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April 02, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定における地域包括ケア病棟の初期加算等の見直しを解説。在宅患者支援病床初期加算の対象が「救急搬送」から「緊急入院」に拡大され、点数もメリハリ型に変更。退院時共同指導料2・介護支援等連携指導料の包括除外も含め、3つの改定ポイントを整理しています。
メルマガ『【令和8年度改定】地域包括ケア病棟の初期加算が変わる|3つの見直しポイントを解説』:https://www.daitoku0110.news/p/community-care-ward-initial-charges-revision
チャットでの質問はこちら:https://notebooklm.google.com/notebook/890b1c16-b804-4b87-bbf6-5bc9599a2ffc
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病院経営・医事戦略向けサマリー 【令和8年度診療報酬改定】 地域包括ケア病棟・初期加算見直しの完全ガイド 「緊急入院の拡大」と「退院支援の包括除外」がもたらす3つの重要ポイント 地域包括ケア病棟 退院後生活 急性期/在宅
評価の軸は「後方支援の強化」と「退院支援の充実」へ ① 対象拡大 「救急搬送」から「緊急入院」へ。自力来院や施設からの直接入院も高く評価。 ② 評価のメリハリ 緊急受け入れは「+10点」の増算。それ以外の待機的入院は「▲70点」の大幅減算。 ③ 包括除外 退院時共同指導料2・介護支援等連携指導料が包括から外れ、別途算定が可能に。
地域包括ケア病棟に求められる「新たな役割」と改定の意図 【実態に即した後方支援】 救急車に限定せず、地域で発生する急変患者を広く受け入れる体制を評価(見直し①・②)。 【地域・施設からの受け入れ (Inbound)】 【地域包括ケア病棟 (The Hub)】 急性期患者支援病床初期加算を参考にした体系へ移行。 【多職種連携による早期復帰】 在宅復帰を促すため、ケアマネジャー等との退院支援プロセスに対するインセンティブを強化(見直し③)。 【在宅・施設への復帰 (Outbound)】
見直し①:在宅患者支援病床初期加算の対象が「緊急入院」に拡大 現行 救急搬送された患者等(限定的) 救急車での搬送や特定の連携搬送料の算定が必要。 改定後 緊急入院した患者(①の区分へ拡大) 病状急変による「直接来院」での緊急入院 介護保険施設からの「救急搬送によらない直接入院」 救急車以外のルートで発生する緊急入院も、最も高い評価(①の区分)の対象に。
見直し②:点数は「メリハリのある評価体系」へ大幅変更 介護老人保健施設から 介護医療院・特養・自宅等から 緊急入院した患者 580点 → 590点 +10点↑ 480点 → 490点 +10点↑ それ以外の患者(待機的等) 480点 → 410点 ▲70点↓ 380点 → 310点 ▲70点↓ ※「意思決定支援の実施」は引き続き算定要件として維持されます。 緊急受け入れの負担を高く評価し、それ以外を厳格化する方針です。
見直し③:退院支援に係る指導料が「包括範囲から除外」 現行 地域包括ケア病棟入院料(包括範囲) B005 B005-1-2 改定後 地域包括ケア病棟入院料(ベース) B005 退院時共同指導料2 (400点) B005-1-2 介護支援等連携指導料 (400点) + 別途算定可能! ・多職種共同での退院後療養指導 ・ケアマネジャー等と連携した介護サービス指導 → 退院支援への多職種連携・外部連携が直接的な増収要因に。
3つの見直しが織りなす「新たな病棟運用のサイクル」 Catch (入口の拡大) 地域からの直接来院・施設からの緊急入院を積極的に受け入れる。 【+10点増算】と【高い初期加算区分】を獲得。 これらは独立したルール変更ではなく、「緊急で受け入れ、多職種連携で早く帰す」という病院の行動変容を促す一体のエンジンです。 Release (出口の強化) ケアマネジャーや多職種と早期から連携し、退院支援を徹底。 【各400点の別途算定】を漏れなく獲得し、病床回転率を向上。 適切な医療提供と意思決定支援の実施。 Care (病棟機能の提供)
病院経営陣・医事部門が直ちに取り組むべき3つのアクション 1 院内トリアージと入院ルールの再定義 「救急車=緊急」という旧来の認識を改め、外来での急変や歩行来院からの「緊急入院」を正確にフラグ付けし、医事課へ連携するフローを構築する。 2 後方支援ネットワークの強化 老健や特養などの介護保険施設に対し、救急搬送を介さない「直接受け入れライン」が整備されていることを周知・強化する。 3 退院支援プロセスの最適化と算定漏れ防止 MSW(医療ソーシャルワーカー)や退院支援看護師と医事課の連携を密にし、包括解除された「B005」「B005-1-2」の算定要件(多職種・ケアマネ連携)を確実に満たす運用を徹底する。 制度の意図を正しく理解し、現場のオペレーションを適応させることが、次期改定を乗り切る鍵となります。