441 Views
April 27, 22
スライド概要
V11マイグレーション VDI OS切り替えと同時に行うという荒療治も ノーツコンソーシアム 大阪研究会 萩原 健補
今回の発表・・・ ▶2016年5月20日のてくテクの結果からのバージョンアップ情報です。
テーマ:VDIのOS切り替えテストを平行実施する ▶従来のVDIのOSはWindows7を使用していたため、サポート切れ。 ▶新しく構築するOSはWindows2016を利用したサーバーVDIを採用。 ▶OSの変化による影響範囲が計り知れず、各ユーザーごとにテストを実施。
必須条件 ▶部署ごとにWindows2016環境をリリースして、テストする。 ▶リリースされた部署は1カ月を目途にテストを実施し、不具合報告を行う。 ▶不具合については、随時対策を実施し、テストを継続する。 ▶テスト期間中は、Windows7、Windows2016いずれの環境でも、必要業務アプリ を問題なく利用できること。
Notes環境で考える必要があるもの。 ▶どちらの環境からNotesを起動しても、変化なく利用したい・・・。 ⚫ Notes.iniの共通利用 ⚫ Dataフォルダの共通利用
Windows 2016 のインストール設定 ▶新しく作られた環境ですので、アップグレードでなく、新規インストール ▶シングルユーザーインストール ▶Notesのデータディレクトリは、 U:¥Program Files(x86)¥HCL¥Notes ▶ショートカットのプロパティでリンク先を変更 C:¥Program Files¥HCL¥Notes¥notes.exe“ ”=U:¥Program Files (x86)¥HCL¥Notes¥notes.ini 弊社では移動プロファイル形式を採用しており、サーバー内の個別フォルダをログオ ンスクリプトでUドライブに割り当てています。
つまり・・・ ▶Windows7からもNotesのデータディレクトリは、 U:¥Program Files(x86)¥HCL¥Notes になっていればいい・・・はず。
Windows 7上のNote9⇒11マイグレーション(VDIマスタ) ① Notes 9のアンインストール ② Notes 11の新規インストール(シングルユーザー) ③ Notes Dataディレクトリは先と同じ以下へ U:¥Program Files(x86)¥HCL¥Notes ④ ショートカットのプロパティでリンク先を変更 C:¥Program Files¥IBM¥Notes¥notes.exe“ ”=U:¥Program Files (x86)¥HCL¥Notes¥notes.ini
Notesディレクトリの準備 ① 新しく作成されたマスター用のNotesディレクトリを、全社員の移動プロファイ ルにコピー ② 以下、必要ファイルを旧ディレクトリから①のディレクトリにコピー ⚫ notes.ini ⚫ desktop8.ndk ⚫ names.nsf ⚫ bookmark.nsf ⚫ *.id ③ Notes.iniのDirectoryの記述変更 Directory=U:¥Program Files (x86)¥HCL¥Notes¥Data
ややこしいので、図解 Windows 2016 Windows 7 C:¥Program Files¥IBM¥Notes Notesディレクトリ Notesディレクトリ U:¥Program Files(x86)¥HCL¥Notes U:¥Program Files¥IBM¥Notes C:¥Program Files(x86)¥HCL¥Notes
発生したトラブル ▶11.0でスタートしたため、2バイト文字を含む添付ファイル名が文字化け。 https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB 0076082&sys_kb_id=bc3a4c921bbd98d4086dcbfc0a4bcbe3 ⇒11.0.1で修正されたため、リリース直後に更新 ▶メールの送信予約ができない。 こちらは原因不明、いつの間にか利用できるようになりました。 ▶クライアントが突然起動しない。 https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB 0078283 プリンタ名にダブルバイトを含む場合に起こるようです。 notes.iniに以下1行を追加することで解決しました。 PRINT_USE_OLD_API=1
続き ▶添付ファイルに触れるだけで、クライアントが落ちる。 ⇒クライアントのキャッシュ再作成で解決。 ▶メールを印刷すると、エラーになる(ベーシック版では印刷できる)。 https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sysparm_article=KB 0039994&sys_kb_id=7b9a002e1b4b8010c13e748edc4bcb6e JVMヒープを調整することにより、解決
ご清聴ありがとうございました。 https://www.facebook.com/hagihara.kensuke https://twitter.com/showkenny 中小企業こそノーツ!! http://www.tanuchi.com/ 13 © 2016 NotesConsortium.