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November 04, 26
スライド概要
情報漏洩事件激増の今、IT環境を俯瞰的に捉え、守るべきものを再確認すべき時です。IT環境は、有線ネットワークのみならず、流動的で常に外部に露出している無線/Wi-Fiも含まれています。守る側は何を守るべきなのか、何を管理・監視すべきなのか、こんな時代だからこそ再考すべき時期です。本資料が何かしらの気付きに繋がれば幸甚に存じます。
日本初のクラウド型フルマネージドWi-Fi セキュリティ・ソリューション「WiSAS(ワイサス)」を開発・提供しているスプライン・ネットワーク㈱による公式アカウントです。製品資料、セキュリティに関する資料など勉強会や配信などで行った講演資料を公開しています。 公式サイトはこちら https://wisas.jp/
緊急提言/守るべきものを守れていますか? ~見過ごされている脅威:無線/Wi-Fi領域の脆弱性~ Ver.2.0 情報漏洩事件激増の今、IT環境を俯瞰的に捉え、 守るべきものを再確認すべき時です。IT環境は、 有線ネットワークのみならず、流動的で常に外部 に露出している無線/Wi-Fiも含まれています。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
1. プロローグ ~見えないWi-Fi空間を守っていますか?~ 世界は、AIの脅威的な進化により歴史的な転換点を迎えている一方で、AIの光と 闇が生まれ悪用が問題視されています。特に2026年夏以降の日本では、AIにより組 織や企業の脆弱性が露見し、どのデータを見ても情報漏洩事件が増加しています。 以前からネットの世界にも光と闇がありましたが、AIの出現により様々な情報を 誰もが容易に入手・扱えるようになり、対面性の希薄さも手伝い、善と悪との境目が 年々薄くなっているように思います。 企業や組織が守るべきIT資産は、モバイルデバイスの利用拡大、スマート機器や IoT機器の爆発的な増加により、多種多様なIT機器がWi-Fiでつながり、有線と無線 領域をひとつのネットワークとして捉えるべき時代となりました。 片や、守る側の対応は追随できているとは思えません。未だに資産管理やASM ツールなどは企業が把握できているものだけを対象としており、管理外や未知のもの に対する備えが薄く、俯瞰的な視点が欠けているように思います。 本資料は、脆弱性と事件を中心にしておりますが、それを踏まえて開発したのが WiSASです。従来のIT監視では見えなかった無線空間を継続的に観測し、未承認 AP・端末・異常な無線通信等を早期に発見し、SOCや物理警備を含む対応につなげ ることが可能なソリューションです。 守る側は何を守るべきなのか、何を管理・監視すべきなのか、こんな時代だからこそ 再考すべき時期です。本資料が何かしらの気付きに繋がれば幸甚に存じます。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 1
【提言その1】 ネットワークの捉え方 資産管理とASMを再考すべき理由 把握できているものだけが資産ではありません。 見えているものだけが攻撃対象でもありません。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
2. 無策なWi-Fiセキュリティ対策 ⇔ 充実した有線セキュリティ対策 ゼロトラストのエリアネットワーク監視 インターネット 外部に環境露出 野良デバイス シャドーIT 充実した管理領域 管理外のWi-Fiデバイス EDR/ログ監視 ファイアウォール IoT/OT Wi-Fi Direct スマート家電 アンチウイルス サンドボックス ハッキングツール IDS/IPS 認証/暗号化 無線LAN(AP) アクセスポイント 1つのネットワーク! 利用者、端末、資源へのア クセスを都度評価必須! Wi-Fi領域 無線ネットワーク 有線ネットワーク 右肩上がりの情報漏洩事故発生中。 企業/組織の多くが、流動的なWiFi領域の監視や管理に無頓着! ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 3
【提言その2】 見えないWi-Fi領域の脅威と 脆弱性を正しく認識しましょう ※悪意のある攻撃が、直ちに通用するものではありません。 例えばなりすましAPに接続したとしても、TLSと証明書 検証が正常に機能している場合は通信内容まで直ちに 漏れるわけではなく、偽のログイン画面に認証情報を入力 してしまう場合となります。このように脅威とその成立 条件を正しく認識し、 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
2-1.脅威の代表例:悪意を持ったデバイスでネットワーク侵入 概要:無許可の端末が正規AP(無線LAN)に接続してしまうリスク 外部 内部 ハッキングツールで容易に侵入 ・脆弱性攻撃(KRACKs) ・総当たり攻撃(ブルートフォース) etc..(別途資料ご用意しています) 侵 入 マルウェア 内部 ネットワーク 内部DB 機密 情報 ハッキングツールは容易に入手可能 ・インターネットからダウンロード ・ツールやランサムウェアそのものが商品化 機密 情報 無線LAN IoTデバイス アクセスポイント 情漏 報洩 対応策:利用者、端末、資源へのアクセスをその都度評価することが重要です。 WiSASは、全てのWi-Fiデバイス間通信の可視化をベースに安全なデバイスのみ に通信を許可し、未承認アクセスポイント・端末・異常無線通信を継続的に監視、 検知・分類・接続拒否・通信遮断・位置特定など通信傍受阻止の一翼を担う実践 的な製品です。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 5
2-2.脅威の代表例:内部からの情報漏洩/不正行為 概要:正規の端末が、未認可APに接続して情報漏洩につながるリスク 外部 情報 漏洩 Internet シャドーIT 私物スマホのWi-Fi テザリングで バックドアが発生等 <10大脅威byIPA> 内部からの情報漏洩は 毎年上位に、、。 内部 機密 情報 マルウェア 野良デバイス 内部 ネットワーク 認可AP 機密 情報 内部DB 無線LAN 故意,あるいは 意図しない接続 WiSASは正規のAPや端末等の データベースを作成利用します 対応策:悪意のあるシャドーITや野良デバイスは、神出鬼没かつ短時間で情報を 抜き取ります。手軽で簡単な故意の情報漏洩には何度も遭遇しています。また、 乗っ取られた端末やAPが意図しない通信を行い、侵入やマルウェアの拡散をする ケースもあります。不正に持ち込まれたデバイスの不正な通信はリアルタイムに 検知することが重要です。同時に通信遮断を行い、接続拒否のDBに登録など、 正規デバイスのみに通信を許可するクリーンな環境を維持することが重要です。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 6
2-3.脅威の代表例:なりすましアクセスポイント(社内/社外) 概要:未認可APが正規APと同じSSIDになりすまして誤接続させるリスク 外部 情報 漏洩 未認可 AP SSID:abc (なりすまし) 内部 エリア毎に正しい APや端末情報の データベースを作成 判別基準に利用 機密 情報 誤接続 野良デバイス マルウェア 認可AP 認可端末 MacAddressで判別 機密 情報 SSID:abc (正規) 対応策:SSIDは誰でも自由に変更が可能ゆえに、正規のAPと同じSSIDのAPを簡 単に作れてしまいます。街中での悪意あるフリーWi-Fiと同様に、社内でも外部か ら持ち込まれたAPが誤接続を誘発します。簡単な手口ですが、利用者にとって、 同じ名前のAPの善悪判断は容易でなく、重要な情報を抜かれるケースが発生して います。TLSと証明書検証を取り入れることをご検討ください。一方で偽のログイ ン画面に誘導し、情報を抜き取る手口も多く発生していますのでご注意下さい。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 7
2-4.脅威の代表例:MAC偽装AP(Evil Twin=悪魔の双子攻撃) 概要:未認可APが正規APと同じMACアドレスに偽装し、接続させるリスク 外部 情報 漏洩 未認可 AP SSID:abc MAC:xyz (偽装AP) 内部 機密 情報 マルウェア 誤接続 不正なデバイス 内部 ネットワーク 認可AP 機密 情報 内部DB 認可端末 APを常に監視し、同名の存在を検知す ると共に、Beaconでシーケンス番号を 監視し、番号の並びの異常などで判断、 MAC偽装APの存在を検知します。 SSID:abc MAC:xyz (正規AP) 対応策:SSIDだけでなくMac Addressまで同じく偽装したEvil Twin(悪魔の 双子攻撃)が世界中で発生しています。日本での摘発はまだ目にしていませんが、 この攻撃を検知する手法が浸透していないことに起因すると考えます。攻撃者は 中間者(Man-in-the-Middle)攻撃を実行し、ユーザーセッションをハイジャッ クしたり、通信内容を改ざんしたりすることも可能です。TLSは勿論、FIDO2 やパスキーなどの多要素認証を取り入れることも有効な手段だと思います。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 8
2-5.脅威の代表例:Wi-Fi Direct で拡大するネットワーク 概要:ネットワーク内のWi-Fi Direct機器を踏み台に内部侵入されるリスク プリンターやプロジェクターなどの Wi-Fi Direct機能を搭載した機器は、 組織/企業のみならずスマート家電 等家庭に多く普及しています。 複雑なネットワークを構成、飛び石 的に繋がっています。 チップ化 元ブラックハッカーの告白 ※参考:ヒッポネンの法則 ハッカーの端末 (無許可端末) ネットワーク構成要素にも関わらず、Wi-Fi ルーターを必要としないDirect接続なので、 機器間の通信を監視することが必要 侵 入 × 内部 ネットワーク 機密 情報 内部DB XC Wi-Fi Direct 情報 漏洩 対応策:Wi-Fi Direct接続をしているIT機器の存在や機器間の接続状況を可視化 すると共に、既存ネットワーク接続を監視・管理する事が重要です。ユニークな PWD設定やIP制限、ファームウェアを最新にしておくことも必要です。 WiSASは、全てのWi-Fi機器間の通信可視化と正規のAPや端末等のDB比較をベー スにしているので、異常無線通信を継続的に監視することが可能です。 9 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
2-6.脅威の代表例:多種多様なハッキングデバイスの普及と入手性 概要:ハッキングツール(デバイス)を利用して、不正侵入されてしまうリスク 偽装充電ケーブル:OMGケーブル 偽装USB:キーロガー内蔵等 ・見た目での判別は不可能 ・ECサイトで通常製品として販売 ・遠隔操作で制御可能 Wi-Fiモジュール内蔵 マルウェア 個人情報 機密データ ID/PWD クラウド情報 データセンター 無線LAN環境 対応策:ダークサイドは言わずもがな、普通のネット上にハッキング情報が溢れ、 ツールも普通に販売されており、誰もが容易にハッカーになれる時代です。Wi-Fi 領域の全ての不正やハッキングの共通項は「Wi-Fi規格」です。 WiSASは、正規/不正規全てのWi-Fi機器間の通信可視化をベースに、正規APや 端末等のDBとの比較を常時行うので、異常/不正な無線通信を継続的に監視・検 知・分類・接続拒否・通信遮断など通信傍受阻止の一翼を担う実践的な製品です。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 10
2-6-1.脅威の代表例:多種多様なハッキングデバイスの普及と入手性 概要:ハッキングツール(デバイス)を利用して、不正侵入されてしまうリスク WIFI PINEAPPLE Flipper Zero/Flipper One… ・世界中で発生し刑事事件に発展 ・ウォードライビング ・Zeroは数年で100万台以上販売 日本で摘発されないのは、この攻撃 が発生していないからでしょうか? 機密 情報 攻撃 with ドローン ネットワークに 侵入/傍受 無線LAN環境 これらのハッキングツールは、通常ペネトレーションテスト用として、普通のEC サイトで販売されているので誰でも簡単に入手可能です。多種多様な製品が発売さ れ、マニュアルや動画も整備され、ネット上にアップされています。また、クラッ クツール(暗号/パスワード解読ツール)や脆弱性スキャナーも容易に入手可能で あることから、組織や企業は、改めて何をどのように守るべきか再検討すべき時期 がきています。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 11
【提言その3】 Wi-Fi領域の安全性を守るための ・6つのチェックポイント ・WiSASでできること ・WiSAS導入事例 ※注:WiSASは、多層防御を構成する一つの観測・制御層と して、物理空間の電波の検知と監視をしつつ、強固な認証・ 暗号化、端末統制、ネットワーク分離、無線空間の継続監視 および物理対応を組み合わせて成立するものです。 ※スペースの都合でWiSAS詳細に関しては別途資料としました。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
3. Wi-Fi領域に潜むリスクチェックポイント 6つのチェックポイント/異常時体制の定期的なチェック A、内部からの情報漏洩(不正通信)をリアルタイムに検知する仕組みがありますか? →持ち込まれた私物(無許可のデバイス)が企業のネットワークに不正接続して情報を持ち出す危険性 →シャドーIT例:管理外アクセスポイント、テザリング、ポータブルWi-Fi、プライベートクラウドなど B、外部から攻撃される可能性のある内部デバイスを把握していますか? →ASMツールの限界:境界内のデバイス対象が多く、IoTや変化するWi-Fi領域は範囲外 C、外部からの不正(ハッキング/クラッキング)をリアルタイムに検知/対処できますか? →外部に露出⇒誰でもWi-Fi環境は把握可能⇒多種多様なハッキング手法の存在 →管理外の端末から正規ID/PWDでネットワーク侵入の増加=IAMの商品化増 →ハッキングツールのガジェット化(例:OMGケーブルやパイナップル、Flipper Zero等 D、プリンターやプロジェクター、その他のWi-Fi Direct機器を把握し管理していますか? →ドライバーやファームウェアの更新は勿論、不要な不必要なDirectの無効化が必要 E、すべてのアクセスポイントや端末を把握していますか? →悪意のあるAPの増加:なりすましAPの設置、悪魔の双子(Evil Twin) →管理外アクセスポイント、アクセスポイントとなり得るものの把握と対処の必要性 F、瞬間的な調査/把握で止まっていませんか? →有線ネットワークと違い、Wi-Fi環境(無線)は人が動けば変わる流動的な環境 →TSL/認証、証明証検証の実施、不要な自動接続の停止、ネットワーク分離 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 13
3-1. WiSAS IMAGE:WiSASが実現する安全なWi-Fi環境 WiSASは、監視対象エリアに見えないWi-Fi防御層を作ると同義です。 不正なWi-Fi通信をリアルタイムに検知、対処することが可能です。 ハッキングツール Wi-Fiネットワーク (WiSAS監視領域) 常時監視サービス 24H365D IoTデバイス 野良デバイス なりすましAP 正規AP Wi-Fi Direct機器 シャドーIT 非認可端末 正規PC フルマネージドサービス カバー範囲 半径約50M~100M WiSASセンサー 14 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
3-2. WiSAS サービスラインナップ(1Shot&常時監視) WiSAS(Wi-Fiセキュリティ・アシュアランス・シリーズ)には、 2つの診断分析サービスと3つの常時監視サービスがあります。 診断分析 常時監視 WiSAS 環境 スキャン WiSAS NORA WiSAS 脆弱性診断 WiSAS 24H365D WiSAS診断分析とは? ・セキュリティ確保の第一歩 ・手軽な1Shotサービス ・Wi-Fiネットワーク環境の健康診断 ・既存ネットワーク接続の必要なし(独立型) ・お客様の重要なデータにはアクセスせず! ・ご要望に応じて様々なプランをご用意 WiSAS 24H365D PLUS WiSAS常時監視とは? ・24時間365日対応の監視サービス ・サブスクタイプの年間契約サービス ・検知即遮断機能搭載(無線WIDS/WIPS) ・フルリモート&フルマネージドサービス ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 15
3-3. WiSAS 常時監視ソリューション 3つの特徴! Wi-Fi利用状況を24時間365日 常時監視 不正なアクセスポイントや端末を即座に 検知・遮断 アラート通知 接続履歴 位置追跡(OP) 対策自動化 ◆◆◆サブスクリプションモデル ◆◆◆ PCI DSS対応!! 1 ~ 3つの重要なポイント ~ 完全独立ソリューション WIDS/WIPS機能!! 2 フルリモート:簡単運用 3 フルマネージド:自動化 ・既存システムの変更や 接続の必要は無し ・新たな機器の購入無し ・設置はセンサー電源のみ ・サービスはリモートで実施 ・報告書は自動生成 ・不正APや不正アクセス 検知時はアラート ・検知即遮断も可 ・Wi-Fiデバイス管理機能 ※過去の投資を無駄にせ ず、他社製品と競合無 LTE回線使用でクラウド化 レポートもクラウド保管 WIPS専用機は、高機能、 高信頼性、高可用性 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 16
3-4. クラウド型WiSASのシステムイメージと導入実績 ・お客様のデータは取得しません ・社内ネットワークへ接続必要なし ・完全独立型のフルリモート ・様々な監査に利用可能 ※有線ネットワーク経由も可能 ※オンプレミスタイプも可能 WiSAS クラウド管理センター Internet LTE回線経由 アラート通知 監視対象エリア WiSASセンサー 月次レポート <導入実績> IT管理者 ・官公庁 ・外資系保険会社 (お客様) ・三井住友カード ・国立研究開発法人 JAXA ・独立行政法人J ICA 電波取得可能エリアの目安 ・金融システム開発会社 Wi-Fiデバイス 半径50m~100m ・製造業 ・BPO関連会社 (環境により変わります) ・データセンター ・製薬会社 ・大手HOTEL ・System Integrator …他 (詳細は、補足資料にて). <監視拠点毎のデバイス管理DB> センサー電源ONで作業完了! ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 17
3-5. WiSAS遮断テクノロジー概要 遮断方法⇒偽装テクノロジー AP MAC偽装 × 通信遮断 デバイス MAC偽装 強制切断メッセージ送信 (Deauthentication) 強制切断メッセージ送信 (Deauthentication) 送信元:デバイスのMAC アドレス 宛先:APのMACアドレス 送信元:APのMACアドレス 宛先:デバイスのMAC アドレス WiSASセンサー ■APとデバイス両方に対して強制切断メッセージを送信して通信遮断 ■不正APに複数のデバイスが接続の場合は、全てのデバイスに強制切断メッセージ送信 ■Wi-Fiルータやスマートフォンテザリングデバイスは「AP」に分類 (悪意あるデバイスや禁止されているBYODも遮断可能です) ■アドホックネットワークにおいてSSIDを広報しているデバイスは「AP」に分類 【注意】Wi-Fi6以降のデバイスは、検知は可能ですが遮断機能が機能しません。 検知できる対象、遮断できる条件などの詳細はお問い合わせください。 なお、遮断機能を実施しても、正規通信への影響はありません。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 18
3-6. WiSAS 位置情報分析機能概要 ※WiSAS位置情報分析機能に関して WiSAS位置情報分析は対象エリアに3台(以上)のセンサーを設置し、 APや端末の位置 情報をフロア図面(縮尺入り)にマッピングしてレポート。不正なアクセスポイントや 端末の位置を特定できることで、調査や撤去など迅速な対応につながります。 位置情報分析順 1、環境スキャン、即時分析等 で対象のAPや端末を決定 2、対象フロアの縮尺情報入り 平面図を用意 3、センサー設置位置決定 4、調査日の調整 オペレーター、リアルタイム モニター日程調整が必要 5、センサー設置 6、モニタリング開始 ※結果正式レポートは後日。 リアルタイム報告も可能。 WiSASセンサー 配置例 分析結果イメージ ● 理想的なセンサー配置 ● ● 正三角形 正方形 一定の間隔で均等に配置 ● SAMPLE ●WiSASセンサー ●対象AP or 端末の位置 不適切なセンサー配置 辺が不均等 ・WiSAS位置情報分析は、3台以上のセンサーの対象APや端末の電波強度に基に三点測位 方式で位置検知。よって対象エリアの電波環境(遮蔽物や外来波など)の影響を受ける 場合があります。 ・位置情報分析はリアルタイムのスナップショットです。分析対象がその瞬間に存在する とは限りませんのでご注意ください。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 19
4. エピローグ ~見えないWi-Fi空間を見える安心へ~ 通信の多くを担うWi-Fi領域は、社会の重要なインフラでありながらその脅威や実 態を十分に把握・管理できている組織は多くはありません。未だに多くの組織や企業 が境界型の防御に留まっているように思います。現状の防御体制に多くの問題が在る ことは、情報漏洩事件が激増していることが証明しています。 企業や組織が守るべきIT資産は、有線と無線(Wi-Fi)領域をひとつのネットワーク として俯瞰的に捉えるべき時代です。また、侵入手口不明が約半数を占めている状況、 侵入したことを気付かせないタイプが増えていることから、対処療法型から侵入防止 に、それもリアルタイムに防御することが大事ではないでしょうか? 同時に、利用者、端末、資源へのアクセスをその都度評価するゼロトラストの概念も 必要条件と言えるでしょう。 Wi-Fiセキュリティは、多層防御を構成する一つの観測・制御層として、物理空間 の電波の検知と監視をしつつ、強固な認証・暗号化、端末統制、ネットワーク分離、 無線空間の継続監視および物理対応を組み合わせて成立します。RF監視は、従来の IT監視では得られない無線固有の可視性を補完するものと言えます。 WiSASは、全てのWi-Fiデバイス間通信監視をベースに、未承認AP・端末・異常無 線通信を継続的に可視化し、検知・分類・接続拒否・通信遮断・位置特定など、昨今 課題となっている通信傍受阻止の一翼を担う実践的なWi-Fiセキュリティ統合ソ リューションです。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 20
お問合せ:株式会社スプライン・ネットワーク WiSAS事業部 Wi-Fi領域のセキュリティに関するご相談、あるいはWiSASに関してご不明な点 やご要望がございましたら下記までお気軽にお問い合わせください。 ◆担当部署 :WiSAS(ワイサス)事業部 ◆電話 :03-5464-5468・ ◆チーム代表メール: [email protected] ※販売代理店募集中です。 ◆WiSAS専用サイト:https://wisas.jp ◆WiSAS資料やWi-Fi領域に潜む脅威と事件集: https://www.docswell.com/user/spline-network ◆WiSAS連載企画:Wi-Fi領域に潜む脅威と対策バックナンバー https://docswell.page/01bfca10-f016-429f-9fed-372d8c23f736 ● 商号 ● 本社所在地 株式会社 スプライン・ネットワーク 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町1-8 SYLA DAIKANYAMA 6F ※当資料内のすべてのコンテンツの許可なき無断使用、無断転載を禁じます。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 21
【参考資料】 過去のWi-Fi領域に潜む脆弱性と事件から 主なインシデントを抜粋しました。 ◆WiSAS資料やWi-Fi領域に潜む脅威と事件集 https://www.docswell.com/user/spline-network ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
5-1.Wi-Fiハッキングの主な事件例 当社が「Wi-Fi領域の脆弱性や事件」をまとめ始めたのが2023年秋頃。2024年からは毎月メルマガ等で配 信しています。ここ数年の事件の重大性や多様性、手口の進化には凄まじいものがあります。記事はWi-Fi 領域の脆弱性を突いた主な事件です。敵を知り己を知るには、常に世界の情勢を知る必要があると思います。 ★WiSAS製品資料やWi-Fi領域に潜む脅威と事件(バックナンバー) https://www.docswell.com/user/spline-network 【2023年12月 自動接続はオフが推奨 】 SSIDでは見抜けない「悪魔の双子」の偽Wi-Fi、実は危険な自動接続 https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02635/110700002/ 注意喚起 偽Wi-Fi AP →なりすましAP接続による情報漏洩事件は世界各地で起きていいます。WiSASの診断でも、 企業内やホテルなどで見つけています。 【注意喚起: 複合機やプロジェクターは安全ではない 】 コピー機(複合機)やプロジェクターなどもWi-Fi通信機能を備えています。 https://news.livedoor.com/article/detail/29074558/ https://news.mynavi.jp/techplus/article/cybersecurity-frontline-1/ 注意喚起 Wi-Fi Direct →毎年、複合機(コピー機)やプロジェクターなどの身近なIT機器の脆弱性が報告されており、 情報漏えいやパスワードの漏洩につながるとの注意喚起がされています。それらのIT機器 にはWi-Fi Direct機能があり、無線LANルーターやインターネット回線を使わずにデバイス 同士が直接接続、通信できます。ですが多くの組織や企業で設定状況の確認はおろか、セ キュリティリスクについては見逃されています。身近なPCやスマホと同様にドライバー/ ファームウェアの更新やID/PWDの強化は必須です。Wi-Fi Direct機能が有効な複合機や プロジェクターが攻撃を受けた場合、Wi-Fi通信を経由して内部ネットワークへ 不正侵入さ れるリスクがあります。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved
5-2.Wi-Fi脅威の事件例:ハッキングデバイスーOMGケーブル他 【2024年9月 軍事訓練でWi-Fiハッキング 】 米陸軍特殊部隊が実践する「ハッキング+物理戦闘」の訓練 外部からのハッキング https://forbesjapan.com/articles/detail/73662?utm_content=order-7&utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=1546-daily →少し前の米Forbes有料記事ですが、米陸軍特殊部隊(通称:グリーンベレー)の標的の特定 や情報収集、Wi-Fiハッキングとシステムの乗っ取りなど、破壊的サイバー戦術に関して取 り上げられています。情報戦が重要なのはすでに常識ですが、このような特殊な状況下だけ での事ではなく、既に実社会で実際に使用されている脅威として認識すべきです。 【2024年5月 Wi-Fiハッキングツールは身近な存在 】 サイバーセキュリティを脅かす4つのガジェットとは https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240510-2942719/ 注意喚起:ハッキングツール →前述のようにハッキングツールは種類も多種多様で、簡単に入手可能な重大な脅威です。 勿論、TSL/証明書認証など適切な処置を施せば侵入のハードルは上がりますが、悪意が 常に先手となるのは構造上仕方ないことです。今なお、進化したハッキングツールが誕生し Wi-Fi領域を悪用して攻撃を仕掛けて 【2026年6月 禁断のハッキングデバイス 車両盗難に使われまくる!】 https://www.gizmodo.jp/article/flipper-zero-cars-hacking-vbb/ https://www.youtube.com/watch?v=fi09EqiGu1o https://www.gizmodo.jp/2026/01/flipper-zero-cars-hacking-ejf.html Flipper Zero →Flipper Zeroは誰でも容易に入手可能なペンテスト用ツールですが、悪意を持って改造す る不届き者が後を絶ちません。特にFlipper Zeroは車の解錠デバイスとして利用されていま す。Flipper Zeroは、そのカスタマイズ性によりWi-Fiなど無線を使った各種攻撃に利用可 能で、最新機種Flipper Oneの販売も予定されています ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 24
5-3.Wi-Fi脅威の事件例:なりすましアクセスポイント(社内/社外) 【2025年7月 Free Wi-Fiに注意 】 空港の「USB充電ポートや無料Wi-Fi」は危険、米運輸保安庁が警告 なりすまし https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/2019952.html 「旅行の落とし穴」空港Wi-Fiや偽サイト経由で個人情報が盗まれる危険…韓国で注意喚起 https://www.afpbb.com/articles/-/3589487 →近年、空港やホテル/カフェなどの公共エリアで提供される無料Wi-FiやUSB充電ポートが サイバー攻撃の温床になっています。記事でも米運輸保安庁(TSA)が、空港に設置された USB充電ポートがマルウェア感染の経路になる可能性を警告しています。 また、偽のWi-FiアクセスポイントによってIDやパスワードを窃取されるケースも世界的に 報告されており、韓国でも「旅行の落とし穴」として注意喚起が行われました。 【 2026年5月 なりすましWi-Fiによる情報窃取 】 なりすまし 公共Wi-Fiを利用した詐欺で銀行口座の情報が盗まれる https://www.vietnam.vn/ja/bay-wi-fi-cong-cong-danh-cap-tai-khoan-ngan-hang →公共Wi-Fiを悪用した詐欺によって銀行口座情報やID/PWDが盗まれるケースが増えて います。攻撃者が正規のWi-Fiになりすましたアクセスポイントを設置し、利用者を誘導 する典型的な攻撃手法です。こうした「なりすましWi-Fi(含:Evil Twin)」の脅威は 実際に日本でも複数例報告されています 【2025年1月 公衆Wi-Fiは危険 】 なりすまし 「有料の公衆Wi-Fiなら安全」?カフェで仕事使用にリスクはあるでしょうか? https://news.goo.ne.jp/article/financialfield/life/financialfield-361797.html →インターネット利用は、有料公衆Wi-Fiでも無料Wi-Fi同様に対策を行うことが重要です。 正規Wi-Fiに似た偽アクセスポイントに接続する危険があります。攻撃者は通信傍受/ 改ざん、IDやカード情報などの窃盗可能性があり、たとえ有料でも警戒が必要です。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 25
5-4.Wi-Fi脅威の事件例: MAC偽装アクセスポイント Evil Twin 【2024年8月 実際に起きた事件 】 航空機のWi-Fiに潜む重大リスク「悪魔の双子攻撃」を警戒せよ https://forbesjapan.com/articles/detail/72895 →フリーWi-Fiの危険性は言わずもがな、外部のAPに接続する際はより注意が必要です。 航空機内でのWi-Fi提供シーンにてSSID/Mac Addressが同じ「Evil Twin攻撃」が発生し ました。企業、観光地、銀行などでもゲストWi-FiやサービスフリーWi-Fiを多く見かけま すが、サービスを提供する側は「悪意が勝手にやることだから我々には関係ない」ではな く、悪意の手口とリスクを理解し、提供する側の責任としてなりすまし対策を施すべきで、 少なくとも定期的にWi-Fi環境の可視化点検をすべきだと考えます。 【2025年7月 FreeWi-Fiに注意 】 空港の「USB充電ポートや無料Wi-Fi」は危険、米運輸保安庁が警告 なりすまし https://internet.watch.impress.co.jp/docs/special/2019952.html フリーWi-Fiがサイバー攻撃に悪用される、日本も危ない https://news.mynavi.jp/techplus/article/20250722-3383256/ →近年、公共エリアで提供される無料Wi-FiやUSB充電ポートがサイバー攻撃の温床になり、 世界中で偽のWi-FiアクセスポイントによってIDやパスワードを窃取されるケースが報告さ れています。重要なのは、直接企業を狙うのではなく従業員が利用する周辺サービスから始 まっているという点です。こうした偽APは特別な技術がなくても作成可能で、SSID名では 本物か偽物かを見分けることが難しい点にあります。対策が甘いデバイスでは接続した瞬間 に重要な情報や認証情報を抜き取られてしまい、さらに被害者側に気付かせない手口が多く 深刻な被害に発展するケースも珍しくありません。悪意はたった一つの脆弱性を見つけるだ けでネットワークに侵入します。侵入を前提に!では間に合わない時代だと思います。ネッ トワークの境界が無いWi-Fi領域(無線)の見直しは必要不可欠と思います。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 26
5-5.Wi-Fi脅威の事件例:内部からの情報漏洩/不正行為 2025年9月 見過ごされるシャドーITのリスク 】 Shadow IT 大企業の3割に広がる「シャドーIT」 見過ごすIT部門の言い分 https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2509/16/news029.html →大企業の3割以上がシャドーITを抱えているとされています。WiSAS環境スキャンや 脆弱性診断でも多くの企業や団体で見つかっています。 IT部門もこの現状やリスクを認識しつつ利便性や現場からの要望、チームの予算執行で 完全には制御できず、見過ごしているケースが後を絶ちません。攻撃者にとって、 こうした未管理のシステムは格好の侵入経路となり、情報漏えい、アカウント乗っ取り、 業務停止などの深刻なセキュリティ事故の被害を招いています。 【 2026年4月 IoT機器が攻撃基盤化 】 情シスが知るべき「踏み台サブスク」の脅威 中国企業運営の大規模攻撃基盤 IoT/Ot環境 https://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/2604/28/news02.html#utm_source=series&utm_medium=email&utm _campaign=20260429 →中国系ハッカー集団が脆弱なIoT機器を大規模に悪用し、攻撃基盤として利用している実 態が明らかにされています。特に問題となっているのは、監視カメラやルータ、冷蔵庫の IoT機器など十分なセキュリティ対策がされないまま放置されています。これらの機器 は、攻撃対象だけでなく、他組織への攻撃の踏み台として悪用される危険もあります。 資産管理とASMの見直し 【2024年3月 承認デバイスの登録 = 全てのデバイス管理が重要 】 ロシアのサイバー攻撃グループの戦術が公開、クラウド管理者は要注意 https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240228-2893782/ →攻撃手法が多様化し、多要素認証やログ監視だけでは不十分です。解決方法の一つとして デバイス登録ポリシーの改定=承認デバイスのみ許可することが提案されています。 WiSASはデバイスを分類、ホワイトリスト=承認デバイスのみに通信を許可します。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 27
5-6.Wi-Fiハッキングの主な事件例(2023年以降 Wi-Fi Pineapple 【2025年9月 ハッキングデバイスの脅威 】 オランダ10代スパイ逮捕、FIFA詐欺4300件、米連邦機関侵害──サイバー脅威の新局面 https://innovatopia.jp/cyber-security/cyber-security-news/67387/ 世界最大級のハッカー フォーラム 創設者へ懲役3年 https://rocket-boys.co.jp/security-measures-lab/hacker-forum-founder-sentenced-3-years/ →様々な悪意のツール、情報が誰でも容易に入手できる現在、サイバー攻撃は「低年齢化・ 産業化・持続化」という新しい局面を迎えています。実際にオランダではわずか17歳の 少年が、大使館周辺でWi-Fiスニファーを用いてスパイ活動で逮捕されました。少年が 扱っていたのは、誰でもインターネットで入手可能なツールで、特別なスキルを必要とし ないものです。YouTubeなどの動画サイトでも使用方法が公開されており、専門的知識が なくとも模倣可能であることが、攻撃の低年齢化を加速させています。 背景には、世界中のハッカーフォーラムで犯罪インフラが整備され、データやツールが 売買される「産業化」があります。かつて最大級のハッカーフォーラ「BreachForums」 創設者が懲役判決を受けたことガ報じられましたが、類似の組織は世界中に存在します。 そこでは大量の攻撃手口が共有され、犯罪行為が「ビジネス化」しています。さらに、 Wi-Fiスニファーのような攻撃は、従来の対策だけでは検知しづらい点も特徴です。ログ に痕跡が残らず、無線空間をただ受信するだけである程度情報収集が可能なため、通常の 認証や暗号化だけでは防ぎ切れません。WiSASは、無線空間を常時モニタリングする専用 センサーが、不審な通信や端末をリアルタイムに検知・対処します。物理的な警備と同様 に「Wi-Fi(無線)空間の見張り」は必要不可欠だと思います。。 高度なスキルを持つ悪意のある人間だけが脅威なのではなく、誰でも、簡単に、攻撃者に なり得る時代です。だからこそ従来のセキュリティ対策で安心するのではなく、IT環境を 俯瞰的に捉え、何を、どう守るべきか、再確認することが求められています。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 28
5-7.Wi-Fiハッキングの主な事件例(2023年以降 【 2026年1月 スマホを狙う諜報活動 】 Wi-Fi Pineapple 中国ハッカー集団が歴代首相側近の携帯をハッキングしていた https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2026/01/post-342.php →英メディアによると、2021~24年にかけ中国の国家支援ハッカー「ソルト・タイフー ン」が英国の歴代首相の側近数人のモバイル(携帯)を標的にしていたことが判明しました。 攻撃の目的は単なる破壊ではなく、長期的な諜報活動で、標的のシステムにもともと備わっ ている正規のツールを悪用する「環境寄生型」の手法を使うため、従来のウイルス対策では 検知が困難です。24~25年にはベライゾン、AT&T、T-モバイルなど米通信大手が攻撃され、 数千万人のメタデータや位置情報が流出。FBIによると80カ国で少なくとも200社の企業が ハッキングされ、米国内の陸軍州兵ネットワークも9カ月以上侵害されています。Wi-Fi経由 での中間者攻撃や偽アクセスポイントによる通信傍受は、こうした諜報活動においても典型 的な手口として実際に活用されています。 【 2026年5月 国家レベル攻撃者もWi-Fiを狙う 】 ロシア系攻撃者が狙うWi-Fiの盲点 英国政府の警告から学ぶ企業の防衛策 外部からのハッキング https://cybersecurity-info.com/news/russian-hackers-wifi-security-hardening-guide/ →英国政府が、Wi-Fiを侵入口とした手口に警鐘を鳴らしています。Wi-Fiは外部から到達 可能な、言わばオープンネットワークであり、攻撃面(アタックサーフェイス)の一つとして 認識すべきです。 しかし、多くの資産管理ツールやアタックサーフェスマネジメントツールでは見えている範 囲、把握している範囲での監視・監視に終始、目に見えないWi-Fi領域の実態を把握できて いないケースが多く、対策も認証ベース止まりが多いのが実態です。脅威の特性を正しく 認識し、正しい対策を施し、常に環境を監視できる体制を構築すべきです。 「侵入されることを前提に」ではなく、侵入防御面に力を注ぐべき時代だと思います。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 29
5-8.Wi-Fi脅威の事件例:悪意を持ったデバイスでネットワーク侵入 【2025年11月 侵入経路不明が多発 】 Shadow IT 工場内からサイバー攻撃発生、しかし攻撃元が見つからない! https://ascii.jp/elem/000/004/352/4352334/ ……どうやったら防げた? →私たちが普段から接している某メーカー工場でも、ネットワークに接続されるデバイスの 増加による可視化不足が重大な課題となっています。工場内ネットワーク上のWi-Fi 接続 端末や IoT 機器が増えた結果、現状把握が困難になり、未知のデバイスによる脅威の検知 精度が低下しています。そのため、Wi-Fiデバイスを含む工場ネットワーク全体の可視化を 実施し、常に最新の環境把握が必要不可欠です。 【2025年1月 距離は関係なし】 地球の裏側からWi-Fiで社内ネットワークに侵入「最近接攻撃」の脅威 Nearest Neighbor Attack https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00676/122400185/ →Wi-Fiは近距離通信のイメージが強いのですが、地球の裏側からも侵入される可能性が あります。Wi-Fi環境は外部に露出しているが故に、常に脅威にさらされています。 WiSASはエリア内のWi-Fi通信を可視化し、リアルタイムに対応する製品です。 ※電波を発信せず受信のみを行う盗聴機器もありますのでご注意ください。 【 2026年8月 資産管理領域に「Wi-Fi」は含まれていますか? 】 日本企業のサイバーセキュリティ、防御は進むも「資産把握」に課題か https://ccsi.jp/14693/ →セキュリティ対策の基本は「守るべきものを知ること」です。どれだけ高度なEDRや脆弱 性管理、ASMなどを導入しても、管理対象から漏れていれば、そこが攻撃者に狙われる可能 性があります。ここで改めて考える必要があるのが目に見えないWi-Fi領域です。Wi-Fiは電 波であるため物理的なオフィスの壁を越えて外部へ到達します。つまり、有線ネットワーク とは異なる視点で資産を把握し、継続的に監視する必要があります。 ©2026 Spline-Network Inc. All Rights Reserved 30