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December 24, 25
スライド概要
私たちの周囲は、驚くほどにWi-Fi利用が増えています。例えば、スマート家電や工場のIoT環境、、その多くが蜘蛛の巣のようにネットワークでつながっています。それにつれてWi-Fi領域に潜む脆弱性や脅威も増大し、組織の内外にはびこる悪意は、巧妙かつ大胆になっています。もはや、過去の常識ではセキュリティを確保できない時代になっています。
日本初のクラウド型フルマネージドWi-Fi セキュリティ・ソリューション「WiSAS(ワイサス)」を開発・提供しているスプライン・ネットワーク㈱による公式アカウントです。製品資料、セキュリティに関する資料など勉強会や配信などで行った講演資料を公開しています。 公式サイトはこちら https://wisas.jp/
全てのWi-Fiデバイス間の通信を常時監視! ~ Wi-Fi領域に潜む脆弱性や事件 ~ 特許取得済 2025年11月 社用/私物に関わらず、多くのWi-Fiデバイスがネットワーク化されて いる時代、企業/団体のセキュリティを担保するには、ゼロトラストの 概念の下、有線ネットワークと同様に、Wi-Fiネットワーク領域も常に 監視することが重要です。 0 ©2025 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
年末年始の注意喚起 Wi-Fi領域の脆弱性を突いた侵入や情報持出し(漏洩) は、簡単かつ神出鬼没であるが故に 実態を明らかにすることは困難です。そのせいか、年々加速度的に増加しています。 それを受けて、弊社では定期的にWi-Fi領域の脅威や事件のNEWSをまとめています。 【年末年始は攻撃が増える時期! だからこそ今一度点検を!】 家庭用ルータ・IoTルータ等のネットワーク境界の ORB 化に注意を呼びかけ https://s.netsecurity.ne.jp/article/2025/11/07/53970.html →年末年始は長期休暇となるため、サイバー攻撃の機会が増加しやすい時期です。 これは攻撃者がネットワークの監視や管理体制が手薄になるタイミングを狙って行動するためです。 企業だけでなく、家庭用のネットワーク機器やIoT機器も標的になり得ます。IPAは家庭用ルータ・ IoTルータが攻撃者に乗っ取られ、攻撃の踏み台(ORB:Operational Relay Box)になるリスクを指摘 しています。ORB化した機器は、自分では気づかないうちに他者への攻撃に加担し、ネットワーク 全体の安全性を低下させる可能性があります。年末年始は、以下の点を家庭でも確認しましょう。 1.ルータ・IoT機器の管理パスワードを推測されにくいものに変更する。 2.ベンダー提供の最新ファームウェアやパッチを適用する。 3.管理画面の外部公開を避ける設定にする。 4.利用しない機器は電源オフやネットワークから切断する。 5.家族全員でフィッシングメール・不審リンクに注意する。 休暇中はアップデートや監視が滞りがちになるため、事前に対策を完了しておくことが重要です。 また、不審なアクセスや動作を感じた場合は、早めに機器の再起動やネットワークログの確認も 行いましょう。 年末年始だからこそ、日常以上に注意して家庭ネットワークの安全を確保して 清々しい新年をお迎えください。 ©2025 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
1-1.Wi-Fi領域に潜む脆弱や事件(特集:OTセキュリティ) 【2025年11月 OTセキュリティ対策が急務 】 半導体デバイス工場向けOTセキュリティガイドライン、経産省が策定 https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2510/31/news083.html 日本政府、OTセキュリティガイドラインでサイバーリスク対策を強化 https://guardian.jpn.com/security/devices/malware-infection/news/industry/manufacturing-security-2025/#heading-1 →経済産業省は、高度にIT/OT融合が進む半導体デバイス工場向けにOTセキュリティガイドラインを 策定しました。これは、工場制御システムがサイバー攻撃によって生産停止や機密情報漏洩という 重大なリスクに晒されている現実を踏まえたものです。ガイドラインは、Purdueモデルに沿った OTネットワークの各層における脅威や脆弱性対策を明示し、OT環境全体の可視化・監視強化を 重要対策として位置づけています。現実のOT環境では、無線LAN(Wi-Fi)を含むネットワークが 製造機器やセンサー、IoTデバイスを繋ぎ、生産性向上に寄与する一方で、可視性の低さが セキュリティ上の大きな弱点になっています。Wi-Fiネットワークは、盗聴、中間者攻撃、不正APに よる侵害など多様な攻撃対象になり得るため、単純な暗号化やSSID制御だけでは十分とは言えません。 ここでWiSASのようなWi-Fi常時監視ソリューションが重要になります。 WiSASは、OTセキュリティ領域において以下を実現します。 ・リアルタイム可視化:すべてのWi-Fiアクセスポイントと端末の電波状態を常時把握(モニタリング) ・異常検知:不正AP、偽装端末、異常トラフィックを即時に検出 ・ガイドライン適合支援:OTセキュリティの監視・検出要件への対応強化 特にOT環境では、生産ラインの停止や品質低下が企業競争力や国家経済にも波及するため、Wi-Fiの 継続監視は単なる推奨策ではなく、必要不可欠なセキュリティ対策と言えます。これは、経産省の ガイドラインでも掲げられた「脅威への可視化と早期対応」というセキュリティ原則とも整合します。 Wi-Fi常時監視の導入は、OTネットワークの安全性を確保し、サプライチェーン全体の強靭性を 高める上で重要な役割を果たします。そして、これにより攻撃や侵害を検知・対応し、工場の継続的 稼働を守ることが可能になります。 ©2025 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
1-2.Wi-Fi領域に潜む脆弱や事件 【2025年11月 無線もIDS/IPSが重要 】 クラウドやゼロトラストへのシフトが進む中でも、IPS/IDSが残り続ける3つの理由 https://news.mynavi.jp/techplus/kikaku/20250926-3469065/ →ゼロトラストやSASEの普及が進む中でも、この記事では専用のIDS/IPSが依然として重要であること が指摘されています。すべての通信をクラウド側だけで可視化・防御することには限界があり、 ネットワークの現場に近い場所での検知と対処が不可欠です。攻撃は高度化しており、侵入後の 振る舞いをリアルタイムに捉える仕組みが求められています。この考え方は、有線だけでなく誰でも 電波を受信できるWi-Fi環境では特に重要です。Wi-Fiでは、不正APやなりすましといった無線特有の 脅威が常に存在します。そのため、Wi-Fi領域に特化した侵入検知・防御が必要となります。 WiSASは、Wi-Fiに特化したセキュリティサービスとして、無線の異常を常時監視します。 さらに無線版のIDS/IPSである、WIDS/WIPS機能により、検知に留まらず脅威への対処まで 包括的にWi-Fiネットワークのセキュリティをカバーします。 【2025年11月 侵入経路不明が多発 】 工場内からサイバー攻撃発生、しかし攻撃元が見つからない! ……どうやったら防げた? https://ascii.jp/elem/000/004/352/4352334/ →私たちが普段から接している某メーカー工場でも、ネットワークに接続されるデバイスの増加による 可視化不足が重大な課題となっています。工場内ネットワーク上のWi-Fi 接続端末や IoT 機器が 増えた結果、現状把握が困難になり、未知のデバイスによる脅威の検知精度が低下しています。 記事にあるように、単純な台帳管理では Wi-Fi デバイスの動的な接続や環境変化に追いつかず、 セキュリティ事故発生時の原因特定が大幅に遅延するリスクが高い状況です。 私たちも工場内では、Wi-Fi ネットワークの脆弱性や不正な接続端末の存在を検出する仕組みが 不十分であることを認識しています。現状、Wi-Fi アクセスポイントへの未許可接続や未知端末の 識別が難しく、工場ネットワーク全体の見える化が不可欠です。WiSASは工場内の無線電波を即座に 可視化し、危険な利用を迅速に検知して自動で遮断することができるため、無線の環境変化に強く 包括的なWi-Fiセキュリティを実現することができます。 ©2025 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
1-3.Wi-Fi領域に潜む脆弱や事件 【2025年11月 油断大敵 】 【油断禁物】スマホに忍び寄る「フリーWi-Fi」と「偽基地局」の罠。今すぐできる自己防衛策とは? https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/shopping/%E6%B2%B9%E6%96%AD%E7%A6%81%E7%89%A9-%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E3%81%AB%E5%BF%8D%E3%81%B3%E5%AF%84%E3%82%8B%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BCwi-fi-%E3%81%A8-%E5%81%BD%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E5%B1%80-%E3%81%AE%E7%BD%A0%E4%BB%8A%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E8%87%AA%E5%B7%B1%E9%98%B2%E8%A1%9B%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%AF/arAA1OvRiN?apiversion=v2&domshim=1&noservercache=1&noservertelemetry=1&batchservertelemetry=1&renderwebcomponents=1&wcseo=1 →日常的に使われているフリーWi-Fiや公共ネットワークは、一見便利でも誰かに通信を盗み見られる 危険が潜んでいます。例えば、正規のネットワークに見せかけた偽アクセスポイント(Evil Twin)に 接続すると、通信内容やログイン情報が傍受される可能性があります。また、近年は偽基地局と 呼ばれる装置がスマホを騙して接続させ、SMSを送りつけたりフィッシング詐欺に誘導したりする 被害も報告されています。こうした攻撃は駅前やイベント会場など、人が多い場所でも発生し得るため、 油断は禁物です。公共Wi-Fiでは通信が暗号化されていないことが多く、傍受やマルウェア感染の リスクも否定できません。個人情報や決済情報を扱う際は、必ずVPNやHTTPSを用いるなど防御策を 講じることが重要です。このような日常的な接続でも、スマホやデータが簡単に狙われる可能性が ある点に注意する必要があります。 【2025年11月 侵入経路不明が多発 】 私物端末の業務利用が変える働き方の未来―BYODがもたらす光と影 https://www.cio.com/article/4093537/%E7%A7%81%E7%89%A9%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E3%81%AE%E6%A5%AD%E5%8B%99%E5%88%A9%E7%94%A8% E3%81%8C%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E5%83%8D%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E2%80%95byod%E3%81 %8C.html →企業におけるBYODは利便性を高める一方で、管理外で使われるとシャドーITになり得るという 重大なリスクがあります。実際に、記事にもあるように多くの従業員が公式に許可されていない 私物端末で業務環境にアクセスしており、企業側が把握できない「見えない端末」が増えているという 調査結果があります。BYODが管理外で使われると、ネットワークやクラウドへのアクセスが IT 部門の制御外で行われるため, 情報漏洩やマルウェア感染、 認証情報の漏えいなどのリスクが 顕著になります。特にWi-Fiネットワークは見落とされがちで、未承認のBYODが企業のWi-Fiに 接続されると、ネットワーク内の脆弱性を突かれる危険があります。これは「見えない IT 資産」が ネットワークアクセスの入口となってしまい、Wi-Fi 経由で情報資産が外部に流出するリスクが極めて 高まります。したがって、BYOD 利用を単なる許可に留めず、WiSASなどを活用して管理と監視を 強化し、Wi-Fi を含む全ての接続経路を管理することが必要です。 ©2025 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
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