【思考に広がりと深さを】ロジックツリーで分解せよ

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June 27, 24

スライド概要

ロジックツリーは、問題をモレなくダブりなくMECEに分解していくことで、思考に広がりと深さを与える最強のツールです。
ロジックツリーの作り方やコツ、ピラミッドストラクチャーとの違いについて解説しているのでぜひご覧ください!

■解説記事
https://pocket-mba.com/logic-tree/

■解説動画
https://youtu.be/h1Y5q3i3uSA

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各ページのテキスト
1.

思考に広がりと深さを ロジックツリーで分解せよ

2.

ロジックツリーとは何か? ロジックツリーの定義 物事の原因や解決策をモレなく・ダブりなく分解していくための方法 小項目 中項目 小項目 大項目 小項目 中項目 小項目 ロジック(=論理)が ツリー(=木)のように 枝分かれ

3.

ロジックツリーを使うべき理由 離職が増えているのは給料に対して不満があるからだ! 社長 金銭報酬が不十分だったのか? 会社自体に 不満があって 離職したのか? 従業員の離職が 増加したのは なぜか? 会社に対する 不満以外の要因で 離職したのか? 社長が考える理由 (見当違い・・・) 人間関係が良くなかったのか? 会社の将来性がないと 判断したのか? 責任感のある仕事を 任せられなかったのか? 業務に対するやりがいが なかったのか? 自分のやりたいテーマの仕事を できなかったのか? 自己実現のために他のキャリアに チャレンジしているのか? 評価が不公平で報われないと 感じたのか? 自身や家族の健康上の理由から 仕事が続けられなくなったのか? 評価項目など、評価方法に 不公平感があるのか? 結婚・妊娠・出産などの ライフイベントが発生したのか? 評価者との面談回数など、評価の プロセスに不公平感があるのか? 思 考 の 広 が り 真因 思考の深さ ロジックツリーを使うことで、思考に広がり・深さを持たせることができる

4.

ロジックツリーはどんな場面で使うのか? ロジックツリーの種類その① 「原因追求のロジックツリー」 「WHY?(なぜ?)」を繰り返すことで、問題の根本的な原因を見極める WHY?(なぜ?) 客単価が減少している から? 注文数が減少している から? 高価格の商品が売れ なくなっているから? なぜレストランの売上が 減少しているのか? 客数が減少している から? 既存客が減っている から? 新規客が減っている から? 売上減少の根本的な原因を特定

5.

ロジックツリーはどんな場面で使うのか? ロジックツリーの種類その② 「問題解決のロジックツリー」 「HOW?(どのように?)」を繰り返すことで、アクションに結びつく具体的な解決策を見極める HOW?(どのように?) 商品を工夫する? 価格を工夫する? 新規客を増加 させる方法は? 提供方法を工夫する? グランドメニューを変更する? 特別メニューを追加する? ◼ これまで取り組んだことがない 商品自体を割引する? ◼ 多額の予算が必要ない 割引クーポンを配布する? ◼ 業務自体の変更が不要である デリバリーを始める? テイクアウトを強化する? 宣伝方法を工夫する? 評価基準 有料広告を出す? チラシを配布する? 「新規客を増やすために宣伝方法 を工夫して、ファミリー層向けの 住宅でチラシを配布しよう!」と いった具体的な解決策を特定

6.

ロジックツリーを作る際の注意点 1 ツリーの各階層ができる限りモレなく・ダブりのない状態(MECE)にする MECE MECE ◼ MECEでなければ思い付きの羅列に過ぎず、ロジックツリーで整理した意味が薄くなる ◼ しかし、MECEにこだわり過ぎてしまうと検討に時間がかかりすぎたり、アイデアが当たり障りのないものに なったりすることもあるため、どうしてもMECEが難しければ、「できる限りMECE」という譲歩をしてもよい

7.

ロジックツリーを作る際の注意点 2 ツリーの右側は具体的な原因や解決策にする 具体的な原因や解決策にする ◼ 導き出した原因や解決策が抽象的であれば、アクションに繋がることはない ◼ アクションに繋がらない検討は、ビジネスの世界では無価値であるため、必ずできる限り具体化し、 アクションに繋がるような内容まで落とし込む

8.

ロジックツリーを作る際の注意点 3 ツリーの各要素を因果関係で結びつける 因果関係 因果関係 ◼ 各要素を「WHY?」や「HOW?」で分解していくロジックツリーの特性上、要素同士は因果関係で 結びついているはずである ◼ 因果関係があるからこそ、最終的に講じる打ち手の効果が発揮されるため結びつきの確認が必要となる

9.

ロジックツリーとピラミッドストラクチャーの違い ピラミッドストラクチャー 焼今 き度 鳥の 屋飲 がみ い会 いは 上に結論を置き、 下に結論を支える根拠を並べた構造のこと 結 論 根 拠 根 拠 根 拠 根 根 根 拠 拠 拠 根 根 根 拠 拠 拠 根 根 根 拠 拠 拠 前 和回 食は の洋 ほ食 うだ がっ いた いか ら 焼 き部 鳥長 がも 好 き 収 め費 る用 こも と予 が算 で内 きに る

10.

ロジックツリーとピラミッドストラクチャーの違い ピラミッドストラクチャー ロジックツリー 両者は目的がまったく異なる 結 論 根 拠 根 拠 根 拠 根 根 根 拠 拠 拠 根 根 根 拠 拠 拠 根 根 根 拠 拠 拠 自分の考えを上手く整理して 相手に分かりやすく伝えることが目的 物事の原因や解決策をMECEに分解し、 より効果的・効率的に考えることが目的

11.

まとめ ✓ ロジックツリーとは、物事の原因や解決策をモレなく・ダブりなく分解していくための方法で あり、思考に広がり・深さを持たせることができる最強のツール ✓ 原因追求のロジックツリーは、「WHY?(なぜ?)」を繰り返すことで、問題の根本的な原因を 見極めるときに使用 ✓ 問題解決のロジックツリーは、「HOW?(どのように?)」を繰り返すことで、アクションに 結びつく具体的な解決策を検討する際に使用 ✓ ロジックツリーを作る際の注意点として、①ツリーの各階層はできる限りモレなく・ダブりの ない状態(MECE)にする、②ツリーの右側は具体的な原因や解決策にする、③ツリーの 各要素は因果関係で結びつける、の3要素を守る必要あり ✓ よく混同されるピラミッドストラクチャーは伝えるためのツールであるのに対し、 ロジックツリーは考えるためのツールであるため、両者は目的が異なっておりまったくの別物