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July 25, 26
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長野市 スポーツを利用した中山間地・辺地活性化 (辺地対策事業債の利用による施設整備) Jリーグチームのキャンプ誘致
長野市議会議員の金沢敦志(かなざわ あつし)です。長野市を元気にするための活動や市行政のことなどを皆さんにお伝えしています。市政の情報や市民の様々なご意見に加えて、地方を再生するための施策を発信しています。地方にこそ豊かな生活があります。地方の振興こそが日本の再生であると確信しています。ホームページはこちらです=> https://kanazawa-atsushi.net/
エグゼクティブ・サマリー 令和8年7月 飯綱高原南グラウンド スポーツを利用した中山間地・辺地活性化 (辺地対策事業債の利用) サッカーJリーグいわきFCが、2026年7月に長野市の 飯綱高原でシーズン開幕前の夏季トレーニングキャン プを実施されました。 長野市は飯綱高原エリアを中心に隣接する自治体と 連携し、広域でスポーツ(サッカー、ラグビー等)合宿 地としてのブランディングを狙います。過疎対策、辺地 活性化でもあります。 そのため施設が必要で、3ヵ所のグラウンドの整備を 行います。長野市は施設整備に8割が国の交付税で 充当される有利な辺地対策事業債を用いますが 、そ のために辺地総合整備計画を立案し 、国からの許可 を得て起債します。次ページより事業をご説明致しま す。 ようこそキャンプへ いわきFC様 飯綱高原中央グラウンド用地 資料編集 長野市議会議員 金沢敦志
①飯綱高原南グラウンド ②飯綱高原中央グラウンド ③飯綱高原北グラウンド
令和8年2月 スポーツ部スポーツ課 資料 長野市辺地対策総合整備計画(芋井飯綱地区)の変更について 1.辺地対策総合整備計画(辺地対策事業)の制度概要 ■目 的 辺地における公共的施設の総合的かつ計画的な整備促進に必要な財政上の特別措置等を定め、辺地とその他 の地域との間の、住民の生活文化水準の格差是正を図る。 ■財源措置 辺地総合整備計画に基づき実施する施設整備に要する経費に、地方債として辺地対策事業債の発行が可能。 [充当率] 100% 、 [交付税算入率] 80% ■計画の策定に向けた手続き及びスケジュール ・県との協議(整備計画の内容) 整備する公共的施設と整備方法、経費(財源)など ・政策説明会(11月18日) 〈同法〉 -第3条市町村は、事前に県と計画内容を協議し、議会の 議決を経て「整備計画」を定めることができる。 ・市議会の議決 (令和7年12月議会) ・県経由で総務大臣へ提出(令和8年1月提出) <現在> 実施設計の結果、天然芝グラウンド整備を “変更(増額)する必要”が生じた ・国⇔県起債予定額協議 (令和8年4月) ・国の起債同意 (令和8年8月) 1
2.計画を変更する理由 2 1 基盤整備(測量結果) • ピッチ幅及び安全利用に必要な通路幅を確保するために、法面側にセットバックする必要が生じた。 • また、法面の安定勾配が確保されていないことが判明し、環境省との協議にて、崩落の危険を回避するため法面を 切土し、利用者の安全確保を図る必要が生じた。 2 施設整備(Jクラブ・地元対応) • Jクラブへのヒアリングから、練習の質とケガ防止のため、使用前に散水を行う必要があることが判明したため、 一斉散水が可能なスプリンクラー設備に変更する必要が生じた。 • また、天然芝用の散水用の水として、地元区が管理する沢水を利用したスノーマシン用の溜め池を転用する想定で あったが、下流の田畑と使用時期と重なり、水不足が懸念されることから、ゲレンデ内に流れ出る湧き水を集め、 使用することに方針を変更し、貯留する受水槽が必要になった。 3 雨水排水設備(地質調査) • 浸透係数が極端に低いことが分かり、ピッチ外周に浸透側溝を追加する等、雨水処理機能を確保する必要が生じた。 4 園路広場整備(地元対応) • 地元より、当初計画では駐車場が少なく、スポーツ拠点に加え、地域の交流事業などでも有効利用できるように、 駐車場を拡大することとした。 5 防球ネット(国立公園) • 環境省から公園内の景観に配慮した色の支柱にするよう指示があったため、当初想定していたコンクリート柱から 着色可能な鋼管柱に変更する必要が生じた。 6 施工時期の変更・次年度へ 【芝の苗撒き】 • 当初想定していなかった上記の追加対応が必要となったことから、芝を適切な時期(春~夏)に苗撒きすることが できなくなったため、施工時期を、令和9年度に先送りせざるを得なくなった。 【国立公園の利用計画変更】(環境省) • 環境省との協議の中で、国立公園の利用計画変更手続きに想定以上に時間を要することが判明し、整備内容の一部 である防球ネットの施工時期を、令和9年度に先送りにする必要が生じた。
3 3.整備予定図(実施設計) 切土法面 防球ネット 受水槽 (散水用) 一般駐車場 切土法面 関係者 駐車場 管理通路 大型車駐車場 浸透側溝 (雨水排水) 管理通路
4 4.全体事業の概要 事業目的 ⚫ 旧飯綱高原スキー場駐車場敷地を活用したスポーツ拠点を整備し、プロスポーツチームや社会人・学生等の大会・合宿を誘致すると ともに、平時の市民利用を促進し、地域の観光協会、宿泊・飲食の事業者とも連携を図りながら、受入れ体制の構築と情報発信の強 化を行い、「スポーツの産業化」を目指す。 ⚫ 本市の持つ観光資源やアクティビティなどのコンテンツと掛け合わせた、より訴求力の高い合宿プラン・観光周遊プランの構築・販売 等を行い、交流人口の拡大と消費活動を増加させ経済と地域の活性化を強く推進する。 事業計画 R7 ※ 一般補助施設整備事業債 (90-30) 第2世代 市債 ※ 一般財源 新シーズン(秋春制) 合宿 R8 (R7.12議会) → R8~10 辺地対策事業債 (100-80) 辺地計画 10,065 9,000 1,065 辺地債 合宿 R9 169,016 369,000 17 278,804 308,800 5 20,130千円 538,033千円 587,609千円 (実施設計) 16,000千円(見込) (▲ 4,130) 895,365千円 (+ 357,332) 777,689千円 (+ 190,080) 第2世代 8,000 (▲ 2,065) 7,200 (▲ 1,800) 800 (▲ 265) 169,016 720,800 (+ 351,800) 5,549 (+ 5,532) 278,804 498,800 (+ 190,000) 85 (+ 80) 市債 ※ 整備のための設計 Jチームの誘致活動 ・設計業務委託 ・Jキャンプ誘致(目標1チーム) ・観光コンテンツと組合せた合宿プラン の構築・販売の実証 辺地債 (R8.3議会) 辺地計画 変更 天然芝グラウンド整備 受入環境の構築 Jチームの誘致 ・天然芝グラウンドの整備 ・Jキャンプ実施と誘致活動 ・社会人・学生等の合宿等誘致活動 ・受入れ体制の構築、発信強化 R10‐ <3か年(R7~9) 計> (当初計画) 一般財源 新シーズン(秋春制) 人工芝グラウンドの整備 誘致の拡大 ・天然芝グラウンド開設 ・Jキャンプ実施と誘致活動 ・人工芝グラウンドの整備 ・合宿チーム数の拡大 ・周辺自治体との協業検討 457,885 686,800 1,087 1,145,772千円 1,689,054千円 (+ 543,282) 455,820 (▲ 2,065) 1,226,800 (+ 540,000) 6,434 (+ 5,347) 周辺自治体と協業し、 地域全体のスポーツの 産業化を目指す ・人工芝グラウンド開設 ・周辺自治体との協業 ・自治体を跨いだ地域全体のスポーツの産業化
5 5.整備概要(年度計画) [当初計画] R7 1,145,772千円 1,689,054千円 [実施設計後]変更 <設計> 20,130千円 16,000千円(見込額) ・設計業務委託費 ・天然芝G設計 ・現地事前調査 など 20,130 895,365千円 R8 <天然芝グラウンド整備> 538,033千円 ・天然芝G整備 ・周辺環境整備 307,013 195,000 南グラウンド改修 その他 105,000 90,000 ・天然芝G整備① ・周辺環境整備 94,000 90,000 (トイレ、連絡通路、駐車場、芝生広場など) (トイレ、連絡通路、駐車場、芝生広場など) ・人工芝G実施設計 ・ハイランド設計 南グラウンド改修 その他 防球ネット 650,810(切土、散水、雨水排水など) 184,000 ・人工芝G実施設計 ・ハイランド設計 ・既存建物解体 ・合宿受入対応 スキー場 既存トイレ 31,020 5,000 31,020 5,000 19,006 5,529(ソフト事業・起債対象外) 旧飯綱高原スキー場第3駐車場(天然芝) R9 <人工芝グラウンド整備> 587,609千円 ・人工芝G整備 ・ハイランド改修 557,609 30,000 777,689千円 旧第1駐車場 ナイター設備 ハイランドホール飯綱 ※下線は「第2世代交付金」の対象事業 R8 338,033千円 R9 557,609千円 防球ネット 旧飯綱高原スキー場第2駐車場(人工芝) ・人工芝G整備 ・ハイランド改修 ・天然芝G整備② 芝舗装 防球ネット 681,830千円 747,689千円 557,609 30,000 190,080 74,455 115,625
6 6.見込まれる効果(経済的な効果) -再試算・天然芝・人工芝グラウンド各1面及び付帯施設を整備し、計3施設で事業を推進していくことによる、経済波及効果 (直接効果・間接効果)・コスト(イニシャル・ランニング)を算出。 (R14) ・経済波及効果として、投入するコスト(イニシャル・ランニング)を、概ね R16 に回収の見込み。 (14.7) コスト 経済波及効果 約19.9億円(11.5) イニシャルコスト 10年間 (R7~16) 約19.7億円 直接効果 16.9 億円 15.0 億円 -天然芝1面、人工芝1面、付帯施設 -施設利用料、合宿費用、ファン消費額 ランニングコスト 間接効果 (3.2) 3.1 億円 -3施設の維持管理費用 4.7 億円 -1次間接効果、2次間接効果 ※天然芝2面、人工芝1面の計3施設において、天然芝1面につきJリーグのチームを1チーム誘致できる前提 <Jリーグ合宿> R8-9:1チーム(飯綱南グラウンド)、R10~:2チーム誘致 2,500,000 1,971,000 1,996,554 1,959,054 1,921,554 1,884,054 1,846,554 1,809,054 1,734,054 1,771,554 1,718,000 1,465,000 1,212,000 959,000 941,365 706,000 453,000 200,000 100,000 2,000,000 1,500,000 1,000,000 500,000 単位:千円 31,000 0 0 R7 R8 R9 R10 コスト R11 R12 R13 R14 R15 R16 単位:千円 経済波及額 31,000 910,365 792,689 37,500 37,500 37,500 37,500 37,500 37,500 37,500 0 100,000 100,000 253,000 253,000 253,000 253,000 253,000 253,000 253,000
7 7.芋井飯綱地区 辺地対策総合整備計画の概要 ■辺地の概況 ・辺地名 「芋井飯綱辺地」 戸隠郵便局 辺地の区域 ・辺地の人口 「734人」 (R7.3.31現在) ・面 積 「7.5㎢」 地域の中心(飯綱高原バス停) 地域の中心(飯綱高原バス停) ・辺地度点数 「141点」 (辺地の要件は100点以上) 〈同法施行規則〉 -第2条- 役場、医療機関、郵便局、小・ 中学校、駅又は停留所等まで の距離が遠隔であるなど、当該 地域について算定されたへんぴ な程度を示す点数 ・辺地の区域 「右図のとおり」 島田医院 城山小学校
8 8.辺地対策総合整備計画 年度別事業一覧 区分 事業名 事業内容 R8 1 2 飯綱高原スポー 産業振興 ツ拠点整備事 観光・レク 業 R9 天然芝グラウンド整備 ①期 人工芝グラウンド設計 周辺環境整備 受入環境整備 ※ 予定事業費(千円) R8 R9 R10 3ヵ年合計 895,365 557,039 777,689 587,609 0 1,673,054 1,144,648 7,000 37,900 38,900 83,800 20,000 30,000 0 50,000 総 事 業 費 合 計 922,365 584,039 845,589 655,509 38,900 1,806,854 1,278,448 辺地対策事業債 充当予定額 合 計 747,800 415,000 566,700 376,700 38,900 1,353,400 830,600 (うち、第2世代交付金)予定額 (169,016) (278,804) - (447,820) 産業振興 飯綱高原観光 観光・レク 施設整備事業 天然芝グラウンド整備 ②期 人工芝グラウンド整備 ハイランドホール改修 R8 大座法師池擬木柵改修 R9 小天狗の森遊具改修 テニスコート連絡通路整備 R10 大谷地湿原遊歩道改修 テニスコート改修 R8-9 飯綱東山麓線交差点改良 3 交通通信 飯綱東山麓線 道 路 交差点改良 ( ) ※ 辺地対策事業債の対象外
9 9.辺地対策総合整備計画 事業箇所位置図 【凡例】 飯綱高原北グラウンド整備(R8-R9) 飯綱高原中央グラウンド整備(R9) 飯綱高原中央グラウンド駐車場整備(R8) ハイランドホール改修(R9) グラウンド連絡園路整備(R8) 飯綱高原南グラウンド改修(R8) 大座法師池遊歩道木柵改修(R8) 小天狗の森アスレチック整備(R9) 大谷地湿原遊歩道整備(R10) テニスコート改修工事(R10) 飯綱東山麓線交差点改良(R8-9) テニスコート連絡通路整備(R9)
10 10.今後のスケジュール等 月 日 令和 8年2月16日 内 容 政策説明会 3月市議会(辺地計画の変更) 3月下旬 市議会の議決 → 県経由で総務大臣へ変更計画を提出 4月 国 ⇔ 県 起債予定額協議 8月 国の起債同意
11.参考資料(旧飯綱高原スキー場第2駐車場/人工芝G) 105m×68m • 日本サッカー協会が指定する全国的規模(Jリーグ)の大会サイズ(105×68m) ※ 競技規則上は、長辺・タッチライン 90~120、短辺・ゴールライン 45~90m • Jチームの合宿において人工芝グラウンドは、あくまで天然芝のサブ・補助的なグラウンドとされている • 人工芝グラウンドの利用は、社会人や大学生、中高生などの一般利用や合宿、試合会場をメインに想定 11
5 天然芝グラウンド整備で目指す姿 ✓ 飯綱高原エリアを核とし、隣接する自治体と連携し、広域でスポーツ合宿地としてのブランディングを図ることで、 域内の交流人口の拡大とそれに伴う観光消費の促進により、エリア全体に経済波及効果を創出しながら、 新たな投資を呼び込む等「スポーツ×観光によるまちづくり」の好循環を生み、スポーツの産業化を目指す。 ✓ 広域での連携や民間投資を促すためにも、影響力の大きなJ1クラブの誘致を目標とする。 妙高市 26・27シーズン 28シーズン以降 本事業で整備する新施設を 本事業で整備する新施設に加え、 交渉の材料にしながら、 周辺市町村との協業により 飯綱南グラウンドに、 地域全体で Jリーグのクラブを最低1チーム Jリーグのクラブを複数チーム誘致 信濃町 していく 誘致する 戸隠 信濃町 信越高原 スポーツハイランド 飯綱町 飯綱高原 グラウンド 広域での協業による 地域全体でのブランド化 飯綱町 飯綱高原 影響力の大きなJ1クラブを誘致 ✓平成2年より長野市・飯綱町・信濃町・妙高市の4市町による信越高原連絡協議会にて、広域連携に係る各種取組みを実施 ✓令和5年3月、長野市と飯綱町において、飯綱エリアの振興を目的とした連携協定を締結