対禁止!** システム全削除。冗談でも打たない | 🔴🔴 🔴🔴🔴 🔴🔴 💀💀💀 | | `dd if=/dev/zero of=/dev/sda` | ディスクを全消去。取り返しがつ かない | 💀💀💀 | | `/etc/udev/rules.d/` の編集 | udevルールが壊れると起動しなくな る | 🔴🔴 | > 💡 **間違って打ってしまったら?** > → 慌てず **`Ctrl + C`** で中断!以後、必ず講師に事実を報告してく ださい。 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 17
※止まっても、止まらなくても、必ず講師に声をかけてください。 --- 🙋 質問したいとき(質問店 🏪) ## ### 質問の出し方テンプレ 質問するときは、以下のテンプレをコピペして使ってください。 講師に伝わりやすくなります! --**【質問テンプレ A:エラーが出た】** ``` ■ 今のやりたいこと: (例:~のため、hogehogeをしたい) ■背景: (例:~のため、hogehogeをしたい) ■意図: (例:~のため) ■その問題の対応策を自分で調べたか?※公式ドキュメントやReadme ■ 何をしたか: (例:lspci と打った) ■ 何が表示されたか: (例:command not found と出た) ■ 今の状態: (例:何も進められない) ``` 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 18
--**【質問テンプレ B:意味がわからない】** ``` ■ わからない用語 or 操作: (例:「ブートローダー」の意味がわからない) ■ 自分なりの理解: (例:OSを起動するプログラム…?) ■ 具体的にどこがモヤモヤか: (例:ブートローダーとカーネルの違い) ``` --**【質問テンプレ C:これって合ってる?】** ``` ■ 自分の理解: (例:systemctl start は「今すぐ起動」だと思う) ■ 確認したいこと: (例:enable との違いは「自動起動」で合ってる?) ``` --### 質問のコツ ``` ┌───────────────────────────────────┐ │ いい質問の例 │ │ │ │ ✅ 「lspci と打ったら command not found と出ました。 パッケージが入ってないですか?」 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 │ │ │ 19
│ │ │ 伝わりにくい質問の例 │ │ 「動きません」 │ │ 「エラーです」 │ │ (→ 何を・どうしたら を添えよう) │ └───────────────────────────────────┘ ``` ❌ ### 質問していいタイミング | タイミング | 質問の種類 | |-----------|-----------| | **いつでもOK** | エラーが出て作業が止まり、公式ドキュメントを 読んで改善対応を実施したが解決が出来ずにいる / 画面が固まって、解決方 🟢 法を探すことが物理的に不可能な状態など | | **いつでもOK** | 講師が「質問ある?」と聞いたとき | | **休憩時間に** | 授業内容をもっと深く聞きたい |※石黒にはいつ でもOK | **休憩時間に** | 自分のPCでも試したい系の質問 | | **研修後に** | LPIC試験の勉強法 / キャリア相談 | 🟢 🟡 🟡 🔵 --# 🔍 自分で調べてから相談しよう > エンジニアにとって **「自分で調べる力」** は最強のスキルです。 > いきなり聞くのではなく、まず 5〜10分 自分で調べてみましょう。 > 「調べたけどわからなかった」は、 **いい相談** です! ``` ┌──────────────────────────────────────────┐ │ │ │ いきなり「わかりません」 │ │ ↓ ではなく… │ │ 「ここまで調べて、ここがわからない」 │ │ │ │ ❌ ✅ 💪 これができると ・講師の回答が的確になる 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 │ │ │ 20
│ ・自分の理解度がわかる │ │ ・現場に出ても困らない力がつく │ │ │ └──────────────────────────────────────────┘ ``` --- 📚 調べ方ガイド(ステップ順) ## ### Step 1:まずエラーメッセージを読む ``` エラーが出たら → そのまま Google に貼り付けて検索! 例:「bash: lspci: command not found」 → Google に「lspci command not found RedHat」で検索 ``` 💡 > **英語のエラーメッセージは翻訳してOK** > - Google翻訳 / DeepL にそのまま貼る > - 意味がわかるだけで解決の糸口になる --### Step 2:公式ドキュメントを見る(信頼度 ★★★) > 公式ドキュメント = **そのソフトを作った人が書いた説明書** > 一番正確で信頼できる情報源です。 #### 🇯🇵 日本語の公式ドキュメント | ソフト/コマンド | 公式ドキュメント | メモ | |---------------|-----------------|------| | Linux 全般 | [man コマンド] `man lspci` | ターミナルで直接見れ る! | | LPIC 公式 | [LPI Japan](https://lpi.or.jp/) | 試験範囲・用語 集がある | 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 21
| RedHat 系 | [Red Hat ドキュメント(日本語)](https://docs.red hat.com/ja) | 受講生の環境はこれ | | systemd | [freedesktop.org](https://www.freedesktop.org/w iki/Software/systemd/) | 公式だが英語 | #### 🇺🇸 英語ドキュメントの読み方 ``` 英語のドキュメントが出てきたら… ① まず、ページを翻訳する - Chrome → 右クリック →「日本語に翻訳」 - または DeepL(https://www.deepl.com)にコピペ ② 翻訳が変でも「だいたいの意味」をつかむ - 完璧に読む必要はない - 「何の話をしてるか」がわかればOK ③ コマンド例はそのまま使える - 英語がわからなくても、コード部分はコピペで動く! ``` 💡 > **man コマンドの使い方(超便利!)** > > ```bash > man lspci # lspci の説明書を見る > man systemctl # systemctl の説明書を見る > man shutdown # shutdown の説明書を見る > ``` > > - `Space` キー → 次のページ > - `q` キー → 終了 > - `/キーワード` → 検索(例:`/-v` でオプション -v を探す) > > まだ英語に慣れていない人は: > ```bash > man lspci | head -30 > ``` 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 # 最初の30行だけ見る 22
--### Step 3:README を読む > **README**(リードミー)= ソフトウェアの「取扱説明書」 > GitHub や公式サイトにある「最初に読んでね」ファイルです。 ``` README の探し方: ① Google で「ソフト名 README」で検索 例:「systemd README github」 ② GitHub のリポジトリページを開く → 下にスクロールすると README が表示されている ③ README に書いてあること(だいたい): ┌─────────────────────────┐ │ ・何ができるソフトか │ │ ・インストール方法 │ │ ・基本的な使い方 │ │ ・設定ファイルの場所 │ │ ・トラブルシューティング │ └─────────────────────────┘ ``` > 💡 英語の README も翻訳で十分理解できます。 > 特に「Usage」「Examples」「Options」のセクションを見ると、 > コマンドの使い方がわかります。 --### Step 4:Qiita で検索する(信頼度 ★★☆) > **Qiita**(キータ)= エンジニアが技術記事を書くサイト > 日本語で実体験ベースの情報が多く、初心者にもわかりやすい! 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 23
``` Qiita の検索テクニック: ① Qiita 内で検索 https://qiita.com/search?q=検索ワード ② おすすめの検索キーワード: ・「LPIC lspci」 ・「systemctl 使い方 初心者」 ・「/proc cpuinfo 見方」 ・「ランレベル 一覧」 ・「LPIC101 まとめ」 ③ 記事の見分け方: ✅ いいね(LGTM)が多い → 多くの人が参考にしている ✅ 最近の記事 → 情報が新しい ⚠️古い記事 → コマンドが変わっている可能性あり ``` > ⚠️**Qiita の注意点** > - 個人が書いた記事なので、まれに間違いもある > - **公式ドキュメントと食い違ったら、公式が正しい** > - 複数の記事を比べると安心 --### Step 5:Google 検索のコツ ``` 検索のコツ: ✅ いい検索例 「lspci command not found RedHat」 「systemctl enable start 違い」 「LPIC101 /proc まとめ」 「Linux 起動 流れ 初心者」 ❌ ダメな検索例 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 24
「エラーが出ました」 「動かない」 → 何のコマンドか、何のエラーかを入れよう ``` --- 📋 調べてから相談テンプレ(コピペ用) ## > 自分で調べたあとに講師に相談するとき、 > このテンプレを使うと **超スムーズ** に伝わります! --**【相談テンプレ D:自分で調べたけどわからない】** ``` ■ 困っていること: (例:lspci が動かない) ■ 自分で調べたこと: ・どこを見たか: (例:man lspci / Qiita で「lspci RedHat」検索) ・わかったこと: (例:pciutils パッケージが必要らしい) ・試したこと: (例:sudo yum install pciutils → 別のエラーが出た) ■ まだわからないこと: (例:yum でインストールしようとしたら 「No package pciutils available」と出る) ``` --**【相談テンプレ E:公式ドキュメントが読めない】** ``` 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 25
■ 読もうとしたドキュメント: (例:man systemctl の OUTPUT セクション) ■ 翻訳してみた結果: (例:「ユニットファイルのロード状態を表示する」) ■ わからないポイント: (例:「ロード状態」と「アクティブ状態」の違い) ``` --**【相談テンプレ F:Qiita で見つけたけど合ってるか不安】** ``` ■ 見つけた記事: (例:Qiita「LPIC101 ランレベルまとめ」) ■ 記事に書いてあったこと: (例:ランレベル2はNFSなしのマルチユーザー) ■ 確認したいこと: (例:RedHat系でもランレベル2の定義は同じ?) ``` --### 🏆 自分で調べる力チェックリスト ``` 本日の研修が終わったとき、これができていたら最高! □ エラーメッセージをそのまま Google 検索できる □ man コマンドで説明書を開ける □ Qiita で検索して、記事を読める □ 英語のドキュメントを翻訳ツールで読める □ 「前後のログを調べた → 試した → まだわからない」を伝えられる ``` 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 26
--- 🔗 ブックマーク集(今日から使えるサイト) ## | サイト | URL | 何がある? | |--------|-----|----------| | **LPI Japan**(公式) | https://lpi.or.jp/ | LPIC試験情報・ 用語集 | | **Red Hat ドキュメント** | https://docs.redhat.com/ja | Red Hat系の公式説明書 | | **man pages online** | https://man7.org/linux/man-pages/ | man コマンドのWeb版 | | **Qiita** | https://qiita.com/ | 日本語の技術記事 | | **InfraAcademy** | https://infra-acad.com/ | LPIC対策講 座・シミュレーター |※PCを壊す禁止コマンドのテスト用 | **Google翻訳** | https://translate.google.com/ | 英語ドキュ メントの翻訳 | | **DeepL** | https://www.deepl.com/ | より自然な翻訳 | | **Linux コマンド集** | https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/ series/3065/ | @IT のコマンドリファレンス | --# 📝 自分用メモ欄 ## 今日「なるほど!」と思ったこと ## まだモヤモヤしていること - 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 27
## 起動の6ステップ(何も見ずに書いてみよう!) ``` ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ``` ## systemctl の4大コマンド(何も見ずに書いてみよう!) ``` 1. 2. 3. 4. ``` --> 📖 **次回の予習**:小豆本 第2章を軽く読んでおこう! --*研修資料 ver.1.1 | 2026/04/16(自分で調べる力セクション追加)* 2026/04/16 LPIC101 第1章 午前受講生向け資料 28