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June 14, 25
スライド概要
酒と業務効率化をこよなく愛するオヤジ、武器はMicrosoft365一択だったけどノーコードもステキ!PowerPlatformで業務効率化が究極に進んだ世の中が理想。半ランク上(笑)のPowerAppsオジサンを目指します。好きなものは競馬、プロレス。
生成AI × Power Apps 市民開発者が挑んだゲーム開発 “遊び”が“学び”に変わる、生成AIとの開発日記 dai365
自己紹介 dai 365 平成7年就職 以降、非IT業務に⾧年従事 現在は、とある団体でデジタル推進に従事 X:@dai_keiba_73 https://biribiri.connpass.com/ 趣味:登山、競馬、お酒、プロレス、パソコン(ネット) 性格:手書きや手入力が極端に嫌い⇒昭和の業務は大嫌い!! 2024年11月 Microsoft MVPに ⾧らく無資格でしたが、生成AIパスポートを取得
はじめに 本日お話しする内容は、あくまで私が実際にやってみて 「こう思った」という個人の見解に基づいています。 特定のサービスや技術を評価するものではなく、私の体験談としてお聞きください。 内容に間違いなどありましたら、ぜひご指摘いただけると嬉しいです。
思えば1年前 • 超ヘッポコゲームでJPPGB 参戦 • 今日はあの日のリベンジ?
まず今日は 6.14
6.14は何が起きた? 暴動発生
昨年の6月とは違う??はず 昨年の今頃はまだ無冠 それが昨年11月にMicrosoft MVPを受賞させていただくことができました。 少しは成⾧した姿をお見せしたい(笑) がしかし、市民開発者には大きな壁が立ちはだかる その1 数学的なロジック その2 いまだに配列が苦手 その3 UIに全然自信なし というのが正直本音でした 正直、物理、化学には興味なし、数学もあんまり Excel表が限界だった人間がこれでも頑張ってると思う そういうのは専門家に頼みたい
そこで手にしたものは・・・ 昨年の今頃はなかったが(実際にはあったが) 今なら強力な武器となるもの それは生成AI!! お、それなら毎日触ってるぞ しかも複数モデルを使い分けもしているぞ
生成AI 5 刀流 Every Day! o3 / Google AI Studio / Claude / GenSpark / Perplexity 一般的な調べ事はo3 Youtubeや画像、コード生成はGoogle AI Studio コーディング単体ならClaude スライド作るならGenspark DeepResearchならPerplexity *本当に毎日帰宅するとずっと触っている(笑)、今は推しが生成AI
思えば年末年始に 2024⇨2025
このとき使用していたのはGemini2.0Flashthinking
Before After 2024年末から2025年始をルービックキューブ作りに費やす(笑)
そして2025年5月、新たなチャレンジを 2025年5月は各社の生成AIアップデートが半端なかった その中でClaude4のコーディング性能が話題になっていた ひょっとして・・・
さて、何をやった? Power Apps で × AI • 神経衰弱ゲーム開発 • 生成AIを活用したローコード開発の革新 • プログラミング知識がなくても、AIと一緒に本格的なゲームを作る
3つの技術を駆使 Power Apps SVG AI ドラッグ&ドロップUI 無劣化スケーリング 日本語→コード生成 Excel風の関数でロジック XMLベーステキスト エラー原因解析 プログラミング知識不要 動的色‧形変更 デザインアイデア提案 ゲーム開発も可能 軽量ファイルサイズ 24時間専属チーム
生成AIこんなこと起きた 誤情報 原因 対応策 Next関数 存在しない関数を提案 コレクションにOrder列を追加し、数値で制御 AddColumns構文 古い仕様 or 他言語の混同 最新のPower Fx仕様を確認し、検証 私:「AddColumns関数でエラーになります」 AI: 「引数と引数の間にカンマが不足していました。また、列名はダブルクォーテーションで囲む必要があります。」 このようにちゃんと関数知らないとエラー解消出来ないことも多々ある
とはいえ完成 Gemini2.5のお陰で約2時間で完成!!これは面白い!!!
さて次は? 神経衰弱が思いのほか短時間で完成したもので・・・ ちょっと甘く見てましたね(笑) 大富豪?オセロ?はたまたインベーダーゲーム? いや~どれもちょっと難易度高いんですよね、私にはね ということで次はこれ!! そうです、ゲームセンターのポーカーです
作りたいのはゲームセンターのポーカーゲーム、言われるがままに実装(笑)
当初はコレクション多用を示唆されたが、結果52枚のカードをステータス管理にした
こんなアルゴリズム、とてもじゃないが自力では無理!!
完成!!
さて次は? ここで調子に乗るのが私(笑) だってポーカー実質2日もかかってないし、しかも平日 じゃあ次は・・・ そうです、ブラックジャックです
正直、ポーカーほど苦労した記憶がない(笑)
完成!!
では作り方レシピ、まずは初期段階 Claudeでフルコード作って、それをGeminiにぶん投げてPower Appsで作ってね o3で仕様書作って、それをGeminiにぶん投げてPower Appsで作ってね
作り方レシピ、あとは完成までひたすら Google AI Studioだと1,048,576トークンなので⾧いスレッドで管理できる なのでGeminiを多用する場合が多い だが、行き詰った時は再度Claudeの場面もある
52歳の挑戦は、まだまだ続く 手書きも配列も苦手な52歳が、 まさかAIと一緒にゲームを作る日が来るとは思いませんでした(笑) でも、やってみたら意外とできる。 生成AIは、私たちの「できない」を「できるかも」に変えてくれます。 これからも、失敗を恐れず、AIと一緒に遊びながら学んでいきます!