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March 02, 26
スライド概要
社内ハッカソンで開発した「よりそいエージェント」の成果発表スライドです。
AIエージェントの背景・課題、プロダクト概要、技術構成、得られた知見と今後の展望をまとめています。
「よりそいエージェント」 ~生成AIで「困りごと」を解決し、ナレッジを蓄積する~ NewBizハッカソン成果発表 発表者:小林 洋平
自己紹介 氏名:小林 洋平 所属部署:ITソリューション事業部
ハッカソン参加のきっかけ・目的 参加した理由 日々の課題への気づき 生成AIの可能性 新しい技術への挑戦 個人開発での成長 得たかったこと アイデアを形にする力 実践的なAI開発の知識 事業部への貢献
プロダクト開発の背景・課題設定 日常業務に潜む「見えない壁」 誰に相談すればいいか分からない 今さら聞くのは気が引ける 個人の知識が共有されない 事業部が抱える具体的な課題 「小さな困りごと」の深刻化 ナレッジ共有の非効率性 事業部メンバーの実情が不明瞭
プロダクト概要 プロダクト名:よりそいエージェント 日々の小さな「困りごと」にAIがそっと"寄り添い"、解決へと導く。 さらにその知識を組織のナレッジとして自動で蓄積する、新しいコミュニケーションと知識共有のシステム。 解決する課題 Before 気づきにくい/共有しにくい壁 悩む時間が長い/業務非効率 個人の知識が埋もれる 心理的安全性の低さ よりそいエージェント → リマインダー → AIヒント → 自動蓄積 → 匿名性 After 気軽に相談! 悩まず解決! 知識が共有財産に! 安心して本音! 活用のイメージ(フロー) Slack DM 「困ってませんか?」 困りごとと投稿 「エラーが…」 AIが提案 「こんな解決策は?」 ナレッジ自動蓄積 知識が記録される
プロダクト機能詳細 困りごとリマインダー 毎日決まった時間にSlackにメッセージを自動送信。 困りごとに意識を向け、言葉にするきっかけを提供。 AIによるヒントの提案 ユーザーの困りごとにGoogle Gemini APIが解決策を提示。 問題直面時に即時サポートし、悩む時間を最小限に。 ナレッジの自動蓄積 困りごととAI回答を自動記録し、Cloudflare Vectorizeで意味検索可能に。 個人の経験を組織の「共有できる知識」へ。 匿名性の確保 投稿者が他の人からは見えない仕組み。 プライバシーを気にせず、安心して本音を投稿できる環境を提供。
システム構成図 安定・高速・簡単メンテナンスなシステムを実現 ユーザーが使う部分 Slack(日常の窓口) 困りごと投稿、リマインダー受信、AIヒント受信。 バックエンド処理 Cloudflare Workers(司令塔) SlackからのWebhook処理、各サービス連携。 mastra cloud(AIフロー管理) AIエージェントの複雑な処理を管理・実行。 AIの頭脳 Google Gemini API(高性能AI) 最適なヒントや解決策を生成。 データを保存する場所 Cloudflare D1 SQL Database(会話・設定履歴) 困りごとの履歴や設定を高速に保存・管理。 Cloudflare Vectorize(意味検索ナレッジ) 困りごとや回答をベクトル形式で保存し、意味検索を可能に。 (データの流れ) Slack ↔ Cloudflare Workers ↔ mastra cloud ↔ Google Gemini API Cloudflare Workers → Cloudflare D1 / Cloudflare Workers → Cloudflare Vectorize
技術スタック 高速・安定・開発しやすい最新技術を採用 UI/UX Slackメッセージインターフェース 普段使いのツールで学習負担ゼロ。 バックエンド Cloudflare Workers エッジで高速動作するサーバーレスプラットフォーム。 mastra(デプロイ先: mastra cloud) AIエージェントの複雑な処理を簡単に構築。 生成AI Google Gemini API 文章理解・生成に優れた高性能AIモデル。 データベース Cloudflare D1 SQL Database 会話履歴保存に適した高速SQLiteベースDB。 Cloudflare Vectorize 知識をベクトル保存、意味検索を可能にするDB。 クラウドサービス Cloudflare Workers, D1, Vectorizeなど統合サービスでインフラ管理を最小化。 mastra cloud mastraフレームワークの実行環境。
ハッカソンで得られた知見・学び・挑戦 一人での開発で得た挑戦と学び プロダクト開発の全体像を経験 効率的な開発手法を実践 技術面で新しく学んだこと Cloudflareエコシステムの活用 mastraフレームワークの習得 Google Gemini APIの実践的活用 Slack連携と非同期処理 苦労した点 AIの回答精度と意図しない応答の制御 Cloudflare各サービス間の連携設定とデプロイ 匿名性を保ちつつ、知識としての有用性を高めるデータ設計
事業部の未来への貢献・今後の展望 事業部にもたらす具体的な貢献 生産性向上と業務フローの最適化 ナレッジ共有の飛躍的促進と組織学習能力の向上 社員エンゲージメント向上と心理的安全性の醸成 事業部メンバーの実情の可視化と戦略的なデータ活用 将来の発展可能性:事業部の頭脳としての進化 Phase 1: 汎用的な情報ハブへの進化 困りごと以外の社内情報も集約 Phase 2: 専門特化エージェントと自律的診断 分野特化で専門的サポート → 現状把握・改善 Phase 3: 散在情報の一元化と戦略的データ活用 全情報を統合 → 事業部の真の「頭脳」へ
まとめ 「よりそいエージェント」が事業部の未来にもたらす価値 生産性の向上 ナレッジの組織資産化 心理的安全性の向上 戦略的な意思決定支援 よりそいエージェントは、事業部の未来を形作る上での大きな一歩となります。