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July 13, 25
スライド概要
2025/07/13 Gemini CLI 初学者勉強会でのスライドです。
https://currypurin-dojo.connpass.com/event/361716/
Gemini CLIのハンズオン資料を 作った時に気づいたこと 株式会社ホロラボ 中村 薫 2025/07/13
自己紹介 中村 薫 株式会社ホロラボ 代表取締役 https://x.com/kaorun55
Apple Vision Pro
前置き
コード生成AIと自分 • 2024年末くらいから使い始めた • ClineやRoo Codeが盛り上がってきたあたり • 使ってみて「これは早ければ半年から1年で大きく変わるのでは」 • 半年経ってこれだけの変化 • 会社ではClaude Code Maxを順次入れている • 自分もメインはClaude Code
Gemini CLIの興味ポイント • 個人で、無料から使える • 最近は有料課金前提なので、無料でここまで使える環境はめずらしい • OSSなのでソースコードが読める • Coding Agentがどのように実装されているのか学ぶことができる • 生成されるコード、Gemini CLI自体の実装から学べることが無限にある
Gemini CLIでやったこと https://zenn.dev/p/hololab
本題
内容について • Gemini CLIの使い方、というより、Gemini CLIなど生成AIによってどのよう に仕事の仕方が変わるか。というお話です。
Gemini CLIのハンズオンを作ってみた • 社員のみなさんなどが簡単に始められるように
Gemini CLIのハンズオンを作ってみた • オチとしては、ハンズオンをGemini CLIと作ってたけど、ハンズオンを作る 工程自体がハンズオンだった • つまり、無意識にマネージャーの役割になっていた
最初に作成したもの
考えてみたら Gemini CLIに実行してもらうときは『作成したToDoリストに沿って実装して』 で全て完了
出来上がったもの • このハンズオン資料を作るためのGemini CLIとのやりとりそのものがハンズ オンだった
結局なんだったのか • 実際の作業はGemini CLIが実施するので、人間は欲しいアウトプットを伝え て、作業を細分化し、実施の指示の出すマネジメント的な作業を行う
実は自分の中ではあまり変わっていない • 誰かに欲しいアウトプットを伝えて、作業内容を確認して、出来上がるのを待つ • AIに欲しいアウトプットを伝えて、作業内容を確認して、出来上がるのを待つ
生成AI時代における人の役割の変化
まとめ • 近年まれに見る大きな変化ですが、この変化は不可逆だと考えています。 • 現在はハイプサイクルにおける「過度な期待」のピーク期にいると思います が、このような大きな変化はそうそう起こるものではないので、楽しんだ方 が面白いと考えています。 • Gemini CLIをはじめとするCoding Agentは最高の学習環境でもあるので、 使い倒しましょう。