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July 19, 25
スライド概要
「第2回 Dify Studio ハッカソン」での登壇資料
https://dify-studio.connpass.com/event/362184/
社内にDifyをどう広める? 〜800名が参加した育成プロジェクトの運用方法〜 moz
自己紹介 moz / shimoji kazuki 業務内容 社内の生成AI推進
現在、私が取り組んでいること サイバーエージェントグループに 使い方をレクチャー
現在の総レクチャー人数 850 名
2024年12月開始から 5000時間/月 約 業務削減に成功
人数でいうと × 32名分
この取り組みを たった2名でレクチャー
今日話すこと どんなふうに 教えているのか?
今日のゴール Before After 社内にDifyを広めたい... このアイデア使えそう!
ではさっそく結論 どんなレクチャーを しているのか?
どんな運用? ゲーム性を持たせたレクチャー
プロジェクト名を RPG風に「Difyクエスト」と命名
どんな内容? Difyの習得度合いに合わせて 「ランク制度」を設定
ランク制度とは Difyに関するミッションをクリアすると ★1→★2とランクが上がっていく
最終的には 自然とDifyが使えて 自分で業務改善ができる人材に
参加者に楽しんでもらうために 徹底的に ゲームっぽく
具体的には ナビゲーションキャラを用意したり
具体的には その他のサポートキャラを用意したり
具体的には ※イメージ画像 タイトル画面のようなポスターを作ってみたり
具体的には ※イメージ画像 全員協力型のミッションを用意したり
運営を支える ツールたち
運営を支えるツールたち Sheets Slackを中心に活用
Slackの活用方法 ・チャンネル ・Canvas ・ワークフロー
Slack-チャンネル設計 ランクごとに チャンネルを用意
プロジェクトの詳細を書いて canvas 興味を持った人に Canvasを案内
参加したい人は canvas 希望者はcanvas内の ワークフローから参加
参加すると ワークフロー チャンネルに自動追加 キャラクターが案内
各ランクごとの案内 canvas そのランクで 何を達成すべきかを記載
レクチャー資料もゲーム風に canvas キャラクターと 楽しく学べるレクチャー資料
Difyアプリを作成したら ワークフロー 作ったアプリの詳細を フォームに投稿
投稿すると キャラクターが 作ったアプリを紹介
スプレッドシートの活用方法 参加者のデータ管理 ・現在のランク到達状況 ・作成アプリの情報 ・参加者の削減ランキング
Difyの活用方法 アプリの紹介文を作成 Slackチャンネルに追加
Difyの活用方法 報告されたアプリの情報を解析
n8nの活用方法 Slackの投稿を検知→アプリの紹介文を作って投稿
n8nの活用方法 Slackの投稿を検知→アプリ解析→次のランクへ招待
プロジェクト初期 大変だったこと
プロジェクト初期、大変だったこと ①Difyの操作方法教えて!の頻繁な相談 ②業務にどう活かすのかイメージできない...の相談 ③ランクアップ条件を満たしているか確認
①Difyの操作方法教えて!の頻繁な相談 基本操作は画像つき解説で資料化
②業務にどう活かすのかイメージできない...の相談 汎用的なサンプルワークフローを20個以上提供
③ランクアップ条件を満たしているか確認 ファイルを自動で解析する形式に
これらのおかげで 2名で稼働できている
まとめ ①ゲーム風に楽しく学べるように ②何度も教えるのは資料化 ③ツール駆使でなるべく自動化
ご清聴ありがとうございました!