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February 07, 25
スライド概要
Wi-Fi領域の脅威はどんどん身近なものになっています。目に見えず、神出鬼没な脅威ゆえに検知するのが難しい脅威です。最近、Wi-Fiは近距離通信という概念を覆す手法が発見されました。連載企画:第16回となる今回のテーマは、Wi-Fiを悪用した新たなサイバー脅威!【最近接攻撃】とは?です。
日本初のクラウド型フルマネージドWi-Fi セキュリティ・ソリューション「WiSAS(ワイサス)」を開発・提供しているスプライン・ネットワーク㈱による公式アカウントです。製品資料、セキュリティに関する資料など勉強会や配信などで行った講演資料を公開しています。 公式サイトはこちら https://wisas.jp/
連載企画 <第 16 回: Wi-Fi を悪用した新たなサイバー脅威!【最近接攻撃】とは? WiSAS で検知可能な脅威~脆弱性診断内容> 皆さん、Wi-Fi の脅威は限られた近距離の脅威だとお考えではないでしょうか? 最近、驚くべきサイバー攻撃手法「最近接攻撃(Nearest Neighbor Attack)」が 発見され、話題になっています。これは遠く離れた攻撃者(記事では地球の裏側からとも 5000 キロ彼方からとも)が Wi-Fi を悪用し、ターゲット企業の社内ネットワークに 侵入する新しい手口です。 ほとんどの企業が社内ネットワークへの接続手段として、インターネットと Wi-Fi の両方を 提供しています。インターネット経由のアクセスには多要素認証(MFA)を導入するなど 厳重な対策を取る企業が増えていますが、Wi-Fi 接続に関してはパスワード認証のみという ケースが多いのが現状かと思います。 その隙を突いたのが、今回発覚した「最近接攻撃(Nearest Neighbor Attack)」です。 攻撃者はまず、ターゲット企業の近くにある別の組織のネットワークに侵入します。 そこを踏み台にして、さらに Wi-Fi 経由で別の組織の無線 AP に不正接続します。 この手法を繰り返すことで、最終的にターゲット企業にたどり着き、侵入します。 Wi-Fi の電波が届く範囲内に攻撃拠点を持てば、地球の裏側からでもターゲット企業を 攻撃して社内ネットワークに侵入できるため、企業が警戒すべき重大な脅威と言えます。 WiSAS は全ての Wi-Fi デバイス間通信を常時モニタリングして、不正な Wi-Fi 通信を検知・ 遮断できるため、「最近接攻撃(Nearest Neighbor Attack)」対策としても有効です。 ご興味のある方は、以下のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。 e-mail: [email protected] ☆★問い合わせ先 ☆★ 株式会社スプライン・ネットワーク WiSAS 事業部(ワイサス事業部) 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町 1-8 SYLA DAIKANYAMA 6 階 e-mail:[email protected] Tel:03-5464-5468