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February 16, 26
スライド概要
2026年2月16日 「AIエージェント × お買い物 入門 ─ AIがあなたの代わりに買い物する仕組みを学ぼう」 の登壇資料です。
https://linedevelopercommunity.connpass.com/event/383437/
新しい Agent Payments Protocol(AP2)で AI コマースを強化
https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/announcing-agents-to-payments-ap2-protocol
Stripe
https://docs.stripe.com/agents?locale=ja-JP
Skyfire
https://skyfire.xyz/
【資料4】事務局説明資料(PDF/1,519KB)(Verifiable Credential (VC/VDC) の活用におけるガバナンスに関する有識者会議(第1回))
https://www.digital.go.jp/councils/verifiable-credential-governance/5a5c145f-85f4-41a5-bc51-4e442c6154b8
The Agentic Economy - Microsoft Research
https://www.microsoft.com/en-us/research/publication/the-agentic-economy/?lang=ja
Cloud Developer,404ニキ,Microsoft MVP,LINE API Expert,PagerDuty Ambassador,Google Cloud PTE/Tech Influencer,AWS Community Builder, #AIDD #AI駆動開発 #dotnetlab 投稿は個人の見解, #AzPoC
Agent Payments Protocol(AP2)の解説 AIエージェント × お買い物 入門 AIがあなたの代わりに買い物する仕組みを学ぼう 1
今日話すこと 主題:Agent Payments Protocol(AP2)の解説 1. 2. 3. 4. 5. どんなものか どんなことが実現できるか 自律性のある経済、The Agentic Economy 課題問題点(個人の見解です) まとめつつ、LINEとのコラボを考えると? 2
自己紹介 山田顕人(Kento.Yamada) @ymd65536 仕事:クラウドインテグレーション開発、DevSecOps ロール:マルチクラウドデベロッパー コミュニティ運営:.NETラボ、AI運用、AI駆動開発 受賞歴(9つ、最近の受賞と継続中の称号のみ掲載) New! 初代PagerDutyアンバサダー Google Cloud Partner Top Engineer 2026 Serverless App Depolyment Google Cloud Partner Tech Influencer Challenge 2025 マルチメディア 賞 3
現代におけるお買い物をざっくり振り返る ● レジ/カウンターでものを買う/売る(※最近はセルフレジもある) ● 画面を見て注文を確定 ○ オンライン決済は人間が画面を見て操作(タップまたはクリック)するが基本 ○ ※以下の画像はAmazonのサイトから引用 XX円に なります これ ください 売り手 買い手 4
Agent Payments Protocol(AP2)とは ● Google 主導、主要な決済企業も巻き込んだオープンな決済プロトコル ● A2AとMCPの拡張として使用することを想定 ● 決済手段に依存しない形で利用可能 引用:新しい Agent Payments Protocol(AP2)で AI コマースを強化 https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/announcing-agents-to-paymen ts-ap2-protocol 5
補足:Agent Payments Protocol(AP2)のパートナー 引用:新しい Agent Payments Protocol(AP2)で AI コマースを強化 https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/announcing-agents-to-paym ents-ap2-protocol 6
他:AP2ではないけど、AIエージェント決済 ● Stripe ○ https://docs.stripe.com/agents?locale=ja-JP ○ stripe agentic workflows ● Skyfire ○ https://skyfire.xyz/ ○ AIエージェントに財布をもたせる 7
AP2は役割ベースのアーキテクチャである ● ユーザーエージェント (SA: Shopping Agent) ● 資格情報プロバイダ (CP: Credentials Provider) ● マーチャントエンドポイント (ME: Merchant Endpoint) CP SA ME 8
例:AP2があるとこういうことができる(のでは?) 資格情報の流れ 1 資格情報の流れ 2 3 5 4 販売業者(お店) Merchant ユーザーからおつかいエージェントに「¥1,000円以内でXX買ってきて」指示(認証が必要) おつかいエージェント vs 販売エージェントという構図 販売エージェントが販売業者のサービスを操作 おつかいエージェントに商品を提供、おつかいエージェントはユーザーのお金を出す 決済成立 消費者 1. 2. 3. 4. 5. CP Shopping Agent Merchant Agent 9
認証の話:3つの主要なMandate(委任状) 重要:3つのMandateを知る 1 Cart Mandate 2 Intent Mandate 3 Payment Mandate 10
Cart Mandate ● ユーザーがその場にいる(Human Present)場合に使用 ● 購入する商品の詳細や金額をユーザーが確認し、デバイス(スマホなど)で署名 カレーの材料を 買っておいて ユーザー 承知しました。 情報を集めて購入して きます おつかい AIエージェント 11
Intent Mandate ● ユーザーが不在(Human Not Present)の際 ● 意図(Intent)をあらかじめユーザーが署名してエージェントに権限を委譲 来月発売の著書XXさんの 書籍を買ってください。 予算は¥10,000以内で お願いします。 ユーザー 承知しました。発売さ れたら購入するので サインしてください おつかい AIエージェント 12
Payment Mandate ● 要するにAIエージェントによる支払いの証明 ● カード会社などに対してこれがAIエージェントによる取引であることを伝える情報 ○ 決済を代行した会社や販売元のリスク判断を助けるための情報 俺は買ったぞぉぉぉ!!! 証明 おつかい AIエージェント 販売 AIエージェント 13
補足:検証可能な(デジタル)資格情報、VC/VDC ※これは話し始めると脱線するのでちょい出し 簡単にいえば、偽造不可能なデジタル証明書です。※簡単に言いすぎか デジタル庁の資料でいろいろ議論されているのが読めるので参考までに 【資料4】事務局説明資料( PDF/1,519KB)(Verifiable Credential (VC/VDC) の活用におけるガバナンスに関する有識者会議(第 1回)) https://www.digital.go.jp/councils/verifiable-credential-governance/5a5c145f-85f4-41a5-bc51-4e442c6154b8 14
経済活動を代行するAIエージェントが登場すると? こんなこともできるのでは? ● 人間が不在でも価格交渉したうえでの条件付き購入が可能になる ○ 例:中古品販売のECサイトだと値下げ交渉したうえでの購入が自動化できる ● 生成AIに有料のブログ記事がクローリングされてしまう問題 ○ 例:少額の購読料を払えば、クロールOKというビジネスモデルも可能 今後はAIが代理人として「契約・交渉・支払い」を自律的に行うようになる。 15
余談:自律性のある経済、The Agentic Economy 引用:The Agentic Economy - Microsoft Research https://www.microsoft.com/en-us/research/publication/the-agentic-economy/?lang=ja 16
良いことばかりでもないのが現状 買い手と売り手でそれぞれ課題があるようにも見える。以下、例をいくつか 買い手(ユーザー) ● モノを買う習慣の見直し ○ 購入手段が増えるので全人類が購入のためのプロンプトを考える ○ AIエージェント用にwalletを用意 売り手(販売する人、お店、ECサイト) ● 仕組みの整備 ○ 販売を行うAIエージェントの実装 ○ ユーザーとの導線 ○ 自身を信頼された販売業者(マーチャント)として証明する 17
まとめ、そしてLINEとのコラボを考えると? ● ● ● ● ● AP2はAIエージェントが決済を代行するためのプロトコル AP2は役割ベースのアーキテクチャ AP2には3つのマンデートと検証可能なデジタル資格情報(VC/VDC) AIエージェントが消費行動を代行 AIエージェントの経済、経済活動の形成(The Agentic Economy) 最大の強み この日本においては LINEという導線とPayPayという決済が同じ企業の傘下にある! 18
おわり 19