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November 02, 26
スライド概要
伊勢・江島神社の弁財天像の保存を目的に、相原宮司の提案でHoloLab、クモノスコーポレーション、Artec 3Dが協力し、Artec Leo・Spider IIとSony α7RVで高精度スキャンを実施しました。取得データはArtec Studioで最適化し、欠損部分は水密化機能で補完、Metashapeでテクスチャを生成し、薄い装飾のスキャン課題にも対処しました。完成した3Dデータは展示ブースで公開されています。
Hololab inc.
XR Meetup 文化財 #5 in 伊勢 江島神社弁財天像 デジタルアーカイブ事例 2026/10/31 株式会社ホロラボ ©HoloLab inc. 1
弁財天像について 江島神社HPより引用(http://enoshimajinja.or.jp/gohoumotsu/) ©HoloLab inc. 2
経緯 デジタルによる記録と復元 江島神社 相原國彦宮司の発案により今回のプロジェクトが発起。 2体の弁財天像は博物館の様な適切な保存環境で保管されているわけではは ないため、このまま数百年の未来へどう残すかと言う危惧がありました。 相原宮司は「今の姿のまま500年、1000年残り続けるという事は考えにく い。デジタルで記録することにより、3Dデータによる複製や弁財天像の復 元に役立てることで将来へ残し続けられるのではないか」と考え、それに ホロラボ、クモノスコーポレーション、Artec 3Dが賛同し技術協力を行い ました。 ©HoloLab inc. 3
使用機材 Artec Leo Artec SpiderII Sony α7RV 人物から大型車までのサイズのスキャンが 可能。御像全体のスキャンに使用。 ターゲットを使わず高精細なスキャンが可 能。御像のディテール取得に使用。 カラー取得のみに使用。スキャンデータと合成。 精度:0.1mm/解像度:0.2mm 精度:0.05mm / 解像度:0.05mm ©HoloLab inc. カメラ有効画素:約6100万画素 / 記録画素: 9504px x 6336px 4
スキャン体制 クモノスコーポレーション(株) Artec 3D (株)ホロラボ 太田 了 氏 諏訪間 亮 氏 藤原 龍 このほか、神奈川県立歴史博物館主任学芸員 神野祐太氏に作成した3Dデータを監修いただいております。 ©HoloLab inc. 5
スキャン風景 ©HoloLab inc. 6
スキャン風景 ©HoloLab inc. 7
スキャン風景 ©HoloLab inc. 8
スキャン風景 ©HoloLab inc. 9
データ作成 Artec Studioによるデータ整理 Artec Leo / Artec Spider IIのスキャンデータを Artec Studioによって最適化。 分割スキャンを行ったデータの位置合わせや、メッ シュ化、テクスチャ生成などを行う。 ©HoloLab inc. 10
データ作成 入り組んだ箇所のデータ不足 御像の複雑な形状によって、レーザー照射距離の制 約で奥まった箇所の形状が取得できないなどの問題 が起こる。 特に、精細な形状を取得したい場合のArtec Spider IIは照射距離が長くないため起こりやすい。 ©HoloLab inc. 11
データ作成 水密化機能 取得データ不足よって発生してしまった穴を埋める機能。 ただ、元々とは違う形状になったり、付近の形状と癒着してしまうことがある。 ©HoloLab inc. 12
データ作成 テクスチャ生成 ミラーレス一眼で撮影した写真からテクスチャを生 成するため、Metashapeでメッシュ生成を行い Artec Studioで生成したメッシュと位置合わせを行 って、そこからMetashapeでテクスチャを作成 ©HoloLab inc. 13
データ作成 薄い物のスキャン問題 装飾類は表面と裏面をスキャン。 金属製ながら薄いため設置した状態に重力が 影響して歪んでしまう。 そのため、表面と裏面の合成がそのままでは できないという問題が発生してしまった。 ©HoloLab inc. 14
完成 展示ブースにて実際にデータをご覧いただけます ©HoloLab inc. 15