ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン〜UIデザイン

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December 11, 22

スライド概要

2022年12月9-10日の2日間開催されたSpectrum tokyo design fest 2022で講演した資料です。
(発表時と一部内容を変えています)
プロダクトデザインにアジャイルに取り組むなかで、チーム、組織、ユーザー価値、開発、業務課題など多くの文化や価値観を越えたことについてお話ししました。

内容はキレイなプロセスに整ってみえるかもしれません(少し格好をつけました)が、これらは反復的に仮説・検証した集積であり、何度も作って確かめてを繰り返してきたものです。アジャイルに新たな価値を探る取り組みとしてみてただけたら幸いです。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

https://storage.googleapis.com/studio-design-asset-fi ビジネスの文化や価値観を越境する プロダクトビジョン ~ UIデザイン 株式会社マネーフォワード 村治 泰広

2.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン なぜ “そのデザイン” をしているのか みなさん、自分がなぜ、そのデザインをしているのか、考えたことありますか?

3.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 何が良くてやってるんだろう? 良いと信じているけど、はじめから結果は予想できません

4.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン つくりながら 未だないモノゴトが見える つくることは未だないモノゴトも可視化します

5.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン つくってはじめて分かる未来がある

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン つくりながら より理想的な未来に進めたい 「こうなったらいいな」「こういうのが欲しかった」 みんなと一緒に理想を考えながらつくることができたら いろんな壁を越えられるかもしれない そんな話をします

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 2007 - 2012 2013 - 2019 2020 - 2021 2021.12 - ビジネスカンパニー デザイン室 経理財務デザイン部 ERPグループデザインマネージャー クラウド連結会計プロダクトデザイナー 株式会社マネーフォワード web制作会社数社 デザイナー 株式会社ワンパク webディレクター / プロジェクトマネージャ 株式会社i-plug UXデザイナー / デザインマネージャ 株式会社マネーフォワード 村治 泰広 @jeelamuu

8.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン VAL お金を前へ。人生をもっと前へ。 ビジネスを前へ。働く人をもっと前へ。 私の担当であるビジネス領域

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン CMはYoutubeでもご覧いただけます。探してみてね。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 3つの「 できる 」 境界を超える 一貫して設計する 価値を高める この話を通して伝えたいこと 私たちはつくることを通して 抽象的な戦略から具体的なUIまで アジャイルに視点を吸収しながら ことができる ことができる ことができる

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン やるコトから 求めるコトへ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 事業の期待を背負った新規プロダクト 私は1年前の入社以降は事業の新規プロダクトである、グループ会社向けの連結会計システムを担当してきました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 専門性の高い「連結会計」業務 パッと作れるような要件が揃っている状態ではなく、多くの壁を乗り越えて、ひとつのグループとしての経営状況を管理するペインの多い業務です。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン やるコトのインプットから User Story Mapping ⭕分かったこと ・業務(コト) ❌分からなかったこと ・業務内容(コト) ・ユーザー(ヒト)  何が辛くて何が嬉しいのか 具体的な 業務内容を並べた UserStory 業務の「名前」は分かるけど、肝心の「内容」やそれがどうなると「良い」のか、自分が何に貢献したらよいか、勉強も足りず分かりませんでした。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン やるコトの前後を知りたい どんな目的なのか 何が欲しいか (何を作るとよいか) どんな成果を得たいか

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 私たちが求めるコトは? 業務の前提は? ・目的と手段は? ・どのぐらい急ぐの? ・誰がどう関わるの? 求めることは? ・アウトプットは? ・アウトカムは? 業務単位でそれらの質問を考えると、すごい量となり

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いろいろ叶えたいコトがある 情報が増えすぎてお腹いっぱい 時間をかけて叶えたいコトはたくさん分かったけど、今度は何から手をつけてよいか分からなくなりました。どこをどう探ればよいのやら。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 現在位置と向かうべき方向性を考える

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 叶えたい成果はたくさんあるけど すべてつくったら良いのか? リソースが足りない 成果は不確実 良さはヒトによる 本当に求める成果を決めたい

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 叶えたい成果はたくさんあるけど すべてつくったら良いのか? リソースが足りない 成果は不確実 良さはヒトによる 本当に求める成果を決めたい

21.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 求める成果は 何から決める? やるコト(要件)ありきにならないよう 品質要求を評価するフローを検討 体験 価値 機能 提供価値(ValueProposition) まだ満たされていないニーズ ターゲットユーザー PMFピラミッド Fit 利用時の品質 有効性 効率性 満足 リスク回避 文脈理解

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 体験 価値 機能 提供価値(ValueProposition) まだ満たされていないニーズ ターゲットユーザー PMFピラミッド Fit 利用時の品質 有効性 効率性 満足 リスク回避 文脈理解 求める成果は 何から決める? やるコト(要件)ありきにならないよう 品質要求を評価するフローを検討 1.ヒト 2.叶えたい成果 4.評価 3.仮説 ビジネス起点ではなく、ヒトから考えるフローを決めました。まずヒトを捉え、考えていた成果がつながるかどうか仮説し、評価しました。

23.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 求めるヒトは誰か? ターゲットユーザー像を探る ビジネスメンバーへのヒアリング 営業目標等からターゲット層を想定 さらに専門家へのヒアリングを通じて ターゲットの属性を仮説 新規プロダクトで既存ユーザーもいないため営業戦略からターゲット像を想定していきました。 ターゲットと言うと本質的でないかもしれませんが、ビジネスサイドやマーケティング担当者と目線合わせしやすい意図もあります。

24.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 関係性から 役割と期待を可視化する ヒアリングやインタビューを通じて ステークホルダマップで ・ユーザーの役割 ・ポジション ・周囲との関わり ・期待 を仮説する 属性や目的だけでは、本当のユーザーペインやゲインは捉えづらいのでドラマの関係図のように役割と期待を可視化します。

25.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 求める成果をどう仮説・評価する? ストーリーの共有: 「その人は~のために~する」 単純な構文で目的や状況を整理 アウトカムの評価: 「その人はこんな成果を求めてるのでは?」 PdM1名+エンジニア6名のチームで 仮説したアウトカムを評価軸に配置 →評価&投票

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン まだ仮説だから 体験 価値 機能 提供価値(ValueProposition) まだ満たされていないニーズ ターゲットユーザー PMFピラミッド Product Market Fit 仮説アウトプット / アウトカム 何が提供できそう? 何を求めていそう? 仮説ターゲット像 ユーザーの要求が まだぼんやりしている と感じる ユーザーにフィットしていくためここからリサーチを通じて仮説精度を高めていく必要がありました。

27.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りないことを可視化して、向かうべきを確かめる そこで、ロードマップのような形でプロダクトの踏むべきマイルストンを可視化しました。 横軸はフェーズ、縦軸はプロダクトマネジメントの4階層を使い、今どの段階にいてどのレイヤーが足りないかが視覚的にわかるようになりました。

28.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りないことを可視化して、向かうべきを確かめる 上下に蛇行を繰り返しながら How(やるコト)に落とし続ける Core Why What How 価値あるプロダクトの実現に向けて、アジャイルに学習しながら進めるような意識がありました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン アジャイルに痕跡を残しながら探索し続ける Core Why What How それを月単位ぐらいで残した結果、現在位置と方向性に共通認識が生まれ、不足や方向性をチームで議論できるようになりました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りない仮説精度を高める

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ユーザー像は明らか.. なんだろうか? あらためてユーザー像が明らかかどうか見込み顧客に対するインタビューを画策します

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 調査設計でヒトの深堀り 体験やビジネスに影響がありそうで確かめたい仮説を抽出 ターゲットを絞り ここまでの調査から 価値のありそうな仮説 を抽出 アサンプションマップ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 判断や行動の要因を考える 意思決定の判断軸や個人的な行動要因になりそうな内容を類推 インタビュー時に聞きたい内容の足掛かりを考えてスクリプトに落としました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 相手のことを聞くなかで仮説を探る デプスインタビューですべては聞かず 相手の話を聞くなかで合いそうな仮説があれば聞く インタビューはこちらの知りたいコトでなく相手のコトを知る場。たくさん仮説は用意しつつ相手の話のなかで合いそうなものを聞きました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ニーズではなく思考や行動条件をまとめる ファクト抽出、上位下位関係分析 ファクトから価値につながりそうな思考や行動条件を軸にまとめる

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 結果をもとに仮説をアップデート サービス、プロダクトに求められる品質をインタビュー結果をもとに更新 目先で目指すことはなんとなく分かってきた…!

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 事業の成長を考える

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン もっと中長期で考えることは無かったかな? 目先のことはわかって少しずつ開発も始まってきたものの、チームで未来のことを考えるような話題が増えはじめます。

39.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン もっと中長期で考えることは無かったかな? ビジネスとして どう拡大していくんだっけ?

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジネスはどうなっていく? 本当に良いもの(体験)が売れると信じたい ただし 売る前提、使う前提の商品はつくりたくない 先行指標 (原因) 遅行指標 (結果)

41.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ここからビジネスはどうなっていくのか? 本当に良いもの(体験)が売れると信じたい ただし 売る前提、使う前提の商品はつくりたくない 私たちは私たちにできる 結果を生み出す原因をつくりたい 先行指標 (原因) 遅行指標 (結果)

42.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ここからビジネスはどうなっていくのか? 本当に良いもの(体験)が売れると信じたい ただし 売る前提、使う前提の商品はつくりたくない 私たちは私たちにできる 結果を生み出す体験価値をつくりたい 先行指標 (原因) 遅行指標 (結果) 「体験価値」「知覚価値」とも言われます。 あくまで体験するのは相手であるけれど、そうした原因につながる体験からビジネスが成長していってほしいと願います。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 体験(ヒト x コト)とビジネスの接続、成長循環 ビジネス成果でなく体験価値から結果を考えて グロースサイクルモデルに落とす ここから求められるKPI指標を捉える くれぐれもプロダクトアウトにはしない

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いつ誰にどう届けていくか? ETP テスト可能なプロダクト MVP 最小限価値のあるプロダクト MSP 売るために 必要なプロダクト スプリント0 社内テスト ユーザー向けに ベータ ユーザー向けに 初期ターゲット ユーザー向けに グロースサイクルの「原因」(価値あるプロダクト)から実現するため、スケジュールを考える際は誰向けにどんな意図でものをつくるのか、 リーンスタートアップのような成功までの道筋を描きながら足並みを揃えて進めてきました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン アジャイルにUIを作ることを誤解しない Earliest Testable Product Earliest Usable Product Earliest Lovable Product MVPは最小の機能じゃない チームで探索的に(時に立ち止まりながら)向かう方向を見つける インクリメンタルに設計する 魅力 便利 機能する 使いやすい 魅力 便利 機能する 使いやすい 最小の価値のなかで魅力や便利さも必要 検証可能なものを作らないと それが使えるかどうか分からない 使えるものを作らないと それが以降愛用できるかどうか分からない 予測できない前提で段階を踏む 拡充でなく、その都度の設計解でまとめ続ける

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 期待から未来を描く

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン もっと中長期で考えることは無かったかな? ビジネスとして どう拡大していくんだっけ?

48.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン もっと中長期で考えることは無かったかな? 将来どんな世界を 実現するんだっけ? ビジネスとして どう拡大していくんだっけ?

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン どんな世界になるとよさそう?

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン チームメンバーの中にある理想を共有するプレワーク 未来やビジョンを考える前に、普段から理想を共有していなければ、事前にメンバーの中にある理想を一度吐き出すとよいかもしれません。 Mountain of Tommorow - Project Launch Canvas template https://miro.com/miroverse/mountain-of-tomorrow-project-launch-canvas/

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジョン を描く ワークショップ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン これが実際に実施した結果です。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 思惑と 期待を 価値で つなぐ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 少し先の 未来を 考える

55.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 未来の 姿を 問う

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ありたい姿を考える 企業やビジネス、既存サービスの上で どんな存在でありたいのか 集めた結果から 将来的にどんな理想の姿になるか概念として整理しました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン それだ!という結果にはならなかった ユーザーフォーカス 何が足りないんだろう

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジョンを具体化する

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りない視点がありそう プロダクトマネージャと話し合う 話し合うというより、わからないのでひたすら問いかける、といったほうが適切かもしれない..

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 何が足りないのか? おそらくユーザーのことは考えている

61.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 何が足りないのか? おそらくユーザーのことは考えている マネジメントや専門家の視点が足りないかもしれない

62.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りない視点を 持っていそうな 人に聴く マネジメントの方々の展望や、ドメインに詳しい外部の専門家にヒアリングしたり、これまでと異なる視点で要求を探りました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 足りない視点を 持っていそうな 人に聴く さらに見えるかもしれない その結果、ユーザーありきの要求だけでなく、導入の意思決定判断やユーザーの評価など、これまでと異なる要求が明らかになってきました。 私たちは「ユーザー」という言葉に偏りすぎていると感じ、描くべきはユーザーを含む、みんながいる世界なのだと。ここまでくると概念だけでは限界

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジュアルでも 考える 背景 前景 場所 目線の先 進む先 障害物 人 ・表情 ・格好、姿勢 ・視線 ・立ち位置 ・周囲との関係 ・関わり その先の 物語を感じさせる 要素は何か?を考える ゲームのコンセプトビ ジュアルみたいな感じ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジュアルでも 考える 考えられる視覚言語を用いてビジュアル検 討を重ねました。たかがBtoB SaaS UIで はなく、検討を通じて世界をこんなふうに 変えるんだ、と高まりました。が。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン (自分の)ここまでの検討も虚しく 明確にはつながらなかった 時間をかけて意味の薄い検討をしてしまった 言葉だけで決まったプロダクトビジョンをみて誤解してたが、ここまで作ったエビデンスを振り返ると確実にビジョンに近づいており、 以降もチームや組織で、アジャイルに学びながら磨いていく必要がある、と捉え直しました。 エビデンスの良し悪しを非デザイナーが判断しづらかった面が反省点であり、同時に、改善課題であると思うに至りました。 プロダクトビジョンは別案で決定 「自分が答えを導けなかったことが失敗」 と思っていること自体が失敗だった 正解も間違いもここまでの検討が学び 直後の結果認識 しばらくしてからの結果認識

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ストーリーからチームでデザインする

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジョンを具体的に伝えたい! ビジョンを具体化していくため、ストーリーボードをつくりました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ビジョンを実現したら、どんなストーリーになる? 必要な要素を決める ストーリーに均す ユーザーはどんな人で、何をしているか必要とする理由を明らかにし、そこからシナリオを描きます。 分担はまず要素をドメインエキスパートに出してもらい、シナリオ以降は自分が「起承転結」などうまく伝わるよう表現しました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ストーリーボードを関係メンバーと共有 共に体験を考えていくビジネスメンバーやマーケティング、カスタマーサクセス担当の方にも すぐにこのプロダクトが実現しようとしている世界での、登場人物や関わり、価値を理解してもらうことができました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン (ここで “やるコト” に戻ってきた!) サービス体験 ストーリー プロダクトUI このストーリーで求められるのはどんな「サービスの体験」か さらにサービスの体験はどんな「UI」を要求するのか 一連の流れのなかで必要なコト・モノを考えたい

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 具体的にどんな関わりでストーリーが実現するのか

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 具体的にどんな関わりでストーリーが実現するのか 誰のストーリーか 分かるように プロダクト・サービス外 未実現のアクションも考慮 つくる以上になぜつくるか 課題を見つける ストーリーボードから延長でジャーニーを 捉えられるように、おなじ登場人物を配置 する 開発に必要なサービスのみ断続的に考えない ように、ビジョンやストーリーから必要な アクションも含める 完成させることが目的ではなく必要課題を 見つけることをワークの目的として、あらか じめ要素を書けるようにしておく

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 実現するストーリーを決める(スコープ決め) 先のジャーニー検討も参考に、ユーザーストーリーの粒度で実現するスコープを決めます。ここでも、あらためて品質の要求具合をみながら考えました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いよいよ何をつくるか?を考える オブジェクトモデリング 実現したい ストーリー ビュー、レイアウト設計 デザイン

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いよいよ何をつくるか?を考える オブジェクトモデリング 実現したい ストーリー ビュー、レイアウト設計 デザイン 誰がつくるの?

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン エンジニアを主体としたOOUIワーク PdM1名+エンジニア6名 のチームでワーク デザイナー(私) が説明+ファシリテーター

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 難しいワークを成功させるために意識した3点 1.意義を知る 2.作業できる 3.共通理解を持つ

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン エンジニアを主体としたOOUIワーク ユーザーの関心対象を 構造的に整理する必要性を知ってもらう 1.意義を知る UI(いきなりHOW)から開発するものを捉えるのではなく メンバーの頭で、なぜ必要なのか? 要望やタスクベースで「帰ったらすぐトイレにいきたい」に応えようものなら 「玄関に入ったらトイレ」みたいな家になっちゃう。 と言いながら、ちょっと楽しく メンバー自身に必要性と目的意識をもってもらいました。

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン エンジニアを主体としたOOUIワーク 機械的にできるステップまで分解し 要件を作ってもらう 2.作業できる

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Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン エンジニアを主体としたOOUIワーク 振り返って共通の理解を持つことが ドメイン駆動な開発につながる(と思いたい) 3.共通理解を持つ 時間はかかっても各ステップが終わった段階で メンバーによる振り返りを行ってもらい 共通の理解を持って開発していってもらえるよう注意しました。 その結果、どのエンジニアからも自然と「何を作ろう」の「何」がわかる状態となり とても意味のあるプロセスになりました

82.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ひとまず完成! チーム一丸となって、ドメイン理解と具体をつくる基礎ができた!

83.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ストーリーは一つひとつ、UIで叶う

84.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いよいよ、つくることを考える オブジェクトモデリング 実現したい ストーリー ビュー、レイアウト設計 デザイン デザイナー(私)主体で考えた

85.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 要求 ↓ 要件 よくある要求から要件を考える話・・・ここは溝になりがちですが、ビジョンやストーリーで要求を描いてきたら要件を考えることはもはや自分ごとです。

86.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン いよいよ何をつくるか?を考える オブジェクトモデリング 実現したい ストーリー ビュー、レイアウト設計 デザイン デザイナー(私)主体で 考えた “よしなに”にならないよう スクラム内でデザインプロセスを管理

87.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ユーザーの期待や認知を手がかりにシナリオ→UIに落とす 仮説を自分なりにもって壁打ちしてもらい、構造化シナリオ法などをアレンジしたボードを用意してUIに必要な要素やインタラクションを検討してきました。 内容によってどういう考え方が成果のあるUIになるか都度考えて試行錯誤を重ねています(現在進行形)

88.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン UIサンプル 個性を殺さずなんでも取り込むインポートUI 大量の情報を探索~整理して1つにまとめるUI

89.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン UIサンプル 個性を殺さずなんでも取り込むインポートUI 大量の情報を探索~整理して1つにまとめるUI

90.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン ユーザーと直接関係のないペインを解消するために 国が違う 言語 時差 法律 会社が違う 文化 商習慣 価値観 関係性は必ずしも フラットではない (買った・買われた) 既存業務はグループ会社のデータを集めて短期間でまとめるため 各社からデータを集めたり会社間の折衝や調整が必要な修行

91.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 個性を殺さずなんでも取り込むインポートUI 元データを一度も編集せず取り込み 科目情報の自動変換 親会社が回収するペインやグループ担当者が普段管理しているデータを無理やり変えるペインを解消したことで、 親に合わせることなく、会社の個性をそのままにグループに貢献できるかたちで取り込める、ビジョンに沿ったUIを実現。

92.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン UIサンプル 個性を殺さずなんでも取り込むインポートUI 大量の情報を探索~整理して1つにまとめるUI

93.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 大量の情報から重複や矛盾を解消するために 既存業務は最低500行以上ある巨大なテーブルにまとまった結果から 各社、各取引の間違いを探して、コミュニケーションをとって正す修行

94.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 大量の情報を探索~整理して1つにまとめるUI それぞれから見える世界を元に構造化 問題発見とトレースに特化したテーブル 親会社と関係会社の世界を構造的に切り分け、問題を分解。そのうえで大量情報から問題発見できるよう長大なテーブルをまとめ、問題箇所を探索しやすいように 絞り込みや小計テーブルを分けて、課題箇所から元の世界(データソース)へトレースする導線を配置。エクセルライクな既存業務向けUI+独自案で導入もしやすい。

95.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン どんな成果が得られたか? 大量の手続き(左図)を適切にモデリング、UI化していった結果、たった4つのメニュー(右図)に さらに数えて足りるほどのオブジェクト数に収まり、業務からグループ経営を変革するものになったと自負しています。

96.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 補足 これらはチーム、組織、ユーザー価値、開発、業務課題など “様々な境界を超えるヒント“になったアウトプットでした。 それらのアウトプットはアジャイル開発のなかで 反復的に磨いてきたものでした。 私たちの一連のプロセスを倣うのではなく、 ぜひ自分たちの取り組みに足りないことを探して 経験的にチームにあった探索をしてほしいと願います。

97.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン つくることを通して、理想を叶えよう

98.

「やってみたい」と思ったことはありましたか? 3つの「 できる 」 境界を超える 一貫して設計する 価値を高める 私たちはつくることを通して 抽象的な戦略から具体的なUIまで アジャイルに視点を吸収しながら ことができる ことができる ことができる

99.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 自分がなぜ “そのデザイン” をしているのか? ここまでHow / What / Whyを上下しながらやってきましたが、 その過程を通じて 個人的な「Core」も見出せてきたような気がします。

100.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン 自分のなかにCoreを持つ 理想やビジョンは 小さないさかいや不和をも越えることができる

101.

さぁ、理想を描いて、つくることを楽しんでいきましょう!

102.

Spectrum Tokyo Design Fest 2022 ビジネスの文化や価値観を越境するプロダクトビジョン ~ UIデザイン

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Thank you