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October 18, 23
スライド概要
BPP行脚とは:WACATEの歴代のBPP賞受賞者のもとへ、2023夏のBPP受賞者である私が主にオンラインでお一人ずつお邪魔し、あの頃と今、セッション製作秘話、テストについてのあれこれなどを聴いたり話したりするものです。
今回は、2010冬の受賞者であるみずのりさん(@NoriyukiMizuno)にお時間いただきました。
BPP行脚 みずのりさん 2023/10/22(日) 19:00In Xスペース
当日までに準備したこと ご本人にチェックいただいた上で SpeakerDeckスライドを公開する
BPP行脚とは ● 概要:歴代のBPP受賞者とぐんちゃが話す場 ○ ● ● WACATEの歴代のBPP受賞者のもとへ、2023夏のBPP受賞者である私が主 にオンラインでお邪魔し、あの頃と今、セッション製作秘話、加速、アウトプット、 テストについてのあれこれなどを聴いたり話したりするもの 日時:不定期、最大22:00ごろまで 形式:1on1形式 ○ ツールは公開可否に合わせて検討 ■ 公開:Xのスペース、Zoomなど(歴代受賞者と私のみスピーカー) ■ 非公開:Zoomなど 3
BPP行脚の目的 ● 知り合う、話す ○ ● 「加速」「アウトプット」について考える ○ ● 「BPP賞はマリオのスター⭐」とリナさんというかたにアドバイスいただいた。ス ターの力を借りて歴代BPP受賞者のみなさんと話したい WACATEに参加者が一度は聞いたことのあるこの言葉の意味を考えるための インプットにしたい アウトプットの機会にする ○ 「スライド作成→当日→まとめスライド追加」の行脚プロセス自体をアウトプット の機会にしたい BPP行脚を通して感じたことも参考に、自身がセッションで伝えたいことを考えたいです。 4
BPP行脚バックナンバー or 予告 ● ● ● ● ● Mayさん 12夏&15冬 23/09/27 20:30- in Xスペース リナさん 13冬 23/10/03 20:00- in Xスペース なそさん 16冬 23/10/18 20:00- in Zoom よしたけさん 17冬 23/10/22 10:00- in Xスペース みずのりさん 10冬 23/10/22 19:00- in Xスペース 以降も準備中🚲 バックナンバーのスライドはこちら 5
自己紹介 ● 名前:ぐんちゃ(@gun_chari) ○ ● 仕事:SIer C#で開発→事業会社QA→スタートアップQA ○ ● 2023冬BPPセッションを引き受けた。テーマ5つ考えてひとつに絞り中 気質:ストレングスファインダーの上位と下位の要素 ○ ○ ● MacBook Proとダーツのおかげで始まったキャリア WACATE:2023夏 初参加 ○ ● 群馬から「チャリで来た」(実話) 上位:共感性、達成欲、学習欲、責任感、目標志向 下位:分析思考、原点思考、競争性、戦略性、コミュニケーション 好きなもの:コーヒー、サイゼリヤ ○ サイゼリヤの動向の先読み力を仕事に活かしたい 6
他己紹介 ● 名前:みずのり(@NoriyukiMizuno) ○ ● ● 仕事:「要件定義やシステム設計、テストとかプロセス等のなんでも屋」 WACATE:2010冬 BPP ○ ● カントー、ジョウト、シンオウ(北海道)によく出現 『”自分”を研究する~自己のスキル・動機を見つめ直す』 アウトプット・社外活動: ○ ○ 『実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)』 SQiP、JaSST東京、DevSumi関西、ET&IoT2021 他多数 参考:https://gihyo.jp/news/report/2011/01/1901 , https://wacate.jp/workshops/2011summer/program/ , https://twitter.com/NoriyukiMizuno , https://www.juse.jp/sqip/symposium/2022/detail/tutorial/ 7
BPPの先輩がたとこんな会話がしたい ● あの頃と今 ○ ● 製作過程 ○ ● ● ● ● BPP受賞当時と現在の仕事、勉強会参加状況、視野や視座の変化など BPPセッションのテーマ決め、内容を作り込んでいく中で考えたこと 加速 アウトプット ソフトウェアテストについてのあれこれ もしも今もう一度BPPセッションするなら 上記では聞きたいことをリストアップしましたが、これらを一方的かつ網羅的に質問するというよりも、その場の雰 囲気に合わせてスライドも行ったり来たりしながら、話したり聞いたりしたいです。 8
BPPの先輩がたと加速の話がしたい ● 期間中「加速!GOGO!」→期間後「加速…?」 ○ 雰囲気だけで盛り上がり、理解できていない、考えようとさえしていなかった自 分に気付いた ● 私がまだわからないこと ○ ○ 「加速する」の目的語がなんなのか(成長?それ以外にあるとしたら?) 私自身、加速することを望んでいるのかどこに向けて加速したいのか ■ ■ ○ ● 「我々はマラソンをしなければならんので🏃」←→「加速🚲」 燃え尽きたりしないのか 「WACATEは加速装置」の意味 加速にまつわる体験談あれば知りたい ○ ○ なにがどう加速した?その結果なにが起きた? その後、同じペースで続いた?減速や停止したことはないの? 9
BPPの先輩がたとアウトプットの話がしたい ● アウトプット大切、の解像度を上げたい ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● 目的:なんのために 意義:なにがうれしい モチベーション:なにが原動力 種類:どんなアウトプット 継続:続けるための習慣など 推奨:「〜〜はいいぞ」 上記に関連したエピソードを聞きたい ○ ○ なぜ、なんのためにどんなアウトプットをしたか その結果どうなったか 10
みずのりさんとこんな話がしたい BPP受賞当時のみずのりさんの、できたこととできなかったこと ● 「WACATEでは、今の自分ができることとできないことを学びました。」※1 TFD ● ● みずのりさんのBPPセッションのブログ※2に出てきた ○ 質問:Tは思考(Thought)ですか? 私もチャレンジしました ※3 参考:※1 https://gihyo.jp/news/report/2011/01/1901 , ※2 http://blog.amateur-factory.jp/?eid=1444132 , ※3 https://twitter.com/gun_chari/status/1713461880407413021 11
みずのりさんとこんな話がしたい 『実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)』のこと ● 一旦凍結した時期があり、再始動して出版されたのですね ※1 ○ 質問:翻訳のモチベーションは何でしたか? ■ ● みずのりさんのブログ:「本書を翻訳したのも『ソフトウェアエンジニアリングの最低限の知識 レベルが上がるとよい』と考えたことが理由の1つ。」※2 ひとまず、ひととおりページをめくってみました ○ 感想:自分の知識の偏りを感じました ■ ■ ○ 第2部の10-14章が特に知らないことが多い部分でした みずのりさんのブログ:「どこかの分野に偏っているエンジニアの方は、他の分野をある程度 抑えておくというのには役立つはずです」※3 質問:どのようにこの本と向き合えば「実践」に役立てられるでしょうか 参考:※1 http://blog.amateur-factory.jp/?eid=1444294#sequel , ※2 http://blog.amateur-factory.jp/?eid=1444298#sequel ※3 http://blog.amateur-factory.jp/?eid=1444295#sequel 12
当日に話したこと ご本人にチェックいただいた上で サマリーや感想を記載し、 SpeakerDeckをアップデートして残す
『実践ソフトウェアエンジニアリング(第9版)』 活用方法 全体を読むことで、自身の知っていること・知らないことがわかる。 その後は、入り口、インデックスとして活用すると良い。 [入り口の例] ・各章の参考文献にあたってみて、各概念を追いかける [インデックスの例] ・「業務で使おうとしているこの技術、この本に書いてあったな」 ・「今度の登壇でこの概念を登場させる予定。この本を引用しよう」 14
思考技術とみずのりさん TOCfEとの出会い 思考技術には元々興味があったみずのりさん。BPPセッションの際、TFD(Thought Flow Diagram。PFDをアレンジしたもの)をもとに思考を整理した。 ロジカルシンキング、クリティカルシンキングを学ぶ中でTOCfE※に出会い、2012〜2013年 ごろにTOCfEの国際認定プログラムに参加。 現在もTOCfEも思考技術の一つとして活用しながら仕事やアウトプットに取り組んでいる。 ※TOCfEとは、教育のための制約理論。ものごとのつながりを考える「ブランチ」、意見の対立について考える「クラウド」、目標を達成する方 法を考える「アンビシャス・ターゲット・ツリー」の3つのツールで構成されている。 https://www.tocforeducation.org/about 15
思考技術を学ぶということ 論理的に考えること、簡潔に話すことが苦手な私は、「思考技術を学ぶとどうなるのか」に ついてお聞きした。 思考技術を学ぶとどうなるのか ・「学ぶコストに対するリターンが大きい」 ・「一回学ぶと、その後に出会うあらゆることでトレーニングできる」 ・「考え方は体系化されており、それらができれば一定のレベルにまではいける」 ・「即効性がないから難しい分野ではあるが、しっかり学ぶことは役に立つ」 16
思考技術を学ぶために 思考技術が今の自分に必要なもののひとつではないかと感じた私は、どうすれば思考技術 を学ぶことができるかについてお聞きした。 思考技術などに関する本4冊 ・『考える力をつける3つの道具』 ・『最短で達成する 全体最適のプロジェクトマネジメント』プロジェクト管理の本 ・『ロジカル・シンキング Best solution』 ・『仮説思考―BCG流 問題発見・解決の発想法 内田和成の思考』 グロービスのクリティカルシンキング講座 ・みずのりさんは、WACATE参加と同時期に本講座を受講していた 17
みずのりさんとのお話の後に考えたこと うまく定義を言語化できていないが、知識や概念には、その人にとっての「旬」が存在する のではないかと思っている。「課題意識×興味 =旬」みたいな。 「いまの君は、これを学ぶと良いのでは」と周囲がいくら勧めたところで、本人に響かなけれ ば効果は得られにくい。 みずのりさんとのBPP行脚の中で、私自身にとっての「旬」のひとつが思考技術であるよう な気がした。思考技術については課題意識があり、「存在を知ると中身を知りたくなる」「中 身を知ると、試してみたくなる」という状態で、幸いにも試すチャンスは色々とありそう。 無理はせず、しかし「自身にとっての旬」のうちに色々とやってみようと思った。 18
おわり みずのりさん、ありがとうございました!つ ぎにどこかでオフラインでお会いできたとき は、思考技術を用いて何かやった話ができ るように色々と試してみます! 19