初めてのAWS運用で 料金をセーブするのに苦戦した件

公開版 初めてのAWS運用で 料金をセーブするのに苦戦した件 2024/11/23 SORACOM-UG四国・JAWS-UG香川勉強会 in 観音寺 uekichi / JAWS-UG うどん県

Introduce uekichi / JAWS-UG うどん県 ・地元IT企業 中間管理職 ・好きなサービス Amazon CloudFront ・趣味は クラフトビールの探求、文鳥の飼育 ドラムの演奏 (アラフィフで習い始めた) Twitter Instagram @uekichi @uekichi_jp

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AWSで、ERPの検証環境を構築して一年間運用 検証期間が終了して、この環境をクローズしていった。 ap-northeast-1 VPC S3 VPCエンドポイント(S3 用 / Gateway型) Public subnet AWS Backup Internet gateway NAT gateway Private subnet Private subnet ClientVPN エンドポイント OpenVPN クライアント Private subnet EventBridge Availability Zone (ap-northeast-1a) Availability Zone (ap-northeast-1c) Availability Zone (ap-northeast-1d) Lambda OpenVPN クライアント

構築時からずっと気にしていたのが料金

構築時からずっと気にしていたのが料金 バリバリ使ってた時期 月額 800,000～900,000円

構築時からずっと気にしていたのが料金 検証期間が終了して以降

検証期間が終わり、料金をセーブしたい 環境としては使用しないが、半年ぐらいは 維持しておくことに。 その間も料金は発生していく。 できるだけ料金をセーブしたい。

料金をセーブするために、いろいろやる 料金をセーブするために、 • まずはEC2インスタンスを停止 • バックアップなどの定期実行処理を 停止 • 停止できそうなものは停止 • よくわからんのはそのまま(汗)

ある程度はセーブできたが.... 思いつく限りのことはやってみたところ、 半分以下にはセーブすることができた。 「なんかあったら使う」ということで、元に戻すことを考 えると、思い切ったことはできない。 いったん消したら、また作るのが難しそうな要素には 手を出しにくかった。

ギリギリまで削っていく Cost Explorerで確認していると、ストレージが一番料 金がかかっていたので、外部に退避して削除してい く。 微々たるものだけど、監査ツールなども削除 ログファイルを格納していたS3バケットなどもどんど ん削除する →さらに半分にまで減らすことに成功

検証終了して10ヶ月が経過し、 ようやく完全削除できることになった 残っていた要素をすべて削除していった 翌月の料金が0円になったことが確認でき て、すべての対応が完了

教訓-1 料金に怯えながら使うのはしんどい 予算枠の範囲内におさめていくのは、けっこう神経を使う... (少し多めに予算を計上してたので超過することはなかったが) • 使っていなくても、要素が有るだけで料金が発生する ということを関係 者で認識・理解しておくこと • 日頃からコストを意識して使っていき、常にコスト削減に取り組んでいく のがいい • 使わなくなったのなら速やかに削除するのがBest

教訓-2 アカウント削除すると何も残らない • すべての要素を削除してアカウントも削除してしまうと、何も残らない • 設定内容をドキュメント化をしておくとか、次に構築するときに役立てるた めの取り組みが必須 • バックアップとかアーカイブとか、構築した環境の設定を丸ごとエクス ポートするとか、そういううまい方法があれば誰か教えてください。

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