20240203_東京大学寄付講座

563 Views

February 03, 24

スライド概要

第2回 東京大学 総括プロジェクト機構国際建築教育拠点総括寄付講座(SEKISUI HOUSE -KUMA LAB)
建築・都市DX人材育成プログラム

第7回:2024年2月3日(土)のスライドです。

https://events.nikkeibp.co.jp/event/2023/dx20232024/

profile-image

株式会社ホロラボ CEO Microsoft MVP & RD 著書「HoloLens 2 入門」など

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

建築分野における ホロラボ社の取組状況と 今後の展望 2024年02月03日 東京大学 総括プロジェクト機構国際建築教育拠点総括寄付講座(SEKISUI HOUSE -KUMA LAB) 建築・都市DX人材育成プログラム 株式会社ホロラボ 中村 薫

2.

会社概要 株式会社ホロラボ 事業内容 HoloLensなどxR技術やセンサー技術、3Dデータに関する ・システム/アプリケーションの企画開発 ・調査研究 ・普及啓発活動 設立 2017/01/18 住所 東京都品川区西五反田2-25-1 インテックス五反田ビル3F 資本金 96,940,000円 取締役 3名 従業員 68名 Web https://hololab.co.jp/ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

3.

自己紹介 – ホロラボ代表取締役 CEO 中村 薫 ・株式会社ホロラボ 代表取締役 CEO (2017 - ) ・Microsoft Regional Director (2020 -) ・Microsoft ・Microsoft ・Microsoft ・Microsoft MVP MVP MVP MVP for Mixed Reality(2022 - ) for Windows Development(2016 - 2022) for Kinect for Windows (2014 - 2016) for Visual Studio ALM(2012 - 2014) ・XRコンソーシアム理事 (2020 - 2022) 来歴 ・Windowsアプリおよび組み込み系ソフトウェア開発会社勤務時に Microsoft社の開発した3Dセンサー「Kinect」の魅力に出会い独立。 センサー関連の開発から、執筆、登壇活動などを個人事業として取り組む。 ・技術コミュニティTMCNの立ち上げに参加し、その場での出会いから 2017年、ホロラボの設立に至る。 著作 ・HoloLens 2 入門 (2020 日経BP) ・Kinect for Windows SDKプログラミング V2センサー対応版 (2015 秀和システム) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved など

4.

Microsoft HoloLens • MR(Mixed Reality)デバイスとして2016年に発売開始 • 2代目のHoloLens 2は2019年に発表・発売開始 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

5.

Apple Vision Pro • 2月2日(米国時間)米国発売 • Appleから空間コンピューティングデバイスとして登場 • iPhone, iPadに続くデバイスとして期待 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

6.

こういうことやってます • 最近のちょっと面白かったこと 2023/12/13 JAPAN BUILD セミナー Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 2023/12/18 XR Kaigi 基調講演リレー

7.

今日の内容 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

8.

今日の内容 • ホロラボのご紹介 • 会社紹介 • 業務事例紹介 • Mixed Reality について • BIMについて • ホロラボとBIM • ホロラボから見たBIM • PLATEAUと地理情報 • 建設業界でのデータ活用に向けて • DX(デジタルトランスフォーメーション) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

9.

ホロラボのご紹介 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

10.

ホロラボのビジョン/ミッション - The Frontiers of xR world - わたしたちホロラボは、 リアルとバーチャル(フィジカルとデジタル)をつなげ、 新しいコンピューティングのスタイルや表現、 体験を生み出すためのノウハウを 広く世の中に提案し続けます。 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

11.

部屋から地球まで 部屋-フロア- 建物 - 街区 - 地域 - 都市 - 国 - 地球 Room - Floor - Building - Block - Area - City - Country - Earth Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-tokyo23ku-fbx-2020/resource/761a0bdf-fd8a-46f7-8325-c483887e2b9b

12.

Mixed Reality黎明期より蓄積した経験と実績 2018.11 JR東日本様 2018.3 NHK様 2019.5 トヨタ自動車様 2020.12 三菱重工グループ様 2021.3 NTTドコモ&森ビル様 2021.4 大林組様 主要な プロジェクト パッケージ サービス 2021.1 2020.5 2019.2 mixpace リリース HOLO-COMMUNICATION HoloRemote TechniCapture 手放しマニュアル 2017.1 ニュース 創業 2017 2019.8 資金調達 2017.11 2020.9 2018.7 資金調達 2018 2019 2020 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 2021 2022

13.

ホロラボの顧客ドメイン ヘルスケア9(4.1%) 官公庁 1件(0.4%) アカデミー10(4.1%) その他 15(6.2%) インフラ 17件(7%) AEC 46件(19%) TMT 79件(33%) FY2022 案件数 243件 製造 66件(27%) AEC: Architecture, Engineering, Construction TMT: Technology, Media, Telecom ※プロジェクト数にはパッケージの販売は同一プロジェクトでも フェーズ毎に分割しているものも含みます。 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

14.

MR(Mixed Reality)について Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

15.

MR(Mixed Reality) Mixed Reality (MR) Real Environment Augmented Reality (AR) https://en.wikipedia.org/wiki/Mixed_reality Augmented Virtuality (AV) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved Virtual Environment

16.

MR(Mixed Reality) Mixed Reality(MR) Real Augmented Reality (AR) Augmented Virtuality (AV) Virtual Reality (VR) Real world Computer generated Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

17.

Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

18.

RealとVirtualの度合いによる変化 Mixed Reality(MR) Real Augmented Reality (AR) Augmented Virtuality (AV) Real world Virtual Reality (VR) Compute generated Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

19.

ホロラボの業務と事例の紹介 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

20.

ご紹介する事例 自社サービス mixpace torinome 顧客開発事例 株式会社大林組 大成建設株式会社 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved NTT都市開発株式会社 NTTスマートコネクト株式会社 株式会社NTTコノキュー など

21.

mixpace (ミクスペース) BIM/CIM/3D CADファイルのAR/MRみえる化ソリューション • mixpaceはBIM/CIM/3D CADで作成した設計データを自動でAR/MR 用データに変換してHoloLens 2 ・iPadで表示する、建築業・土木業・製造業 向けのみえる化ソリューションです。 • シンプルな手順でリアルな空間にバーチャルなオブジェクトを重ね合わせて、レ ビュー・検証・デモなどの用途に活用いただけます。 国土交通省の新技術情報提供 システム(NETIS)に登録済み NETIS登録番号:KT-220166-A Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://mixpace.jp/

22.

mixpace (ミクスペース) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://youtu.be/I0sMrDdCUM4

23.

torinome (トライノーム) •XRデジタルツインプラットフォームのtorinomeは、3Dモデルや画像・動画、テキ ストなど様々な形式のデータを簡単に3D地球儀上に登録できます •ブラウザで動作する「ウェブアプリケーション」であるため、ソフトをインストール する必要がありません •インターネット環境があれば、いつでもどこでもtorinomeを利用できます Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

24.

torinome (トライノーム) https://youtu.be/e-blZ30Y6uQ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

25.

株式会社大林組 Pilot 施工管理業務アプリ「holonica 」 • 設計情報確認、検査記録作成といった施工管理業務を効率化 • 仕上げ検査業務における効果を確認 • 従来の紙図面を使った仕上げ検査と比較して約30%の時間を短縮 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20210419_2.html

26.

株式会社大林組 Pilot 施工管理業務アプリ「holonica 」 • 仕上げ検査業務において、従来の紙図面を使った仕上げ検査と比較して 約30%の時間を短縮 検査業務 従来の 紙図面 検査箇所の 確認 紙図面に 記入 holonica 検査箇所の 確認 holonica に記録 是正確認業務 検査箇所に 付箋でしるし 是正箇所の 確認 紙図面に 記入 是正箇所の 確認 holonica に記録 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 是正箇所の 付箋を除去

27.

大成建設株式会社 R2-BIM(Reinforcement of Relationship-BIM) モデルを使用しないBIM • 各種情報のキーワードを文字入力するだけで建物の維持管理履歴に関する情 報をweb上で容易に検索できるシステム • BIMの属性情報をMicrosoft Power BI でダッシュボードとして表現し、新戦力人 材など専門知識が少ない方でも必要な建物情報を取得可能 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2023/230711_9589.html

28.

大成建設株式会社 R2-BIM(Reinforcement of Relationship-BIM) • Revitファイル(BIM)をACC(Autodesk Construction Cloud)にてデータ 変換し、属性情報をAzureに取り込みダッシュボードとして表示 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.docswell.com/s/HoloLab/ZM1LXX-holoconf23_b6 くわしくはこちら

29.

NTT都市開発株式会社・NTTスマートコネクト株式会社 旧広島市民球場のデジタル再現プロジェクト • 「旧広島市民球場」の3Dデジタル再現プロジェクトに参加 • 図面や資料からRhinocerosを活用して再現 ※旧広島市民球場 (昭和32年から度重なる改修工事の紙図面からRhinocerosで3Dデジタル再現) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000023638.html

30.

登録有形文化財 沖本家住宅 • 3Dデジタルアーカイブとデータ活用支援 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000023638.html

31.

登録有形文化財 沖本家住宅 • 3Dデジタルアーカイブとデータ活用支援 戦時中の銃弾の跡 ボヤの跡 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000023638.html

32.

公益財団法人サントリー芸術財団 • サントリーホールのスキャンと高精細な3Dモデルの作成 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000023638.html

33.

株式会社三菱地所設計 • 『丸ビル』をメタバース体験 • Unreal Engine for Fortnite(UEFN)に丸ビルデータを組み込む Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000023638.html

34.

株式会社NTTコノキュー • XR City開発支援 • 2022/7/14 サービスイン • 全国7か所で体験可能 • ホロラボは2つの側面で参加 • コンテンツパートナー • サービス開発パートナー XR City Concept Movie https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000023638.html Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

35.

株式会社NTTコノキュー • ARクラウドサービスの開発支援 • VPS (Visual Positioning System)を使ったCPS(Cyber-Physical Space)を繋ぐ プラットフォームサービスの試作開発 (R&D段階) • プレス発表リンク • クロスプラットフォーム • VPSによる外部位置補正 • docomo Open House 2020 • 試作コンテンツ展示 • docomo Open House 2021 • オーサリングツール発表 • 大規模VPS実装 • 展示紹介リンク(要登録) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

36.

NTTアーバンソリューションズ株式会社 • 品川港南エリアで体験できるXRコンテンツを制作 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000023638.html

37.

国土交通省 • Project PLATEAU(プラトー) • 2022年度プロジェクト「民間サービス創出型ユースケース開発」として、 ホロラボと東京都立大学饗庭伸研究室(都市計画・まちづくり)が企画提案した 「市民参加型都市開発を実現する直感的な情報共有プラットフォーム企画開発」 が採択されました。 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000023638.html

38.

さまざまな要素を組み合わせる 建物 車・消費財 まちを作る まちで生活する・遊ぶ モビリティ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

39.

部屋から地球まで 部屋-フロア- 建物 - 街区 - 地域 - 都市 - 国 - 地球 Room - Floor - Building - Block - Area - City - Country - Earth Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.geospatial.jp/ckan/dataset/plateau-tokyo23ku-fbx-2020/resource/761a0bdf-fd8a-46f7-8325-c483887e2b9b

40.

BIMについて Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

41.

ホロラボとBIM • 中村自身も、ホロラボも建築・土木の経験はありませんでした • HoloLensを始めて、BIM活用、推進のタイミングと合い、建築業のお客様から の引き合いがあり、BIMデータと関わるようになりました • 自社サービスmixpaceも、最初はCAD(製造業)向けでしたが、市場に出して みて建築や土木のお客様の引き合いが多くなりました Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

42.

BIMを活用するためのmixpace(ミクスペース) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

43.

ホロラボから見たBIM Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

44.

建物のライフサイクル Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

45.

建物のライフサイクル 意匠BIM 施工BIM 断絶 運用BIM 断絶 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

46.

建物のライフサイクル 建設会社視点での 建物の価値 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」 施主視点での 建物の価値

47.

建物のライフサイクル 建てる期間 運用する期間 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

48.

BLM(Building Lifecycle Management) • BLMはビルディングの誕生から消滅までのライフサイクルを管理する手法 • ダッソーシステムズのページには下記のように記載されている • BIM + PLM = BLM • https://blogs.3ds.com/perspectives/what-is-building-lifecycle-management-blm/ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.petefowler.com/building-lifecycle-management

49.

PLM(Product Lifecycle Management) • PLMはプロダクト(商品)の誕生から消滅までのライフサイクルを管理する手法 で主に製造業で使用される Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.batchmaster.co.in/blog/a-brief-guide-on-product-lifecycle-management/

50.

ALM(Application Lifecycle Management) • ALMはアプリケーションの開始から運用、消滅までのライフサイクルを管理する 手法 • ALMの中にDevOpsやリーンなどの考え方がある Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://channel9.msdn.com/Events/TechEd/Europe/2014/FDN02

51.

BLM上でのBIMの活用 その他の活用 手段 VR MR AR 目的 施工サポート コラボレーション 活用方法 BIM 設計 施工 維持管理(FM) BLM(Building Lifecycle Management) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

52.

フィジカル(物理)とデジタル 時間 自然物 フィジカルが先行、デジタルは後から作られる デジタルより先になくなるかもしれないし、 もっと長い期間存在するかもしれない フィジカル 例)デジタルアーカイブ デジタル いつかは無くなる 人工物 デジタルが先行、フィジカルが後から作られで先になくなる いつかは無くなる フィジカル 例)設計データ 例)デジタルアーカイブ デジタル いつかは無くなる 現在を起点に過去や未来を見る Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 54

53.

建物のライフサイクル • BLMをサポートするライフサイクルコンサルタントという役割 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

54.

この状況を変えるために • 施主側がBIMに興味を持つ • 施主側がBIMを自分たちのために使う • 請負側が運用に興味を持つ • 業界全体として建物のライフサイクルに興味を持つ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

55.

この状況を変えるために • 施主側がBIMに興味を持つ • 施主側がBIMを自分たちのために使う ISO 19650 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

56.

ISO 19650 ISO 19650は、ビルディングインフォメーションモデリング(BIM)を使用して構 築された資産のライフサイクル全体にわたって情報管理を行うための国際規格 • ISO 19650-1 • ISO 19650-2 • ISO 19650-3 • ISO 19650-4(ドラフト) • ISO 19650-5 • ISO 19650-6(新規) 基礎となる作成ルール・テンプレート BIMデータのモデリングのルール 営繕にかかるBIMデータの更新や活用 データ変換のルール BIMデータのセキュリティルール 労働環境 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.iso.org/search.html?q=ISO%2019650&hPP=10&idx=all_en&p=0

57.

ISO 19650 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 引用: https://bim-design.com/uploads/Q4_Autodesk_Openness_E-guide_ja_low.pdf

58.

ISO 19650 • EIR(Employer Information Requirements:発注者情報要件)および BEP(BIM Execution Plan:BIM実行計画)により、契約時にBIMの納品含 めた契約が取り交わされる。 EIRでBIMの納品含めた定義を行う 施主 BEPとしてEIRに対応した計画 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 受注者

59.

ISO 19650 • 大阪万博でのEIR(Employer’s/Exchange Information Requirements) Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.expo2025.or.jp/association/maintenance/guidelines-typea/

60.

施主がBIMを持つメリット Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.docswell.com/s/HoloLab/KV83XK-2022-05-12-172147

61.

施主がBIMを持つメリット Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.docswell.com/s/HoloLab/KV83XK-2022-05-12-172147

62.

ClosedBIM/OpenBIM/NoBIM Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

63.

NoBIM Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

64.

ClosedBIM/OpenBIM/NoBIM Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

65.

ClosedBIM/OpenBIM/NoBIM • BIM → ごにょごにょ → BIレポート Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

66.

ちょっと話を戻して 意匠BIM 施工BIM 分断 運用BIM 分断 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

67.

NoBIM • モデルがジャマするのであれば、インフォメーションだけを扱えばよいのでは? 意匠BIM 施工BIM 分断 運用BIM 分断 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved 「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」

68.

BIMのインフォメーションだけの活用事例 直接の関係性はないが事例として Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2023/230711_9589.html

69.

PLATEAUと地理情報 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

70.

PLATEAU • PLATEAUとは • 国土交通省が主導する、日本全国の3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プ ロジェクト • 誰もが自由に都市のデータを引き出し活用できる • 特徴 • 3DCGだけでなく、データ環境などがよく整備されている • ビューワーの出来が良いユースケース開発やハッカソンなど広く多面的な普及活動が 行われている • シンプルにカッコいい Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mlit.go.jp/plateau/

71.

PLATEAUの参加企業 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mlit.go.jp/plateau/about/

72.

PLATEAU – CityGML • CityGML https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mlit.go.jp/plateau/file/libraries/doc/plateau_doc_0000_ver02.pdf 3D都市モデル整備のためのBIM活用マニュアル

73.

何に使えるのか?ユースケース 都市活動モニタリング 防災 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mlit.go.jp/plateau/use-case/activity-monitoring/ まちづくり

74.

PLATEAUとBIM • PLATEAUの都市モデルのLOD4がBIMに相当 • BIM(ビル)の集合が都市 https://www.mlit.go.jp/plateau/libraries/ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mlit.go.jp/plateau/file/libraries/doc/plateau_doc_0000_ver02.pdf

75.

地理情報とデータを紐づけるtorinome (トライノーム) • 2022年度プロジェクト「民間サービス創出型ユースケース開発」として、 ホロラボと東京都立大学饗庭伸研究室(都市計画・まちづくり)が企画提案した 「市民参加型都市開発を実現する直感的な情報共有プラットフォーム企画開発」 が採択されました。 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000023638.html

76.

建設業界でのデータ活用に向けて Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

77.

DX Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

78.

HoloLensアプリ開発状況の変化 いままで ・PoC(Proof of Concept: 概念実証)中心 ・HoloLensが中心 これから ・実運用に向けたフェーズ(Pilot, Deploy) ・HoloLensは業務やシステムの一部 課題 • HoloLensと業務システムをどうつなぐか • • • • APIなど接続方法はある ? セキュリティは問題ない ? ネットワークはつながる ? データ連携はどうする? Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

79.

いままでの様子 3Dデータを活用したい Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

80.

最近の様子 3Dデータを活用したい もっとデータを活用したい Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

81.

活用の幅が広がる=投資対効果に反映 3Dデータを活用したい もっとデータを活用したい Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

82.

活用の幅が広がる=投資対効果に反映 コミュニケーション,データ基盤 Microsoft Teams 3Dデータを活用したい もっとデータを活用したい Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved Microsoft SharePoint

83.

参考 「【マッキンゼー緊急提言】 デジタル革命の本質: 日本のリーダーへの メッセージ」より D X レポート https://www.mckinsey.com/jp/~/media/McKinsey/Locations/Asia/Japan/Our https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_t %20Work/Digital/Accelerating_digital_transformation_under_covid19ransformation/pdf/20180907_02.pdf an_urgent_message_to_leaders_in_Japan.pdf Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

84.

そもそもDX (デジタル変革)とは何か? • 2004年にスウェーデン・ウメオ大学のエリック・ストル ターマン教授が その概念を提唱した。 • 曰く、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより 良い方向に変化させる」。 • 経済産業省が2018年12月にまとめたDX推進ガイドラインの中では こう定義している。 • 「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデ ジタル技術を活用して、顧客や 社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを 変革するとともに、業務そのも のや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の 優位性を確立すること」。 • 要するに、DXとは事業変革、ビジネスモデル変革、ビジネスプロセス変革である。 D X レポート https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_02.pdf 「【マッキンゼー緊急提言】 デジタル革命の本質: 日本のリーダーへの Copyright©メッセージ」 HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mckinsey.com/jp/~/media/McKinsey/Locations/Asia/Japan/Our%20Work/Digital/Accelerating_digital_transformation_under_covid19-an_urgent_message_to_leaders_in_Japan.pdf

85.

デジタル改革の大きな障壁 「【マッキンゼー緊急提言】 デジタル革命の本質: 日本のリーダーへの Copyright©メッセージ」より HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mckinsey.com/jp/~/media/McKinsey/Locations/Asia/Japan/Our%20Work/Digital/Accelerating_digital_transformation_under_covid19-an_urgent_message_to_leaders_in_Japan.pdf

86.

DX(デジタル変革)とは何か 「【マッキンゼー緊急提言】 デジタル革命の本質: 日本のリーダーへの Copyright©メッセージ」より HoloLab Inc. All rights reserved https://www.mckinsey.com/jp/~/media/McKinsey/Locations/Asia/Japan/Our%20Work/Digital/Accelerating_digital_transformation_under_covid19-an_urgent_message_to_leaders_in_Japan.pdf

87.

個人的なDXの所感 • デジタル化とはいうもののアナログな行為 • 組織文化の変化 • 変化に対する恐れ • これらを乗り越えて変化に適応する Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

88.

DX文脈でのHoloLens 2試行例 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

89.

HoloLensをシステムに組み込む際の環境 これから いままで HoloLens サーバー HoloLens 試行 サーバー Unityを使ったアプリ • 3Dコンテンツ PowerApps • サーバーとの連携 Unityを使ったアプリ • 3Dコンテンツ • サーバーとの連携 ※ Unity: HoloLensアプリ開発に利用する開発環境 業務部分と支援部分を分けた方がいいんじゃないか という仮説 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

90.

例: HoloLensでの作業結果の報告書生成を自動化 試行 1. HoloLensからPower Apps経由で点検結果などを入力 2. Power AppsからPower Automateを起動して入力結果をWordテンプレートに挿入 3. 生成されたWordファイルをSharePointに保存しTeamsに通知 Teamsに 報告書を通知 HoloLensから Power Appsで入力 Power Automateで Wordテンプレートに結果を差し込む SharePointに Word文書を保存 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

91.

例: HoloLensでの作業結果の報告書生成を自動化 試行 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

92.

例: HoloLensでの作業結果の報告書生成を自動化 試行 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

93.

少し先のコミュニケーション • Teams Immersive Space / Mesh for Teams PCでTeams Immersive Space Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved Meta Quest 3で Teams Immersive Space

94.

まとめ Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

95.

まとめ • AR/MRでのBIM/CAD利用について、徐々に利用は広がっているが本格利 用はまだ先 • いわゆるDXについて、単にデジタル化だけではなく、文化的な変化も必要 • (個人的な視点で)BIMのこれからについて、業界や考え方の変化も必要 Copyright© HoloLab Inc. All rights reserved

96.

https://hololab.co.jp/#contact