Microsoft 365 と Power Platform の管理を改めて考えてみた 2026

200 Views

September 27, 26

スライド概要

「Power Platform Administrator 勉強会 #09」登壇した際の資料です。

https://jppac.connpass.com/event/404329/
#PPACjp

M365の全体管理者、Power Platform 管理者、環境の Admin。
各管理者の役割を大枠でとらえてもらえるような話題を、2026年最新版としてご提供しました。
フワッとイメージつかんでいただけると幸いです!

profile-image

I ❤ Power Platform Microsoft MVP for Business Applications 2020 - Power Apps & Power Automate

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

Microsoft 365 と Power Platform の管理を改めて考えてみた 2026 #PPACjp 2026/09/27 山田 晃央(Yamada, Teruchika) Microsoft MVP Business Applications 2020 - @yamad365 https://qiita.com/yamad365

2.

ネタバレ • 「Japan Microsoft 365 コミュニティ カンファレンス 2024」 でやったネタのリバイバルになります。 • https://japan-m365-community-conference-2024.connpass.com/event/332074/ • 当時の公開資料 • https://www.docswell.com/s/yamad365/KN1VEE-JapanM365CC2024B05 ⇒ ハイ、そこッ!!手抜きとか言わないッ!!

3.

はじめに • 当資料の情報は、2026年8月頃の Microsoft 365 環境、および関連情 報より作成しております。クラウドソリューションの特性上、必ず最新の 情報をご自身でご確認ください • ライセンスの詳細についてはサービス提供元、あるいは 信用のおける パートナー企業へお問い合わせください • 比較的「ふわっとした“大枠”」な内容の話題です • 個人の調査結果等にもとづく“やまさんの想定と見解”が含まれます • 当セッションが、何か1つでも皆さんの参考になれば幸いです

4.

自己紹介 ども、やまさんです。

5.

山田 晃央(やまだ てるちか) ◼ Microsoft MVP Business Applications Power Apps・Power Automate ◼ お気軽に 「やまさん」 とお呼びください ◼ 詳しくは「yamad365」で検索ください ◼ 共著 「Microsoft Power Apps入門 手を動かしてわかるローコード開発の考え方」 https://qiita.com/yamad365 yamad365

6.

https://appsweeklynews.connpass.com 毎週 金曜日 21時30分 から YouTube Live で Power Apps ブログ更新をネタに語ってます

7.

本日お伝えしたいコト 所謂、概念的なアレ

8.

今日お伝えしたいこと ✓Entra ID、 テナント、 Power Platform 環境 の関係性を“ふわっ”とでもおさえましょう ✓コレがわかってないとツライ(カモ?) ※管理者さんは特に。 ※なお細かい話題は、適宜学習するか専門家へお問い合わせください

9.

Entra ID と Microsoft 365 フワッと(?)つかんでいきましょう。はじめは、フワッとでいいです

10.

M365 テナントの概念と Entra ID の関係性 • M365 を管理する最大単位が “テナント”。 認証・認可は Entra ID が担当します。 Microsoft Entra ID セキュリティグループ など etc・・・ 認証 ユーザーアカウント Microsoft 365 テナント ライセンス 監査ログ etc・・・

11.

M365 & Entra ID に Azure が加わった関係性 • 同一の Entra ID を参照する Azure を契約した場合のイメージ Microsoft Entra ID セキュリティグループ など etc・・・ 認証 ユーザーアカウント Microsoft 365 テナント Azure サブスクリプション リソースグループ リソースグループ etc・・・ ・ ・ ・

12.

フワッと(?)したイメージが公式情報にもある一例 IT アーキテクト向けの Microsoft クラウド ID https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/solutions/cloud-architecture-models?view=o365-worldwide&WT.mc_id=DX-MVP-5004053#microsoft-cloud-identity-for-it-architects

13.

Azure 契約に関する注意点 • Entra ID が “別の状態” で Azure を契約すると、ソレは「独立」した状態へ Microsoft Entra ID Microsoft 365 テナント Azure サブスクリプション 契約者 別のMicrosoft Entra ID Azure サブスクリプション ※コレは、上と別モノ

14.

前述の状態、ほんとにイイの? •意図しない状態だと、 おそらくイツか困る可能性アリです •そのハナシは後ほど

15.

Entra ID が重要な理由の 1つ Microsoft 365 テナント Azure サブスクリプション Microsoft Entra ID 条件付きアクセス Intune 本社など拠点 アクセス制御 通過の条件(例) ①許可されたグローバルIP である ②認証済みデバイスである ※関所のイメージ 社外 ※注意 条件付きアクセスを利用するためには該当するライセンスが必要です

16.

Entra ID が重要な理由の 1つ Microsoft 365 テナント Azure サブスクリプション 未許可の端末 Microsoft Entra ID 条件付きアクセス 未許可の拠点 Intune 本社など拠点 社外 アクセス制御 通過の条件 ①許可されたグローバルIP である ②認証済みデバイスである に合致しないためアクセス不可ッ!!

17.

Microsoft 365 テナントとユーザーとライセンス Microsoft 365 テナント 必ず、テナントには「xxx.onmicrosoft.com」ドメインが存在し、世界中で 一意の値になる。カスタムドメインは複数設定が可能。 onmicrosoft ドメイン : xxx.onmicrosoft.com カスタムドメイン : sample.com ライセンス M365 E3 Power Apps Premium Teams Enterprise Power Automate Premium ライセンスはテナントに紐づくイメージ。 ユーザー単位と、テナント全体(キャパシティー系)の種類がある。 『何をドレだけ必要か?』の把握は必須です。 etc・・・ M365 E3 UPN:[email protected] メールアドレス Teams Enterprise 主:[email protected] 副:[email protected] UPN:zzz@ onmicrosoft.com メールアドレス 主:[email protected] 作成したユーザーに Teams、Power Apps Premium 等を利用させる場 合は、対応したライセンスを割り当てる必要がある。 ユーザーオブジェクトには、UPN、メールアドレス(主=プライマリー、 副=セカンダリ)等の情報がある。なお、セカンダリメールアドレスは 複数設定が可能。 ライセンス未割り当てのユーザーオブジェクトが存在可能。ライセンス が無いので Teams 等は利用不可。

18.

「Microsoft 365 Admin」エージェント便利

19.

ポイント • Entra ID (旧 Azure Active Directory)が 認証・認可をつかさどる • Entra ID 未保有の場合、 Microsoft 365 テナントを取得するタイミン グで、自動的にあわせて作成される • Entra ID を既存で保有している場合、Azure サブスクリプションを、“そ の Entra ID” の配下としてアクティベート可能 • Azure サブスクリプション 取得時に、新規で Entra ID 取得も可能 ※この仕様は、契約時に気を付けないといけない Entra ID との関係性が超☆重要ッ!!

20.

Microsoft 365 と Power Platform さらに、フワッ(?)と Power Platform な話題も

21.

M365 と Power Platform の関係性 Microsoft Entra ID セキュリティグループ など etc・・・ 認証 Microsoft 365 テナント Power Platform 既定の環境 環境A Power Apps Power Automate 環境B Power Apps Dataverse Power Automate Dataverse コネクター

22.

M365 と Power Platform の関係性 1 テナント ・ 認証など 2 環境 3 オブジェクト (アプリ、フロー、テーブルなど) 4 ソリューション 5 Dataverse 6 コネクタ

23.

主な Power Platform の管理ポイント Power Platform 既定の環境 環境 Power Apps Power Automate ご利用は計画的に 「テナント分離」など、Power Platform 環境 (=テナントレベル)で設定が必要な管理項目 があります。 Dataverse 「監査ログ」設定や「マネージド環 境」の ON・OFF など、“環境”単位で設定すべ き管理項目があります。 Dataverse コネクター ※他にもアドオンライセンス管理や Copilot Studio キャパシティー管理など、 様々な管理ポイントがあり、有償ライセンスが関連してくる場面もあります。 環境や、Dataverse テーブルのアクセス権も管 理項目です。 コネクターの利用可否は Power Platform の DLP や ACP を事前に設計・設定しましょう。

24.

Entra ID、Microsoft 365 の内側ということは・・・ Microsoft 365 テナント Power Platform 既定の環境 環境 守られてる! セキュリティー対策 好きッ♡ Microsoft Entra ID 条件付きアクセス 「条件付きアクセス」以外にも、 様々なセキュリティー対策で 後ろのテナントをガッチリガード!

25.

Power Platform で「管理者」となる権限(役割)の例 グローバル管理者 Power Platform 管理者 環境の“システム管理者”

26.

キャパシティー(容量)ライセンスのイメージ • 例えば Copilot Studio に関連するキャパシティー(容量)ライセンスの概念図 Microsoft Entra ID Microsoft 365 テナント Copilot Studio ユー ザー ライセンス Copilot Studio キャパシティー(容量) ライセンス Power Platform 既定の環境 Azure サブスクリプション リソースグループ Azure メータ 従量課金設定 環境A Azure 従量課金 設定を M365 テナントへ連携させる どこの環境に、どれぐらい割り当てる? などの設定が必要

27.

Entra ID が別々だと困ること…… • Power Apps、Power Automate 従量課金制プラン(Pay-as-you-go plan)、 Power BI Embedded を利用するには「Azure と同一の Entra ID を利用」 している必要があります • 同様に Copilot キャパシティー の Azure 従量課金 支払いも該当します 例:Power Platform PAYG 設定 Azure と M365 が別の ME-ID の場合、 この選択肢が表示されない。 従量課金制プラン(PAYG) 2023年版[Qiita] https://qiita.com/yamad365/items/f9fed9c2f76f2c189245

28.

Copilot Studio キャパシティー参考情報 • エージェントのライセンス - Microsoft Copilot Studio https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-copilot-studio/billing-licensing?WT.mc_id=DX-MVP-5004053 • 前払いキャパシティパックの使用(Copilot Chat/SharePoint エージェント) https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot/pay-as-you-go/copilot-capacity-packs?WT.mc_id=DX-MVP-5004053 • 使用量ベースの課金による AI エクスペリエンスの管理 https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot/usage-based-billing-manage-copilot-credits?WT.mc_id=DX-MVP-5004053 • Microsoft Copilot 従量課金サービスのセットアップ https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/copilot/pay-as-you-go/setup?WT.mc_id=DX-MVP-5004053 • 従量課金プランのセットアップ(Power Platform) https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/admin/pay-as-you-go-set-up?WT.mc_id=DX-MVP-5004053

29.

ポイント • Microsoft 365 テナントの内側に Power Platform がある • Power Platform の外側には Microsoft 365 のセキュリティーがある • Dataverse キャパシティー、Copilot Studioキャパシティー アドオン(容 量アドオン)など、M365 管理センター + Power Platform 管理センター で制御するライセンスがある • その他、様々な設定があります! 要件にあわせてチューニング必須! Power Platform 管理は、Microsoft 365 内側の世界ッ!! つまり、Entra ID & テナント管理と関連性が発生!!

30.

まとめ 管理者の皆様、お疲れ様です。いつもありがとうございます。みんな、感謝すべき!!

31.

まとめ • Entra ID と Microsoft 365 テナントの関係性が重要 • さらに、Azure を加える場合は、その関係性も重要 • Power Platform は Microsoft 365 の内側にあるイメージ • Entra ID、 Microsoft 365 側で設定されたセキュリティーは Power Platform にとってガードレール・守護神のような存在 • 各管理機能の影響範囲を把握しましょう • 管理者さん、ほんとタイヘン。日々感謝されるべき存在!!

32.

検討すべき箇所は多数ある。 「何を、ドコまでやるべきか?」 しっかり把握して決めましょう。

33.

成功は達成するものではなく、 引き寄せるものだ。 You don't achieve success, you attract success. Farshad Asl(ファルシャッド・アスル)

34.

フワッとしたイメージでも 無いよりは何倍もマシ!!

35.

貴方の知識と、 ほんの小さな取り組みで、 業務が改善される! (かもしれない)

36.

素晴らしい Microsoft 365 Life & Power Platform 体験をッ!

37.

ありがとうございました Thank you Merci Danke schön 고맙습니다 Obrigado Gracias