Snowflake社内勉強会の導入と継続

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July 26, 25

スライド概要

Snowflakeを中心とした技術の社内勉強会の取り組みを始めて、今のところ継続ができているので、ナレッジを共有します。
Snowflakeに限らず、社内勉強会を始めたいと思っている人にとって、少しでも真似できる内容があればと思います。

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各ページのテキスト
1.

Snowflake 社内勉強会の導入と継続 “皆で作り上げる”勉強会のススメ 2025/7/25

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自己紹介 プロフィール ◼ Sler勤務, 社会人8年目 ◼ データエンジニア(Snowflake, dbt, TROCCO...) ◼ 音楽, 映画, ディズニーが好き ◼ 5月のSnowVillageキャンプが楽しすぎたのでテント買いました 念願の海外ディズニー 制覇しました!!

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目次 社内勉強会を始めた経緯 勉強会の基本構成と実績 勉強会継続のために工夫したこと 勉強会の効果と今後やりたいこと

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社内勉強会を始めた経緯

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社内勉強会を始めた経緯 チームの課題認識 ◼ 案件の技術に偏り、新技術のキャッチアップができていない ◼ バラバラの案件に参画、ナレッジ共有ができていない ◼ メンバー間の交流が少ない 設定した勉強会の目的 ◼ 新技術の習得機会をつくる ◼ 案件で得たナレッジを共有しあう ◼ メンバー間の交流を促進する ◼ プレゼン力を高める

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社内勉強会を始めた経緯 とは言いつつも、ただ日頃自分がSnowVillageに対して感じている “参加すれば楽しいと分かっているから、気軽に参加する” そんな場を社内でもつくりたいなと思いました

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勉強会の基本構成と開催実績

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勉強会の基本構成 開催形式 ◼ オフライン+オンラインのハイブリッド開催 ◼ アイスブレイク+1~2本の登壇(LT, ハンズオン, ワークショップ等)の構成 ◼ Snowflakeを中心としたデータ利活用技術の学習や案件ナレッジの共有、でも別になんでもOK 第1回の開催内容  アイスブレイク(カードゲーム)30分  Snowflakeとは?LT 30分  「ゼロから始めるSnowflake」ハンズオン 60分 第1回の様子

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開催の実績 2024年10月 第1回 2025年1月 第2回 Snowflakeとは? SnowPro資格 第5回 Notebooks 2025年6月 第7回 第8回 FrostyFriday AI/ML機能 Streamlit ◼ 開催回数:10回(月1回) ◼ 参加者数:平均15名(チームメンバー+他部署) 第10回

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[参考] 開催内容一覧 登壇枠① 登壇枠② はじめまシンキング LT『Snowflakeとは?』 ハンズオン『Snowflake入門』 (Quickstartsを参考) ジャストワン LT『SnowPro Coreおすすめ勉強法』 ハンズオン『Streamlit in Snowflake』 はぁっていうゲーム LT(案件ナレッジ共有) - LT(案件ナレッジ共有) LT(案件ナレッジ共有) カタカナーシ LT『Snowflakeでのロール管理』 ハンズオン『Snowflake Notebooks』 Ito イト LT(案件ナレッジ共有) ハンズオン『SnowflakeでRAG構築』 Snowflakeで謎解き (SnowVillageの動画を参考) LT『FrostyFriday Live Challengeの紹介』 ハンズオン『ロール権限管理ダッシュ ボード構築』(Quickstartsを参考) LT(案件ナレッジ共有) LT『SnowflakeのAI/ML機能紹介』 サンレンタン LT(案件ナレッジ共有) LT『Snowflakeの内部ステージについて』 ヒットマンガ LT(案件ナレッジ共有) LT『Snowflake Summit参加レポ』 未定 LT『SnowflakeとDatabricks比較』 未定 第1回 はじめまシンキング 第2回 ジャ スト ワン 第3回 はぁ っ ていう ゲーム 第4回 ポーカ ー( ト ラ ンプ) 第5回 カ タ カ ナーシ 第6回 Ito イト ポーカー(トランプ) (SSnowflake )の nowVillage で 謎画 動 解を き参考 第7回 M )を icrosoft Whiteboard ブラ ( 使 イ 用 ンドド ローイング 第8回 ブラインドドローイング (Microsoft Whiteboardを使用) 第9回 サンレンタ ン 第10回 ヒ ッ ト マンガ 第11回

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勉強会継続のために工夫したこと

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昨年度から今年度の主な進化 昨年度 今年度 開催日程・内容は都度調整 時間固定化、構成固定化 (月末木曜定時まで, 1時間半) 意欲的な数名による運営・登壇 担当交代制にして負担分散化 録画の部署内公開 録画の全社公開

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工夫① 参加体験の向上 必ずアイスブレイク ◼ オフライン参加者限定で30分アイスブレイクを実施 ◼ 楽しく遊んで皆が仲良くなれる内容なら何でもOK 必ずアンケート ◼ ポジティブなフィードバックを引き出す質問にする  “発表①「XXX(XXさん)」について、印象に残ったこと、もっと聞きたいことなどあれば教えてくだ さい。” ◼ 登壇アイデアを収集する  “全体を通しての感想や、勉強会で扱ってほしいテーマなどあれば教えてください。”

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工夫② 記録化と全社公開 勉強会の登壇資料・録画の公開 ◼ SharePointにて全社公開 ※以前はSlackのCanvas機能を使用、公開範囲拡大のため移行 内容  タイムテーブル  投影資料・録画  運営担当からの一言  オフライン会場の当日の様子の写真  その他リンク(あれば) 期待効果  これまでの内容や雰囲気が分かり、途中からでも参加しやすい  Snowflake等のナレッジの共有・興味を持ってもらう  勉強会運営ナレッジとして役立ててもらう(⇒全社での勉強会文化の醸成)

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工夫③ 当事者意識を育む 社外イベントへの参加を促進 ◼ SnowVillageのイベントに誘ったり、Unconferenceの自社誘致で参加ハードルを下げる  SnowVillageのあたたかい雰囲気を体感してもらう  LTのイメージを掴んでもらう 役割分担, 交代制の導入 ◼ アイスブレイク・運営・登壇担当に分け、全員が交代で担当するシフトを作成  勉強会自体は任意参加ではあるものの担当の日は半強制的にオフライン参加  登壇経験がない人や新人さんはアイスブレイク⇒運営⇒登壇とステップアップ 1年のスケジュールを 年度始めに決めました!

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工夫④ 持続可能な運営設計 負荷がかかりすぎないように ◼ “ゆるく楽しく”をコンセプトに ◼ 役割分担, 担当交代制  属人化を避ける(みんな公私共に忙しくなったりするから) ◼ 運用手順の整備  各手順を細かく整理し、誰でも実行できるように  スペース予約・開催前周知(周知文章も) ・カレンダー招待・当日設営・アンケート作成・録画公開etc

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勉強会の効果と今後やりたいこと

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勉強会を開催した効果 メンバー同士とても仲良くなれた SnowProCore資格の取得者ラッシュ SnowVillageのイベントに参加するメンバーが増えた 社内でSnowflakeの知名度

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今後やりたいこと 運営タスクの自動化 ◼ やること多いから 規模拡大 ◼ 月1→月2開催 ◼ 他組織や他社とのコラボレーション その他 ◼ アイスブレイクでテレストレーションやりたい ◼ 特別編やりたい(全員が登壇するとか) ◼ もっと皆を楽しませられる何か・・

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まとめ 社内勉強会によりスキルアップ、交流の促進、学びの文化の根付きに 無理なく継続できる・誰もが楽しく参加できる仕組みを構築 これからも改善・進化をし続け、より楽しく学べる場にしていきたい