1.3K Views
May 18, 24
スライド概要
1on1ガイドβ版 公開記念イベント
https://career-update-org.connpass.com/event/311014/
にて発表した資料です。
本資料には以下が書かれています
・メインエディターの紹介
・1on1ガイド概要
・1on1ガイドの製作過程(道のり)
・今後について
またイベント時から以下を変更しています
・文章を一部修正
・1on1ガイドがβ版であることを改めて記載
・1on1ガイドの読み方について追記
・Webディレクター→商品企画→人事→独立 ・心理療法など用いて職場内のコミュケーション支援(1on1など)、社 員のメンタリング、研修、ファシリテーションを通して人材開発に取り 組んでいる。 ・本執筆や質問カードなど教材開発 ・100人規模の1on1カンファレンス主催
1on1ガイド概要と これまでの道のり +今後について
1on1ガイド公開イベント 今⽇の流れ 20:00 - 20:10 はじめの挨拶、諸注意 20:10 - 20:15 メインエディタ3名の⾃⼰紹介 20:15 - 20:25 1on1ガイドとは︓概要 20:25 - 20:35 1on1ガイド製作の背景(ここまでの道のり) 20:35 - 21:05 1on1ガイドに込めた想い 21:05 - 21:25 質疑応答 21:25 - 21:30 1on1ガイドの今後について 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドメインエディタの紹介
1on1ガイド公開イベント 尾澤愛実(まなみん) 組織⽀援コンサルタント(個⼈事業主) ・企業社員1on1代⾏と組織に関するアドバイスする仕事 ・ファシリテーションなどやることも ・本執筆や質問カードなど教材開発 ・1on1や組織に関するコミュニティ主催するなど 1on1ガイドでは ・1on1を社員向けに実施している視点 ・1on1を含めた組織⽀援で現場をみた視点 で関わっています 2024/05/15
eroccowaruico エンジニアリングマネジメント プロダクトマネジメント 沢山の埋もれた力を最大限に発揮できるようになれ ば、多くの人がもっと楽に成果を上げれる。 最高のチームがれれば、最高のプロダクトやサービス を生み出せる。 そう思って今は一歩一歩頑張っています。
ちゃちゃき (@chachaki) ・ギルドワークス株式会社 ・エクスペリエンスアーキテクト エンジニア、UXリサーチャー ・コミュニティ hcdvalue(休⽌中) → UX⽩書の和訳 デザイン周辺勉強会(休⽌中) DevLOVE ・得意技 インタビュー 質的分析(量ではなく、ことばの分析)
1on1ガイド公開イベント 1on1ガイドとは 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 1on1ガイドβ版公開︕ 1on1ガイド β版 https://guide.1on1guide.org/ #1on1ガイド でつぶやきなどぜひ サイトよりPDFをDLできます 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドとは(本⽂より) 2010年代に⼊ってから、仕事⾃体や、仕事に対する価値観が変化しています。それ に伴い、1on1ミーティング(以下、1on1)などで、定期的に話す場を設ける重要性 が⾼まっています。1on1には様々な形式がありますが、実際やってみるとどう進め ていいかなど悩むことが多いです。そうした⼈に向けて必要となる根本的な部分・考 え⽅の理解を促進するために、本1on1ガイド(以下、本ガイド)を作成しました。 想定読者は、組織に1on1を導⼊したい⼈、1on1を実施する⼈、1on1を受ける⼈ を想定しています。 私たちは、個の可能性を最⼤化することで組織の可能性を最⼤化できる、と考えてい ます。 本ガイドには、あくまで最低限必要な部分や、よりよいやり⽅を⾒つけるた めのヒントを記載しています。 ※各⼈や各組織で様々なやり⽅があることも、私た ちは理解しているため、各⼈や各組織のやり⽅を否定するものではないので安⼼して 欲しいです
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドとは • 1on1を⾏う上で迷ったときに考えるヒントを記載したもの Not 1on1のテクニック本 • 正解やひとつのやり⽅がないからこそ、考える視点をヒントに やり⽅を模索していってほしい • 「私のやり⽅」的なテクニック本ではなく、みんなの声を集め て、より現場で活⽤されるものとして育てていきたいと考えて いる
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドはコミュニティで執筆 本書はコミュニティで執筆しています ・コミュニティのメンバーが共同で執筆 ・特定の⼈によって完成されたものではなく、常に更新される想定 ・出版される書籍の⽂章に⽐べて⾜りないと思うところはあるかも しれません よりよい内容となる記載のアイデアがあれば、ぜひ教えてください
1on1ガイド公開イベント ライセンスは 「 CC BY-SA (表⽰ー継承)4.0 」 2024/05/15 詳細は以下リンクよりご確認をお願いします https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/deed.ja 【選んだ理由】 • 仕事など商⽤利⽤とみなされる場⾯で無料で原本にアクセスできたり職場 で配布できること • 再利⽤の時にそれぞれ想い思いの追記や解釈など付け加えたり、⾜りない 部分を追記できること • 誰がどんな改変を加えたのか明確にした状態で責任を持った配布を義務付 けれること • 初版の執筆者の3⼈以外をコントリビューターとして受け⼊れやすくでき ること
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ミーティングガイド (1on1ガイド) はβ版として公開 1on1ミーティングガイド (1on1ガイド)は未完成の部分も残し たβ版として公開しており、今後コ ンテンツの追加やスタイルの 修正などの変更が予定されています。 また追記やスタイルの修 正だけでなく、現在記載されている内 容が⼤きく⾒直される場合があります。 また皆さんからのフィードバックによって改善していく予定で す。ぜひSNSなどで #1on1ガイド でつぶやいていただけたら 幸いです。
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドの前提 1on1の⽬的 ・組織で働く個⼈のパフォーマンス向上・維持 ・従業員と会社組織がwin-winの関係になるために、個⼈のモチベーションと組織 の⽅向性をうま くすり合わせることで、組織⾃体の課題を解決すること 1on1の前提 ・対話であること ・組織や業務のフィードバ ックループをつくること ※1on1の価値基準も定義していますので、本⽂を⾒ていただけたら幸いです。
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドの構成・読み⽅ 8カテゴリに分けて(あくまでも現時点数) パターンを参考に現在、24パターンが本書は書かれています カテゴリ パターン(考え⽅ヒント) A. その場での振る舞い B. 感情の取り扱い C. プロトコルづくり D. 間合い E. コンテキストの共有 F. 問題や課題との向き合い肩 G. 1on1プロセスの実⾏と運 ⽤ H. 1on1の外側 こんな読み⽅どうでしょう? 1. 状況や問題など⾒ていただき、似た状況だなと思ったところから読む 2. 使⽤例をざっとみて参考にしていく 3. タイトルやはじめに、要約など読んでピンときたもの読んでみる 4. 仲間、会社で各パターンを⼀緒に読み、議論してみる 本⽂にも本書の読み⽅は記載あるのでぜひご参考ください! タイトル タイトル はじめに タイトル はじめに タイトル 要約 はじめに 要約はじめに 状況 要約 状況要約 問題 状況 問題状況 フォース 問題 フォース 問題 解決⽅法 フォース フォース 解決⽅法 結果状況 解決⽅法 結果状況 解決⽅法 使⽤例 結果状況 結果状況 使⽤例 関連パターン 使⽤例 関連パターン 使⽤例 関連パターン 関連パターン
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 1on1ガイドパターン(現時点) ・⼀緒に場を作っていくことを確認する ・⾃分達で認知できる組織図を描いてみよう ・相⼿を変えようとしない . ・⼀旦の結論を出して仮置きする ・アドバイスする前に話を「最後まで聴く」 ・⼤きな問題・課題には本腰⼊れて取り組む ・思いつきで話してみる ・あえて解決を急がず、状況を解明する ・⾃分の感情を⾔葉にする ・⾔いにくい事も⾔ってみる ・⾔葉に表れない⼼の動き・意思を⼤事にする ・テーマや聴きたいことを備えておく ・お互いの共通項・違いを知る ・問題と不安を分離する ・相⼿と⾃分で共通のメタファーを扱えるようにする ・お互いの取説を作って更新して ・話してもよいことをすり合わせていく ・あえて利害関係の無い⼈と実施してみる ・対話の間合いを近づける ・記憶が薄れない程度に実施する ・対話の間合いを遠ざける ・組織の構造を知り、テーマと照らし合わせる ・その時のコンディション(振れ幅)をお互いに⾒る ・背景や経緯を語る
1on1ガイド公開イベント 1on1ガイドの道のり 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 作るぞ︕から3年経ってしまいました …お待たせしました︕ 2021/05 1on1ガイドを作る話がでる 当初は3ヶ⽉程度でライトに作ろうと考えていましたが 1on1ミーティングの深さはそんな簡単ではありませんでした はじめの頃はスクラムガイドを参考に検討し ⽬次から作ろうとしていました 2021/07 1on1カンファレンス制作宣⾔ 発表時のスライドを振り返ってみると根本となる想い は変わらないかなと思います。 いざ、作ってみると⼤変だったと気づきだすことに…… 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 2021年活動内容 そもそもの「1on1の⽬的」や「価値基準」を考えつつ 1on1のコツを考えていくうちに、パターンっぽいと気づきました。 1on1は⾊々状況やフォースが絡み合って⾏われており、 「単独でこれ使えばいい」という単純なものではないと 議論していくうちに改めて気づいていったのでした…… バラバラに忙しい時期などが発⽣し、なかなか打ち合わせができない ⽇々が続く 2週に1度集まるようにしていたものの、打ち合わせができなかった時期もありました その背景には、特に最初は⽅針ぎめでもあったので、議論も多く、基本3⼈で⼀緒に進めたいという思 いがありました。 それぞれが忙しいと実施できなかったり、公私ともにいろんなことあったので、ちょっとずつ進めよう と思うようになっていきました。途中きつかったので、このまま続けるか迷いもありましたが、ほそぼ そとやっていく形で続けていきました。
2022/02ごろ 1on1ガイド制作再稼働 1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 このあたりからパターンを書いていきました。 1ヶ⽉に1、2個お互いレビューして書き上げていくペースで進めていたかと思います。 2023/01ごろ やっと24パターン集まりブラッシュアップ開始 このあたりから隔週だとスキップするとだいぶ先になってしまうために、毎週に変更し、スキップになっ てしまったとしてもやろうと決め、加速することを決断。(GWにはまとまった時間とってやったり) 使⽤例を書き加えていったり、⽂章訂正などしていきました。 2023/12 β版レビュー依頼開始、フィードバック反映 何⼈かにお願いして、フィードバックをもらいました この頃には2024年前半には公開するぞと⼀気に進めた気がします
2024/5 公開イベント︕ 1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 ここまでの道のりを振り返って 世の中に似たものがなかったから、必要性を感じた 似たものがもしこの3年間に世の中にでていたら、たぶん辞めていたと思います。 1on1に関する本はここ3年でかなり増えましたが、メソッド集や「聴くこと」にフォーカスされた ものはありますが、考え⽅に寄り添うものはでていないように感じ 私たちのなかで、必要性を感じたことがここまでこれた理由のひとつだと思います 必要に感じてはいて、ほそぼそとだけど、継続していった またコミュニティ活動で3⼈でやることを⼤事にしていたこともあり、無理に⼀気に進めようとする マネジメントは⾏いませんでした。無理しすぎず、ほそぼそとでも続けていくことを⼤事にしました。 それでもまだβ版。1on1の奥深さでもあるのかもしれない。 ⼀度公開に踏み切り、フィードバックをもらいながら作っていきたい。
1on1ガイド公開イベント 1on1ガイドの今後について 2024/05/15
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 今後について ・フォードバックをもらいながらブラッシュアップしていきます 1on1という性質上、3⼈だけではわからない1on1がありそうで、 いろんな現場のみんなの声を集めたい。FBもらいながらβからあ げていきたい ・イベントを開催していこうと思います (まだ未決定だが前向きに検討中) 1on1ガイドを知ってもらう、広がってほしいからラジオ的に紹 介番組をやるのと 、コアな話し合う場を展開していく想定
1on1ガイド公開イベント 2024/05/15 ぜひ気軽にフィードバックをお願いします ・読んでみて気になったところ ・こういう観点があったらいいのではないか ・感想 など、ぜひ参考にできたらと思いますのでいただけたら幸いです (全部対応するとは限りません、ご了承ください) h)ps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9U3DEbxw7FtOQE75k1B LlF5jh_jQ3fedNFDwhWDbygpWdmw/viewform?usp=pp_url