One-Slide DI #1~#25

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June 21, 26

スライド概要

今までのOne-Slide DIシリーズのまとめです。

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スライド作成が好きで、医療現場で使える研修資料やまとめ資料を作っています。 内容は作成時点の情報です。最終判断は添付文書・ガイドライン・施設ルールを優先してください。 スライドのダウンロード・共有は自由です。再配布の際は出典として「やくすら」を添えてください。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

イントラリポス投与速度 速度目安:0.1g/kg/h以下 体重 10%製剤 20%製剤 30kg 30ml/h 15ml/h 40kg 40ml/h 20ml/h 50kg 50ml/h 25ml/h 体重 × 1ml/h 体重 × 0.5ml/h =体重 ml/h =体重÷2 ml/h

2.

ドネペジル経皮吸収型製剤(アリドネ®パッチ) 日本で初のドネペジルの貼付剤 内服困難例に適しているが、皮膚トラブルに注意 どんな薬 ✓ 内服ドネペジルの貼付剤(経皮吸収型) ✓ コリンエステラーゼ阻害薬(AChE阻害) ✓ アルツハイマー型認知症の症状進行抑制 使い方 ✓ 1日1回貼付(24時間ごとに貼り替え) ✓ 軽〜中等度:27.5mg(切替目安 経口5mg) ✓ 高度:27.5mgを4週間以上 → 55mgへ増量(切替目安 経口10mg) 特徴・注意点 ✓ 嚥下困難・拒薬など内服管理が難しいケースの 選択肢 ✓ 皮膚障害予防に同一部位へ連日貼らない(同 一部位は7日以上あける) ✓ 吸収:カイロ/サウナ等の熱で吸収増加に注意 比較 (vs リバスチグミン貼付) ✓ 軽度〜中等度:27.5mgで維持(漸増なし) ✓ 高度まで用量設定あり(27.5→55mg)

3.

ケレンディア錠用法用量まとめ 開始/再開/増量の4週後にK・eGFR確認 以降も定期測定し、用量調整 2型糖尿病を合併する慢性腎臓病 慢性心不全(標準治療中) eGFR(mL/min/1.73m²)の確認 eGFR(mL/min/1.73m²)の確認 60未満 60以上 25~60未満(25未満:禁忌) 60以上 開始10mg→目標20mg 20mg 開始10mg→目標20mg 開始20mg→目標40mg 血清カリウム値(mEq/L)の確認 血清カリウム値(mEq/L)の確認 4.8以下 4.8超~5.5以下 5.5超 5.0未満 5.0~5.5未満 5.5~6.0未満 6.0以上 増量/維持 維持 中止 増量/維持 維持 減量/中止 中止 共通の注意点 ✓ 開始前K>5.5は投与禁忌 ✓ 増量は eGFRが前回から30%超低下してない時だけ ✓ 20mg/40mg投与時は10mg錠を使用しない(40mgは20mg錠×2)

4.

ダトロウェイ特徴まとめ TROP-2 ADC(DXd) 要注意:間質性肺疾患(ILD)/角膜障害+口内炎 構造 適応と用法用量 リンカー ペイロード (DXd) 抗体 (ダトポタマブ) 化学療法歴のあるHR(+)/HER(-) 手術不能又は再発乳がん 6mg/kgを3週間間隔で点滴静注 初回90分→2回目以降30分に短縮可 TROP-2を標的とする抗体薬物複合体(ADC) 作用機序 ① TROP-2に結合→取り込まれる ② 腫瘍細胞内でリンカー切断→DXd放出 ③ DXdがトポイソメラーゼⅠ阻害(抗腫瘍効果) ④ 隣接細胞にも細胞障害(バイスタンダー効果) 重大な副作用 発現率の高い副作用 ILD 角膜障害 口内炎 (55.6%) 悪心 (51.1%) 骨髄抑制 インフュージョン リアクション 疲労 (37.8%) 脱毛症 (36.4%)

5.

マンジャロ特徴まとめ 世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬 強力な血糖降下作用と体重減少効果 作用機序 用法用量と漸増ルール GIP/GLP-1受容体作動薬 ① グルコース濃度依存的なインスリン分泌促進 ② グルカゴン分泌抑制 ③ 食欲抑制、脂肪利用の調節(体重減少) 週1回2.5mgから開始する段階的投与 維持用量 開始用量 HbA1c 約2%低下 体重 7〜9kg減少 ※SURPASS-1試験(単剤/40週) 7.5〜15mg 5mg 2.5mg 4週間 臨床効果(SURPASS-1試験※) 増量(任意) 4週間以上 4週間以上の間隔で 2.5mgずつ増量 副作用 打ち忘れ時の対応 投与初期・漸増期の 胃腸障害に注意 次回投与まで 悪心 72時間以上 72時間未満 即投与 スキップ 下痢 SU/インスリン併用時の低血糖注意

6.

トルカプ特徴まとめ 世界初のAKT阻害薬。HR(+)/HER2(-) 、PIK3CA/AKT1/PTEN遺伝子変異(+)乳がん に対して4日服用3日休薬の投与で、フルベストラントと併用。 作用機序 PI3K AKT AKTを阻害し、がん増殖抑制 4日服用 mToR トルカプ E2 がん増殖 ER 用法用量とスケジュール フルベストラント 臨床効果(CAPItello-291試験※) 3日休薬 通常量 400mg(200mg×2錠)/回 1日2回 1段階減量 320mg(160mg×2錠)/回 1日2回 2段階減量 200mg(200mg×1錠)/回 1日2回 重大な副作用 PFS中央値 トルカプ群 7.3ヶ月 プラセボ群 3.1ヶ月 HR:0.50(95%CI:0.38~0.65、p<0.001) ※プラセボ対象、両群フルベストラントと併用 高血糖 (14.1%) 重度の下痢 (9.3%) 多型紅斑 (1.7%) 下痢 (全Gr.67.3%) 発疹 (全Gr.34.1%)

7.

ラメルテオン8mg 0.25錠 1×20時 処方意図は? 夜型不眠症患者に対して、位相前進を狙った処方 前進効果最大 (入眠約7時間前) 就寝時間 位相を前進させたい 19 20 21 22 23 24 1 2 夜型不眠(位相後退) 3 4 5 6 7 8 9 10 入眠(例:3:00) メラトニン受容体 刺激の位相反応 位相前進 位相後退 ➢ 位相:睡眠−覚せいのリズムの位置。夜型不眠は位相が後退している。 ➢ メラトニン刺激は時間帯によって位相前進/後退どちらにもなる。午後~深夜:前進 / 明け方~正午:後退 ➢ 入眠の7時間前が位相前進効果が最大になる。例)3時入眠 → 20時投与。 ➢ ラメルテオンは代謝物にも活性があるため通常量だと「後退の時間帯」にかかる可能性がある。 ラメルテオン少量、早めの投与は位相を前進させる(不眠治療とは別目的)。食事に関係なく、時間で内服指導。

8.

トロデルビ特徴まとめ TROP-2 ADC(SN-38) 化学療法歴のある手術不能/再発トリプルネガティブ乳がんに使用 構造 適応と用法用量 リンカー ペイロード (SN-38) 抗TROP-2抗体 化学療法歴のあるHR(-)/HER2(-) 手術不能又は再発乳がん 10mg/kgを1・8日目に点滴静注(21日間/1サイクル) 初回3時間、2回目以降1〜2時間 TROP-2を標的とする抗体薬物複合体(ADC) 作用機序 ① TROP-2に結合→取り込まれる ② 腫瘍細胞内でリンカー切断→SN-38放出 ③ SN-38がトポイソメラーゼⅠ阻害(抗腫瘍効果) ④ 隣接細胞にも細胞障害(バイスタンダー効果) 主な副作用 その他注意 IR予防の前投薬考慮 骨髄抑制 インフュージョン リアクション(IR) 解熱鎮痛剤・抗ヒス・H2B 投与中は遮光 点滴チューブの遮光は不要 悪心 下痢

9.

ASCENT-04試験│トロデルビ+キイトルーダ 化学療法+キイトルーダと比較し、PFSを有意に延長。 PD-L1陽性 進行/転移性トリプルネガティブ乳癌(TNBC)の一次治療で有望。 試験デザイン 試験結果 対象患者:N=443 HR 0.65(95% CI 0.51–0.84), P<0.001 未治療PD-L1陽性(CPS≧10) 進行・転移性TNBC PFS中央値 11.2ヶ月 7.8ヶ月 介入群:N=221 対照群:N=222 0ヶ月 12ヶ月 トロデルビ+キイトルーダ トロデルビ+キイトルーダ 化学療法+キイトルーダ 評価項眼 主要:無増悪生存期間(PFS) 副次:客観的奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、安全性 化学療法+キイトルーダ トロデルビ+キイトルーダ 化学療法+キイトルーダ ORR 60% 53% DOR 16.5ヶ月 9.2ヶ月 Gr.3以上AE 71% 70% AEによる中止率 12% 31%

10.

ARB切替時の用量眼安 換算用量の眼安(mg) • • • • 一般名 1日用量(mg) ロサルタン エナラプリル エナラプリル エナラプリル 5mg相当 10mg相当 20mg相当 25~100 25 50 100 カンデサルタン 4~12 4 8 12 バルサルタン 40~160 40 80 160 イルベサルタン 50~200 50 100 200 テルミサルタン 20~80 20 40 80 オルメサルタン 5~40 10 20 40 アジルサルタン 20~40 — 10 20 各種インタビューフォームを参考に、エナラプリル対照試験の用量設定と国内用量を踏まえて作成。 アジルサルタンは直接比較試験なし。カンデサルタンとの比較試験を参考に作成。 —:国内用量・規格上、この相当量は設定しない。 切替後は血圧と腎機能(Cr/eGFR、K)を確認し調整。

11.

主な第2世代抗ヒスタミン薬の「眠くなりにくさ」比較 — 脳内H1受容体占拠率による比較 — 少 眠 気 多 一般名 用法 ビラスチン 1日1回 フェキソフェナジン 1日2回 デスロラタジン 1日1回 レボセチリジン 1日1回 エピナスチン 1日1回 エバスチン 1日1回 セチリジン 1日1回 ロラタジン 1日1回 オロパタジン 1日2回 ベポタスチン 1日2回 添文上の 運転等注意 0% 10% 脳内H1受容体占有率(低←→高) 記載なし 注意 禁止 • • 20%(非鎮静性の目安) 出典:谷内一彦 日耳鼻 123:196-204, 2020 図7を参考に概略値として作成 占拠率は鎮静性の参考指標であり、実際の眠気には個人差があります。 いずれの薬剤も眠気を感じた場合は運転・危険な機械操作を控えること。

12.

ステロイドの力価換算表 — 糖質作用を基準にした等価用量の目安 — 分類 (生物学的半減期) 短時間型 (8~12h) 中間型 (12~36h) 長時間型 (36~54h) 注意 鉱質作用 (Na貯留) 糖質作用 (抗炎症) 等価用量 (mg) ヒドロコルチゾン コートリル錠 ソル・コーテフ注 ハイドロコートン注 1 1 20 プレドニゾロン プレドニン錠/注 0.8 4 5 メチルプレドニゾロン メドロール錠 ソル・メドロール注 0.5 5 4 デキサメタゾン デカドロン錠/注 0 25 0.75 ベタメタゾン リンデロン錠/注 0 25 0.75 一般名 代表商品名 出典:今日の治療薬アプリ版「副腎皮質ステロイド」解説 表2 藤田芳郎(監修), 滝澤直歩(編著). スタートアップ!ステロイド. 2025, p.23 ✓ 換算は目安であり、切り替え後は慎重に経過観察し、投与量調整の要否を検討 ✓ ステロイドは生物学的利用率が高いため、経口⇔注射の切替は用量調整不要

13.

点眼液1本、何日分? ─ 1回1滴で計算した使用日数の目安 ─ 5ml/本 100滴分 1回/日 2回/日 3回/日 両眼 25日 50日* 約 16日 約33日* 約 片眼 50日* 100日* 2.5ml/本 50滴分 1回/日 2回/日 3回/日 4回/日 両眼 25日 50日* 12日 25日 8 約16日 6 約12日 片眼 ポイント 約 約 日 4回/日 12日 25日 約 日 ※1回1滴、1滴=約50 μLとして計算 ※実際の使用日数は、滴下量や失敗などで前後します *30日を超える場合は、開封後1か月を目安に交換 ✓ 多くの点眼液は、開封後1か月以内の使用が目安です ✓ 5 mL製剤は、両眼に1日2回点眼すると、おおむね1か月以内に使い切る量として理解しやすいです ✓ 1日1回投与の点眼薬は、5 mLでは1か月で使い切りにくいため、2.5 mL製剤が多くみられます

14.

DESTINY-Gastric04試験│胃癌 エンハーツ 二次治療 既存治療(RAM+PTX)と比較し、OS/PFSを有意に延長 HER2陽性の治癒切除不能な進行・再発胃がんの二次治療へ 試験デザイン 試験結果 HR 0.7(95% CI 0.55–0.90), P=0.0044 対象患者:N=494 OS中央値 HER2陽性│進行再発 胃/食道胃接合部腺がん 二次治療 11.4ヶ月 0ヶ月 試験群:N=246 エンハーツ 5ヶ月 RAM+PTX 対照群:N=248 RAM+PTX 評価項目 主要:全生存期間(OS) 副次:無増悪生存期間(PFS)、客観的奏効率(ORR)、病勢制 御率(DCR)、奏効期間(DOR)、安全性、 10ヶ月 14.7ヶ月 エンハーツ RAM+PTX エンハーツ PFS 5.6ヶ月 6.7ヶ月(HR:0.74) ORR 29.1% 44.3% DCR 75.9% 91.9% DOR 5.3ヶ月 7.4ヶ月 治療関連Gr.3以上AE 54.1% 50%

15.

間質性肺疾患(ILD)対応ガイド│エンハーツ ベースライン/定期観察項目 症状(咳・息切れ・発熱) SpO2 血清マーカー(KL-6等) 毎コース 毎コース 月1回 発現時の対応 グレード分類 1 投与を考慮 治療を要さない│臨床所見/検査所見のみ PSL換算0.5mg/kg/日以上で開始し、改善するまで継続※ 2 症状がある 速やかに開始 内科的治療を要する│身の回り以外の日常生活動作の制限 PSL換算1.0mg/kg/日以上で開始し、少なくとも14日間継続※ Grade 3 高度な症状がある Grade 4 Grade 酸素を要する│身の回りの日常生活動作の制限 速やかにステロイドパルス療法開始 生命を脅かす mPSL500~1000mg/日×3日間 その後、PSL換算1.0mg/kg/日以上で少なくとも14日間継続※ 緊急処置を要する(例:気管切開/挿管) 例)CT:6-12週間毎 X線:2-3コース毎 ステロイド治療 無症状 Grade CT検査/X線検査 再開 原則中止 所見消失&有益性>危険性の場合、 1段階減量で再開可 再開不可 ※その後4週間以上かけて漸減すること

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ザズベイ│GABAA受容体 ポジティブアロステリックモジュレータ 急性期の抑うつ症状に対して、1日1回 30mg 夕食後 × 14日間 で投与終了。 ポイント 適応 急性期の抑うつ症状 再燃・再発予防の適応なし 使い方 原則単剤で使用 副作用 傾眠(20%)/めまい(12.6%) 禁忌 指導 なぜ夕食後? 他の抗うつ薬への上乗せ効果は示されていない 〈夕〉 〈食後〉 傾眠(20%)・めまい(12.6%)が高頻度 → 日中への影響を避ける 食事の影響が大きい 空腹時比 Cmax約4倍/AUC約2.3倍 → 空腹時は避け、食後に服用 → 運転禁止、飲酒を避ける 14日間の理由 妊婦(催奇形性あり) 国内第3相(日本人うつ病患者412名) 投与中+最終投与後1週間は避妊 家族にも説明が必要 錯乱/せん妄→異変時すぐ医療機関へ 〈有効性〉 → 14日間の投与で有効性確認 GABA作用薬のため依存形成リスクに注意 → 14日間の短期投与として用いる 〈安全性〉 ※再投与時は6週間以上の休薬期間が必要

17.

トラムセット配合錠│トラマドール含有量(37.5mg/錠)の覚え方 トラマドールの含有量は、 トラマドール 強オピオイド切り替え検討用量(がん) 300 mg 300mg/日から逆算する トラムセット 1日最大服用錠数 8 錠 トラムセット 1錠あたりのトラマドール含有量 37.5 mg/錠 ※個人的な覚え方です ※300mg/日はがん疼痛における記載です

18.

セララ × カリウム製剤|適応で変わる 注意と禁忌 セララ×カリウム製剤 の処方せんを受け付けたら、まずは適応の確認 慢性心不全 では併用 注意/ 高血圧症 では併用 禁忌 セララ=MRA →アルドステロン作用低下→ K排泄低下 → 高Kリスク大 慢性心不全(25~50mg/日) 高血圧症(50~100mg/日) • 心不全はループ利尿薬併用で低Kになりやすい • 併用薬による低Kリスクが低い • カリウム製剤で補正が必要なケースがある • カリウム製剤で補正が必要な場面は少ない • 血清K値に応じた用量調整でリスク最小化可能 • 高用量のため高K血症リスクが高い カリウム製剤併用注意 カリウム製剤併用禁忌 慢性心不全 なら K値で用量調整、高血圧症 なら 疑義紹介

19.

ペンタゾシン│オピオイド鎮痛薬(モルヒネなど)と併用注意の理由 ペンタゾシンは μ受容体に拮抗し、オピオイド鎮痛薬の効果を減弱させる。使用時には必ず併用薬の確認が必要。 モルヒネ単独 モルヒネ ペンタゾシン併用 モルヒネ ペンタゾシン ペンタゾシン 結合(拮抗) 結合 モルヒネが μ受容体 結合できない μ受容体 モルヒネが受容体に結合 ペンタゾシンが受容体に拮抗し、モルヒネが結合できない →μ受容体が活性化(鎮痛) →μ受容体が活性化しない(効果減弱) ※ペンタゾシンはΚ受容体に作用し鎮痛効果を発揮

20.

γ計算 & カテコラミン投与速度早見表 基本公式 ポンプ設定:〇 γ→mL/h 1γ=1μg/kg/min 単位をmg/kg/hに変形 1γ=0.06mg/kg/h 速度(mL/h)= ※ 3γなら ○=3 〇× 0.06 × W mg/h 濃度(mg/mL) 処方監査:mL/h→γ 体重W kgでは γ= 1γ=0.06 × W mg/h 速度(mL/h)×濃度(mg/mL) 0.06 × W mg/h 投与速度早見表 薬剤 一般的な γ 範囲 代表的な濃度 50kgでのmL/h ドパミン 1~20 0.05~0.3 1~20 3 mg/mL 0.1 mg/mL 3 mg/mL 1~20 mL/h 1.5~9 mL/h 1~20 mL/h ノルアドレナリン ドブタミン ※ 濃度・投与範囲は代表例。施設プロトコルで確認

21.

経口帯状疱疹治療薬比較表 いずれの抗ウイルス薬も皮疹出現後5日以内に投与開始、7日間内服が原則。 DNAポリメラーゼ阻害 用法用量 バラシクロビル ファムシクロビル アメナメビル 1000mg/回 3回/日 500mg/回 3回/日 400mg/回 1回/日 ほとんどなし ほとんどなし 空腹時で吸収低下(食後投与) 後発 約2,705 円 後発 約3,053 円 先発 約15,740円(後発なし) (1日6錠) 食事の影響 薬価(7日間) 腎機能調整 備考 ヘリカーゼ・プライマーゼ阻害 Ccr(mL/min) (1日6錠) (1日2錠) Ccr(mL/min) ≧50 1000mg×3回 ≧60 500mg×3回 30~49 1000mg×2回 40~59 500mg×2回 10~29 1000mg×1回 20~39 500mg×1回 <10 500mg×1回 <20 250mg×1回 小児適応あり ー 不要 CYP3Aで代謝 リファンピシンと併用禁忌

22.

アバレプト懸濁性点眼液0.3% 世界初のTRPV1拮抗薬。ドライアイの「自覚症状」そのものに効く新カテゴリ。 基本情報 作用機序 乾燥による「痛み・しみる」のシグナルそのものを抑える 一般名 モツギバトレプ 三叉神経細胞 製薬 千寿製薬 神経の興奮を抑え、痛みや乾きなどの自覚症状を改善 効能・効果 ドライアイ 用法・用量 1回1滴、1日4回点眼 剤形 懸濁性点眼液 指導 使用前によく振る、立てて保管する 既存薬との位置づけ トリップブイワン TRPV1拮抗 角膜上皮細胞、T細胞 炎症物質を抑え、角膜の傷などの他覚所見を改善 全身性リスク 体温上昇・温度覚異常の報告あり。小児・低体重で要注意。 既存薬は「涙を補う・増やす」、アバレプトは「痛みセンサーをブロックし、自覚症状を抑える」 分類 代表薬 作用点 主な効果 人工涙液系 ヒアルロン酸Na 涙液層を保持 量・質を補う ムチン分泌促進 ジクアス 結膜杯細胞 涙の質(ムチン)を整える ムチン増加+修復 ムコスタ 角結膜上皮 涙の質+粘膜修復 ★ TRPV1拮抗(新) アバレプト 三叉神経・上皮・T細胞 自覚症状そのものを抑える

23.

ロセフィン、側管からなら大丈夫? Ca含有輸液との配合変化とその対策 ロセフィン×Caで不溶性沈殿物(結晶・混濁)の可能性。側管からの同時投与もルート内で混ざるため避ける。 ポイント メイン 側管 Ca含有輸液 ロセフィン • Caと結合し不溶性沈殿物を形成 → 新生児で死亡例 • ルート内(側管・連続投与)でも沈殿は起こり得る 合流部 対策 • ロセフィン投与時はCa含有輸液を一時停止し、時間をずらす • 同一ルートを用いる場合は生食等で前後フラッシングを行う 患者側 Ca含有輸液の例 Ca非含有輸液の例 リンゲル液 PPN TPN (ラクテック等) (ビーフリード等) (エルネオパNF等) 生理食塩液 5%ブドウ糖液 1〜4号液※ ※1~4号液のうちソリタックスH、トリフリード、フィジオ35はCa含有 ※Ca非含有でも別理由での配合変化の可能性はあり(要配合変化表など確認)

24.

アナモレリンの投与条件 以下の投与条件を確認し、1日1回 100mg(50mg×2錠)・空腹時(服用後1時間は食事不可)で投与開始 大前提 禁忌 非小細胞肺癌・胃癌・膵癌・大腸癌のがん悪液質 (栄養療法で効果不十分) • 心臓既往 うっ血性心不全/心筋梗塞・狭心症/高度の刺激伝 導系障害 • 中等度以上の肝機能障害 必須 6ヶ月以内に5%以上の体重減少 and 食欲不振 Child-Pugh分類 B・C • 食事摂取困難 消化管の器質的異常など 2つ以上満たす □ 疲労 or 倦怠感 □ 全身の筋力低下 □ CRP>0.5mg/dL or Hb<12g/dL or Alb<3.2g/dL 効果判定 • 併用禁忌 クラリスロマイシン、イトラコナゾール、 ボリコナゾール、リト ナビル含有製剤、コビシスタット含有製剤、エンシトレルビ ルフマル酸、セリチニブ 体 重 増 加 ・ 食 欲 改 善 が な け れ ば 3週 後 を 目 途 に 原 則 中 止

25.

ビタミン入りの輸液は、全て遮光が必要なのか? ビタミンの「種類」と「目的」で考える • 種類:光に弱いビタミンか(B2・B6・C・A 等は光に弱い/B1は短時間では分解しにくい) • 目的:補給のためか、着色など補給以外の目的か KCL(塩化カリウム) ビーフリード(PPN) エルネオパNF(TPN) • 種類:リボフラビン(B2) • 目的:希釈確認のための着色 • 種類:ビタミンB1のみ • 目的:ビタミン補給 • 種類:B1・B2・B6・C・A 等 • 目的:ビタミン補給 投与時遮光 不要 投与時遮光 不要 投与時遮光 必要 (主成分KCLは光に安定/保存時のみ遮光) (B1は短時間では光分解しにくい) (光に弱いビタミンを補給目的で含む) 結論 「 光 に弱 い ビタ ミ ン 」 が 「 補 給 目 的 」 で 入 っ て い る と き は 、 遮 光 必 要