今更JUnit4を勉強する

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October 21, 23

スライド概要

むきむきJava第二回での資料です

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各ページのテキスト
1.

今更JUnit4を勉強する

2.

今日伝えたいこと 勉強したい分野の本が古くても、 とりあえず読んでみた方がよさそう 対象者 : 新しいものをやらなきゃいけない気がする新人エンジニア

3.

自己紹介 2023卒エンジニア Shiryu - むきむきJava主催 23歳✌✌👍 大学時代は東北で過ごす つよくない(非情報系) @shiryu_go

4.

経緯 JUnitの勉強したかったけど 出てきた本が全部JUnit4 そもそも、テストの書き方の前に テストってなんなのか知るのが重要なのでは

5.
[beta]
その前に:JUnit4,5の違い
パッケージ
JUnit4 : org.junit.*
JUnit5 : org.junit.jupiter.*
例 : org.junit.Test→org.junit.jupiter.api.Test

アノテーション
JUnit4 : @Test(expected = Exception.class)
JUnit5 : Assertions.assertThrows(Exception.class, () -> {//...});

6.

テストで重要っぽいこと ①FIRST(失敗しないテストの原則) ②Right-BICEP(テストの対象の選び方) ③CORRECT(テストで考慮するべき境界条件) 前提 : 完璧なテストは存在しない

7.

テストの考え方① FIRST(失敗しないテストの原則) - Fast(迅速) - Isolated(隔離) - Repeatable(繰り返し可能) - Self-validating(自律的検証) - Timely(タイムリー)

8.

テストの考え方② Right-BICEP(テストの対象の選び方) - Right(結果は正しいか) Boundary(境界) Inverse(別の関係をチェック可能か) Cross-Check(別の方法を使って結果をチェック可能か) Error(エラーの条件を強制的に発生させられるか) Performance(特性は許容範囲か)

9.

テストの考え方③ CORRECT(テストで考慮するべき境界条件) - Conformance(形への適合) Ordering(順序) Range(範囲) Reference(参照) Existance(存在) Cardinally(要素数) Time(時間)

10.

JUnitの年表 Javaの年表 1997 : JUnit 1 Release ???? : JUnit2 Release 1997 : JDK 1.1 2002 : J2SE1.4 ???? : JUnit3 Release 2006 : JUnit 4 Release 2017 : JUnit5 Release 2004 : Java SE5 2006 : Java SE6 2008 : J2SEサポ終了 2017 : Java9 JDKのVer = JavaのVer

11.

2001年 : アジャイル宣言(アジャイル開発発祥) 2003年 : テスト駆動開発(TDD) 2006年 : ビヘイビア駆動開発(TDD派生) 2009年 : DevOps →今なんとなく耳にする言葉の発祥は、割と古い

12.

まとめ - 結果 境界条件 関係性 エラー条件が正確か等々を確かめる...etc Verが低くても必要なことは多分学べる

13.

おわり

14.

参考図書 実践 JUnit JUnit実践入門

15.

会場内での補足 - できる限り新しい本を読むべき - 今後、日本語での本は出なくなっていく。 - 英語での本は発売される - Java8以降であれば現状ギリギリ活かせる (そもそもJava8がLTSの期限切れそうだけど)