キャリアプランニングを哲学する -山登り型 vs. 川下り型-

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July 18, 24

スライド概要

先日、キャリアプランニングの壁打ちのため卒業生訪問の対応を行った。
最終的にご訪問者様は就職活動に対する悩みと不安を払拭し、前向きになることが出来た。
私自身もキャリアプランニングについて理論と実践を深堀りして学ぶことが出来た。
その活動で学んだことを共有する。

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某教育系サービスの内製開発にソフトウェアエンジニアとして携わっています。 使用技術スタックは、サーバーサイドは Ruby on Rails、フロントエンドは React.js + TypeScript です。 プライベートでは Python も少し書きます。 学部生時代は英語学を専攻していたので、言語に強い興味を持っています。 私の所属する部署ではテーマフリーの LT 会や技術トーク会があり、そこで利用した資料をこちらにアップしています。 ご興味があれば是非ご覧下さい。

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各ページのテキスト
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キャリアプランニングを 哲学する -山登り型 vs. 川下り型作成者: 石田 隼人 英語版はこちら 最終更新日: 2024年07月23日 1

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自己紹介 • 各種アカウント • • • • • Linkedin: @hayat01sh1da GitHub: @hayat01sh1da Speaker Deck: @hayat01sh1da Docswell: @hayat01sh1da HackMD: @hayat01sh1da • 職業: ソフトウェアエンジニア • 趣味 • • • • • カラオケ 音楽鑑賞 映画鑑賞 卓球 語学学習 2

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免許 / 資格 • 英語 • TOEIC® Listening & Reading 915点: 2019年12月 取得 • エンジニアリング • • • • 情報セキュリティマネジメント: 2017年11月 取得 応用情報技術者: 2017年06月 取得 基本情報技術者: 2016年11月 取得 IT パスポート: 2016年04月 取得 • その他 • 珠算2級: 2002年06月 取得 • 暗算3級: 2001年02月 取得 3

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スキルセット • 言語 • 日本語: 母語 • 英語: ビジネスレベル • 開発 • Ruby: 中上級(FW: Ruby on Rails) • Python: 中級 • TypeScript:中級(Library: React.js) • HTML:中級(Library: Bootstrap) • CSS:中級(Library: Bootstrap) • SQL:中級 • その他 • ドキュメンテーション: 上級 4

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職歴 1. システムエンジニア @SES • レガシー Windows Server 運用・保守 • 社内アカウント管理 • 社内セキュリティ啓蒙 • 英語通訳(海外拠点とのオンライン会議・ベンダー対応・海外スタッフのアテンド) 2. ソフトウェアエンジニア @受託開発会社 • サーバーサイド開発(Ruby on Rails, RSpec) • フロントエンド開発(HTML / CSS, JavaScript) • QA(Native iOS / Android Apps) • 企業技術ブログ記事執筆 3. ソフトウェアエンジニア @チャットボットプラットフォーム開発会社 • 既存チャットボットプラットフォーム開発・運用・保守(Ruby on Rails, RSpec) • 新規チャットボットエンジン性能検証(Ruby, Ruby on Rails, RSpec, Python) 4. ソフトウェアエンジニア @メガベンチャーの教育系サービス内製開発部門 • 学事・進路支援機能開発(Ruby on Rails, RSpec, Minitest, TypeScript + React.js) • 年次高校マスタデータ更新(Ruby on Rails, RSpec) • ドキュメンテーション執筆・啓蒙活動 5

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国際交流活動 • 大学時代 • • • • 英語学ゼミ(マスメディア英語) 国際交流サークル兼部(2年次) 内閣府主催国際交流プログラム(2013年 - 2016年) 日本語学の授業の S 単位取得(最終年次) • 海外生活 • オーストラリアでのワーキングホリデー(2014年04月 - 2015年03月) • • • 2ヶ月間のシドニーの語学学校通学 6ヶ月間の Hamilton Island Resort での就労 1ヶ月間の NSW 州の St Ives High School での日本語教師アシスタントボランティア活動 • その他活動 • • • • • 英語での日々の日記(2014年04月 - 現在) Sunrise Toastmasters Club 参加(2017年02月 - 2018年03月) Vital Japan 参加(2018年01月 - 2019年07月、2022年10月 - 2023年02月) 英語自己学習 オーストラリアの友人とのビデオ通話 6

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1. プロローグ 8

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1. プロローグ 2024年05月中旬頃、母校のキャリアセンター経由で卒業生訪問の依頼を受 け、3回ほど面談対応させて頂いた。 面談に臨むにあたり事前にメールでやり取りを行い、事前に質問事項・悩 み・不安をご共有頂いた。 その中で、ご訪問者様がいわゆる「川下り型」でキャリアプランを描く中 で漠然とした不安を抱いていらっしゃることが分かった。 壁打ちを通じてキャリアプランの解像度を上げることでご本人の中で NEXT ACTIONS が見え、不安レベルが10 → 1 - 2まで低減させることが出来た。 9

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1. プロローグ お互いの貴重な時間の中で成果(= 疑問・悩み・不安を解消し NEXT ACTIONS に繋げること)を最大化するため、私自身も色々と勉強や周囲のメンバーに ヒアリングをさせて頂き、以下の知見をインプットした。 1. 「山登り型 vs. 川下り型」の具体的な定義と対比構造とは何か? 2. 周囲のメンバーのキャリアプランはどちらが多いか? 3. 川下り型のメンバーはどんなキャリアプランを描いているか? 上記の準備やご訪問者様との面談を通じて得た学びを共有させて頂く。 なお、事前にお断りするが、今回の発表は主に「川下り型」に焦点を当て ており、「山登り型」は対比対象程度しか登場しない。 10

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2. 山登り型 vs. 川下り型 11

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2. 山登り型 vs. 川下り型 そもそも、「山登り型」とは、「川下り型」とは何か? 「リクルートの事業トップが考える"キャリア形成"とは?今の仕事を「辞め る/辞めない」の分岐で見えたもの」の内容を対比的に言い換えると以下 の通りにそれぞれ定義出来る。 • 山登り型: 明確な目標に向かって努力を重ねて理想に近づいていくタイプ • = 最初から明確な理想像があってそれに向かって邁進する能動型 • 川下り型: 眼前の仕事で成果を出していく中で理想に近づいているタイプ • = 明確な理想はないが成長の過程でそれを探る(比較的)受動型 12

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2. 山登り型 vs. 川下り型 前頁の定義をインプットし、「一般論」は理解した。 しかし、その理解に木に竹を接ぐような辻褄が合わない所感を持った。 • 山登り型であっても目の前の仕事で成果を出し信頼・信用を勝ち取らなけ れば理想像に近づくことは出来ないのでは? • 川下り型であっても目の前の仕事をこなす上で身に付けるべき知見やスキ ルは嫌でも意識するので、少なくとも短・中期的なキャリアプランは設計 するのでは? 上記のモヤモヤとした疑問を哲学するうちに、ある1つの仮説に行き着いた。 13

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2. 山登り型 vs. 川下り型 「山登り型と川下り型は対比構造にあるのではなく、 それぞれの間にはグラデーションが存在するのでは?」 14

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2. 山登り型 vs. 川下り型 つまり… 山登り型 川下り型 ではなく 山登り型 川下り型 15

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2. 山登り型 vs. 川下り型 つまり、「山登り型キャリアプランニングにも川下り型要素はあるし、そ の逆もまた真なり」という解釈だ。 この仮説の解像度を上げるため、同じチームのメンバーにキャリアプラン のヒアリングを行った。 彼は自分自身を「自分は下る川を自分で選ぶタイプの川下り型」であると 表現していた。 その意見を聞き、「山登り型 vs. 川下り型」の正体は次ページのような概念 であるという結論に達した。 16

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2. 山登り型 vs. 川下り型 • 山登り型: 明確な目標に向かって努力を重ねて理想に近づいていくタイプ • 川下り型: 眼前の仕事で成果を出していく中で理想に近づいているタイプ • 能動的川下り型: 理想像と成長過程の間でフィードバックサイクルを回すスタイル • 受動的川下り型: 理造像は持たずとにかく眼前の仕事に全力を注ぐスタイル 能動的川下り型 山登り型 受動的川下り型 川下り型 17

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング 18

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング 本章では「川下り型」のうち、とりわけ「能動的川下り型」のキャリアプ ランニングについて掘り下げる。 「山登り型」と「受動的川下り型」に言及しない理由は以下の3つである。 1. すでに世の中にロールモデルが沢山いて想像しやすいので、私がわざわ ざ説明するないと判断したため 2. 卒業生訪問の対応者である私、そしてご訪問者様、ヒアリングした同じ チームメンバーが「能動的川下り型」であったため、筆者として関心が 高いため。 3. 「能動的川下り型」が私個人の観測範囲で多数派だが、そのキャリアプ ランニングのビジョンは浸透していないと考えたため。 19

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング 前頁の前提を踏まえ、本章では以下の内容を詳述させて頂く。 1. 能動的川下り型キャリアプランを描くことの是非 2. 能動的川下り型の仕事のスタンス 3. 能動的川下り型と「自分の強み」・「自分の志向」 4. 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 20

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ① 能動的川下り型キャリアプランを描くことの是非 個人的には以下の2つの理由で肯定派である。 1. まずは日々の仕事の中で「当たり前のことを当たり前に」こなして成果 を出すことに注力することは、信用貯金を積み上げていく観点で現実的 なため。 • 天気予報同様、遠い未来ほど不確実性を孕んでいるため予定通りに事は運びにくい 2. 1年後・3年後・(出来ればぼんやりとでも)5年後の理想像を描いておくこ とを意識するため、キャリアの迷子になりにくいため。 • ただし。理想像と現状とのギャップを埋めるために必要な ACTIONS の棚卸しと方向 性のずれの修正は定期的に行う必要があるのでメンテナンスコストはかかる 21

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ② 能動的川下り型の仕事のスタンス 前頁の「当たり前のことを当たり前に」は以下の3段階に細分化される。 • フェーズ①: 相手のニーズを理解し、期待値通りの成果を出す • • • • まずはここが大事な関門! 「当たり前に出来ること」を増やし、同時に自分ならではの Can を探す 期待値調整(求められている成果物の認識すり合わせ)を丁寧に行う 最初のうちは方針が立たないので、分からないことは全面的に質問し、不明事項を クリアにする • フェーズ②: 相手のニーズをより理解し、期待値 +α の成果を出す • 期待値に応えるのが大前提で、+α だけに注力しても評価されない点に注意 • フェーズ③: 相手のニーズを先読みし、求められるより先に成果を出す • 期待値 +α の成果を出すことが大前提で、ニーズとズレた成果を出しても徒労に終わ るどころか評価されず、最悪の場合評価が下がることもあり得る点に注意 22

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ② 能動的川下り型の仕事のスタンス 次に、「山登り型」であろうと「川下り型」であろうと蔑ろに出来ない 日々の仕事について掘り下げる。 仕事は細分化すると、以下の2つに分類出来る。 いずれも以下のような能動的な姿勢を持って取り組むことが重要である。 • 与えられる仕事: 相手の依頼に対して成果を出すもの。要求を満たすのは 前提で、良い意味で現状に不満を持ち常にカイゼンの芽を探し、見つけた らチームに提案・展開しつつ着手し進捗させる • 自分で掘り出す仕事: 自分の Can を活かして成果を出すもの。例えばエン ジニアはドキュメンテーション(文書化)が苦手な人が多く、自分は得意 だったのでその領域で成果を出し、ノウハウを共有し、再現可能な知見を 組織に浸透させる働きかけを行った 23

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ③ 能動的川下り型と「自分の強み」・「自分の志向」 「山登り型」の方々は自身の強みや希望を十二分に理解した上でキャリア プランニングを行う一方、「能動的川下り型」は「川下り型」である以上 受動的な性質を持っているため、日々の仕事に忙殺され、当初描いていた 理想像が記憶の彼方に埋没する可能性が高い。 故に、意識的に「自分にしか出来ないことは何か? 」「自分が興味・関心 が湧くのはどんな仕事か?」を意識して自身の強みや志向を見つける行動 を起こすことはとても重要である。 仕事の依頼者が誰に頼むかの判断基準として、「その仕事を頼むと色が付 いたアウトプットをしてくれる」Can を持つ人か、「その仕事をやりたい強 い意志を持っており中長期的にコミットしてくれる」Will を持つ人を選ぶか らである(Will は Can に勝ることもある - 上長談)。 24

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ④ 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 卒業生訪問対応をさせて頂いたご訪問者様は、「1. プロローグ」で頭出し したように、「川下り型」でキャリアプランニングを行うことに不安を抱 いていらっしゃった。 単純な疑問で「新卒のうちは理想を追いかける山登り型でキャリアプラン を描くことが多い中で、何故敢えて川下り型でそれを描こうとされている のか?」をお伺いしたところ、「まだ働いていないうちから将来像を具体 化することに限界があり、実際に働く中で理想像を追求したいから」とい う回答を頂いた。 至極まともで現実がよく見えており、だからこそ新卒就活で大きな悩みと 不安を抱えていらっしゃるのだとお見受けした。 25

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ④ 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 転職活動であれば、過去に「実際に」携わった業務内容や、それを通じて 獲得したソフト・ハードスキルをどのように志望企業で活かして貢献する かなど、主に Can ベースの質問が多い。 実務経験に基づき回答を組み立てられるので、「山登り型」「川下り型」 のどちらのタイプにとってもそこまで難易度は高くない。 ※ 筆者経験談として実務経験を通じて獲得したスキルが皆無の場合は相当 苦労するか詰む。 26

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ④ 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 一方、新卒就活では大学時代の経験を通じて、何の仕事をしたいかとその 業種・業界でならない理由を問われるなど、主に Will ベースの質問が多い。 厄介なのは、その Will の裏付けとして Can が問われることである。 よほど専門的な知見や技術を研究室もしくは独力で習得したか、大学時代 から就業経験があるか、長期インターンシップで実務経験を積んでいたか のいずれかでない限り明確に Can を回答するのは難易度が高い。 27

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ④ 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 「山登り型」であれば、明確な目標とそれに対する強い Will、裏付けとなる 培った Can があるので、回答に説得力を持たせることが出来る。 一方、「川下り型」にとっては、まだ実務経験がないにも関わらず 、大学 時代に獲得したソフト・ハードスキルをどのように志望企業で活かして貢 献するかが問われるので、Can の解像度が低く、Will の裏付けも弱くなって しまう。 おしなべて、新卒就活では「山登り型」的な質問が多く、「川下り型」の 就活生は苦労する傾向にあるようだ。 28

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3. 能動的川下り型のキャリアプランニング ④ 新卒就活と能動的川下り型キャリアプラン 前頁で述べた世知辛さを踏まえ、以下の4つの手順を踏みご訪問者の悩みと不安を解消していっ た。 1. 漠然としたイメージのみで具体性がないことから感じる不安の解消 • 実務経験を積むまでは具体的なキャリアプランを描くのは不可能というのが大前提 • 不安は解消するのでなく受け入れるスタンスを持つことが大事! 2. ご自身の性格・習慣からくる自信喪失の解消 • マイナス思考故他人に頼ってしまうことを悩まれていた • しかし、ただ頼るだけでなくご自身でも行動を起こされていたのでそれは「人任せ」とは違う • 上記を踏まえ、人を頼ることは「人を信じる力がある」ことの証拠なので自信を持つべき! 3. 学問と就職活動のギャップからくる自信喪失の解消 • 学問の成果と就活の成果は生み出し方の勝手が違うことのギャップに苦しまれていた • 根気よく壁打ちする中で、就活で十分アピール材料になるソフトスキルをお持ちなので自信を持つべき! 4. 川下り型のキャリアプランの解像度の低さからくる自信喪失の解消 • 1 -3 で洗い出した Will/Can と志望職種の親和性をすり合わせた • ここまで解像度を高めれば志望業界と企業は自力で選別出来るのでご訪問者様の宿題にした 29

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4. 「お前はどうしたいの?」 30

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4. 「お前はどうしたいの?」 おなじみ、リクルートの圧倒的当事者意識を表す文句「お前はどうしたい の?」である。 個人的に「お前」呼ばわりとタメ口に嫌悪感を覚えるので、「あなたは具 体的にどのようなアプローチが効果的だとお考えですか?」くらいに表現 をアップデートして頂きたい。 閑話休題、上記問いかけは私なりの解釈で咀嚼すると、 (曲解かもしれない が)キャリアプランニングをする上でとても重要な 5W1H を一言にまとめた ものであると理解した。 31

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4. 「お前はどうしたいの?」 • What: 仕事で何を実現したいか? • 仕事内容: エンドユーザのペルソナを意識した上で、具体的にどんな価値を提供した いか? • また、一緒に働く仲間・チームにどのような影響を与えたいか? • How: その仕事でしたいことを実現するためにどのような手法を採るか? • プロセス: Can に基づく強みを活かし、価値提供のためにどう仕事を進めるか? • Where: その仕事でしたいことを実現するためにはどの職種・業界・企業 で働きたいか? • 職業選択: どのような環境であれば上記 1W1H を最も実現出来るか? 32

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4. 「お前はどうしたいの?」 • Why: 何故その仕事(職種・業界・企業)を志望するか? • 志望理由: 前頁 2W1H が明確になれば自ずとこの項目の答えは出る • 「何故その仕事(職種・業界・企業)でなければならないのか?」と同義 • Who: あなたはどのような人物か? • 強み: あなたの強みは仕事をする上でどのように活かすか? • それを強みとお考えになる理由は何か? • 弱み・改善点: ご自身の弱みは何だと思うか? • それを克服するためにどのような行動を取っているか? • When: いつまでにその仕事でしたいことを実現したいか? • 期限付き目標: 設定したゴールから逆算して5年後・3年後・1年後にはどんな知見や スキルを持っていて、そのためには月次・週次・日次レベルで何をしなければなら ないか? • リクルートの WCM の人事評価制度がまさにこのフォーマット 33

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5. まとめ 34

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5. まとめ 1. キャリアプランニングにおけるタイプは大別すると2つに分類される。 • 山登り型 • 川下り型 2. 「川下り型」を細分化するとさらに2つに分類される。 • 能動的川下り型 • 受動的川下り型 3. 「能動型川下り型」は以下の3つを強く意識して行動する必要がある。 • 理想像と現状のギャップの棚卸しと方向性の修正の定期的な実施 • 能動的な仕事のスタンスの意識と行動 • 自分ならではの Will と Can の模索の意識と行動 4. 「川下り型」キャリアプランにおける新卒就活は、適切な相談相手と壁打ちし て自己分析・適性理解・職種研究を行うと良い。 5. 「お前はどうしたいの?」にはキャリアプランニングの金科玉条となる 5W1H が含まれている(個人的解釈) 35

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6. 参考文献 36

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6. 参考文献 • リクルートの事業トップが考える"キャリア形成"とは?今の仕事を「辞め る/辞めない」の分岐で見えたもの • 最終アクセス日: 2024年07月18日 37

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