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April 25, 25
スライド概要
JANOG55.5 Interrim Meeting におけるLT資料
BAKUCHIKUについての説明と、活動において使っているツールについて書いている
SlideShareが使いにくくなってしまったのでこちらに全部移してみた。 - 勉強会で使った資料 - イベントでの登壇資料 等を中心に上げてあります。
BAKUCHIKUにおける チーム運営支援ツールの変遷 2025-04-25 JANOG 55.5 Interim Meeting 資料 佐々木 健
BAKUCHIKUの誕生 ● 2023年7月に、JANOG52というイベントが長崎で あって、そのイベントのためのネットワーク構築 チームが募集された – JANOG52の主催者の1人が昔の会社の上司で、何か あれば手伝いますよ、と言ったら拉致られた ● 長崎のお盆の精霊流しというイベントは爆竹を鳴 らしまくることで有名 – チーム名はBAKUCHIKUにしますかー
BAKUCHIKUとは ● ● 母体は九州方面(QUNOG) 学生や若者にネットワーク構築を体験してもらうと 楽しいよね ● 仲間を作ったり、大人と交流したり、楽しくやろー ● いろいろなところを巻きこもう ● JANOG52から、なんとなく活動してきたけど、理 念とかを整理中 – BAKUCHIKU
BAKUCHIKUとは
BAKUCHIKUが構築した(する)イベン ト ● JANOG52 (2023-07-05 → 07) 長崎 ● CEDEC+KYUSHU 2023 (2023-11-25) 福岡 ● JANOG53 (2024-01-17→19) 福岡 ● JANOG54 (2024-07-03 → 05) 奈良 ● CEDEC+KYUSHU 2024 (2024-11-23) 福岡 ● AXIES2024 (2024-12-10→12) 奈良 ● JANOG55 (2025-01-22 → 24) 京都 ● JANOG56 (2025-07-30 → 08-01) 松江 ● CEDEC+KYUSHU 2025 (2025-11-29) 福岡
BAKUCHIKUが大事にしたいこと ● 学生や若者の成長を手助けする – 沢山手を動かしてもらう ● 交流を重視 – いろいろな人を巻きこもう ● 参加者に嫌な思いをさせないようにしよう – 大人はちゃんとフォローしよう
BAKUCHIKUの特徴 ● ● ● 参加者が多い – 50人を超えることもある – 複数のチームにわかれて協調しつつ活動する 参加者のバックグラウンドもレベルも地域も様々 – 半分ぐらいは学生、初心者もいる – 未経験者も多数、毎回メンバーも変わる – 開催地周辺の学生が多め 設計から毎回ゼロベースで考える – ● そのほうが勉強になるし 費用はいろいろな方々からドネーションしてもらっている – 機材、ツール類はサポーターの方々にお願いしている – 学生の交通費や宿泊費については主催者と相談
ここまでが枕 ここからが本題
今日のLTのモチベーション ● ● 現状のアウトプット もっと良い方法とかツールがあれば教えて欲しい なあ
BAKUCHIKUの活動で使ってるツール ● コミュニケーション用のツール – チャット、ミーティング ● 情報をまとめておく場所 – Wiki、共有ドライブ、リポジトリ、イシュー管理 ● 外部とのコミュニケーションのためのツール – メール、ウェブフォーム、ウェブ、SNS
コミュニケーション用ツール ● チャット – Slack ● ミーティング – Slackハドル – Zoom
Slackのつらみ ● 便利でとても良いんだけど – ちゃんと使うには課金が必要 ● ハドルも手軽でとても便利なんだけど – 上限50人の壁 – 音質もZoomより落ちる印象
情報をまとめておく場所(Wiki) ● WiKi – Notion ● 2024年までは使ってた – BookStack ● JANOG55で試しに使ってみた – 使わない ● JANOG56では使っていない
Wikiについての悩み ● ● WiKiを使う? – 雑に書ける – 後からまとめ直すのも容易 – 検索しやすい – なのでイベント等ではあると良いんだけど、、、 Notion – Notionはやりたいことがなんでもできる – でも利用金額が高すぎる、、、、 ● 2025年からは別の方法を模索中
Wikiについての悩み2 ● BookStack – わりと新しめのPHPで作られたWiki ● – JANOG55で試しに使ってみた ● ● わりと新しいので必要な機能は揃ってて見た目も良い でも同時編集できないのはきびしかった、、、 他のSaaSを使う? – Kibela、esa、等の国産Wikiはコミュニティプランがあっ て無料で使うことはできる ● 他で使っていてわりと便利なんだけど、申し込みがちょっと面倒 なのと、Notionほど高機能ではない
情報をまとめておく場所 (共有ストレージ) ● 共有ドライブ – ● GoogleDrive ● ずっと使っている ● 発表資料等もGoogleスライド等を活用 ● 写真もGooglePhotoを活用 ● 共同編集できたり便利 写真置き場 – LINEアルバムなども時々活用
Googleのサービスについての悩み ● 共同作業できて便利 ● 課金がどうなってるのか良くわからない – ディレクトリを作った人? – ドキュメントを作成した人? ● 写真とか容量でかいよねえ ● 便利すぎてロックインされまくり感が ● Wikiのサービスがない – Googleドキュメントだけで頑張るのはちょっとツライ ● 雑に書けない、検索しにくい
情報をまとめておく場所 (リポジトリ) ● リポジトリ置き場 – GitHub ● まあ定番 ● いつも使っている、多分ずっと使う
情報をまとめておく場所 (イシュー、タスク管理) ● タスクの管理方法については各チームにまかせて いた – Notion、Trello、GitHub Project、等いろいろ使わ れてた – 各チームがやりやすいものを使う ● JANOG56ではGitHub Projectを推奨
外部とのコミュニケーション(メール) ● 募集や問い合わせに使うメールアドレス – Googleグループ ● だいたいこれを使っている – Freshdesk ● ちゃんとしたCRMツール ● JANOG55で試しに使ってみた ● そこそこ便利
Freshdeskのつらみ ● ちゃんとしたCRMツール – 問い合わせフォーム – メールでのやりとり – サポート用ウェブサイト作成可能 – 無料プランあり(10ユーザまで) ● これは良い、と思って使いはじめたら、、、 – 無料プランが変更になって、2ユーザまでになった ● ちゃんと使うならお金を払うのがスジではあるけど
外部とのコミュニケーション (ウェブフォーム) ● 人の募集、問い合わせ等でフォームを使う – Googleフォーム ● 便利だよねえ – Freshdesk ● これも便利だったんだけど、、、
外部とのコミュニケーション (ウェブサイト) ● 組織としての体裁を整えるために作らないと – Freshdesk ● ● 最初はこれで作ってたんだけど、無料プランに制限がか かった ちょっと応答速度が遅い? – WordPress ● ● もっとモダンなCMSを使いたい気もしたけど、まあみんな 知ってるもののほうが使いやすいかな?、と妥協 整備中、ずっと整備中
外部とのコミュニケーション(SNS) ● X(旧Twiter)で発信中 – JANOG52のときからずっと使っている ● IDが janog52_nw のまま – 変えるべきなのか??? – パスワードを共有して使っているけど、もっとうまい方 法はないものか ● それ以外にも何かやったほうが良いの?? – (Mastodonでは一切発信していません)
使ってるツール一覧終わり ここからは余談
全体としてのツラミ ● アカウント管理大変!! – Googleアカウントで認証とかを使えばちょっとは楽に なるけど権限の追加削除等は作業が必要 ● ツールの使い方を教えるのも大変 – みんなで教えあうのもそれはそれで大事かなあ ● セキュリティとかあんまり考えたくないけど、、、 ● 課金費用とかもあんまり考えたくないけど、、、
良い話が聞きたい ● このツール便利だよ、安いよ ● こういうふうに管理すると良いよ ● なにかドネーションしようか? ● なにか助けようか?
イベント告知 ● BAKUCHIKU BANBAN #1というイベントやります – イベントWi-Fiネットワーク構築をネタにわいわい喋 ろー – 5/13(火) 19:00-21:00 – 場所: 東京、大阪、福岡、リモート ● BAKUCHIKU ● 各地で懇親会もあります ●
おしまい