2024:07:31 スタディスト Remote engineer meetup

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July 31, 24

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

Stockmarkの フルリモート体制について 2024-07-31 ストックマーク株式会社 安藤( @ampersand̲xyz )

2.

自己紹介 • 安藤 真衣子 (X: あんど @ampersand̲xyz) • プロダクトエンジニア 兼 技術広報 ここに入社するまで勤務は出社派だったが、 朝の満員電車と乗り換えを味わったことにより リモート派に鞍替えした

3.

ストックマークについて🐿 自然言語処理や自社でのAI開発等の技術に特化したスタートアップです。 「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、すべてのナレッ ジワーカーが新しい価値創出にフォーカスできる環境を生み出すことを目指しています。 従業員数 約100名(2024/07 現在) 本社所在地 東京都港区南青山 1 丁目12-3 LIFORK MINAMI AOYAMA S209

4.

ストックマークについて🐿 自然言語処理や自社でのAI開発等の技術に特化したスタートアップです。 「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」をミッションに掲げ、すべてのナレッ ジワーカーが新しい価値創出にフォーカスできる環境を生み出すことを目指しています。 青山にあるおしゃれオフィスの 好きな座席が使い放題!!! 従業員数 約100名(2024/07 現在) (基本的にフルリモートでオフィスに人がほぼいないので) 本社所在地 東京都港区南青山 1 丁目12-3 LIFORK MINAMI AOYAMA S209

5.

\ けっこう上手く回っていると思う / ストックマークのフルリモート

6.

フルリモートの勤務体系 会社としてもフルリモート推し 入社時にリモート環境を整える • フレックスタイム制 • コアタイム:10:00 準備金が支給されます 14:00 • 1ヶ月の標準労働時間:1日8時間×営業日数 • オフィス出社については任意 • 勤務地は不問 ~ • 基本的に職種を問わず同条件

7.

フルリモートの勤務体系 会社としてもフルリモート推し 入社時にリモート環境を整える • フレックスタイム制 • コアタイム:10:00 準備金が支給されます 14:00 • 1ヶ月の標準労働時間:1日8時間×営業日数 • オフィス出社については任意 ここが大事ポイント • 勤務地は不問 ~ • 基本的に職種を問わず同条件

8.

社内には様々な職種とチームが存在する (書ききれていないもの多数) 研究開発 データアナリスト AE・AS・IS カスタマーサクセス プロダクト開発 広報・マーケ HR バックオフィス

9.

社内には様々な職種とチームが存在する (書ききれていないもの多数) 研究開発 データアナリスト AE・AS・IS ほぼ全員フルリモート カスタマーサクセス ※好きで出社している人もいる プロダクト開発 広報・マーケ HR バックオフィス

10.

基本ほぼ全員フルリモートである環境 良いところ1 • 職種を問わずみんなリモートなのでSlackが活発 • Slackチャンネルは基本的にはすべて公開 • 個人Timesもある。誰かを褒めたり、調査のアウトプットの場になっていたりいい感じのや り取りがたくさん • 職種やチーム間の情報の熱量のムラが少ない • 「なんか知らんけどあっちのシマでだけなんかやってる」はわりと少ない • が、観測しないと見えない部分にはなるので感じ方には個人差がありそう • ナレッジを組織内に共有する文化が根付いている • 毎週のリリースはnotionに各チームからのリリース情報がまとめられている • 組織全体がリリースサイクルでの足並みを揃えやすい

11.

基本ほぼ全員フルリモートである環境 良いところ2 • 育児をしながら仕事をしている人がめちゃくちゃ多い • お子さんの都合などで急に勤務時間を変えることやお休みをすることな どされることがあってもナチュラルに各チーム内での支え合いでカバーの 空気が醸成されている。 • 特別感なく「当たり前」にこれが行われている

12.

基本ほぼ全員フルリモートである環境 大変なところ • notionに資料が多くなりすぎ • 資料の増える速度が早い。notionの検索機能の性能が厳しく探しても見つからない。 • 何がどこにあるのかをちゃんと把握してるのは歴史を知りし者になりがち… • 古い資料などが検索にかかってくる。notion早くアーカイブ機能出してくれ〜!! • 直接会ったことがない人とのコミュニケーションの温度感を測るのが難しい • 現実として「会って話したことがあるかどうかの壁」はある • 追うべき情報が多くなりすぎがち • 広域メンションの情報を見落としたり、読んでおいて系の文書が長すぎると全員の把握度合いの 足並みが揃っているのか怪しくなる部分もある(正直言うと自分自身に心当たりがある)

13.

環境改善はいまも続けられている • 入社した当時(2024年1月)は情報共有を目的とした参加者の多い MTGがたくさんあったが一斉廃止 • リーダーやPM層以上になると1日まるごとMTGで埋まっている人がたくさん • ごく一部の全社会のみを残していったん廃止された • 本当に必要なMTGならまた生えるという姿勢 • 良かったという意見が多いが、情報交換機会がなくて困るという声も… その時々や人それぞれの一長一短は恐らく無くなることはない

14.

\ 個人的な視点 / リモートワークがうまく運用できてる理由

15.

オンボーディングはオフライン環境でガッツリ • オフィスに物理出社して 5日間 社内の全職種について幅広くオンボーディング • 他の職種チームがどういうことをしているのかを学ぶことで、Slackでのコミュニ ケーションがより円滑になる(なった気がする) 遠方在住の場合はオンボーディ ング期間中の交通・宿泊費が もちろんでます

16.

Ovice(バーチャルオフィス)の使用 • 朝会とかで集合する。バーチャルオフィスの「居る感」はけっこう大事 • Gatherとかアバターキャラで踊れるやつとかがいいな〜って思いますが、高いんですよね…

17.

開発チームは分隊単位の人数 • 1チームが10人程度の組織づくりがされている • マネジメント範囲や横つながりの密度として人数が多すぎな いのでお互い何をやってるのかある程度把握ができる • チームを跨ぐ場合ちょっと見通しが厳しい部分はある

18.

新しいメンバーのJOINは中途採用のみ • 「会社での働き方」自体を理解している人たちで組織が動い ているかどうかは重要 • 新卒の方が自律した仕事の進め方、相談の仕方など、直接話せる人が いない環境で身につけるのはけっこう大変な気がします • 新社会人になったときの自分に思いを馳せると… • 初手から問題なくリモートワークができる新卒の方も存在はするとは思いますが、先輩側もかなり長いこと張り 付きの必要があるのではと推測してます • コロナ禍当時の新卒さんはメチャクチャ大変だっただろうなと思いを 馳せます…

19.

\ 〆 / まとめ

20.

フルリモートワーク組織を上手くワークさせるには 創意工夫より環境の土台づくりが大事なのかも • ※ 土台を作るための工夫は必要 • 改めて自社に思いを馳せてみたが、すごく特別な施策や工夫というも のが行われている訳では無いな…となりました • オンボーディングやバーチャルオフィスなどの話しましたがリモート体制だとよく見ますよね • 自律して働くことやコミュニケーションが可能な人員で構成されてい るかどうかが重要なので、一番大事なのは人事なのかもしれません • 周りが気持ちよく働くために自分も気持ちよく働くことが大事

21.

ありがとうございました 🙌